坂木司のレビュー一覧

  • 和菓子のアン
    何回も読んでる本だけど、ほっこりして、読むたびに和菓子の世界に引き込まれる。和菓子屋さんで買うのってお金持ちというか、格式高いイメージだけど、これを読むと生菓子が食べたくなる。名前含めてそんな意味が込められてるんだとか、管理方法含めて勉強になる。素敵な和菓子屋さんに出会ってみたい。謎も全然解き方分か...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    旅と食をテーマにしたアンソロジー。
    行先は伊勢、松本、石垣島、ヴェネツィア、三沢、東京、レイキャビク。

    「初めて編」「想い出編」は既に読み終えていて、今回は「しあわせ編」です。
    やっぱり旅行と食べ物の話は読んでいてウキウキします。
    非日常の中で自分を見つめ直したり出会いがあったり、特別な時間を過ご...続きを読む
  • 楽園ジューシー
    おいハンサム!ってドラマがありますが簡単に言っちゃえば話の展開はそんな感じ。
    いじめられたトラウマを抱えた主人公が沖縄でのアルバイトを経験することによって人生の小さな教訓を1つずつ学んでいきます。
    沖縄という本土とは違った時間の流れを1冊を通して味わえるのでこの辺はとても癒やされました。ちょっとした...続きを読む
  • アンと愛情
    こんにちは、椿と申します。ついこの間まで東京デパート地下一階にある和菓子処『みつ屋』の店長を仰せつかっていました。今は銀座店の方に移りましたが、長い間いたので思い入れはいっぱいです。

    特に2年前にふらりと立ち寄った高卒の梅本さんをアルバイトに雇ったのは、我ながらスマッシュヒットでした。少し大人しく...続きを読む
  • アンと幸福
    今回もいろいろと思い悩むアンちゃん。成長してるぶん悩み事の内容もステップアップしてる。立花さんは知れば知るほどややこしい人だなぁ。この先どうなっていくのか、まだまだ気になる。
    和歌山に行ってみたくなった。
  • アンと幸福
    アンシリーズ、今回も楽しく読めました!
    和菓子の知識がないのでどんなお菓子か想像することができずとても残念です。
    和菓子って奥が深いし、日本の伝統やしきたりはいろいろあるけど知らないことばかりだなぁと思いました。
    また続きも楽しみ!
  • アンと愛情
    このシリーズは、ほっこりと和菓子を愛でながらも
    和菓子の種類やその歴史的、民族的な背景を読みながら知れるので面白い!

    登場人物たちのキャラも恋心?もストーリーとして楽しめました
  • ウィンター・ホリデー
    「ワーキングホリデー」の続編。

    ぎくしゃくしながらの親子関係の構築、という基本線は踏襲しつつ、子供が思春期の入り口らしいこじらせの気配を漂わせ始めたり、母親の存在感が増してきたりと着実に話が進んでいます。基本的に不器用ながらも善人たちの物語なので(特にコブちゃん!)、ほっこりしながら気軽に読める作...続きを読む
  • アンと幸福
    デパートの和菓子屋みつ屋に勤めるアンちゃんのシリーズ。連作短編集。
    むにゅっとして、気配りのできるこんな店員さんがいたら、通い詰めてしまいますね。
    和菓子を含めて、俳句など、日本の文化には、決まりごと、お約束がたくさんあり、作品の中にもありますが、この異世界に触れると、ぶわぁーっとその魅力に取り込ま...続きを読む
  • うまいダッツ
    お菓子と絡めながら、それぞれの好きな事に対する考え方を丁寧に描写しており、読みながら色んなことを考えさせられる話でよかった。
  • うまいダッツ
    【収録作品】うまいダッツ/チロル・ア・リトル/バカみたいにウケない/それは王朝の/百年の愛

    とある高校の喫茶部。その中の「おやつ部」のメンバーである、ライトオカルト系のオタク気質のアラタ、テツオタで発達障害の気があるコウ、推しの声優がいて介護系の知識もあるタキタ、実家が空手道場で体が大きいが武術は...続きを読む
  • うまいダッツ
    あー、面白かった。
    おやつ部に元気をもらいました。

    いいねぇ、じわじわくる良さ。
    キャベツ太郎、、餅太郎、ビッグカツ、うまい棒、アポロチョコ…。
    懐かしのお菓子が出るわ出るわ。
    昔、駄菓子屋さんでどれにしようかとワクワクした記憶が呼び起こされます。

    絶妙にツボにハマるフレーズにちょいちょい出会え...続きを読む
  • アンと青春
    シリーズ二作目。前作も読んだはずだけどあんまり印象に残っておらず…久しぶりに続きを手に取った。
    和菓子や洋菓子も出てきて食べてみたくなると同時に、アンちゃんが素直で色々教えてあげたくなる。悩みを抱えていてもちゃんとご飯を食べて、周りに助けを求められるところがいい。日常系ミステリーでそんなに大きな事件...続きを読む
  • 和菓子のアン
    皆さん書かれてる通り、和菓子が食べたくなりますね!
    これもミステリーなのか〜という感じの、デパ地下の和菓子屋さんを舞台にした日常系ミステリー
    某神様2人が主人公な漫画で、「日本の願掛けってギャグだよね」みたいなこと言われてたシーンを思い出しました
    ギャグだけどなるほど昔の人は頭いいなって思ったり、言...続きを読む
  • うまいダッツ
    市販のものでも、手作りのものでもお菓子を食べると疲れも吹っ飛ぶし、嫌なことも忘れるし、イライラも消える。そんなお菓子をめぐる高校生4人の物語。

    ユルい部活の喫茶部。その中で、部員それぞれ好きな活動をしていて、この物語の中心となる男女4人組は喫茶部の中の通称おやつ部所属。

    汗水垂らして部活に打ち込...続きを読む
  • シンデレラ・ティース

    主人公のサキが、いつも一生懸命で周りの人を大切にできる性格だから、読んでいて私の心も暖かくなりました。
    そして、歯科医院のスタッフの患者さんへの思いも素敵です。
    歯科に対する知識も増えて、読者を前向きにさせてくれる、ほのぼのしたお話でした!
  • ホテルジューシー
    うわーん、泣いちゃう。
    余白。余白だよな。「てーげー」の気持ち。
    それを持たないと。
    坂木司の書く主人公は、どれだけおせっかいでもイライラしない。
    頑張り屋さんで、心の声をたくさん聞かせてくれるから。
    私にはできないことばっかりだ。
    できるようになりたい。うわーん。ていうかオーナーのようになりたい。...続きを読む
  • アンと青春
    和菓子屋店『みつや』で働くアンちゃんが主人公のシリーズ第二弾。
    和菓子にはいろいろな思いが込められる。ものすごく日本らしいのだが、暖かな良い気持ちもあれば、甘くておいしい凶器にもなる。
    甘くておいしいアンコに、気持ちも身体も救われてホッとひと息つけるとき、日本人に生まれとよかったなぁと思う。
  • アンと幸福
    表紙のみかん大福からして、とっても美味しそう。
    南紀白浜の朝食バイキングに温泉、アドベンチャーワールド、行きたい
  • 和菓子のアン
    高校を卒業した梅本杏子、アンちゃん。勉強したくはないし、いきなり就職と言われてもピンとこなくてデパ地下の和菓子屋さんでアルバイトを始める。
    アンちゃんは、大福とかお団子の似合うふっくらとした女の子。ついつい、ほっぺたを触りたくなっちゃう。
    洋菓子に比べて、地味な和菓子であるが、和菓子には、日本の文化...続きを読む