坂木司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【説明】痛みを抱えて引きこもっている鳥井とピュアすぎる坂木の遭遇する謎。題名の「仔羊」はストレイシープってことかな。
【感想】このシリーズを読んでいると想像してないところで痛みを負ってしんどい思いしてはる人たちがいるんやなあと思える。
【内容】野生のチェシャ・キャット:同期の同僚佐久間恭子がおかしいと、やはり同期の同僚吉成哲夫が言うので調べることになった。人間関係の変わるときとは。/銀河鉄道を待ちながら:地下鉄のホームで風船を持って立ってる中学生。/カキの中のサンタクロース:狙われた坂木司。
■簡単な単語集
【安藤純】歌舞伎の傍流の家の息子。芸名は石川助六。ある人物の友人だったが今は断絶状態。
【栄三郎】→木村栄三郎
【歌舞伎】長年の間にひとつひとつの言葉、動作、所作が最適化されてきておりどこをとっても完璧な風情。ビデオで撮ったものをどこでボーズしても様になる絵となっている。視覚障害者でも生の舞台は様々に体感できることがあり楽しめるらしい。
【木村栄三郎】坂木の契約者。初孫ができた。元職人で下町に住んでいる。最近カルチャースクールで木工を教え始めた(専門ではないが)。
【幸福】《生きていく上での幸福は、誰かとわかちあう記憶の豊かさにあると僕は思う。》p.70
【小宮弘幸】滝本の後輩で相棒。京都出身で煮豆のよしあしがわかる舌の持ち主。もともと少年課をめざしていた。
【斎藤】地下鉄職員。下島昭の同僚。
【坂木司】語り手。外資系保険会社の営業マン。鳥井真一唯一の友人で鳥井の世話を焼くために比較的自由度の高い外資系の企業を選んだ。中学生の時鳥井のありようにあこがれ彼がいじめで不登校がちになったことにつけ込み? 友人になってほしいと申し込んだ。ピュアな人格ですぐ泣く。こいつが泣くと鳥井も泣く。
【佐久間恭子】坂木司の同期の同僚。知的美人。
【佐藤隆之】まりおの父。
【下島昭】地下鉄職員。塚田くんに親切にしてくれた
【巣田香織:すだ・かおり】美人だが厚化粧で台無し。ご近所らしい。スーバーで助けてくれた坂木に当たりスーパーに当たり散らしたが次に会ったときジュースをおごってくれた。
【滝本孝二】高校で坂木、鳥井と同級生だった。今はお巡りさん。それもご近所の。豪快でラテン系な性格。記憶力は非常にいい。
【塚田基:つかだ・もとい】盲学校に通っている美青年。坂木から声をかけ知り合った。双子につけられているらしい。
【土屋降介】栄三郎さんに木工を教えてもらうことになった人物。手作りの玩具を14個作ろうとしている。
【寺田結美】滝本の知人。オートバイで全国を走っているらしい。いろいろお土産をくれる。
【鳥井真一】プログラマー。ひきこもり。探偵。坂木以外にはなかなか懐かない。坂木が泣くとおろおろしたり自分も泣いたりする。坂木《彼は僕という一神教の熱心な信者だ。》p.45。ツンデレ属性あり。甘党で全国の銘菓をお取り寄せする趣味がある。料理が上手い。辛辣な物言いをするがかなりピュアな人格。
【鳥井誠一】鳥井の父。商社マンで現在はバンクーバー在住。
【鳥井の母】鳥井を生んですぐ離婚し出奔した。
【中川丈太郎】〈なか川〉の主人。
【被害者】坂木《犯罪者を許す理由だけは与えられるんだね。もう罪はあがなったからと。でも被害者は一生被害者のままだ》p.66
【美人】鳥井《メリットしかない事象なんて、そうそうこの世にないぜ》p.23
【檜山利明】地下鉄の駅で風船を持っていた中学生くらいの少年。
【まりお】駅前でずっと突っ立ってた7歳から10歳くらいまでの少年。気になって坂木が保護した。が、今の御時世なかなか危険な行為やと思う。ほとんどしゃべらない。
【矢崎明日香】女子高生。坂木をつけ狙っていた。
【吉成哲夫】坂木司の同期の同僚。スポーツ全般に得意。 -
ネタバレ 購入済み
本屋(街の小さな)を巡る短編集。それぞれに面白かったが、一穂ミチさんの「歌うように生きて」が、特に心に残った。リウとルン(潤)の人生が、また交わりますように。なんてね。電子書籍を読みながら、思うとは(笑)