長岡弘樹のレビュー一覧

  • 風間教場
    第一声
    「風間教官!何か丸なったんちゃう???」
    構成が、1、2とは違うな。
    前は、一人一人の生徒を短編でやってたけど、今回はそんな感じにはなってない。長編です!

    校長先生は、いけずな奴…全員卒業させよ!あかん場合は、風間教官も辞めよ!と。

    そんなん引き受けんでも良いのに…
    毎年、何人も辞めてん...続きを読む
  • 傍聞き
    職業柄か、各編の主人公皆真面目だ。
    巻頭作と表題作はミステリとしても楽しめたし、ストンと腑に落ちた。
  • 傍聞き
    読みやすかった。
    他の方のレビューにもあるように、深いオチとか、あっと驚く展開とかはなかったけど‥ 穏やかな感じが読んでいて心地良いような不思議な1冊。
    個人的には、899が好き!そうなんだよなぁって思った。
  • 風間教場
    「君にはここを辞めてもらう」ではなく、こういうやり方もある。ここまで一人ひとりを把握し、先回りして誘導するのは、現実にはムリ。
  • 血縁
    切っても切れない絆
    血縁をテーマにした短編犯罪集

    コンビニ強盗はなぜ手書きのメモを読んで何も反応しなかったのか…「文字盤」
    介護する父親を殺したのは…「苦いカクテル」
    交通事故を起こした男の話…「オンブタイ」
    姉の嫌いな妹と妹の嫌いな姉…「血縁」
    3人の警察官の…「ラストストロー」
    完全犯罪工作…...続きを読む
  • 風間教場
    風間教官シリーズ初の長編
    短編よりもサクサクしていない分面白かった。
    ただ、風間教官丸くなり過ぎてはいないか?
    エピローグは要らなかった
  • 夏の終わりの時間割
    短編の名手のショートショート作品。
    作品は六作。それぞれが趣向を凝らした秀作。
    この作家さんは兎に角引き込まれる文章力でぐいぐい読ませてくれる
  • 線の波紋
    4編の短編連作集。

    一つの少女誘拐事件を軸に
    いくつかの事件が絡み合っていく。

    ①談合
    ②追悼
    ③波紋
    ④再現
  • 夏の終わりの時間割
    そこに人の優しさがある。それぞれに違う理由でそれぞれ違う優しさが。
    ホッとして少し心配になる、みんな大丈夫だよね?
  • 教場 お試し特別版
    当然のことだが、警察学校は馴染みのない世界である。それが鮮やかに想像でき、生徒たち一人一人のこれからの行く末を見守りたい気持ちにもさせてくれる。
  • 風間教場
    ドラマは見なかったけど、どうだったのかな
    今回は誰も落伍者を出すな、というなんとも難しいことを校長から要求される風間
    警察官として適性がないのであれば、早々に辞めさせた方がいいのになぁと思いながら読んだ
    それでもひとりひとりのことをよく見て奔走する風間
    なんか終わり方が寂しい。続編はもうないのかな
    ...続きを読む
  • 赤い刻印
    『傍聞き』が面白かったので読んでみました。
    刑事の母親と娘の話だけではなく色々な話の短編集でした。
    思っていたのとは違いましたが、それはそれで面白かったです。
    最後の『手に手を』はちょっと気持ち悪かった。
  • 傍聞き
    救急隊員、刑事、消防士、更生施設長。身近ではないが、いつも世の中を静かに支えてくれている人たち。そんな人たちも帰れば子供と喧嘩ぐらいするし、恋もする。失敗することだってある。理不尽なことで傷付いたりも。悩みや辛さ、苦しさはそれぞれでも、仕事に家族に真っ直ぐ向き合う姿がかっこいい。誰かの心の支えとなっ...続きを読む
  • 幕間のモノローグ
    教場に次ぐシリーズになるのか!アクターズスクールの俳優兼講師、南雲草介が何処からともなく登場して、謎解きとなる物語。博学的な説明は、これはメモしておこうかと思ってしまうことも沢山有りましたよ。
  • 教場 1
    ドラマの時と同じような緊張感のある漫画。
    試し読みだけじゃ物足りないし、続きが見たいってなります。風間の迫力も良い!
  • 風間教場
    個人的には教場シリーズで1番のヒットだった。過去の作品と違い長編。短編ではないが引き込まれてスラスラと読み切った。

    今までの不要な学生を切り捨てるからスタンスが変わり、必要な学生を辞めさせない。伸びる素質がある学生をいかに気が付かせ残すか。新任の校長の提案から方向性が大きく変わりました。

    ●風間...続きを読む
  • 風間教場
    ドラマとはまた違った展開で楽しめた。警察学校の生徒を篩にかけて、向いてない生徒は次々にやめていってもらうっていう形をとっていたのに、今回はひとりもやめさせないっていう校長からの命令。
    魅力だった風間公親の得体のしれなさが減ってるのが、残念なところもあった。時の経過とともに変わっていくところもあるから...続きを読む
  • 風間教場
    第百二期短期課程の仮入校を控える警察学校で、新任の久光校長が風間公親教官に命じたのは「退校者ゼロ」の教場作りだった。落伍者が出れば、責任者の風間もクビだと言う。刑事指導官時代に現場を共にした平優羽子を助教に、第九十八期の卒業生・宮坂定を現役警察官兼生徒の世話係に迎え、緊迫の新学期が始まった。風間教場...続きを読む
  • 幕間のモノローグ
    長岡弘樹の最新作は、風間教場を彷彿とさせる俳優の卵を教える謎多き俳優南雲を主人公に教え子のサイドストーリーの短編8編という内容でした。
    さすがの人間模様を赤裸々に映し出す描写が、どの短編でもいかんなく発揮されており、鋭い洞察力で真相を見抜いていく南雲の姿がなかなか面白かったです!
  • 傍聞き
    短編でさくってよめるから好き 
    だけど短編だからそこまで深くはないおち。

    迷走
    娘を車で轢いた男の弁護士が刺され、たらい回しにすると思いきやその人と轢いた男の両方を助ける
     途中までえっどういうこと?ってはてながいっぱいだったけれど最後にはきれいすっきり解決した。

    かたえぎき
    お母さんの手をわず...続きを読む