坂木司のレビュー一覧

  • 和菓子のアン

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    『和菓子のアン』を読んで:
    五感と心で味わう「和」のミステリー
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    1.物語
    デパ地下にある和菓子店「みつ屋」を舞台にしたこの物語は、甘いお菓子の香りと共に、日常に潜む小さな謎を解き明かしていく、とても温かな連作短編集です。
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    2.「居場所」を見つけたアンちゃんの成長
    進路に悩み、焦る気持ちに蓋をしてデパート巡りをしていたアンちゃんが、ひょんなことから「みつ屋」でアルバイトを始めます。

    何気ない日常が、働くことや人との出会いを通じて色づき始める様子がリアルに伝わってきます。
    読み手も背中を押されるような気持ちになります。
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    2026年04月12日
  • アンと幸福

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    お菓子って無くても生きていけるけれど、あると優しくなれるから好き。
    和菓子は季節があるから、変わらないと思っている日常も常に変化しているんだと気付かせてくれる。
    アンシリーズも4作目。忘れた頃に出版されて嬉しい。

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    2026年04月06日
  • ウィンター・ホリデー

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    進と大和の出会いと夏休みを描いた「ワーキング・ホリデー」の続編!
    今度は冬休みからホワイトデーあたりまでが描かれている。

    この本でついに大和と由紀子が再開する。それも進とその友達の計画によって。小気味いい会話が多めでテンポよく進む話の中で、たびたび出てくるジャスミンの深い言葉が心に刺さる。
    感動の家族の話が進む裏で、大和とかかわりのある人たちの人生も進んでいく。サブ的なキャラクターたちの絡み方がすごく良くて、一人一人の魅力が凄まじい

    続編を買いたくて調べてみたら、スピンオフがあるみたい。さっそく買ってみよう。大和と由紀子のその後まだ描かれてないんだな。気になる

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    2026年04月05日
  • おいしい旅 初めて編

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    知らない情報がたくさんで読み応えがありました。旅に出たくなったよ。
    「地の果ては、隣」が読んでいて学びがありました。

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    2026年04月03日
  • 和菓子のアン

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    口の中に餡のやさしい甘さが広がるような、和菓子の魅力が詰まったお話。
    ちょっとしたミステリー(?)もあって、ところどころ解説が小難しく感じる場面もあったけど。
    極端にいい人も悪い人もいない感じが妙にリアルでおもしろかった。
    あと、立花さんがとにかく可愛い…笑

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    2026年04月01日
  • 青空の卵 ひきこもり探偵シリーズ1

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    読もうと思って読めていなかった、大好きな作家さんのデビュー作。もうだいぶ前に出版されたと知って驚いた。

    異質で深い、坂木と鳥井の関係がとにかくよかった。知的で頭が切れる名探偵のような鳥井。どこか脆くて繊細で、自立して筋が通っていそうなのに何かに縋らないと崩れてしまいそうな鳥井。そのギャップがあまりにも好きでした。

    そして坂木の人の良さ。まっすぐさ。坂木は自分のことを、あまりにも型通りで普通で空虚だと思っているのかもしれないけど、実はそうじゃない。どんなに愛を注がれて育っても、まっすぐに育たない気持ちなんていくらでもあるはずなのに、坂木にはそれが無い。

    まっすぐ天に向かって伸びる大きな木と

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    2026年03月24日
  • 和菓子のアン

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    和菓子を題材とした面白い物語だった。

    自分の容姿と将来の事を見いだせないで悩む主人公が、半ば消去法で選んだ和菓子の店での、個性豊かな店員達と様々なお客を通して、和菓子にまつわる謎かけを解決していく過程で成長していく物語

    この本のアピールポイントは、話が読みやすい内容で、簡潔に分けている事と、物語で和菓子を分かりやすく説明しているから、実際にそそられて食べてみようという気になる。

    だけど文中の説明で、どんな物か分かりづらい部分もあるので、簡単な挿絵もつけてくれたらより分かりやすかったと思う。

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    2026年03月22日
  • ワーキング・ホリデー

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    ホストクラブに勤めるヤマトの元に、息子だと名乗る進がやってくる。ヤマトが客に手を挙げ、ホストをクビになるも、オーナーであるジャスミンの粋な計らいで宅配業者のドライバーになる。(P70前後)

    こういう人情の話大好き。めちゃくちゃアツい。ヤマトと一緒に「ジャスミン…!」と言ってしまう。

    全編通してヤマトと進の関係に心が温まる。自分のことを思って怒ってくれることのありがたさ。子にいい所を見せようとして見栄を貼ったり、小さな嘘をついてしまう未完成な親。お互いに刺激を与え、受け取りあって少しずつ成長していく様が素敵。

    ウインターホリデーも読む!!

