坂木司のレビュー一覧

  • アンと青春

    購入済み

    やっぱり、ほっこり

    久し振りに読んで、やっぱりほっこりしました。
    好きなシリーズです。
    今作で、登場人物の性格が明確に感じられて、より楽しめました。
    和菓子にまつわる諺など、豆知識を知れるのも楽しいですね。
    疲れた時にあんこ、わかりますー
    登山の時は羊羹!

    デパ地下の和菓子コーナーに行きたくなりました。

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    2018年11月19日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    最近の人気作家8名の作品によるアンソロジー。

    朝井リョウさん,似鳥鶏さんを目当てに読み始めたが,他の方の作品も良かった。

    自分以外の他者との共同生活。
    それは,自分の私的な一面を他者に開示するのと同義である。

    その他者が親しい人間とは限らない。
    それでも,同じ空間とルールを共有していくなかで,互いの私的な部分も共有され,いずれは自分の習慣の一部として生活に組み込まれていく。

    私の大学は同棲率が高いことで有名らしいが,実際はどうなのだろう。

    意外と本書のような物語が,私の部屋のすぐ下で起こっていたりするのかもしれない。

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    2018年11月18日
  • 何が困るかって

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    短編集。
    面白いのもそうでないのもあるが、お気に入りはあるばず。
    そして私のお気に入りは、『勝負』
    路線バスに普段乗る人なら、一度は感じた事があるはず。

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    2018年09月14日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    飛鳥井千砂の「隣の空も青い」が好きかな。
    坂本司の「女子的生活」もおもしろかった。
    浅井リョウの「それでは二人組を作ってください」は人間のあざとい部分が見えて、らしい。

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    2018年08月12日
  • 短劇

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    坂木司さんのちょっと怖い奇妙なストーリーを集めた短編集。
    長編の日常ミステリの感覚で読んでびっくりしました。

    「ビル業務」がお気に入り。日常に紛れて実は…という妄想をかき立ててくれます。

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    2018年06月03日
  • 何が困るかって

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    イヤミスって感じかな。一個一個が短いのでさくさく読める。
    一番最後に、ホリデー・先生と僕・鶏小説・ともういっこなんだろ。番外編がついてて、それがわかるのが嬉しかった。

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    2018年04月02日
  • 何が困るかって

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    ブラックユーモア的な面白さはあるけれど,個人的にはあまり好きではない話が多かったかもしれない。坂木司さんは,やっぱり長編の方が好み。

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    2018年02月21日
  • 何が困るかって

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    なるほど…確かにこれまで味わったことのないような短編群ではあるね。

    坂木さんがあちこちにいて、いろんな人の心と同化して、その人の日々に寄り添わなくては書けないような。

    いや、少し違うか。

    寄り添うのではなく、あくまで見えない第三者。
    なのにどの作品も、どこかであったかさが滲んでる。

    毒のある話も破滅的な結末も救われぬ狂気も。

    坂木さんらしくて、ほのかにあったかい。

    巻末までたっぷりゆっくり楽しんで
    私は最後のお話の妻が、特に好きです。

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    2018年02月18日
  • 何が困るかって

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    面白いけど内容は暗いし、不愉快なのでこの評価です!笑

    一作一作は短いからすぐ読めるんだけど、とにかくパンチがあって不快感がすごい~

    特に嫌いなのはカフェの話ね。死ねってみんな簡単に言い過ぎ!
    ゾワっときたのは悪魔な小学生の話
    悪意がない人が一番こわいんだな~

    あとジビエ料理は展開は読めたけどやっぱオチが秀逸で気持ち悪い!!
    褒め言葉です。

    2018.02.04

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    2018年02月05日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    今回は坂木さんと拓未さん以外は知らない作家さんだったけどそれぞれに良かったなぁ。
    別の作家さんが書いてる話と少しだづつ繋がってるのか
    読んでて楽しい
    でもやっぱり坂木さんのジャグジー・トークが一番好きだった

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    2018年01月26日
  • 何が困るかって

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    全体的に不愉快‥著者の本は『和菓子のアン』しか読んだ事がなく、それがやたらとハートウォーミングだったので、帯に書かれた「こわい」をみても、まあまあまあ(笑)みたいに思ってたのに。読んだらほんと不愉快。すごくいいです。
    そんななかで、『洗面台』と『リーフ』はちょっとウルっとしました。

