あらすじ
大学2年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だけではなく、患者さんの心に隠された大事な秘密もあって……。サキの忘れられない夏が始まった!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
歯医者さんの話ということで興味があって読んでみました!
オムニバス形式で1話1話とても読みやすい上、全体的に作品の優しさや温かさにほっこりしながら読めました。
主人公の気づきは、はっとさせられたし、今後の人生も歯を大切に生きていきたいと思えました笑
Posted by ブクログ
中古本で購入。
歯のことが気にかかっていたので自然と手が伸びていました。
歯医者嫌いな女性が歯医者でバイトをする話。
歯にまつわる知識も入ってくるのですが
知識の押し付けとならないところがこの小説のいいところだと思います。
Posted by ブクログ
星5です。もっと星つけたいかも…
こんな素敵な歯医者さんがあれば絶対行きます。
坂本司さんの本は、優しい人が集まってくるような情景が浮かぶので、読んでいてこの仲間に入りたいと思うのです。
歯医者さんにも読んでほしい!!
Posted by ブクログ
歯医者嫌いの女子:咲子が、叔父の勤めている歯科医院に受付アルバイトとして仕事をすることになった。個性的な先輩、ちょっと気になる歯科技工士に囲まれながら来院した『お客様』の謎を解くというストーリー。
日常的な軽い謎解きが得意な筆者ならではの、ほのぼのとしたストーリー展開。安心して読める。(安心という言葉が相応しいがどうかはわからないが)ハードなミステリーやサスペンスだと重い時があるので。
今まで知らなかった歯科の世界にも触れられ、美味しそうな描写にも惹かれる。姉妹作があるとのことなのでまた読むことにする。
Posted by ブクログ
和菓子のアンのようなほっこり心浄化作品!
主人公が素直で前向きで素敵。
仕事をただこなして時間が過ぎるだけより
人に寄り添って優しい気持ちで働いて成長していきたいなと思えますo(^-^)o
こんなに良好な職場、ぜひ求人出して。
そしてこの世の全ての人に歯医者は定期的に行ってほしい。
口臭は指摘しずらいので、、、
Posted by ブクログ
歯医者さんの受付バイトをはじめた歯医者さん嫌いの大学生が主人公。
お客さんの不可解な言動を推理する『和菓子のアン』みたいな話。
クリニックの人たちがみんな一緒に働いて楽しそうなおじさまお姉さまお兄さんなのいいなって思った
そこまで丁寧に見てくれるなら歯医者さん行ってもいっかな←
サキちゃんと四谷さんのラブストーリーの続きも見てみたいところ。
Posted by ブクログ
女子大生の一夏のアルバイトお仕事ミステリー。
・シンデレラ・ティース
・ファントムVS.ファントム
・オランダ人の買い物
・遊園地のお姫様
・フレッチャーさんからの伝言
あとがき
文庫版あとがき
解説 高橋渉
ひょんなことから大嫌いな歯科で受付のアルバイトをすることになった女子大生の叶咲子。
ちょっとセクハラの院長や歯科医の叔父、セクシーな歯科衛生士など人に恵まれ、働き始める。
持ち込まれる歯科にまつわる患者の悩みごとや謎を、歯科技工士の四谷が解決し、そこに引かれていく咲子。
あまりスポットの当たらない歯科という舞台を面白く、興味深く描いた作品。
ホテルジューシーシリーズのヒロちゃんも出てくるが、この作品の後だったとは。
Posted by ブクログ
後は、歯に聞いてみるから(p.40)
【叶咲子】主人公のサキ。母の陰謀で大の苦手の歯医者でバイトすることになった。人当たりはやわらかい。
【柿生浩美】サキの友人のヒロちゃん。『ホテル・ジューシー』の主人公。自他ともに認めるしっかり者。長身。大物。
【叶唯史】サキの叔父。母の弟。品川デンタルクリニックに勤める歯科医。やさしい。
【三ノ輪歌子】セクシーな歯科衛生士。はっきりした物言い。
【品川知之】院長。初老くらい。一見やさしそうだが口を開くと若干セクハラ気味。
【成瀬吉人】歯科医。腕がいい。
【春日百合】歯科衛生士。ものすごい童顔にアニメ声。
