坂木司のレビュー一覧

  • 肉小説集

    購入済み

    らしくなく、らしい

    連続の1話目と最終話が、自分の読み慣れた作者の作品とは感じが違っていました。
    1話目はそれが違和感として残り、最終話はこういうのもいいなと。

    他の作品は、好きな作家 近藤史恵さんも書いてるように、ユーモアたっぷりで、ちょっとクスッとしながら読みました。

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    2017年11月26日
  • 和菓子のアン 1巻

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    さすがに原作のままとはいきませんが、
    よく描いているなぁ~と思いました。
    アンちゃん、ふくふくで可愛いし、
    お菓子の繊細な絵もステキ。
    ただ、おじさん&おばさんの絵は、まだまだかな?
    例のおじさんが活躍?するであろう2巻に期待。

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    2017年10月16日
  • 短劇

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    ネタバレ

    「和菓子のアン」の著書、
    旦那が読んで、面白いよと。

    う~ん、
    「世にも奇妙な物語」と、解説してあるけど…
    確かにそうかな。

    理解できないのもあったけど…。
    気持ち悪いものあったし…。

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    2017年02月09日
  • 大きな音が聞こえるか

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    ネタバレ

    2017/1/9
    熱くなるねぇ。
    ただ、何かやっときゃよかったと思う時点で人生のどこでもできなかったのかなと悲しくなるけど。
    まず第一にどうしてもやりたいことって何?となるわけだ。
    年をとるごとに本心を隠して隠して生きてるうちに自分でも本心がわからなくなってしまったような気がして焦るよ。
    やりたいことをやるために、私は何が好き?と問いかけることから始めないといけないのかも。

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    2017年01月09日
  • 切れない糸

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    日常のちょっとした事件を紐解いていくスタイルの物語。スリルはないけど、絡まった糸がスルスルと解けていく感じはスッとして爽快だった。

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    2016年10月23日
  • 切れない糸

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    90頁より引用

    愛されていた
    という記憶さえあれば
    人は1人になっても生きていける
    大切にされた命だとわかっていれば
    暗い道で迷うこともない

    162頁より引用

    動物が傷を癒す秘訣は簡単だ。

    傷を抱えたまま、じっと治るのを待つ。

    けれど、人間はそうはいかない。

    ことに気持ちの問題はそうだ。

    いっぱい痛がって、いっぱいわめいて、

    いっぱい泣いて、その後よく寝る。

    子供のような手放しの状態を見せる

    ことのできる相手がいないと、

    傷は大きく重くなるばかり。

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    2016年09月24日
  • 大きな音が聞こえるか

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    ネタバレ

    なにかこう…ずるいくらいに青春!
    サマー・ウォーズとかあの辺のかほり(見てないけd
    ポロロッカで実写は難しそうだけど、アニメ化は向いてそー。
    伯父さん主人公のストーリーも見てみたいとおもふ大人の感想なのでしたよ。メディシンハンター気になる~。

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    2016年07月16日
  • エール!(2)

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    最後に2を読みました。
    じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
    PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われるかたちで入社した星湖さん。追い詰められた状況から展開する話に、できすぎてると感じるところがあっても、これを構成した小説家の技を素直に楽しんでしまいました。
    ほかにも、名前を知っていても読んだことのない作家さんに出会えるのが、アンソロジーのよいところですね。

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    2016年04月30日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    働く女性アンソロジー、第二弾。
    今回は、下記のラインナップ。
    スイミングインストラクターが主役の「ジャグジー・トーク」…こうやって言い合える同期がいるのは良いよね。いるだけで大分気分が楽になる。
    社会保険労務士が主役の「五度目の春のヒヨコ」…これ良かったな。ミステリーっぽい雰囲気もあり、飽きのこない展開の仕方だった。丹羽さんが良いね。かっこいい。あんな女性近くにいたら良いね。
    宅配ピザ店店長が主役の「晴れのちバイトくん」…マネージャーとして働く女性って多いと思う。私の親友もショップの店長やってるし。管理する立場ならではの悩みは必ず存在する。そんな女性に、あるある!と共感してもらえるであろう作

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    2016年02月21日
  • 仔羊の巣 ひきこもり探偵シリーズ2

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    ネタバレ

    ゲームは2作目以降低迷しはじめるけど、連作推理小説は2作目からノリがこなれてくる!なんて微妙な持論。
    登場人物らの成長がかいま見られるからかなぁ。
    相変わらず湿度は高めだけれど、救われる事も多かったから読んでいて鬱々とせずに済みました。

    やっぱりあれです。木村のじーちゃんは最高なのです!

