坂木司のレビュー一覧

  • 先生と僕
    やっぱり坂木司先生は本当におもろい。とおもう。
    どこか日常にありそうだけど一風変わった設定。
    二人ともいいキャラしてるし、掛け合いがおもろ。

    ほのぼのだらだろ読めます。
    再読何回もしています。おもろ。
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)
    作家8名によるアンソロジー。
    ひとつの部屋で暮らす、いろんな二人の物語。

    ひとつ屋根の下というと、ルームシェアか同棲がイメージしやすかったのですが、妖怪とか少女とか変わった関係も多くて。
    初読みの作家さんも多かったのですが、個人的には徳永圭さんの『鳥かごの中身』がせつなくて、少しあたたかくて好きで...続きを読む
  • 大きな音が聞こえるか
    人が成長する瞬間が鮮やかに描かれていて本当に良い。
    自分にない異文化や価値観の存在を知り、それを受け入れる、そんな時に多かれ少なかれ成長するはずです。

    この小説を読んで、40近い僕でも、また、そんな瞬間を迎えたくなりました。登場する、高校生の主人公の様な鮮やかな成長は出来ないかもしれませんが、明日...続きを読む
  • ホリデー・イン
    「ワーキング・ホリデー」「ウィンター・ホリデー」のスピンオフが本書。

    ホリデーシリーズの登場人物のエピソード集のようなもの。
    ジャスミン、雪夜、ナナ、大東、進、そして大和。
    みんなその人をその人たらしめているバックグラウンドがあるのです。

    ホリデーシリーズは、この本を読んで初めて完結する!
    とい...続きを読む
  • 肉小説集
    短編集だが、どれもストーリーが似ていなく、そこが良い。共通点は、物語のバイプレーヤーに必ず肉料理があることのみ。タイトルに惹かれて読んだだけだが、大当たりだった。
  • エール!(2)
    坂木司 「ジャグジー・トーク」(スイミングインストラクター)
    水生海 「五度目の春のヒヨコ」(社会保険労務士)
    拓未司 「晴れのちバイトくん」(宅配ピザ店店長)
    垣谷美雨 「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)
    光原百合 「黄昏飛行」(コミュニティFMパーソナリティー)
    初野晴 「ヘブンリーシ...続きを読む
  • 先生と僕
    ちょっとおませ?な中学生の隼人くんと、上京したての怖がり大学生の二葉さん。
    (隼人くんの洞察力と二葉さんの記憶力はちょっとうらやましい)
    という何とも珍妙なコンビ。
    大人しい二葉さんが、1人でなら決して出会えなかったであろう人たちと出会って世界を広げるのも何とも面白い。
    事件自体は本当に身近で、他愛...続きを読む
  • エール!(1)
    大崎梢さん、平山瑞穂さん、青井夏海さん、小路幸也さん、碧野圭さん、近藤史恵さん。
    どれも初めての作家さんだったけど、それぞれ小さい苦労をしながら頑張っている女性たちが描かれていて、たくさんの元気がもらえた感じ。
    中でもスポーツライターの話は好きだったかな。
  • 切れない糸
    職人肌のクリーニング店。何だかいい感じ。
    ロッキーの店長さんも、そして、店長さんの留守を預かる沢田さんも何とも素敵。
    ほのぼのあったまるお話の数々に、生地や服、クリーニングにまつわる知識がちりばめられて楽しく読めました。
  • 何が困るかって
    何が困るかって、この本はジャンル分けできない(^ ^;
    ショートショートと言うほど短くもないのかも、ですが、
    十八編も入ってると「短編集」というには多いような(^ ^;

    まず、間違いなく面白い一冊であることは間違いない。
    ただ一作ごとにテーマもジャンルもテイストも違うので、
    「一冊通しての感想」が...続きを読む
  • ホリデー・イン
    ジャスミン・大東・雪夜・ナナ・進のスピンオフ。
    ジャスミンとヤマトの出会いも書かれている。
    大東の家族のこと、雪夜のいつもと違った一面、ナナの学生時代の話や、進がヤマトに会いに行くまでのことが書かれている。

    なかでも一番心に残ったのは、やっぱりジャスミンとヤマトの出会い。
    『ホリデー・イン』はジャ...続きを読む
  • 大きな音が聞こえるか
    坂木さんの二作目。若返りたくて手を付けた。
    長編でずっとおもしろい。
    高校生に是非読んでもらいたい一冊。
    自分の希望を言い続けていると夢に近づく、という明るい気持ちにしてくれる。
  • ホリデー・イン
    「ワーキング・ホリデー」「ウインター・ホリデー」のスピンアウト作品。ジャスミン、大東、雪夜、ナナ、進を視点にした短編集。普段見せることのないプライベートな一面。辛くてやりきれない気持ち。その気持ちがフッとほぐれる瞬間。シリーズの登場人物にますます厚みが加わった感じで、今後のシリーズを読むのがさらに楽...続きを読む
  • 和菓子のアン 3巻
    【あらすじ】
    お正月でてんてこ舞いのアンちゃんが働く「みつ屋」。売れ筋は、占いが書かれた紙が中に入っているお菓子「辻占」だが、ある日、お客様から不思議な紋様が書かれた「辻占」が持ち込まれる。立花さんの師匠のお店で思いがけずヒントをもらったアンちゃんは…?美味しい★ほっこり和菓子ミステリー、最終巻! ...続きを読む
  • 和菓子のアン 1巻
    【あらすじ】
    読めばきっと和菓子が食べたくなる、美味しいほっこりミステリー!デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、徐々に歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく──。謎めいたお客さんた...続きを読む
  • エール!(1)
    働く女子へのエールを描いた小説。

    凹んだり、働くって大変そうだなって
    思った時にそんなことないよと
    背中を押してくれる読後感の良い小説。
  • 動物園の鳥 ひきこもり探偵シリーズ3
    作中の仲間の輪に入っていたくて最終巻を先延ばしてた。「檻とは考え方の枠」「通じなくてもいい。檻に帰るが手を伸ばし続けること」終章は坂木作品の根底がある。とにかく人が好きでいたい。好かれてみたい。だからどこか檻を固めた人物が毎回出てくる。その描写や捉え方は何処かしら読み手に当てはまってしまい、苦さとと...続きを読む
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)
    誰かとの同居生活についての話。
    最初に間取りがあり、いろいろ想像させる。

    面白い試みでまた他の作家さんの作品も読んでみたい。
    友人にもプレゼントしようと思っている。
  • 和菓子のアン 1巻
    原作は既読。
    アンちゃんのぷにっとしたかわいらしさが、原作以上に視覚に訴えてくる(笑)!
    こちら3巻でおしまいなのだけれど、またアンちゃんに会いたくなったので、原作を読みなおそうかな。
    立花くんとのその後も気になる。
    そういえば、原作も続編が出ていたっけ。そちらも読まないと。
  • 和菓子のアン 1巻
    アンちゃんが、 “大福みたいに可愛い” アンちゃんそのもの!
    素人にはイメージしにくい上生菓子も、美しく描かれています。

    第1巻を買って、第2巻が待ちきれず、原作の方で先にストーリーを読み終えました。
    その後、全3巻揃えましたが、イラストが可愛くてすっごくお気に入りです♡