【中野京子】歯科衛生士。気づかいのできるタイプ。
【葛西瑞枝】窓口事務を一手に引き受けている。
【四谷謙吾】歯科技工士。ばりばりのオタク。腕はいい。無愛想だが意外に整った顔立ち。探偵役。
【品川知花】院長の孫。わがままに見えたし、四谷と親しくしているのでサキは心穏やかではなかったが、もっとも感動的な章となった。
■品川デンタルクリニックについての簡単な単語集
【昭島栄一】サキと同じ軒下で雨宿りしたサラリーマン。精密機器メーカー勤務らしい。
【う蝕】虫歯のことらしい。
【歌子】三ノ輪歌子。セクシーな歯科衛生士。本人の希望で「歌子さん」と呼ぶことに。生麩は嫌い。
【柿生浩美:かきおひろみ】→ヒロちゃん
【葛西瑞枝】窓口事務を一手に引き受けている。
【春日百合】歯科衛生士。ものすごい童顔にアニメ声。
【叶和義】サキのパパ。ちょっと細面で優しい目をしたおじさん。娘への愛情表現が大げさ。彫刻家にして画廊の経営者で、経営者としての能力が高かった。ママいわく《イタリア人みたいな濃いキャラクターが、画廊にぴったりはまった》p.100
【叶咲子】→サキ
【叶園子】サキのママ。
【叶唯史】→唯史
【北本】本庄の同僚らしい。患者の一人。
【幻臭】本当は臭いなどないのに自分は臭いんだと思い込む精神的な症例。
【小金井哲夫】どこかの会社の社長さんて感じで(実際は会長さんだった)秘書みたいな人(石原さんという名でかなり過保護)を連れていた。サキが《そこそこ綺麗な上に、感じも悪くない》という理由で品川デンタルクリニックで入れ歯を作ってもらうことに決めた。
【材料屋】歯科医向けに資材や精密機械を調達する業者。
【坂木司さん】この著者は『ホテル・ジューシー』が初めて読んだ作品で、すごく気に入ったので他のも読んでみようと『夜の光』も読んで、それもすごく気に入ったのでずっと読み続けてます。かなりたくさん読みましたが今のところハズレがないという感想です。今回は、気づいてませんでしたが『ホテル・ジューシー』の姉妹編ということで期待して読み始めました。
【サキ】主人公。通称サキ。母の騙し討ちで何より苦手な歯医者でアルバイトすることになった。顔が左右対称なんだとか。
【歯科医】サキは幼い頃のトラウマで歯医者が大嫌いになった。今回のアルバイトによってどうなるのか? 個人的には、長いこと歯医者に通ってます。今はほぼメンテナンスだけですが、ギャンギャン削られてる最中にウトウトしたりして、子供の頃からほとんど緊張したことがない。長沼さん並? でも、実はひとつだけお願いが。治療始めるとき目をつむるのでこれからどんな器具を使うのかわからない。1回見せてから始めてほしいなぁとは思ってます。
【品川デンタルクリニック】サキが夏休みの間バイトすることになった歯医者さん。院長の趣味で、スポーツクラブやエステに来るような感覚で来院してほしいと、インテリアにも気を使い、診察券は「メンバーズカード」と呼ぶ。クローク(荷物預かりサービス)もある。機器も一流の品ばかり。基本は完全予約制だが、急患は必ず診る。
【品川知花】→知花
【品川知之】院長。おじいさん手前くらいの年齢。一見やさしそうだが口は悪い。三ノ輪さんによると《実害のないセクハラがほとんどだから、年寄りの妄言だと思えばいいわ》p.18
【高津裕美】患者。奥歯の詰め物が取れた。なぜか男(彼氏)がよくわからない感じで怒鳴り込んできた。
【唯史:ただし】叶唯史。サキの叔父。母の弟。40代前半。まんまるっこくて知らない人が見たら職業はコックさんだと思うだろうが実は歯科医。説明好きな医療関係者の中でも別格のしつこさ。でも「今どうなのか」にこだわり、ひたすら優しい。《傷ついた子供に優しくし過ぎるなんてことないよ。》p.237。
【知花】品川知花。院長の孫。わがまま怪獣といった感じだったが…。
【辻堂由加利】患者。42歳。近所の会社に勤めている。何事についてもプロフェッショナルが好き。治療などを受けるときは自分が何をされるのか熟知したいタイプ。知ってないと怖いので。僕は、怖くはないけど調べはしました。その上で知ったことを医師には知られないよう振る舞いました。何でしょうねえ。
【長沼明】患者。37歳の会社員のようだ。初回にいきなり遅刻してきた。その理由をこんこんと語った。その言によると忙しかったらしく、それがまた本人的には嬉しいらしい。
