坂木司のレビュー一覧

  • 和菓子のアン

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    主人公である杏子ちゃんが等身大で、とても好感が持てる。
    京都在住で、茶の湯好きとしてはとても馴染み易く楽しく勉強にもなる作品。
    杏子ちゃんの成長が楽しみ!

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    2025年08月30日
  • うまいダッツ

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    坂木さんの食べ物が出てくる本が好きで借りた一冊。身近なお菓子たちを中心に、お菓子部の高校生たちの会話が楽しい。ゆるくミステリーなところも良かった!

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    2025年08月27日
  • 仔羊の巣 ひきこもり探偵シリーズ2

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    仔羊は誰を指しているのか?その巣とは?
    引きこもり探偵シリーズ二作目。坂木と引きこもり探偵の鳥井を取り巻く友人の滝本もアクセントになっている。日常的な謎解きストーリーだ。

    坂木と同期の佐久間の関係はどうなるのか?同じく同期の吉成哲夫は?
    木工教室の先生になった栄三郎さんの元に集う人たち。土屋さんと、銀河鉄道を待ちながらで登場した中学生の利明くんとの関係は?
    坂木に危害を加えようとする女子高生の矢崎さんはなぜ坂木を狙うのか?
    これらを鳥井が即座に解決するのは爽快である。
    今回は栄三郎さんの言葉が重みがあり、助演男優賞をあげたくなる。
    しかし、前作でも感じたことだが、あまりにもミステリーっぽさが

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    2025年08月19日
  • シンデレラ・ティース

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    少女漫画のような小説だなと感じました。
    いい人しか出てこず、ドキドキ、ヒヤヒヤする作品に疲れた人にはピッタリだと思います!
    他の方のコメントを読んで、ホテルジューシーという小説にお友達のヒロちゃんのお話があるということでそちらも気になりました!

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    2025年08月13日
  • 女子的生活(新潮文庫)

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    ミキは身体は男性。いわゆる女性らしい格好が好き。そして女性が好きである。女性よりも女性らしくあるようにお洒落を楽しみながらも、心の強さもある。決して、彼女の悩みや日常のネガティブな面に関する話ではない。強い女性の物語。

    こういう話を読むと私は、性別というものをあまり意識していないのかもしれないと思う。何が好きなのか、どんなことに興味があるのか、どんな人生を歩んできたのか。その人の魅力は性別とは別にあると思ってしまう。
    ただそれは、恐らく自分がたまたまマジョリティに属しているから意識せずにいられただけであるとも感じてしまう。
    世の中で暗黙知としてあるルールに対して、人と同じではないからという理

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    2025年08月08日
  • アンと愛情

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    美味しいお仕事ミステリー、和菓子のアンシリーズの第三弾。

    アンちゃんのお菓子を食べる様子は相変わらず美味しそうで、、本わらび粉100%で出来たプルプルのわらび餅、舌の上でとろりと溶ける金沢の上生菓子などなど…あー食べたいっ!


    本作で1番印象に残っているストーリーは「こころの行方」かな。

    同年代と思えないほど仕事ができる販売員・桐生さんの登場で落ち込んでしまうアンちゃんだけど、椿店長のヒントから短所は長所になること、適材適所を知ってステップアップしていく姿は応援したくなる。

    勉強熱心で、お客様の声に寄り添って一緒に考えを巡らせてくれるアンちゃんは本当に素敵で、今回もほっこりし

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    2025年07月24日
  • シンデレラ・ティース

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    途中に出てくる当て馬の可哀想なお姫様が本当に胸糞。
    可哀想なのはめちゃくちゃに可哀想なのでそこは割愛。目茶苦茶可哀想。

    かわいそうだからヨチヨチしてお姫様のままにしてる周りに胸糞。
    初対面の人に対してまでヨチヨチを求めるな。挨拶はちゃんとしろ。
    そんな相手に恋愛感情を抱くな。気持ち悪いわ。
    ただ、彼女をヨチヨチしていない先生のコメントからするに先生は理解してそう造形しているみたいなのでそれもまた。
    ちゃんと躾られてるお嬢様の方が可哀想度上がって良かったんじゃないかなぁ。

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    2025年07月13日
  • アンと青春

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    この本は勉強になるし、和菓子、文化など色んな事に興味が湧く。余計な事に頭を使う必要がないから好き。今作はアンちゃんのネガティブ爆発。途中嫌気がさすも、周りの人たちのおかげでアンちゃんも私も復活。

