長岡弘樹のレビュー一覧

  • 教場

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2014年本屋大賞
    『教場』長岡弘樹 ――人を削ぎ落とし、人間を残す試練の場。

    警察学校という「閉鎖空間」を舞台に、そこに集う訓練生たちが心身ともに追い詰められながら、警察官としての覚悟を問われていく。
    長岡弘樹『教場』は、ミステリの形式を借りつつも、本質的には“人格の矯正装置”としての警察学校を描いた群像劇である。

    本書は連作短編の形で進み、各話が一人の訓練生を主人公に据える。物語を通して、白髪の義眼を持つ教官・風間公親の存在が一貫した軸となる。彼は一見冷徹で非情な人物だが、その厳しさの根底には「命を預かる職への責任感」がある。
    風間は生徒を救わない。だが、見放しもしない。ただし「生き残

    0
    2025年11月03日
  • 教場

    Posted by ブクログ

    以前読んだ教場2の前の作品。2と比べて最初は暗い印象を受けたがやはり風間の魅力は存分に描かれていておもしろい。警察官にはなりたくないけど…

    0
    2025年10月26日
  • 新・教場

    Posted by ブクログ

    短編集でサクサク読めて毎回落ちがしっかりしているので読み応えがあります。毎回このシリーズを読む度に風間公親が脳裏で木村拓哉になってしまいます。

    0
    2025年10月25日
  • 新・教場

    Posted by ブクログ

    毎度キレッキレな風間教官がクセになります。
    短編集ですが、警察関係の内情や捜査の知識が満載で、読後の満足感は高かったです。

    0
    2025年10月23日
  • 巨鳥の影

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一人称でさまざまな視点から綴られる犯罪。鳥、魚、最後は人間の体がモチーフになって犯人の思いが明らかに。中には、子の真意を知って慄くことも。タイトルもダブルミーイングとなっていたりして、読み返したくなる短編集でした。

    0
    2025年10月13日
  • 教場

    Posted by ブクログ

    短編のように章立てがあり誰目線で語られてるのかを探りながら読み進めた。ドラマを先に見てるだけにキャスティングを知りたくなる。常にキムタクは頭によぎりながら。ドラマは録画していたけどすぐに観れる環境にないからムリだけど機会があったら見直したい。小説ではどういうこと?と読み直して確認できるけどドラマは観てすぐに理解できるようにできてる分簡潔で分かりやすい。それにしてもキムタクはドンピシャだったと思う。

    0
    2025年10月12日
  • にらみ

    Posted by ブクログ

    人情小噺
    でも、ちょっとスパイスが効いていて、ピシッという音が聞こえてくる。

    そんな短編集

    夏バテで疲れているときに、本当に必要なのはこんな薬かもしれない。
    さぁ、もうひと頑張りしようかな〜

    0
    2025年10月08日
  • 教場2

    Posted by ブクログ

    ドラマでは観ていたが、小説となるとこんなにもリアルにイメージできるんだなと感心させられる。
    必ず最後に何かが待ってるストーリーが面白い

    0
    2025年09月20日
  • 緋色の残響

    Posted by ブクログ

    長岡弘樹さんといえば『教場』シリーズが有名だが、短編集「傍聞き」の中に登場したシングルマザー刑事の啓子と一人娘の菜月の親娘が印象に残った。この『緋色の残響』はそのコンビが全編の主役を飾る連作短編集であり。小学生だった菜月は中学生となり、新聞部に所属、今回も母親である啓子の追う事件の解決のヒントになる活躍をする。まあ、この母娘の周りで事件が起きすぎるし、凶悪な犯罪は起こらないが…

    テレビドラマ化したら面白そうかな。母の刑事役は吉田羊、娘は當間あみがいいなあ。←もう決めている(笑)

    0
    2025年09月03日
  • 教場2

    Posted by ブクログ

    「教場」を読んでから随分と経ってしまったけど、その第二作目「教場2」を読み終えた。
    今作の風間教場はかなり優しくなったような気がした。
    ストーリーはほとんど覚えてないけど、「1」の時はとても恐ろしい、容赦のない印象を受けたことはとても強く残っている。
    現実の教場は、この本のような状況なのだろうか。
    コンプライアンス的に絶対アウトじゃないかと思いながらも、説教も暴力も懲罰も何も知らない緩く甘い人間が警察官をやっているのも何だか恐ろしいなと、ちょっと現実を哀れむ1冊だった。

    0
    2025年09月03日
  • 新・教場

    Posted by ブクログ

     風間さんにまた会えました。
     今回は直接の指導から一歩控えて生徒との間に助教授がいる。風と凪、今回は名前の一文字が表す雰囲気を逆にするそうだ。関係ないが、鬼滅の刃で凪の技を持っている柱がいた。静かに相手をバッサリと切る点は近いかもしれない。切れ味は未だ健在だ。
     警察学校に入る前に表彰ものの活躍をした生徒。どこで確認するのか細かい情報と目の前の本人とを照合したであろう仮説。確定の判断をした根拠は風間さんでなければ起こらない発想だろう。
     スポーツに長けた者の執念と浅はかさ、永年の経験から確たる意思に基づいて実行する偽り。若輩者であるが故の過ちを見逃さない隻眼。長い目でみれば優しさに満ちた処置