【中野京子】歯科衛生士。気づかいできるタイプ。
【成瀬吉人:なるせよしひと】歯科医。ナンパが得意? 技術もすごい。手術しながら別のことを話すことができ、かつ正確。
【二枚目の問診票】あるできごとのあと院長が導入を決めた。通常のカルテではなく患者の人間的な部分、生活習慣や食生活などを記すらしい。で、それはサキの役目になったらしい。
【昼休み】午前中の診療の遅れはスタッフの昼休みを削ることで取り返す。
【ヒロちゃん】→柿生浩美。サキの友人。通称「ヒロちゃん」。長身で行動的で自他ともに認めるしっかり者。夏休みは沖縄でバイトすることになった。読んで大好きになった小説『ホテル・ジューシー』の主人公。どうやら『シンデレラ・ティース』の方が先に出版されたのですね。
【船橋淳二】歯科技工士。四谷の友人。
【フレッチャーさん】アメリカの時計商として成功した大金持ち。美食三昧を続けるうちに健康に問題が出てきて、一転「噛む健康法」を思いついた。ポイントは唾液の分泌。
【本庄義和】不機嫌な患者。北本が紹介してくれた。その後不機嫌ではなくなった。
【三ノ輪歌子】→歌子
【四谷謙吾:よつやけんご】歯科技工士。探偵役。ばりばりのオタク。腕はいい。無愛想だが意外に整った顔立ち。自分の作った技巧物を最後まで見届けたいタイプ。どうやら患者に装着する現場に立ち会っているようだ。本当のことしか言わない人らしい。
Posted by ブクログ
初めてAudibleで鑑賞!登場人物の特徴が声で分かるのとっても新鮮で楽しかった✨さきこ(漢字が分からないのはAudible特有だ...!)が大学生らしさを残しつつしっかり成長してゆくストーリー展開が、共感も尊敬もうまれて楽しい読書になりました。嫌なことがあったら勉強して脳みそから押し出すって素敵、私もやろうー!ദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )
Posted by ブクログ
人が健康に生きていく事と歯の健康は切っても切れないもの。
患者さんの気持ちに寄り添った医療とは、結局は人を思いやる事が出来る、真剣な姿勢なのではないでしょうか。
そんな理想的な歯科医院がこの本の舞台です。
Posted by ブクログ
可愛いタイトルと表紙につられてジャケ買いしたのだけど、面白かった!
歯医者嫌いの女子大生が母親に騙されて歯医者の受付のアルバイトを初めるが、都度お客さんに何かしらの謎があって、という短編形式で進む。
重厚な推理小説というわけではないけどどれもほっこりした結末で、全体を通した主人公サキの成長や恋模様も心温まる。
解説も取材した歯医者さんってのが、そういうのありなんだ!とこれまたほっこりしてしまった。
歯医者最近サボってたけど、また定期検診行くかな〜
さっと読める本なので、疲れた時にちょっと読みたいってのにおすすめ!
Posted by ブクログ
小さい頃に歯医者で痛い目に遭い、その後、歯医者に行かなくなった大学2年のサキ。夏休みのバイトに母に騙されて叔父の勤める歯医者の受付をすることになった。
単純なお仕事小説かと思ったが、通って来るお客様(患者)の人知れずの悩みやトラブルを解決する推理小説のよう。3人の医者と3人の歯科衛生士と技工士などの皆んなで雑談しながら進めて行く。特に中心となるのは凄腕の技工士。何気ないお客様の仕草や言動から見抜いて行く。サキも受付で会話を通して解決に導く。
サキも含めて、いくつかの恋愛進行もドキドキさせられながら読み進められた。一ヶ月だけの夏休みのバイトなのでギュッと濃縮された感がある。
Posted by ブクログ
夏休みに歯医者でバイトをするサキちゃんのお話。いろんなひととの出会いがあり、面白かったです。サキちゃんの友達のヒロちゃんのお話もある様なので、読みたいです。
Posted by ブクログ
主人公のサキが、いつも一生懸命で周りの人を大切にできる性格だから、読んでいて私の心も暖かくなりました。
そして、歯科医院のスタッフの患者さんへの思いも素敵です。
歯科に対する知識も増えて、読者を前向きにさせてくれる、ほのぼのしたお話でした!
