坂木司のレビュー一覧

  • ワーキング・ホリデー

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    元ヤン大和の前に突然現れた息子だと言う進。慣れない子供との生活、妙に大人びた、と言うか渾名が「お母さん」という進にときには小言を言われときには親らしく叱りときには大騒ぎしながら初めての夏休みを過ごす。進が来たときなぜ母親の由希子に連絡しない?由希子も進から連絡があったからって家出した進をそのまま大和と話もせず行かせたままにしちゃうの?電話でいいから話そうよ、何年間も会ってない間に何がどうなってるかわからないじゃない、と身もふたもないことをちょっと思いました。

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    2024年07月16日
  • 先生と僕

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    5年以上前に読み、今回文庫版で再読。

    やはり忘れている部分が大半で、ミステリーを教える先生が隼人くんだったかと。
    結構犯罪の謎もあるけど、こういった日常の謎のジャンルは坂木さんは強いですよね。好きです。

    今度隼人くんがおすすめしている本を読もうと。「配達赤ずきん」は読んでました!

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    2024年07月15日
  • ウィンター・ホリデー

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    キタキタ!待ってましたのサクライさん。
    もっとガッツリ登場して欲しかったー!
    和菓子のアンもだけど、ホリデーシリーズも、しっかり背景が思い浮かぶからか実在する世界のような感じがする。こんな風に違ったシリーズ同士が同じ世界の中で広がっていく光景ってすごく好きだ。
    捜索中のトホホ感丸出しな生中継、笑ってしまった。
    大和と進、そして由紀子、この後どんな風に関係が変わっていくのか、シリーズ第3段のホリデー・インをこの流れで読み継ぐ楽しみ!
    勢いのまま読むぞー!

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    2024年07月07日
  • ワーキング・ホリデー

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    和菓子のアンに出てくるお店や人がここでも出てくると目にし、この本自体よりもまずはそっちに興味を惹かれ手に取った。
    初めて知った"自分には父が居た!?”"俺の息子だと!?”で、こんなスムーズに関係性がいくものか!?という現実的な思考はあったものの、物語の世界を楽しむことにしよう!と切り替える。
    憎めないキャラクターで読み始めたきっかけから変わり、この作品自体が好きになった。
    和菓子のアンとの同じ世界線に居ることを感じられる楽しみと共に、このシリーズ楽しめると実感しながら続篇を読み始める。

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    2024年07月04日
  • 大きな音が聞こえるか

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    坂木司久しぶりに読んだ
    序盤、イマイチかなーと思いながらだったけど
    そんなことはなかった。
    結構いい感じにまとまった物語

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    2024年07月01日
  • ホリデー・イン

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    ホリデーシリーズ番外編
    前2作で父親の大和と息子の進を見守ってきた4人それぞれの事情が垣間見える
    ジャスミンの生き方、いつもやらかす大東の断れない理由、雪夜が抱える底なしの沼、甘えん坊ナナの過去、そして進が大和に出会うまでの道のり
    今作を読むことで、それぞれをより身近に感じて好きになる、また前2作を読み返したくなる

    文庫版のために改めてあとがきがあるのが好き

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    2024年06月27日
  • おやつが好き お土産つき

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    あぁ…だめだ(溜息)
    完全に銀座スイーツに脳内ジャックされた
    今日、私は銀座にいることでしょう(笑)

    子供のころ
    お出掛けスイーツは
    資生堂パーラーのいちごパフェだった
    ああ 久しぶりに食べたくなったよ

    ウエストのドライケーキ
    子どもの私はあんまりありがたがっていなかったな
    ああ なんて無知で罪深い(笑)
    改めて自分で購入して食べてみなくては!

    ほかにも銀座で食べていたなつかしのお菓子たち
    そしてもう食べられなくなってしまったものも
    あらためて思い出して ちょっとしんみり

    うん
    やっぱり出かけよう
    銀座

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    2024年06月23日
  • ウィンター・ホリデー

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    疲れていても読める。
    明日、会社に行く足取りが少し軽くなるかもしれない。
    もう、暗く重い本を読む気力がない。

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    2024年06月20日
  • 先生と僕

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    「先生と僕」
    著者 坂木司

    坂木司さんも好きな作家さんです。
    本棚から久しぶりに再読しました。
    やっぱり愉しかったです。笑

    2011年初版と少し前の作品なので、スマホではなく二つ折りの携帯電話がでてきたり、ギャル(語)が出てきたり。ちょっと懐かしい〜

    人畜無害な伊藤二葉は、視界を写真を撮るように覚えることができる大学生(僕)。
    ちょっと強引な友人の山田順次に誘われて『推理小説研究会』に入ることになったり、突然公園で、中学生の瀬川隼人くん(黒猫のようなミステリの“先生“)にスカウトされて家庭教師(のフリ)をすることになったり。
    “押しにはとことん弱い、受け身の十八歳“です。笑

    テンポのい

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    2024年06月16日
  • ワーキング・ホリデー

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    うん、面白かった。頭を使わずに楽しめて、すっきりした。

    坂木さんの小説に登場するキャラクターたちはみんな心が豊かで、ちょっとクサい部分も含めて、私は好きです。

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    2024年06月14日
  • ウィンター・ホリデー

