【感想・ネタバレ】短劇のレビュー

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Posted by ブクログ

掌編と言ってもよいくらいの短さで、どれも見事なオチとブラックユーモアが魅力の1冊。もう何回も読みなおしているがそのたびに、ひっくり返る気持ちよさが味わえる。「ケーキ登場」「怖いのは」「最先端」「ゴミ掃除」「試写会」「並列歩行」そしてあとがきがお気に入り。

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2022年09月28日

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えっ何これ。
ショートショート26篇全部面白いって何なんだ。
読めそうで読めないオチ、残酷さはないけど間違いなくブラックな展開。
最高。
特に『秘祭』がニヤリとする。
『物件案内』のオチもかなり好きだな。
ああでも、バースデーケーキを囲んでの不穏な空気とそれぞれの思惑が渦巻く『ケーキ登場』も捨てがたい。

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2022年03月22日

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『和菓子のアン』から入って『先生と僕』、そしてこの短劇と、坂木さんの本は三冊目。個人的には「カミサマ」が好き。「秘祭」はなかなか…。中にはある種のホラーな話もあって、楽しめた一冊。

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2021年05月09日

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タイトルに惹かれて購入。
短、というとおり短編集。しかし、全ての作品が全く違ったテイストの話。
心温まる話、不気味な話、その儀式は自分は絶対やりたくないなと思わせる話、など1冊で何度も新しい物語に触れる事ができる一冊。この本で坂木司を読むようになりました。

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2016年02月14日

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ネタバレ


YouTubeで紹介されていたのをきっかけに初めて坂木司さんの作品を読みました。

短編で読みやすく、世にも奇妙な物語といったお話は読んでいて楽しかったです。

個人的には、ケーキ登場が色んな人の思いが交錯しているのが面白かったです。
星新一のショートショートを思い出す作品でした。

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2023年12月06日

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本書のあらすじにも記載された「坂木司版"世にも奇妙な物語"」は言い得て妙だ。
どんでん返しとまではいかないものの、全編しっかりとしたオチで着地するので読んでいて心地よかった。設定が特殊であっても、どこか現代の風刺的な要素があるのも良い。
本著者の作品は本書が初めてだったが、他の作品も読んでみたくなった。

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2022年03月28日

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ひとつひとつは短いけれど、引き込まれる世界観はしっかりと。
きゅんとしたり、ぞっとしたり、スカッとしたり、ぐっときたり、感情が慌ただしい。
坂木司さんの小説って、ほんわかなイメージしかなかったんですけど、まさかこんなブラックな話も書かれるなんてびっくり。
『肉を拾う』とか『ゴミ掃除』とか、ぞっとして怖くて「これほんとに坂木司さん?」って思わず表紙見直したくらい。
いろんな色が出せるってすごい。
超短編ばかりですが、読み応えありました。

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2021年08月15日

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坂木司さんの短編集。
ほんわかエピソードもありつつ、結構ダークな話が多かったですね。人間の闇を描いたような…。
個人的には、「雨やどり」「秘祭」「物件案内」「ゴミ掃除」「穴を掘る」「試写会」あたりが好みです。
空き時間にさらっと読めるのも良いですね。

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2020年08月29日

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切れ味がよく、読みやすい。
手に取った時はそれなりの分厚さを感じたものの、読み終わるまではあっという間だった。
ふふっと笑える程よいブラックジョークの短編集。
最高です。

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2020年08月02日

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なんだかゾワゾワする。

坂木さん本は初めてだったけど読む順番間違えたかな?
ほんわかした内容の本を書かれるイメージがあったんだけど本書はブラックです。
全てというわけではないが26編あるうちのほぼブラックです。
中にはクスッとする作品もあるのですが。

1つが短くて5分程度で読める感じでサクサク読めました。
こういう内容の本を読むとどうしても髪をオールバックにしてサングラスをかけている人物が出てきてあの不思議な曲が頭に流れます。

今度はほんわかした作品を読もうっと。

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2018年09月24日

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坂木司さんの肉小説集と何が怖いかって、にはまって短劇も購入。やっぱこのくらいのショートショートは面白さが詰まっててお得感がありますね。

わたしが特に好きなのは、
カフェラテのない日
ケーキ登場
しつこい油
物件案内
ビル業務
かな~

なんか、なるほどやられた!って思う話と、
心がほっこりする話が好きみたい
カフェラテのない日は、最悪だいらいらするという日常もどこに幸せが転がっているかわかんない
ケーキ登場は、周りが見ていても結局は本人たちしか本当のことはわからないってところがすき
しつこい油は、まさに女の執念(笑)女を倒すのはいつだって女
物件案内は、よかったね主人公!この案内のおばあさんわたしのもとにも来て欲しい(笑)
ビル業務は、たしかにそういう人たちばっかだと思ったら高級住宅街も演出か?と思っちゃう

