坂木司のレビュー一覧

  • 切れない糸

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    イノダコーヒー出てきた❤クリーニング屋さんを舞台にしたお仕事ミステリー。最初は気の進まない和也も少しずつらしくなっていってほっこりします。和田くんの鋭さはすごすぎて。でもどこか頼りない和也に救われている人の多さったら。面倒くさいけどこういう商店街の人の輪に入ってみたいようなみたくないような。アイロンは家事の中で一番嫌いです♪シゲさんいいなぁ( ´艸`)

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    2015年02月23日
  • 動物園の鳥 ひきこもり探偵シリーズ3

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    完結編は短編形式ではなく
    長編形式。

    語り手・坂木司が現在の性格となった
    理由がなんとなく説明されて、
    なんとなく納得。
    (納得しきれないところもあるけれど)

    自身の判断基準を持てなかったり、
    世間体や道徳観念にとらわれすぎるといったことは
    誰でも少なからず陥りがちなことだと思う。

    かといって必要以上の情報が見えてしまう
    現代において、周りに流されっぱなしだと
    いつか個人単位で破綻、もしくは何も残らなさそう。

    トリックとか謎解きの部分とは別のところで
    考えさせられるミステリ三部作だった。

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    2014年10月28日
  • 切れない糸

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    読み終わった感想は、ほんわかした。
    いいですね~。こういうクリーニング屋さん。確かに、今はこういう御用聞き?みないですね~。もちろん町のクリーニング屋さんというのもこのへんではあまりみないかも・・・。そういう観点で見たら確かにクリーニング屋さんって面白いかもと納得しちゃいました。

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    2014年10月19日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    坂木司で検索して見つけた本。6編のアンソロジー。働く女性を応援する、がコンセプトみたいで、いろいろな仕事が出てくる。微妙につながりがあるとこもいい。怪我をさせるというミスを犯した私にもタイムリーな本だった。そして、もっとがんばらなくていいというか、ニートの本を読んだばかり、という点でもタイムリー。最後の初野晴「ヘブンリーシンフォニー」だけイマイチなじめなかった。この人、前にもみたことあるのにな。

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    2014年08月02日
  • 和菓子のアン 1巻

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    坂木司さんの"和菓子のアン"のコミカライズ版!
    登場人物もお菓子も目の前に現れた!
    特にお菓子、美味しそう…和菓子が食べたくなる!
    ケーキとか焼き菓子とかの洋菓子も美味しいんだけど、和菓子の上品な甘さもいい。
    ああ、お高い和菓子が食べたいです。

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    2014年07月24日
  • 和菓子のアン 1巻

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    コミカライズが楽しみで、文系少女買って読んでるけど、もちろん単行本も買いますよ!
    アンちゃんのイメージ、納得。こういう子なんだよねって安心した。

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    2014年07月09日
  • 和菓子のアン 1巻

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    ネタバレ

    思わず購入。
    原作が好きで知ってる分、辛口で読もうと思ったが、やっぱり可愛いものは可愛い!アンちゃん、きっとこんな感じだよね。
    続巻がいつでるのか不安だから☆4つ。

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    2014年06月26日
  • 和菓子のアン 1巻

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    和菓子のアン、コミカライズ。かなりよくできてた。アンちゃんのほんわりした感じがいい。デパ地下の和菓子屋さんの店員さんたちの裏の顔。ほんとにこのお店の面々は個性豊かだよね。ラストは原作読み返したくなる引き。上生菓子、かわいくておいしいから好き。

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    2014年06月21日
  • エール!(2)

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     確かに元気になれる。働く女性の悩みのパターンに応じて、物語がありなるほどと思わせてくれる。個人的には、ピザのアルバイトの学生に悩む女性上司の気持ちがよくわかる。

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    2014年06月15日
  • 切れない糸

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    ほのぼのミステリーですね。相変わらずハートフルなお話です。
    本でその人のことわかると聞いたことはあるけど服でその人自身のことがわかるとは、納得してしまいました。確かに個人情報の塊ですよね。
    商店街も人と人との繋がりがあっていいですよね。最近は淡泊なので、こういうときの商店街の義理人情がうっとおしくでも温かいものかもしれません。
    切れない糸、タイトル通りです。みんなひとりひとり切れなく糸で繋がっていますね。

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    2014年03月03日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー。
    女性向け、なんでしょうが、そんなに限ってしまうのはもったいない。
    男性が読んでも十分に勇気づけられる本だと思います。

    働く女性の葛藤、が多いんだろうけど、女性に限った話ではなく、みんなに共通する思いなんだろうなー。
    3集も一気に買って、これから読みます。

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    2014年02月01日
  • 切れない糸

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    寒い冬の夜にもほっこりとあたたまれる
    そんな東京下町のクリーニング店を取り巻く小さな謎の物語。

