坂木司のレビュー一覧

  • 短劇

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    短編集。
    坂木さんのどこかあたたかくて優しい物語が好きだ。
    この短編集には、どちらかというとブラックな物語ばかりが収録されている。
    最初に収録されている「カフェラテのない日」は、謎めいてはいるけれどけっしてブラックではない。
    多少の歪みは感じるけれど、ちゃんと最後には良い気持ちで読み終わることができた。
    ところが…。
    読み進んでいくと、ブラックさは激しく加速していく。
    ときに、「ちょっとこれは限度ギリギリ」と思ってしまう方向へのブラックさのある物語もあった。

    本当にショートショートなので、1話ずつ読んでいくこともできる。
    物語によって出来不出来のバラツキはあるようにも感じたけれど、中には「な

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    2017年04月09日
  • 和菓子のアン 3巻

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    この話を小説で読んだとき、漫画だといいだろうな~と思っていたので、すごい面白かったです。というか、イメージどおりだった。
    坂木さんのお話いいですよね。続き読みたい!!

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    2016年12月26日
  • 切れない糸

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    俺、新井和也。家は商店街によくある町の
    クリーニング屋。目下のところクリーニング品の
    集荷が俺の主な仕事。毎日、お得意さんの家を
    訪ねては、衣類を預かってくるというわけ。
    ところが、あるお得意さんから預かった衣類は…。

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    2017年01月10日
  • 短劇

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    ネタバレ

    ブラックな話が多いです。
    大体5ページ位の短編が沢山入っています。
    私の中で坂木さんって明るいイメージだったので
    今まで読んだのが、和菓子のアンとかシンデレラティース
    ホテルジューシー など、食べ物を絡めたお仕事小説のイメージ今回は全然違う!
    空いた時間にちょこちょこ読んでいたのでなかなk進みませんでしたが、ちょっとした暇つぶしにこういう超短編はいいですね
    次は読書の秋にふさわしくガッツリ長編ミステリーでも読みたい

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    2016年11月15日
  • 大きな音が聞こえるか

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    全体的に出てくる外国語のカタカナ表現がしっくりこなかった。
    ブラジルの家族とか、日本のお父さんとか、コックとか、所々人物設定が馴染んでいないような。
    道徳観を上段から振りかぶっても、絶妙なキャラ設定ですんなり読めるのが坂木司のイメージだったのだけど、ううむ。

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    2016年08月14日
  • 切れない糸

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    ネタバレ

    デパ地下の、和菓子屋のアンちゃんの物語を読んで
    物語の雰囲気や文章の流れ、言葉の選択、
    なんとなく気に入って、続けて読んでいます。

    今回は『切れない糸』
    子供の頃から困った動物や人が「困り顔」で寄ってくる
    不思議な運命の主人公。

    突然の父の死で、つぐ気持ちもなかった
    商店街のクリーニング店を継ぐことに。
    はじめは成り行きで、他の未来にも未練タラタラ。
    しかし、家族や従業員、大学時代の知人に
    助けられながら、困った事件を解決してゆくことに。

    3冊目のなる「坂木司」さんの本ですが
    やっぱ好き!いい感じです。

    ほろり具合がいい、謎解きがスパイシー、
    人の背景も魅力的。
    登場人物がそれぞれに魅

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    2016年07月17日
  • 短劇

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    最後にくすりと笑えるお話もありましたが。ほとんど怖い〜。悪事を働いたらどうなるか、というのを教えるような民話や神話を思い出したりもしました。怖い、気持ち悪い、けど、引き込まれる文章でした。

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    2016年07月16日
  • 仔羊の巣 ひきこもり探偵シリーズ2

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    自称引きこもりの友人、鳥井真一が風邪で寝込んでいた
    ある日、僕、坂木司は同僚から、同期の女性の様子が
    おかしいと相談を受ける。慣れない探偵役をつとめた
    僕が導き出した解答は…。
    ひきこもり探偵シリーズ第2弾。

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    2016年05月18日
  • 大きな音が聞こえるか

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    坂木司の本は、文庫化したものはすべて購入しているがこれは一瞬迷った。作家や小説、漫画、ドラマにかかわらず、一種のスポーツを題材にしたものが苦手だからだ。読み終えてみれば、そんな心配は杞憂だったが。
    ひとつの目標を持ったことで成長していく泳に十代の自分を重ね、関わる大人達に今の自分を重ねながらの700ページ強。楽しく読めた。

    追記
    「シンデレラ・ティース」とリンクする登場人物あり。

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    2015年11月13日
  • 和菓子のアン 3巻

