坂木司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公がまっすぐで真面目過ぎる。どれくらい真面目かと言うと、中盤でうんざりしてきてしまうほど。
でも、私もアルバイトを始めるまでは、私(たち)と違う正しさで生きている人たちがいるということがなんとなく理解はしていても実感として湧いていなかったこと(そして、アルバイトでちょっとした社会経験をして驚愕したことも)を思い出し、微笑ましくなった。だから、この「うんざり」は、過去の自分に向けた感情なのかもしれない。
沖縄的なアバウトな空気に触れて、他者の「正しさ」に余裕が持てるようになったのは主人公の1番大きな成長かもしれない。私も「とりあえず元気でいてくれればいいと思うくらいに」他者の「正しさ」を許容 -
Posted by ブクログ
ネタバレ書店で見かけたとき、タイトルよりも帯にある「うまい棒」の4文字が目立っていた。『和菓子のアン』シリーズを手掛ける坂木司さんの新刊は、全5編に誰でも食べたことがある有名菓子が登場する作品集である。
某高校に存在する緩-い部活動、その名も喫茶部。1年生のあるグループは、普段は部室で持ち寄ったおやつを食べるだけ。そんな彼らに、「うまい棒」にまつわる噂話が持ち込まれる。「うまい棒」一本で世界の秘密がわかる?
「うまいダッツ」。大真面目に噂を検証するべく、週末のショッピングモールに集う面々。噂の真相は、至って真面目なのだった。「チロル・ア・リトル」。本作中では嫌な話。高校生に難題を処理させるな -
Posted by ブクログ
ネタバレもともとエッセイは苦手だったのだけど、久しぶりに薦められて読んでみたら面白い!
どのページもきらきらしたおやつでいっぱいで、筆者のおやつへの想いがあふれていて、ページをめくるたびに幸せな気分になれる。「おやつ」の表現もすごくよかった。おやつを楽しみにしている様子もすごく伝わってきた。
だけど、どの「おやつ」も描写を読むだけでは想像できなくて、とにもかくにも実物を見て食べたくなった。
そして何よりも、「エッセイは現実の話だから、SFやミステリのフィクションを超えることはないだろう」なんて思いこんでいたのだけど、こんなにワクワクしながらページがめくれるとは!また、読んでみなくちゃ。 -
Posted by ブクログ
お仕事小説アンソロジー
「エール!」第2段
●職業:スイミングインストラクター
作品名「ジャグジー・トーク」
作者:坂木司
キッズスイミングのインストラクターがスクール後に入るジャグジーでのトーク。子供に教えるには何が大切なのか?やはり子供が好きなことが必要みたい。
●職業:社会保険労務士
作品名「五度目の春のヒヨコ」
作者:水生大海
事務のおばちゃんからヒヨコと呼ばれる、なりたての社労士雛子。いろんな壁にぶち当たりながら成長してゆく。頑張れ!
●職業:宅配ピザ店店長
作品名「晴れのちバイトくん」
作者:拓未 司
扱い辛いバイトのクルーのピンチに体を張って助ける女性店長、人を使うこ