    0
    2025年09月02日
  • 交番相談員 百目鬼巴

    Posted by ブクログ

    いかめしいタイトルとは対照的に、かわいい装丁と色味。著者の本は初読みだけど面白かった!なんとなく「可燃物」と雰囲気が似てるかなぁと思った。
    いろんな町の交番に相談員としてあらわれる百目鬼巴、見た目は普通で柔和なおばさん、という印象だけど推理力や洞察力が高く底知れない。最後まで彼女は何者なのか、ミステリアスなままなのが良い。
    どの編も日常の謎的な雰囲気だけどしっかり人が死ぬ。鍵となるアイテムやキーワードも各話バリエーションに富んでいて、短編だけど読み応えがあった。

    0
    2025年08月26日
  • 新・教場

    Posted by ブクログ

    『教場』シリーズ第6弾。

    T県警警察学校教官に、捜査1課・刑事指導官・風間公親が着任した。

    野心と希望に燃えて、入校した生徒たちは風間の下で、何人が生き残れるのか⁇

    風間はどこまでお見通しなのか…
    風間にはすべてが見えているようだ。
    なぜ、風間がそれを…ということまで知っている。
    まるでその場で見ていたかのように。
    まるでその場で聞いていたかのように。
    こんな教官だったら、心休まる時はないだろう…

    そして、警察官の適性がないもの、他のことが向いていると思ったものに退校を命じる。
    ほとんど残らないのでは⁇と思ったくらいだ。

    相手の僅かな言動から嘘を見破る風間の観察眼は、恐ろしい程鋭い。

    0
    2025年08月15日
  • 交番相談員 百目鬼巴

    Posted by ブクログ

    定年後交番の相談員になった百目鬼巴が事件の真相を見抜く。が、ものごとをほじくり返すとろくなことがないからと、見抜くだけ。ずば抜けた洞察力でとても優秀で優しくいい人そうな反面、どことなく掴めない雰囲気で読めないところが怖いかも。交番勤務の警察官てこんなに事件ばかり起こすの…?ってくらい嫌な警察官が多くて不穏過ぎる。読みやすく知識が楽しく真相がわかる瞬間ゾッとさせてくれるのでとても面白い。淡々と、自分が犯した罪を暴かれたら恐ろしくなるだろうな。百目鬼さん、怖いです。でもとても頼りになる。シリーズ化してほしい。

    0
    2025年08月11日
  • 波形の声

    Posted by ブクログ

    短編集。
    ミステリの短編集って、あたりはずれが大きい(と思っている)。
    これはあたり。というか、長岡弘樹さんの短編ははずれなしだよね。

    なんとなく違和感のある話が続き、だんだん疑惑が確信に変わっていき、最後にそういうことかと納得できる。
    この本は繋がりのない短編を集めたものだけど、すべてそういうお話の構成になっている。
    波形の声っていうのは、本当にそんな実験で録音再生できるのか?
    最後の小学生からのメッセージは泣いた。一言だけでも、心にくるよね。

    自分自身も、小学2年の時に短期間だけ(担任の妊娠出産で)臨時で来てくれてた先生いたなぁと思い出す。
    名前が「みか」だから、皆「みかん先生」って呼

    0
    2025年08月03日
  • 教場X 刑事指導官・風間公親

    Posted by ブクログ

     コロンボ風、古畑風の推理過程を読者に楽しませてくれる話の運び。煽る風間と見抜く若手の思考のタイマンはどの話も面白かった。若い優秀な頭脳が背水の陣になると急激に回転して一気に事実にたどり着く瞬間は読み手も本人になったかのような爽快感を味わえる。
     隻眼の鬼講師が教場に来た背景がさりげなく記されていた。

    0
    2025年08月03日
  • 殺人者の白い檻

    Posted by ブクログ

    あくまで冷静な筆致で淡々と進む物語が最終盤で急展開する。この作者にしては珍しい長篇だったが、命を預かるドクターとナース兄妹の心情も描き一気読みでした。

    0
    2025年07月29日
  • 新・教場

    Posted by ブクログ

    厳しい任務につくべき生徒は、やはり選別しなくてはならないし、選別から漏れたものの人生を壊してしまってはならない。組織における教育というものについて、深く考えさせられるシリーズだ。
    ただ、小説としては型にハマりすぎているため、この先の展開をどう創るか、作者としては難しそうだ。

    0
    2025年07月26日
  • 新・教場

    Posted by ブクログ

    風間教官の教場デビュー。これまでと違い主人公は全編通して2年目の助教。教える立場でもあり、教わる立場でもある。というのが、読者の目線に近いのか…

    0
    2025年07月19日
  • 新・教場

    Posted by ブクログ

    シリーズ6冊目 
    時系列で言うと「0」「X」に続く3番目
    初赴任時から切れ者教官だったのね...

    毎回ホントにこんな学生いるの?って感じですが
    変わらず面白かった
    ラストがさらっとしてるのは続編への布石なのかな

    0
    2025年07月10日