坂木司のレビュー一覧

  • アンと愛情
    和菓子のみつ屋ではたらくアンちゃんの和菓子にまつわるミステリー第3弾。
    今回は仕事で初めて挫折したり、金沢で東京都違う和菓子と出会ったり、日々成長なアンちゃん。
    読んでると和菓子が食べたくなるのだけど、文字で味や形を表現するのってすごいなぁと毎回感じる。
    自分がここで仕事したら、新商品や季節ものしょ...続きを読む
  • アンと幸福
    美味しそうと幸せがいっぱい詰まっている作品。杏ちゃんをはじめとして、登場する全ての人が優しさと愛くるしさに溢れている。こんな職場で、こんな同僚とお仕事ができたら何でステキなんだろう。
  • アンと幸福
    ほのぼの~。
    梅本さんと立花さん。やっぱり二人は対(ペア)だよね。立花さんの乙女っぷりは健在です。
    表紙のみかん大福かな、美味しそー。
  • アンと愛情
    「光文社×未来屋書店 推し文庫フェア」で平積みされていた本。シリーズ3作目が出ていたのは知らなかった。
    シリーズ1作目『和菓子とアン』を読んだのが2013年。あれからもう10年も経っているとは。2作目をすっとばして久しぶりに和菓子の世界に浸ってみることにした。
    正直、1作目のときのようなワクワク感は...続きを読む
  • ワーキング・ホリデー
    大和が段々と「父親」になっていく姿にほっこりした。
    大和が進をおんぶするシーンの、「重いのが嬉しいなんて、初めて知ったぞ。」という一文が大好き。
  • うまいダッツ
    夜の光以来の高校生たち4人が主要キャラクターの小説。和菓子のアンみたいに時代背景を元に作り上げるテーマ。ミチコさんのブローチを見つける話は読んでいて「あー、いるいる、福祉の仕事をしているけど、こうゆう高齢者を下に見るひと!」と……イライラしてしまう。
    高校生たち4人の四者四様(こんな言い方ありですか...続きを読む
  • アンと愛情
    アンちゃんの成長を見られて良かった。アンちゃんのダークな一面というか、誰にでもそういうことってあるよねっていうのがあって、若くてまだ経験したことのない何かにこれからも当たって悩んで学んでを繰り返すんだりうなあって微笑ましかった。相変わらず和菓子の知識は読んでて楽しい。私の家の近くにもこんな素敵な店員...続きを読む
  • ホテルジューシー
    主人公がまっすぐで真面目過ぎる。どれくらい真面目かと言うと、中盤でうんざりしてきてしまうほど。
    でも、私もアルバイトを始めるまでは、私(たち)と違う正しさで生きている人たちがいるということがなんとなく理解はしていても実感として湧いていなかったこと(そして、アルバイトでちょっとした社会経験をして驚愕し...続きを読む
  • うまいダッツ
    喫茶部 こんな部活があれば良かったとも思いました。

    お菓子一つでこんなに素晴らしい話がたくさん出てくるのは素敵です。
    最初の話 うまい棒で世界の秘密を教えてくれるなんて...と思っていましたが、話の展開はさすが。
    他の話も楽しめました。
    登場するお菓子を食べたくなります。
  • アンと幸福
    シリーズ4作目
    アルバイト先に新店長が赴任してきたり、正社員に推薦されたり、周りも自分も少しずつ変わってきている
    戸惑いながらも受け入れる強い心があって、相手を想う柔らかな心もあって、作られた自然体じゃなくて、本当に純粋に自然に相手を思いやれる子だから、誰からも愛されるのだろうな…
    素直に聞くこと、...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    おいしい旅シリーズ、ずっと気になっていた。前のと合わせて購入。

    誰かのレビューで「アミの会は外れがない」と言っていたが、おいしい旅シリーズはどれもおもしろかった。
    旅と食はテッパン!

    伊勢や松本など、行ったことのある場所には懐かしさを感じた。石垣島の話はちょっと切なかったけど、今はやりの?女性の...続きを読む
  • アンと愛情
    和菓子が美味しそうでした。
    主人公の気持ちに共感しながら読みました。
    好きには色々な種類があるなと思いました。
    日本の文化をもっと知りたいと思いました。
  • アンと幸福
    2023年刊。シリーズ第4巻。主人公のキャラを反映させて、文章のリズムが明るくてテンポ良い。読む側のメンタルベースを底上げ出来るような気がする。登場人物間の関係性が深まり、だからこそ微妙に縺れつつ。絶対的な悪人や、モヤモヤな読後感が無い点ではストレスが無い。「非現実的で退屈」と感じる人には向かない。...続きを読む
  • 和菓子のアン
    ほっこり、良かった〜!
    和菓子よりも洋菓子に心惹かれがちだったけど、
    この本読んで和菓子の奥深さの表層に触れた気分。
    ヒロインも割とリアルかつ親近感ある等身大のぽっちゃり女子だし、出てくる人たちもキャラ濃くてコミカル!気楽に読めて、読んだ後気持ちが明るくなる感じ。

    上生菓子が食べてみたくなって、デ...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.12
     全部は読んでいない。GENESISが雑誌になって、ノリの良さが前面に出た感じ。これもまた良いな。
     ゲラゲラ笑った青崎有吾さんのメカくらりは別枠として、高山羽根子さん、笹原千波さん、の作品が特に好きだった。

    ■笹原千波『手のなかに花なんて』
    肉体を捨てて情報人格として生きることを選べる世界。花と...続きを読む
  • アンと青春
    今回も面白かった。和菓子の知識を聞くのも面白いし、あんちゃんの恋模様もドキドキしながら読めた。現代の問題?とかもあるから自分の身になって分かるのも、ストーリーに入り込めて良かった。やっぱり和菓子が上生菓子が食べたくなる。近所にあったら良いのに。
  • 和菓子のアン
    感想
    軽快テンポで話が進み、主人公の人柄や感情に共感できることが多いのでサクサク読める。

    季節ごとにお菓子があって色々工夫がされてるなんて知らなかった。読んでいると口が和菓子仕様になっていたw

    あらすじ
    高校を卒業する梅本杏子ことアンちゃんは、ぽちゃり体型の平凡な女子。特にやりたいこともなく、何...続きを読む
  • アンと青春
    読んでると和菓子が食べたくなる。主要人物はみんないい人で、主人公は可愛い。すらすら読めた。和菓子に色々と意味があるのも素敵だなあ。
  • アンと愛情
    今回も美味しそうで、楽しくて可愛くて★

    立花さん、アンちゃんのことが好きそうなのに、アンちゃんに厳しくない?!
    前巻でもこの本でも、
    ああ!立花さん、どうしてそんな言葉の表現を!
    アンちゃん、絶対悲しむし落ち込むよー。
    どうしてー!って幾度となく思いましたー。
    もっと優しい表現をチョイスしてくださ...続きを読む
  • うまいダッツ
    どのおやつも知っているからか、この連作短篇集には妙に親しみが持てる。
    おやつ部に所属する高校生4人。
    テンポ良く交わされる会話は微笑ましく、時折クスリと笑ってしまう。
    常時ゆるーい雰囲気を纏っているものの、彼らがぶち当たる謎は少し苦くて切ない。
    端から見れば些細な事でも人によっては重要だったりする。...続きを読む