Posted by ブクログ
大学生の咲子さんが苦手な歯医者で受付として夏休みだけアルバイトをするという話。私も歯医者は苦手。あの音、確かに聞こえてくるだけでぞわっとする。品川クリニックの皆はそれが分かっている。歯医者に好んで来たい人などいない。そうわかっているから、院長指導の下色々工夫する。中には咲子さんの恋愛話なども書かれていてあっという間に読んでしまった、知れば怖くない、怖いから知りたくない。こと、医学に関してはある程度は知りたいけど、それ以上はお医者様にお任せかな。
Posted by ブクログ
歯医者さんを舞台にした物語。
『ホテルジューシー』の姉妹作ということで、読む前からとても楽しみにしていた一冊。
私自身、主人公のサキほどではないものの歯医者が少し苦手で…。
それでも最近は勇気を出して通うようになっているので、物語を読みながら背中を押してもらえたような気がした。
Posted by ブクログ
歯医者嫌いな女子大生が夏休みの間、歯医者の受付でバイトをし、
そこに客としてやってくる様々な人とかかわっていくお話。
表紙のハムスターは全く関係なかったです。
接客業のお話あるあるで、いろいろ変わった客が来てその理由についての謎を解く感じ。
キャリアウーマンの話が好き。
例えアルバイトだとしてもプロフェッショナルとして学んでいく必要がある姿勢はどんな仕事にも通じるし、
自分もしっかりしていかないとと思いました。
歯医者は嫌いだなあ。行かないと。。。
Posted by ブクログ
小さい頃歯の治療が原因で歯科恐怖症になってしまった主人公のサキ。ひょんなことから歯科医師である叔父の勤めるデンタルクリニックの受付のアルバイトをすることから物語が始まる。
スタッフの優しさや、丁寧な治療。様々な患者さんたちと触れ合い、彼らがクリニックに持ち込む様々な謎を解き明かしていくことで、人間的に成長していく。
和菓子のアンシリーズもそうだったけれど、坂木さんは、ほのぼのとしたミステリーを描くのが好きです。
Posted by ブクログ
少女漫画のような小説だなと感じました。
いい人しか出てこず、ドキドキ、ヒヤヒヤする作品に疲れた人にはピッタリだと思います!
他の方のコメントを読んで、ホテルジューシーという小説にお友達のヒロちゃんのお話があるということでそちらも気になりました!
Posted by ブクログ
途中に出てくる当て馬の可哀想なお姫様が本当に胸糞。
可哀想なのはめちゃくちゃに可哀想なのでそこは割愛。目茶苦茶可哀想。
かわいそうだからヨチヨチしてお姫様のままにしてる周りに胸糞。
初対面の人に対してまでヨチヨチを求めるな。挨拶はちゃんとしろ。
そんな相手に恋愛感情を抱くな。気持ち悪いわ。
ただ、彼女をヨチヨチしていない先生のコメントからするに先生は理解してそう造形しているみたいなのでそれもまた。
ちゃんと躾られてるお嬢様の方が可哀想度上がって良かったんじゃないかなぁ。
Posted by ブクログ
つい最近読んだ「コンビニ兄弟」と似た雰囲気の爽やかで良いお話でした。
印象に残った場面で、その内、いつか、成長とともにという言葉を使わずに、今痛くないか、今夜眠れるか、と今にこだわった対応をするというところが良かったです。
Posted by ブクログ
ありそうでなかった歯医者さんが舞台の小説
謎解きを楽しみながら、歯科医療の知識も身に付きます
著者の通院が着想のきっかけだなんて、小説家の発想力はすごいですね
さえりさんのレビューで気になって読みました
Posted by ブクログ
今作も坂木ワールド全開。
悪い人が(ほぼ)出てこない。
ちょっと凹んでる時だったから、
余計に心に沁みる笑
どうやって育てたら、
こんなにきちんとした言葉遣いで働ける
女子大生になるのか、教えてほしい…笑
Posted by ブクログ
叶咲子
十九歳の大学二年生。品川デンタルクリニックの受付でアルバイト。
柿生浩美
咲子の友達。夏休みの間に沖縄の民宿でアルバイト。
叶唯史
咲子の母の弟。歯科医。
三ノ輪歌子
歯科衛生士。
品川知之
品川デンタルクリニックの院長。
成瀬吉人
歯科医。
葛西瑞枝
窓口の事務。咲子の上司に当たる。
中野京子
歯科衛生士。
春日百合
歯科衛生士。
四谷謙吾
歯科技工士。
高津裕美
患者。歯ぎしり。
叶和義
咲子の父。画廊の経営者で彫刻家。
叶園子
咲子の母。
本庄義和
患者。幻臭。
北本拓郎
本庄を品川デンタルクリニックに紹介。
昭島栄一
精密機器機械メーカーの営業。
小金井哲夫
患者。難聴。
石原
小金井の同行者。
辻堂由加利
患者。
品川知花
品川知之の孫娘。
長沼明
患者。
船橋淳二
四谷の友人で歯科技工士。