2018.03.21

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2018年03月21日

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ネタバレ

「和菓子のアン」の著書、
旦那が読んで、面白いよと。

う~ん、
「世にも奇妙な物語」と、解説してあるけど…
確かにそうかな。

理解できないのもあったけど…。
気持ち悪いものあったし…。

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2017年02月09日

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◎26のショートショートに、暗めな日常が紛れ込む

26のショートショート集。ほぼ「ブラック」な物語。日常にもしかして潜んでいたのではと疑いたくなるほどリアルで、作者の名前やタイトルで想像した内容と全く違って驚いた。星新一も彷彿とさせる爽やかな語り口もよい。

ひとつだけご紹介。「MM」 …わたしは、しがないOL。あるときインターネットの掲示板を見ていたら、あれ私のことが書いてある?書き込み人はMMさんで、いつも面白い書き込みで有名な人だ。さて、なぜMMさんは私のことが書けたのか・・・ハッ!そういうことか。

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2016年01月16日

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坂木司の短劇を読みました。

26のショートショートが収録されている、奇妙な物語でした。
怖い物語、気持ちの悪い物語、どんでん返しの物語、驚きの結末の話、それぞれの物語をおもしろく読みました。

「最先端」の気持ち悪さ、「試写会」のどんでん返し、「秘祭」のばかばかしさ、「肉を拾う」のアイディア、さすが小説家のネタの引き出しはたくさんあるんだな、と感心しました。

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2015年08月06日

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ネタバレ


坂木司版世にも奇妙な物語
という帯に惹かれて買いました。

短編がブラックなまま
余韻を残して終わるのが
繰り返されるとなんとも言えない気持ちになる、、、

あとがきさえも坂木司さんが
上手に脅かしてくれるので
病院で呼ばれるのを待ちながら
読んでた私はこれからも
ふとこの物語を思い出してしまう気がします。。。

和菓子のアンシリーズや
先生と僕など読んできましたが
これまでと種類が違くて楽しかったです。


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2023年11月21日

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坂木司版世にも奇妙な物語。
ぞくっとするような数ページの短い話の短編集。
坂木司さんの明るい話に慣れている私は、こんな怖い世界も書く作家さんなんだと意外に思う一冊だった。

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2023年01月20日

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ネタバレ

一般に言われるショートショート(掌編)集。
『最後の別れ』や『眠り姫』は何だか良い話だなって
思ったけれど、基本的にはブラックな話が多くて読む
のがしんどい時もあった。『しつこい油』・『最先端』・『物件案内』はオチの付け方が秀逸で気に入った。
しかしまぁ、ショートショートの可能性を見い出せるような本だったので良かった。星新ーも読もう。

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2022年10月11日

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懸賞で当たった映画の試写会で私が目にしたのは、自分の行動が盗撮された映像だった。その後、悪夢のような出来事が私を襲う…(「試写会」)。とある村に代々伝わる極秘の祭り。村の十七歳の男女全員が集められて行われる、世にも恐ろしく残酷な儀式とは?(「秘祭」)。ブラックな笑いと鮮やかなオチ。新鮮やオドロキに満ちた、坂木司版「世にも奇妙な物語」。

最初の短編「カフェラテのない日」がほのぼのした終わり方だったので、油断した。坂木司という作家のイメージが覆された一冊だった。
ブラックな話を読みたい人、オススメです。

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2022年04月06日

Posted by ブクログ

ショートショートのような短編の集まりですが、
読んでビックリでした。
この著者のほかの小説からは想像できない
ブラックさでした。
心温まる世界を想像していたらあったのは
不思議なこわい世界。

幅が広いなぁ。

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2021年10月05日

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坂木司さんの26編の短編集。
個人的には「試写会」「ケーキ登場」「目撃者」「ビル業務」が好み。「試写会」と「ビル業務」は『世にも奇妙な物語り』に出そうな引き込まれていく話。「ケーキ登場」は同じ場面で遭遇した人たちそれぞれの解釈が面白い!!「目撃者」はモノが語る怖い女について!!でも、一番恐ろしかったのは「しつこい油」今までにこんな女性に出会ってなくて良かったと安堵した。それくらいやばい女性が出てきた!!
今までのあたたかくてふんわりした坂木司ワールドとは異なる奇妙さを持ち合わせた短編集だった。

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2021年07月24日

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今までは、どちらかと言うと、優しい感じの作品が多い作者のダークな一面が見える、ショートショート短編集。
収録されている作品、全てが読んでいて、気分が悪くなるという、かなりの強者。
坂木司の闇って深いんだなぁ、とただただ脱帽。
ただ、題材としては、どこにでも潜んでいそうな小さい憎悪で、作品の中の登場人物みたいに、実行に移せたらいいのに…と思う部分も。でも、半分くらいは読後感は最悪…気持ち悪くなる内容も。

