坂木司のレビュー一覧
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「初めまして、お父さん」って急に言われたらびっくりするよね。元ヤンでホストの目の前に急にしっかり者の小学生が現れるとは。
大和は知性も教養もないけれど、心根は真っ直ぐでそこはやっぱり人間性なんだよなあって思った。
大和は不器用だけど、自分の息子を可愛がろうとする気持ちもあって。また息子の進が最後に「帰りたくない」と泣くシーン。普段はとってもしっかりしているけどやっぱりまだまだ子どもなんだなあと思うとともに、少し安心した。
不器用でも、宅配の仕事をしながら家に荷物を運んであげるとか、自分はびしょ濡れになっても荷物だけは守るとか、そういう些細な気遣いがとても大事なんだよなあと。私もよく宅配を利用するから、宅配人の人に改めて感謝しようと思ったよ。
例えば思い出ってさ、どこに行ったとか、大きい買い物をしたとか色々あると思うんだけど、何気ない日常を一緒に過ごしたことが案外心の中に大きく残ってたりして、ね。続編も買いたいな。 -
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ネタバレ相変わらずアンちゃんは可愛いです。
デブではありません。そうだとしてもぽちゃです。
この和菓子のアンシリーズも第4弾になりました。
アンちゃんはこのシリーズでみつ屋の正社員になります。アンちゃんの頑張りを見てくれている新店長の藤代さんはとてもいい目をしていらっしまいます。
椿店長と離れて、新店長との仕事の様子とか、一生懸命和菓子のことを勉強する姿。
そして乙女(立花さん)の様子がおかしいことにヤキモキするアンちゃん…。
もう早くアンちゃんは立花さんとくっつけばいいと思うんです。でもこうやって焦らされるのも悪くありません。
アンちゃんと立花さんの甘酸っぱい関係を読むのも癒しです♡
早く文庫本が欲しい〜[¬º-°]¬ -
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クリスマスにお正月、バレンタインからホワイトデーまで!
もう少し待って冬に読めば良かったかな、と後悔するくらい冬のイベントが盛り沢山。
でも続けて読みたかったので…
ワーキングホリデーの続編である今作でも大和の豪速球っぷりは健在。
進の目には見えない成長もなんだか切ない。
おせちやチョコレートなどナマモノの取り扱いを見ていると、配達業務されている方に尊敬の念を抱く。いつもありがとう。
運ぶのは"モノ"だけれど、"気持ち"も一緒に届けてくれることがよく分かる。
ジャスミンの言葉は変わらず私の心に響いてくれる。
今回は大和の後輩たちや進のともだち・コウタも加わってパワーアップしていた。
それからラストにかけてのナナとコブちゃん、いいね〜 -
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元ヤンでホストをしていたヤマトのもとに、息子だと名乗る小学生が現れた。
ーー「初めまして、お父さん」
ホストを辞め、宅配便のドライバーとなったヤマトもとい沖田大和の生活は一変。
早寝早起き、栄養バランスのとれた食事、飲酒制限など小姑のような息子・進との夏休み限定の生活が始まる。
大和よ、なぜそんなに簡単に受け入れられる…とは思うがそこはフィクションを楽しもう!
サービス業、接客業をしていると毎日本当にいろいろな人と出会う。
大和も配達先でのトラブルにしっかりと巻き込まれていく。
大和の子供らしさも好きだが、坂木さんの小説では上司や先輩の人柄に惹かれがちな私。
今回もオーナーであるジャスミン、先輩ホストの雪夜の温かさ、愛情が沁みた。
相手を思って叱るという行為がどれほど有難いことか…
そして大和のように素直に聞き入れることも大事。
シリーズ続けて読みます! -
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「和菓子のアン」シリーズ三作目
前巻の終わりには立花さんの衝撃的な事実が発覚してすべて持ってかれたわけだけれど
果たして、今作で進展はあるのか?
以下、公式のあらすじ
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累計100万部突破のベストセラー
「和菓子のアン」シリーズ第三弾!
今回は金沢も旅します!
デパ地下を舞台にしたほの甘ミステリー
成人式を迎えても、大人になった実感のわかないアンちゃん。同い年の優秀な「みつ屋」の社員と自分を比べて落ち込んだり、金沢で素晴らしいお菓子に出合って目を輝かせたり。まだまだアンちゃんの学びの日々は続きます。
これからもそんな日常が――と思いきや、えっ、大好きな椿店長が!?
和菓子に込められた様々な想いや謎に迫る、美味しいお仕事ミステリー第三弾。
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成人式の着物選びに迷ったり、地味ではなく落ち着いた色と言い換えたり、成人式の写真を皆に見せたり
バレンタインデー用の催事場に同い年の優秀な正社員の子がやってきたり
友人と金沢旅行で、柏木さんの実家に行ったり
椿店長の行動が怪しかったり
今作もやはりタイトル通りに和菓子の知識がところどころに散りばめられている
あと、前巻では柏木さんに対する立花さんの態度がイヤーな感じだったけど、今作では和解というか態度が軟化している
「宇宙」な和菓子という外国のお客さん
わらび餅が間違っていると言われたお客さん
日本アゲなお客さん
柏木さんの実家のお菓子
本物のわらび餅
椿店長からアンちゃんへの「理想形が一つしかない」という指摘はなかなかよかった
要はTPOに合わせた振る舞いが必要なわけで
なので、アンちゃんは今の職場には合っているけど、他のお店や違うシチュエーションではまた異なった能力が求められる
果たして、それができるだろうか?
加賀友禅と京友禅の違い
加賀友禅は、朽ちる姿も含めての美なのだろうな
金沢旅行で行った柏木さんの実家
なぜ新しいパンフレットにしないのか?という疑問
その解釈があってるかどうかはわからないけど、そんな絆は感じられる
わらび餅を渡すの相手がどうであっても、可能性を否定しなくともよいという立花さん
これって、自分の気持ちもアンちゃんの気持ちもそうあって欲しいという願望が含まれているのかもね
それにしても、本わらび粉100%のわらび餅の表現が「でゅるんでゅるん」
一度食べてみたいものだなぁ
日本アゲなお客さん
でもそこは流石は坂木司さんだけあって、悪い真相ではない
終盤の椿店長の不穏な行動と結末
続巻があるけど、その時点ではどうなってるのでしょうね?
それにしても今作も最後に立花さんの告白に全部持っていかれる
まぁでも、アンちゃんにはまったく伝わってないんだろうなぁw
続きが気になるし、続編「アンと幸福」の単行本は発売されているけど、文庫化はいつになることやら -
Posted by ブクログ
「和菓子のアン シリーズ」のように食べ物の内容が多い。全国の営業所を回ったが、九州で行ったことの無いのが沖縄。食べたことの無い食べ物が一杯出てくる。やはりコッテリしたものが多いようだ。
主人公の女子大生ヒロちゃんは、大家族の長女に生まれ、面倒見が良い上に真面目で頑固。
卒業旅行のために金を貯めようと石垣島でリゾートバイト。仕事が出来すぎて、沖縄本島のホテルに応援で出される。ホテルジューシーのオーナー代理を始めに従業員は沖縄的な自由人。お客さんのトラブルやら事件に巻き込まれるヒロちゃんは徐々に丸くなって行く。
彼女の長い一夏の経験が面白かった。親友のサキちゃんのアルバイト先の歯医者での物語は、既に「シンデレラ・ティース」として読んだ後だった。メールなどは両方でリンクしていたようだ。