    坂木作品はどれも読後感がいい。
    悪意のある人間が出てこないせいなのか
    主人公がどれも好感が持てる感情移入しやすい人物だからなのか。

    こんな商店街が近くにあったら。
    こんな友達がいたら。
    物語の中に自分も入りたくなる、そんな1冊。

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    2013年12月29日
  • 切れない糸

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    下町、商店街のクリーニング屋さんを舞台にした、連作短編、人情味たっぷり、常の謎系ミステリー。
    沢田くんかっこいい。

    和菓子のアンを読んでから、ずっとよんでみたいなと思ってた作品。
    坂木司作品は2作目だけど、肌に合いそうだから、もっと読んでみたいな。
    アンと、この作品は、是非続編を出してほしい!

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    2013年10月07日
  • 切れない糸

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    「和菓子のアン」のアンちゃんのお母さんがパートで働くクリーニング店とその商店街のお話。

    動物でも人間でも、困っているのを放っておけない、でもお節介なわけではない荒井くんが、すごいいいなー。
    突然の父の死や、クリーニングの仕事、商店街での人付き合いや、沢田くんとの関係などなど、等身大の悩みを抱えながらいろんなことをぶつかって乗り越えてちょっとずつ前に進んでいく姿がかわいい。
    私も思わず松竹梅トリオのように見守って応援したくなります。
    切れない糸のタイトルが意味するものも、なかなかせつない。
    クールでそつない沢田くんの振る舞いも、まるで捨て猫のようで。
    人と人とのつながりって、実際の距離や会う回

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    2013年06月16日
  • エール!(2)

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    お仕事アンソロジーの2冊目。

    働く女子はカッコイイ。
    それはとっても。

    どれも面白かったけど、
    1よりもちょっといろんな環境の女子がえがかれてたかな。
    子どもを持つ人が働く時のあのジレンマ、
    それはとっても、あの頃の心を
    ギューッと掴まれたようだった。
    なので
    垣谷美雨の「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)に
    一番感情移入しかも・・・

    いろんな人が元気になれる。
    そんな1冊。

    ちょっとおつかれの女子に、是非!

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    2014年08月24日
  • 切れない糸

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    商店街は小さな規模のプロフェショナル集団

    なるほどね。私が子供だった頃の近所の小さな商店街を思いだすと、確かにって思う。
    八百屋さんもお魚屋さんも、見慣れない商品が置いてあるときは食べ方を教えてくれたり、よく行くお店は好みを覚えてくれていたり。
    そういう関係がうっとおしいと思う風潮が、商店街を寂れさせたのかなあ。

    主人公の荒井くんは、父親の急死によってその気のなかったクリーニング店を継ぐことになってしまった。
    と言っても、やっぱり店屋でそだった子は、商売向きに育つのかな。着実にクリーニング店の仕事を身に着けていく様子が、ホッコリと温かい気分にさせてくれる。

    日常ミステリーなので、探偵役に

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    2013年03月23日
  • 切れない糸

    Posted by 読むコレ

    坂木作品としては異例の「短劇」の内容が薄ら分かっていたので
    敢えて、坂木さんらいしい作品を一つ未読にしておいたのが今作。
    短劇の余韻のまま新作を待つのは結構ツラいと思ったからw。

    やはりこの方の作品には自分が手に出来なかったものや、成れなかった
    自分、そして恥ずかしいし青臭いけど、間違っていないものが
    そっと詰め込まれています。
    煩わしいし、面倒な近所の個人商店街が無くなっていったこの時代は
    経済効果以外のものを失った。確かに、昔は良かったのだ。確実に
    今なんかよりは良かったのだ。

    こういった事を坂木作品を読んだ後にいっつも思ってしまう。

    もちろん作品としても当

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    2013年02月16日
  • 先生と僕

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    ネタバレ

    先生に推理小説のイロハを教えてもらう、というのだけ先に知っていたので、ナイスミドルなおじさま先生による古今東西のミステリー講座と思っていたら騙された…!(想像力が飛びすぎです。
    紹介されていたミステリの8割は読んだことがあったので、むふふーな感じ。
    主人公がもうちょっと鍛えられて、コアなミステリ紹介も読んでみたいところです。

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    2025年05月28日
  • 短劇

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    ネタバレ

    星新一風のショートショート!
    こんな雰囲気のお話もあるだなんて意外。
    1話目でほっとゆるんだら、騙されます。
    でも好きか嫌いか聞かれたら、好きですわー。

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    2025年05月28日
  • ワーキング・ホリデー

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    素直に面白いと思える作品に出会うと、楽しくなる。

    父親として、人として成長する姿は読んでいて清々しい。

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    2022年09月07日