坂木司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
働く女性を応援するお仕事アンソロジー第2弾。
今作はガッツリ仕事をしている女性ではなく、自分の仕事に悩む主人公が多い。
スイミングインストラクター、宅配ピザ店店長、遺品整理会社の社員など、自分の生活には馴染みのない職業が多いことから、今までのように「分かる!」と共感出来る箇所は少なかった。
唯一、社労士の話は長編で読んでおり、作品そのものは知っていたが、あまり主人公が好きではなく…今作でも、やはり好きになれなかった。
ミステリーやファンタジーの要素も多かった第2弾だけど、やはり最初に読んだ第3弾が一番面白かった。
ぜひ、この企画またやって欲しい。 -
Posted by ブクログ
2019年、20冊目は、坂木司の短編集。六編収録。肉小説集ですが、より具体的には、豚肉小説集です。
今回は、部位と料理を添えた一言感想を。
武闘派の爪先:豚足、スライスと沖縄おでん
コレがツカミなの?何かズレまくった主人公の、どこまでも的外れな、ドタバタ系ヴァイオレンス喜劇。
アメリカ人の王様:ロース、トンカツ
コレは大真面目に喜劇。オチはホッコリ系。自分、揚げたてのトンカツは、辛子だけで食べますが……。
君の好きなバラ:バラ、角煮+豚バラ炒め+豚バラキムチ炒め
坂木司が描く、厨二病。理想(妄想)と現実。
肩の荷(+9):肩肉、バーベキュー料理・カレー他
タイトルが凝ってる(最初気付 -
Posted by ブクログ
全部のお話に部屋の見取り図がついてて、これ見るのが楽しい♪
△それでは二人組を作ってください 朝井リョウ
主人公がヤな子で、さすが朝井リョウというか、隠れブラックだった。読後感があまりよくない。
○隣の空も青い 飛鳥井千砂
男二人でダブルの部屋に出張、という設定が笑えた。主人公より、同室の先輩がいい味出してる。日韓関係を盛り込んで、希望もあって、○
×ジャンピングニー 越谷オサム
ダメんずとズルズル同棲話。この手の話はあまり興味が持てない。私小説、リッチな日本の時代版て感じ。でも、最終話よりは、終わり方が爽やかかな。
○女子的生活 坂木司
なるほど!と -
購入済み
ちょっとがっかり
和菓子のアンがとてもよかったので、それと比べるとちょっとがっかり。なんとなく無理っぽい筋運びというか、すっと乗れない感じです。でもまぁ、これから先登場人物はどうなって行くのか気がかりを残すのはそれだけ魅力があるからかな。