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    完結巻。いいコミカライズだった。もっとみつ屋のみんなを見ていたかった。続編のコミカライズもお願いしたい。原作でも好きだった焼きたてスフレのお店のおねーさん。ぐしぐし泣いてるふたりに「30秒!」。坂木司作品ブックガイドも特別編もよかった。

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    2015年10月22日
  • エール!(2)

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    エール1は作家陣に惹かれないので未読。

    「五度目の春のヒヨコ」と「心の隙間を灯で埋めて」が心に残った。

    他作品とさりげなく微リンクしてるサービスも良かった。

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    2015年08月21日
  • 和菓子のアン 2巻

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    和菓子を食べたくなるし、原作を読み返したくなる。次で最終巻なの、さみしい。立花さんの乙女モード炸裂。師匠への反撃にはにやり。アンちゃんがんばり屋さんだよね。カバーのお菓子たちが本当に可愛い。

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    2015年07月27日
  • 切れない糸

    購入済み

    まぁまぁです

    まぁまぁおもしろかったけど、和菓子のアン、ワーキングホリデーとウィンターホリデーのほうが私的にはお勧めです。

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    2015年02月27日
  • 和菓子のアン 1巻

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    原作に出てきた和菓子が
    きっちり画になっているのがよい。
    なんかつながった感じ。
    続刊を待つ!

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    2014年07月27日
  • エール!(2)

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    6作品の短編。
    ちらほらと見知った店名が出てきたりで
    微妙なリンクが楽しかったです。

    最初のインストラクターには驚きです。
    体育大を出て…みたいな事は思ってましたが
    まさか試験があるとは。
    よくよく考えれば、語らないと分からない経歴より
    そういうものがあった方がいいのかも?
    逆もまた言える、という説もありますが。
    言う事でストレス発散。
    確かに男性や体験してない人には
    分からない事かも知れません。
    ラストに、ツンデレ? とか思ってしまった…。

    社労士、というのは身近な職業。
    しかしここに出てきた会社の人…すごいです。
    まさかクレーマーもどきだけかと思ったら
    すごい落ちが。
    とりあえず、わけ

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    2014年07月18日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    1が思いの外良かったので読んでみた。
    特に大きなことがなくても、問題が解決しなくても
    ちょっとしたことで頑張ろうと思えるような平凡な中でも
    自分にとっては大事だったり重大事だったりする日々。

    それぞれの短編の世界が微妙に繋がって同じ世界になっていて
    この世界で色んな人がいて、いろんな仕事をしながら
    色んなことを経験しているのだなと思える。

    そのリンク以外にも、たとえにジブリが出てきているのも
    共通して出そうという試みだったのだろうか。
    リアルで共感するし、読み終えてちょっとほっとできる。
    多少オチがいまいちかな、などと思うものもなくなかったが
    楽しんで読めた。

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    2014年07月15日
  • エール!(2)

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    「エール!2」
    働く女性、職業もの小説。全6編。
    平日のピザ屋を少人数ソフトでこなすための工夫、裏事情が興味深かった。

    *坂木司「ジャグジー・トーク」 スイミングインストラクター
    *水生 大海「五度目の春のヒヨコ」 社会保険労務士
    *拓未 司「晴れのちバイトくん」 宅配ピザ店 店長
    *垣谷 美雨「心の隙間を灯で埋めて」 遺品整理会社 社員
    *光原百合「黄昏飛行」 コミュニティFMパーソナリティー
    *初野 晴「ヘブンリーシンフォニー」 OL

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    2014年06月06日
  • 切れない糸

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    おもしろかった

    いやいや引き受けたクリーニング店
    まわりの人たちと触れ合いながら 友達も自分も成長していく感じは心地よくさわやか。

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    2014年04月15日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジーの2。
    3を先に読んでいるのだけれど
    これシリーズは執筆陣も豪華だし
    内容もバラエティに富んでいて楽しく読めていいね。

    テーマは働く女性達への応援アンソロジーとのこと。
    このシリーズは日常にちょっと疲れちゃったときに
    ほっと一息つくのに調度いい。

    さてと。
    明日は月曜日。
    わたしもひとつがんばるとしますかね。

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    2013年11月24日
  • 切れない糸

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    ほっこり、ゆるミステリー。商店街の雰囲気がよくて好き。舞台は商店街でも時代は現代、主人公は20代前半の若者、というところもいいですね。ゆるゆるしつつも、最後は涙しました。また読みたいです。著者の、他の作品ももっと読みたくなりました。

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    2013年10月27日