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    2026年03月20日
  • ショートケーキ。

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    これ、めちゃくちゃ好きかもしれない。
    ケーキにまつわる連作集。「ホール」「ままならない」あたりがかなり響いた。

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    2026年03月01日
  • 先生と僕

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    凄く面白かった
    普段は短編も日常ミステリも読まないが、これは読んでてワクワクほっこりしてリズム良く読めた
    本の紹介も沢山されていてどれもこれも読んでみたいなと思った

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    2026年02月24日
  • アンと青春

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    和菓子のアンの第2弾。アンちゃんの日々の出来事にドキドキ出来て幸せな気分になれました。
    前作よりも人間関係に踏み込んでいて、続きが気になり登場人物に共感できて楽しく読めました。前作同様和菓子がどれも美味しそうで和菓子を食べたくなります。

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    2026年02月23日
  • 和菓子のアン

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    読んでいて心が和らぐような、めっちゃ素敵なお話。
    私はずっと洋菓子派で、和菓子は地味だしだいたい味も一緒だし、とか思ってた。
    けど最近運動するようになって、甘いものを食べたいときは洋菓子より和菓子の方がなんか良いらしいと知り、コンビニで選ぶのもお団子とかどら焼きとかになってきたこの頃、今こそ読むべきと思って買った本。
    読んだら和菓子への興味がめちゃくちゃ湧いた。
    デパートの和菓子屋さんに足を運んでみたくなった。
    描写が上手すぎて、実際にこの目でそのお菓子を見てみたい!食べてみたい!てなった。
    日本人ってほんと昔から駄洒落好きなんだなぁ。
    ちょっとした謎が次々出てきて次々解決されるテンポの良い展

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    2026年02月22日
  • アンと青春

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    ネタバレ

    1巻よりも、杏子が和菓子屋の店員としても、人としても成長してて、ほっこり愛おしく読める作品だった。
    甘酒屋の荷という言葉が出た瞬間に意味を調べちゃったから、後半はアンちゃん気づいて〜!という気持ちで読んだ。立花さんの気持ちに気づいていない、最後のアンちゃんの独り言が可愛くって絶対次の巻も読もうと思った。

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    2026年02月15日
  • 和菓子のアン

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     和菓子は美味しそうで、主人公がほどほどに明るくて、ちょっときゅんとして、100%好きなやつだ、と思います。
     主人公にすごく大きい事件が起きるわけじゃなくて、頑張って生きているのが許されているところが好きです。要はほのぼのした日常系です。
     周りに人にちょっとギャップがあったり、主人公がふくふくした体と心なのも含めてすごく落ち着きます。
     主人公が和菓子が好きで、美味しそうなので私も好きです

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    2026年02月12日
  • 和菓子のアン

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    パン屋の入り口前で本のフリマをしていたので、気になって購入。これも一つの本との出会い。
    アンちゃんが可愛い。愛嬌のある子っていいなあと。アンちゃんはぽっちゃりをコンプレックスに思っているけど、それがチャームポイントなんじゃないかな。
    和菓子が絡むほんわかミステリーなので、優しい気持ちで読めた。
    P393「和菓子は、アンがなくっちゃはじまらないんだから」
    その通り。あんこもアンちゃんもいないと、お話が始まらない。

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    2026年02月03日
  • アンと青春

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    ネタバレ

    アンちゃんの素朴な疑問や悩みは和菓子の世界への扉を開いてくれるだけでなく、ほろ苦い青春を味あわせてくれた。立花さんか柏木さんか。境遇的に柏木さんに共感できる部分が多くて、立花さんは女友達みたいな感覚なのはわかるけど、立花さんの想いが叶うといいなあ。
    この本のおかげで他の和菓子の本を読んでみようと思ったし、それにまつわる歴史も少し勉強した。強制されない学びってやっぱり楽しい。
    総じてこのシリーズ大好き。絶対に3作目「アンと愛情」を読む!

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    2026年02月02日
  • おいしい旅 初めて編

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    「アミの会」という女性作家の集団が書いた他のアンソロジーを読んで興味を持ったので。

    旅をテーマにした短編を綴ったアンソロジー。

    それぞれが短編とは思えないほど内容が濃い。旅に出たくなる。コロナ禍の状況も、ロシアに行けなくなってしまった状況もリアルに描いている。前向きになれる結末が多くてよかった。

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    2026年01月30日
  • うまいダッツ

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    坂木司さんの作品はいずれも大好きで、かなり読んでいるほうです。
    誰にでも起こりそうな日常の謎への、読中の没入感と
    読後の爽快感とほっこり感。
    これを体感したくてこの本を手に取ったんですよー!
    と、毎作感謝です。もちろん今作も。

    自分が学生の時にこの本があって、出会えていたら、
    他人から見たら全く特別には見えなくても、
    今、いい時間の中にいるよ、
    と自分で自分を肯定してあげられただろうなぁと思いました。

    そして、今の自分の子どもがまさに『いい時間』にいるんだという事を、気づかせてくれて、ありがとうございます。

    おかげで、
    最近の若者は!
    って言う大人にならなくてすみそうです。

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    2026年01月21日
  • 青空の卵 ひきこもり探偵シリーズ1

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    「思春期に親友だと信じていた相手が、自分から離れてゆくことに寂しさや喪失感を覚えはしないだろうか。
    ああ、あいつにはもう新しい友達ができたんだな。恋人ならしょうがないか。」

    思春期だけではなく、20代後半にさしかかる時期にもあてはまる。
    ああ、10年来の親友も、1年ちょっと付き合った彼氏と一生を共にする決断をくだしたのかと。
    離れてゆく相手にかける言葉もみあたらない。


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    2026年01月15日
  • 楽園ジューシー

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    なんて、素敵な一冊なんだ。沖縄という、誰しも一度は憧れるであろう場所と、味のない主人公。バイト先で出会う人々や謎解きはもちろん惹かれたが、それ以上にザッくんの人間性や考え方に共感した。自分を守っていたことが他人への思いやりにもなるし悪い方へも転がっていく。辛いけれど、それが現実。大事なものと別れるときは、自分が責任を取ること。すごく刺さりました。涙も出たしザッくんを応援したくなった、この本に出会ってよかったです。

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    2026年01月12日