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    2025年07月10日
  • アンと幸福

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    シリーズ全部読んだつもりでいたら
    まだ読んでなかった。
    ちょっと内容を忘れているところも
    あったけれど。

    アンちゃんは変わらず皆に愛されていて
    うらやましい。

    こんなかわいらしいキャラクターになりたいものだ。
    和歌山の魅力もいっぱい。
    私も和歌山のリゾートホテルに行きたいよぉ

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    2025年06月30日
  • 和菓子のアン

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    ミステリというと人が亡くなったりアリバイやらトリックやらを思い浮かべるが、なるほどこういう穏やかなタイプのミステリもあるのだなと。
    ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな、そんなデパ地下での店員さんの日常を描いた一冊。

    かなり流し見したけど内容がちゃんと入るくらい読みやすい。

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    2025年06月29日
  • アンと青春

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    和菓子屋で販売員アルバイトとして働くアンちゃんが日々起こる出来事に悩みながら、気付きを得ていく日常を描く。
    前作同様にお菓子を巡るミステリー要素もあって楽しい。
    描写的に特定の地域、特に和菓子に並々ならぬ誇りを持つ街の人から反感が来そうな表現もあったので、少し残念に感じたところがあり☆3つとした。

    しかしながら和菓子の描写は美しいし、その和菓子の背景にある文化的・文学的背景は知らなかったので素直に感心した。

    気軽に読めて楽しい小説ではありました。

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    2025年06月22日
  • 先生と僕

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    ミステリー初心者におすすめな小説だと思う。
    内容も読みやすい。
    ただ、刺激が欲しい人には物足りない作品かも。

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    2025年06月12日
  • ショートケーキ。

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    ショートケーキをめぐっての群像劇風ストーリーで、悪い人は出てこない。
    個人的に、ママ友3人組の「ままならない」だけは共感できず。

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    2025年05月26日
  • ショートケーキ。

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    頑張ったご褒美に、特別な日のお祝いに・・・
    ショートケーキにまつわる連作短編集。
    登場人物たちの前向きな頑張りに心が温まる。
    読み終わったらおいしい苺のショートケーキが食べたくなるし、作中に出てくる『追いイチゴ』もやってみたくなると思う。

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    2025年05月18日
  • うまいダッツ

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    高校生たちの謎解きミステリー短編5作

    ・うまいダッツ
    ・チロル・ア・リトル
    ・バカみたいにウケない
    ・それは王朝の
    ・百年の愛

    高校の喫茶部に所属する男子のアラタとコウ、女子のセラとタキタ。

    だらだらとお菓子を食べながら、日常に潜むちょっとした問題を解決する。

    少年たちのほとばしる青春が眩しい。

    コロナ禍で、人とのふれあいが減少した中で描いた作品とのこと。

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    2025年05月15日
  • ショートケーキ。

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    優しい気持ちになれる連作短編集。あっという間に読めるから、元気の出ない日にささっと読んだら栄養剤になるかも。

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    2025年04月27日
  • ホテルジューシー

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    楽園ジューシーを読んで前作があると知って、こちらを。
    こっちの方がオーナーの描写がいいなー。内容も「闇」があってすっきりしないのもまた良し。
    「あなたがいなくても世界は回る」キツイけどあたり。
    ヒロちゃんの友達のサキちゃんが「シンデレラ・ティース」の子だとはびっくり!かなり前に知らずに読んでたけどあっちの方が全然しっかりして、同一人物とは思えない(笑

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    2025年04月26日
  • シンデレラ・ティース

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    ネタバレ

    つい最近読んだ「コンビニ兄弟」と似た雰囲気の爽やかで良いお話でした。
    印象に残った場面で、その内、いつか、成長とともにという言葉を使わずに、今痛くないか、今夜眠れるか、と今にこだわった対応をするというところが良かったです。

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    2025年04月16日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    短編集は作家の実力が出ると思う。
    短い中でどれだけ自分の色を出せるか。

    そういった意味では、朝井リョウ、吉川トリコが楽しめた。

    後はまぁ、つまらなくないが印象には残らない。

    短編集とは、読んでいるその時間を楽しむものだと思う。

    お話を楽しみたければ長編を読むべし。

    星は3.3くらい。

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    2025年04月08日
  • ホテルジューシー

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    最後まで主人公が好きになれず、感情移入できなかった。
    小さな謎解きも微妙。

    読めなくはないが、あえて読む必要はないという感じ。

    星は2つと悩んだが、ギリギリ3つとする。

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    2025年04月07日