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    2018年01月21日
  • 何が困るかって

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    ちょっと嫌な気分になる話が多い短編集。
    それでも、元々は「生活の謎」作品や、ハートウォーミングな話をよく書いている作家なので、ほっこりする話も。坂木司という作家の幅広さを感じる。
    1つ1つが短いのでとても読みやすいので簡単に読むにはいい短編集だ。

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    2018年01月19日
  • 何が困るかって

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    坂木司のするっと読める文章が好きで一通り読んでいましたが、今回は今までとはガラッと趣向が変わった作品。
    優しくてほっこりした作風から一変し、もやっとするようなどこか心をざわつかせるような仄暗い印象を受けました。
    今までのお話を見てきた人には戸惑いを受けるでしょうが、文章の感じは間違いなく坂木司。この人こんなお話も書けるんだ…と少し驚きました。
    まさに裏の顔を見てしまったようなそんな気分です。

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    2018年01月05日
  • 和菓子のアン 2巻

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    アンちゃんがどんどんふくよかになっていく・・・
    中年・老年の人物の描き方がまだ未熟・・・
    でも、全体的に、原作の持ち味を殺さず、良い流れで描いています。
    絵でなるほど~とわかる描写もあって、なかなか楽しい♪

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    2017年10月14日
  • 和菓子のアン 3巻

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    キレイに丁寧にまとめての完結。
    全体のほのぼの感が良く、それぞれのキャラが上手に描かれていました。
    他の人物の絵は・・・年齢の描き分け、頑張ってね♪
    おまけ?の坂木作品の紹介、良かったです。
    うん、良く読んでる!人物の絵もぴったり。
    ただ、「ホテル・ジューシー」のオーナー代理の
    苗字・・・違いますぅ(^^;

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    2017年10月14日
  • 切れない糸

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    ネタバレ

    2017/9/5
    おもしろかった。
    最後の話でシゲさんが煩わしそうにしてるように読めたのがちょっと謎やったけど。
    煩わしがってたのじゃなくて恐れてたの?
    彼女の匂わせ方もちょっと違和感あるし、最後の章はちょっと引っかかったな。
    でも出てくる人みんな好きになれるのは貴重。
    ほんわかした。

    ちょっと待って!梅本さんが和菓子の杏ちゃんのお母さんか!キャー

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    2017年09月07日
  • 先生と僕

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    心優しいダンディー

    著者の作品は、読後、ほっこりする。
    この作品もそう。
    さ、続編、続編。

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    2017年07月15日
  • 短劇

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    ネタバレ

    8~18頁の短編が26編からなる作品集。
    坂木司初読みなので、作者らしいのか、異色なのかはわからないが、どれもくすっと笑った後はちょっとブラックだったり、かなりグロテスクだったりする。
    世にも奇妙な物語を彷彿とさせる、幻想的でシュールな作品たち。
    中でも私の好みは、同じレストランに居合わせた客の、他人には推し量れない心の奥を描いた「ケーキ登場」。
    急な便意をもよおして飛び込んだビルのトイレの壁に見つけた入り口をたどっていった先の出来事を描いた「ビル業務」。
    地下鉄が止まったため、家まで歩いて帰ることにした男の目の前に、自分にそっくりな男が現れた。その男に張り合うように歩き続けた先に待ち受けてい

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    2017年07月11日
  • 和菓子のアン 1巻

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    原作というか小説が先なので、立花さんのヴィジュアルががが。でも羽生結弦クンみたいなん感じだと思ってたのでまあ良し(上から
    むしろアンちゃんがどストライク。アンちゃん!!これだ!!みたいなんw
    話はほぼ変わらず。漫画化すると余計飯テロというか菓子テロがつらいです(褒め言葉

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    2017年07月08日
  • ホテルジューシー

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    姉妹作「シンデレラ・ティース」を読んでから早数年。
    坂木司さんの本をずっと読み続けていたからか、登場人物がカブっているだけの独立したお話として読めるからか特に違和感もなく楽しく読みました。
    ほかのお仕事小説より、ヒロちゃんの成長のほうに重きが置かれているかな。
    あと、沖縄の空気感。ガツガツしてない、長い間が多い感じの。
    その中でヒロちゃんがひぃろちゃんとして、だんだんと肩から力が抜けていくのが読んでいて気持ち良い。

    ただ、沖縄がこれほど豚肉にまみれていたとは!
    読んでてちょっと胸ヤケしてしたんで、私と同じく胃弱のかたはそこんところに注意すると良いかもです。

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    2023年11月08日