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2019年08月19日

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2019年、15冊目は、坂木司のショートショート集、26編収録。主に隙間読書用にしていたモノ。

全編、10p前後。お得意のホッコリ系より、ややブラック・ユーモア的なモノ多め。どちらかと言うと、後者のベクトルの方が好みの自分。嗜好には、ハマり、楽しく隙間時間を埋めるコトが出来た。

そんな感じで、隙間読書にはピッタリ。ただし、やはり、ガツンと印象に残るモノは……。ソレが、総合、★★★☆☆という評価に、

ソレでも、嫌いじゃない、むしろ好きな方。隙間読書用に困った時、すぐに手に取れるトコに置いておこうと思う。

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2019年08月05日

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ブラックだよ、黒坂木だよと言われ、なんとなく遠ざけたままになっていました。読み始めは、えっ?結構いつもの坂木さんじゃない?が、だんだんなんか怖いかも、さらに読み進めると気持ち悪いかもに。普段の私なら拒否反応を示したかもしれませんが、今は人間のドロドロしたものを求めてたのでちょうどよいタイミングで読めました。

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2019年09月01日

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坂木司さんのちょっと怖い奇妙なストーリーを集めた短編集。
長編の日常ミステリの感覚で読んでびっくりしました。

「ビル業務」がお気に入り。日常に紛れて実は…という妄想をかき立ててくれます。

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2018年06月03日

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ネタバレ

8~18頁の短編が26編からなる作品集。
坂木司初読みなので、作者らしいのか、異色なのかはわからないが、どれもくすっと笑った後はちょっとブラックだったり、かなりグロテスクだったりする。
世にも奇妙な物語を彷彿とさせる、幻想的でシュールな作品たち。
中でも私の好みは、同じレストランに居合わせた客の、他人には推し量れない心の奥を描いた「ケーキ登場」。
急な便意をもよおして飛び込んだビルのトイレの壁に見つけた入り口をたどっていった先の出来事を描いた「ビル業務」。
地下鉄が止まったため、家まで歩いて帰ることにした男の目の前に、自分にそっくりな男が現れた。その男に張り合うように歩き続けた先に待ち受けている結末を描いた「並列歩行」の3編。これは秀逸。

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2017年07月11日

Posted by ブクログ

短編集。
坂木さんのどこかあたたかくて優しい物語が好きだ。
この短編集には、どちらかというとブラックな物語ばかりが収録されている。
最初に収録されている「カフェラテのない日」は、謎めいてはいるけれどけっしてブラックではない。
多少の歪みは感じるけれど、ちゃんと最後には良い気持ちで読み終わることができた。
ところが…。
読み進んでいくと、ブラックさは激しく加速していく。
ときに、「ちょっとこれは限度ギリギリ」と思ってしまう方向へのブラックさのある物語もあった。

本当にショートショートなので、1話ずつ読んでいくこともできる。
物語によって出来不出来のバラツキはあるようにも感じたけれど、中には「なるほど」と思う物語もあった。
でも…。
正直に言ってしまえば、やはり坂木さんにはあたたかな物語を書いてほしいと思ってしまった。

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2017年04月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ブラックな話が多いです。
大体5ページ位の短編が沢山入っています。
私の中で坂木さんって明るいイメージだったので
今まで読んだのが、和菓子のアンとかシンデレラティース
ホテルジューシー など、食べ物を絡めたお仕事小説のイメージ今回は全然違う!
空いた時間にちょこちょこ読んでいたのでなかなk進みませんでしたが、ちょっとした暇つぶしにこういう超短編はいいですね
次は読書の秋にふさわしくガッツリ長編ミステリーでも読みたい

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2016年11月15日

Posted by ブクログ

最後にくすりと笑えるお話もありましたが。ほとんど怖い〜。悪事を働いたらどうなるか、というのを教えるような民話や神話を思い出したりもしました。怖い、気持ち悪い、けど、引き込まれる文章でした。

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2016年07月16日

Posted by ブクログ

 坂木さんの作品を読むのは二作目だったけど、『和菓子のアン』を読んだ時に受けた印象と全く違ったので驚いた。ブラックなユーモアやシュールな世界観、少し残酷なシーンなどいろいろあって、飽きずに最後まで楽しめるショートショート集。特に印象的だったのは、「MM」「最先端」「秘祭」。

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2015年11月29日

Posted by ブクログ

少しブラック目な短編集。

いろんなお話があったけど、
そんなに印象に残るものは無かったかなぁ。

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2015年11月25日

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