坂木司のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2026/05/22
書店に関する色々な人たちの人間模様を描いた短編集。書店というテーマではあるが、あくまでも主役は書店ではなく、書店に買いに来る人だったり、書店を新しくオープンしようとする人だったり、書店に幼い頃の思い出を持つ人だったりと設定はさまざま。短編集に寄稿している作家さんそれぞれの小説もよく読むことが多いから、短編でもその作家さんの特徴が読み比べられてとても面白いなと思いました。
書店を経営する人に焦点を当てた話の中では、書店を運営していく上での色々な工夫についても知ることができるので、今度書店に行ったときに気にしてみようと思いました。 -
Posted by ブクログ
「和菓子のあん」の坂木さんの本。登場人物の軽快な口調で物語が進んでいくので、読みやすいし、早く読める。
コージーコーナーのショートケーキにまつわる話が5話。登場人物が続いていく方法を何ていうのかな。
1話目は、子供の頃に両親が離婚した二十歳になる2人の女の子の話。失われたホールケーキの会というネーミングが何とも楽しい。お父さんとの話で、終わり方がとても温かい。
2話目はそのケーキを売ったコージーコーナーのバイトの男の子の話。家族の青春が終わったって言い方になんか納得してしまった。お姉さんに対する家族の温かさが嬉しい。
3話目はそのコージーコーナーの店員の話。2話目の男の子の様子をを外側の視点で -
Posted by ブクログ
ネタバレ本屋さんっていいよなあ。
実家に住んでいた時、最寄駅を出てすぐの角地に小さな本屋さんがあったことを思い出した。
店のサイズ通り、品揃えもぼちぼちだったから、1冊買うたびに1冊注文してるくらいだったし、店主の雑談が長くて時間取られたりしてたなあ。
5年くらいで潰れちゃったけど、あのおじさんはどこに行ってしまったのだろう。元気にしているだろうか。
本の内容について、
瀬尾まいこさんはまっすぐじんわり良くて、一穂ミチさんは少しオシャレすぎるかな?坂木司さんは気取らない軽さで読後感がスカッと爽快、凪良ゆうさんは仕掛けも結びもハイセンス、そして三浦しをんさんは笑ってしまう砕け方とスッと染み込ま -
Posted by ブクログ
面白かったー。
本屋さんがテーマのアンソロジー、楽しめないわけがなく。
どの作者の方も、書店の業務や実情について、しっかり調べて書かれたのだろうなと思う。
三浦しをんさん、「まほろ市」が舞台なのも嬉しい。もともと好きなしをんさん、まほろ市だなんて、なんてぜいたくな。
瀬尾まいこさんの、あの占い師さんは、だいぶ前に読んだあの作品の方かな。菅原くんのキャラが大好き。いい子だー。
坂木司さんの書店開店に奮闘する2人に取次の西月さんがナイスキャラ。かなり有能なお方とお見受けする。心強い味方だね。
凪良さんの小鳥たちも親子と常連さんたちの関係が温かい。マサハルは、ちょいとクズだけどw