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    「ワーキング・ホリデー」の世界に魅了され、そのまま手に取った。
    1人ひとりの登場人物が魅力的で、それぞれを主人公にしたお話も読みたくなる。
    大和が人間的にどんどん成長しているのがわかるし、親子間の関わりは微笑ましくて好き。

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    2024年06月12日
  • ワーキング・ホリデー

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    ネタバレ

    大和が段々と「父親」になっていく姿にほっこりした。
    大和が進をおんぶするシーンの、「重いのが嬉しいなんて、初めて知ったぞ。」という一文が大好き。

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    2024年05月28日
  • ホテルジューシー

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    ネタバレ

    主人公がまっすぐで真面目過ぎる。どれくらい真面目かと言うと、中盤でうんざりしてきてしまうほど。
    でも、私もアルバイトを始めるまでは、私(たち)と違う正しさで生きている人たちがいるということがなんとなく理解はしていても実感として湧いていなかったこと(そして、アルバイトでちょっとした社会経験をして驚愕したことも)を思い出し、微笑ましくなった。だから、この「うんざり」は、過去の自分に向けた感情なのかもしれない。
    沖縄的なアバウトな空気に触れて、他者の「正しさ」に余裕が持てるようになったのは主人公の1番大きな成長かもしれない。私も「とりあえず元気でいてくれればいいと思うくらいに」他者の「正しさ」を許容

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    2024年05月23日
  • 女子的生活(新潮文庫)

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    クスクス笑えて読みやすかった。
    こうゆう世界もあるのかと、私的新発見させられた本。
    もっと女子を楽しまないとって思った。

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    2024年05月12日
  • 女子的生活(新潮文庫)

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    心強く生きてる主人公だから読んでて清々しかった。好きなものを大切にして、周りから理解されなくても自分のことを卑下せずやりたいことを突き通すのカッコい〜〜たのし〜〜ってなる。
    元気出したい時に良い。

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    2024年05月12日
  • ウィンター・ホリデー

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    「ワーキングホリデー」の続編。

    ぎくしゃくしながらの親子関係の構築、という基本線は踏襲しつつ、子供が思春期の入り口らしいこじらせの気配を漂わせ始めたり、母親の存在感が増してきたりと着実に話が進んでいます。基本的に不器用ながらも善人たちの物語なので(特にコブちゃん!)、ほっこりしながら気軽に読める作品です。

    初詣の辺りで深読みしすぎて嫌な展開が脳内をよぎりましたが、完全な思い過ごしで安堵しました(笑)。

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    2024年04月29日
  • シンデレラ・ティース

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    主人公のサキが、いつも一生懸命で周りの人を大切にできる性格だから、読んでいて私の心も暖かくなりました。
    そして、歯科医院のスタッフの患者さんへの思いも素敵です。
    歯科に対する知識も増えて、読者を前向きにさせてくれる、ほのぼのしたお話でした!

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    2024年04月20日
  • ホテルジューシー

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    うわーん、泣いちゃう。
    余白。余白だよな。「てーげー」の気持ち。
    それを持たないと。
    坂木司の書く主人公は、どれだけおせっかいでもイライラしない。
    頑張り屋さんで、心の声をたくさん聞かせてくれるから。
    私にはできないことばっかりだ。
    できるようになりたい。うわーん。ていうかオーナーのようになりたい。ふにゃふにゃした人になりたい。私はきついし、圧が強いし、芯がぶれてるし。きつい。

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    2024年04月19日
  • 動物園の鳥 ひきこもり探偵シリーズ3

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    ネタバレ

    引きこもり探偵シリーズ第三弾。「自分が人の悪意から救うべき者、あるいは救えなかった贖罪として。守っているふりして相手にすがっているのだ」滝本よく言ってくれた。自分に病弱な妹がいるからわかったんだね。「僕を手放しで必要としてくれる人の手をとって。その人に支えられて。そうやって生きてきた。」青空の卵を読んだ時、引きこもりの鳥井だけじゃなく坂木も救えないと思ってたから続きを読むか迷ったのだが、読んでよかった。「外は小雨で、薄暗い。誰かに顔を見られたくない人間が出歩くには、最高の天気だ。そしてノックの音が響いた」

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    2024年04月05日
  • うまいダッツ

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    ネタバレ

     書店で見かけたとき、タイトルよりも帯にある「うまい棒」の4文字が目立っていた。『和菓子のアン』シリーズを手掛ける坂木司さんの新刊は、全5編に誰でも食べたことがある有名菓子が登場する作品集である。

     某高校に存在する緩-い部活動、その名も喫茶部。1年生のあるグループは、普段は部室で持ち寄ったおやつを食べるだけ。そんな彼らに、「うまい棒」にまつわる噂話が持ち込まれる。「うまい棒」一本で世界の秘密がわかる?

     「うまいダッツ」。大真面目に噂を検証するべく、週末のショッピングモールに集う面々。噂の真相は、至って真面目なのだった。「チロル・ア・リトル」。本作中では嫌な話。高校生に難題を処理させるな

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    2025年02月13日