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    2025年05月28日
  • 青空の卵 ひきこもり探偵シリーズ1

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    ネタバレ

    タイトル買いの1冊。3部作の1冊目短編集。
    割とおもしろかったです。ちょっと湿度が高すぎかなーとは思ったけど、ここからどう続くのかが楽しみ。
    好感の持てる登場人物も多かったかな。
    木村のじーちゃん最高!

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    2025年05月28日
  • 短劇

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    ◎26のショートショートに、暗めな日常が紛れ込む

    26のショートショート集。ほぼ「ブラック」な物語。日常にもしかして潜んでいたのではと疑いたくなるほどリアルで、作者の名前やタイトルで想像した内容と全く違って驚いた。星新一も彷彿とさせる爽やかな語り口もよい。

    ひとつだけご紹介。「MM」 …わたしは、しがないOL。あるときインターネットの掲示板を見ていたら、あれ私のことが書いてある?書き込み人はMMさんで、いつも面白い書き込みで有名な人だ。さて、なぜMMさんは私のことが書けたのか・・・ハッ!そういうことか。

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    2016年01月16日
  • 大きな音が聞こえるか

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    かっこいい。
    退屈で仕方なかったサーフィン好きの泳。仙人から言われた終わらない波を求めて、泳の日常は一変。そこからの物語の展開はすごい、すごい。たくさんの人に助けてもらい、自分で世界を目の当たりにした泳は最後とてもたくましくてかっこいい男に。ま、それ以上にかっこいいのが仙人ですが。

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    2015年12月28日
  • 和菓子のアン 3巻

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    ネタバレ

    密林より。

    終わっちゃったのか...!
    なんだか寂しい。
    原作も知っていたけど、なかなかのクオリティで読んでいてほっこりした。
    派手さはないのかもしれないけど、作画さんの次の作品に期待。

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    2015年10月22日
  • 大きな音が聞こえるか

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    高校生の少年が、夢のある目標をみつけ、自力で準備し、実践し、成長していく物語。クラスメイトとの関係や、大人との関わり方から、学ぶことがたくさん。やさしい言葉で書かれているけど、とても深い意味のあることを言っていて、ためになる。さわやか!

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    2015年09月26日
  • 大きな音が聞こえるか

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    ネタバレ

    ぬるま湯のような高校生活をおくり現状になんとなく不満を抱いていた少年がボロロッカにのってみたいという思いをいだき、その実現にむけ、歩きだします。
    その夢を実現するために行動していく姿をとてもていねいに描いていて少年が成長していく、また今まで気づかなかったことなどをしり、変わっていく様子にとても引き付けられます。
    ブラジルでの様子では異国をとおしてのいろいろな気づきに自分自身もいろいろと考えさせられました。
    ボロロッカにのって終わりかとおもいきや、その後、帰国後の話もあり、とても感慨深いなって思いました。
    同時に確かに何かの思いをいだき、それを行動に移そうと思うと時はこのように次から次へと縁があ

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    2015年08月21日
  • 和菓子のアン 2巻

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    ネタバレ

    密林より。
    安定したクオリティ。原作も持ってるし、知ってるけどやっぱりいいね(*^^*)
    次の巻で終わるのが淋しい。

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    2015年07月21日
  • ウィンター・ホリデー

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    ネタバレ

    ワーキング・ホリデー続編。
    新たに息子君の地元での友達や新バイト君、それから前回よりは出てきてくれたお母さん!とりどり織り交ぜての連作短編集でした。
    ぐっとくるよね。ほろりともくるよね。
    いつかきっと、誤解も解けてまあるくまとまるといいですよね!
    和菓子屋でバイト中のサクライさんには思わず吹いてしまいましたよ。
    気になる方は、是非和菓子のアンを!

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    2025年05月28日
  • 切れない糸

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    地域密着の典型、地元の商店街は
    その地域の住民の方にはあってほしいものです。
    お米屋さんや八百屋さん、ちょっと休める喫茶店、
    肉屋、不動産屋、酒屋、そして・・・クリーニング屋さん。

    この作品の主人公は、
    そんな商店街の中のクリーニング屋「アライクリーニング店」の長男です。
    名前は新井和也。大学4年生の22歳。
    本人は店を継ぐ意識なかったのに、父親の急死によって
    母と古くからの従業員シゲさん、
    松竹梅トリオのパートおばさんに支えられながら、お店を手伝い始めます。

    クリーニング屋はお客さんの衣類を預かって綺麗にして返す職業です。
    和也がお店を手伝うようになってから、
    預かり物の衣類から小さな事

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    2017年11月09日
  • 切れない糸

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    ネタバレ

    日常ミステリー
    装丁が素敵
    商店街は小さな規模のプロフェッショナル集団…まさしくそうだなぁと思った
    和菓子のアンと少しだけリンクしてるので両方読むと更に楽しめるかも

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    2015年04月09日