坂木司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オムニバス式の作品を読んで、坂木先生だけ読んだことがなかったので、本も読んでみたくて手に取った。
和菓子屋の一人娘の話なのかと勝手に思っていたが、百貨店の中の和菓子屋の話だった。
こういう日常のミステリーというのは、もちろん誰も亡くなったりしないが、毎日に溢れてるんだなと感じる。
わたしはあんこが苦手なのであまり和菓子を食べることがないが、色んなお菓子の名前が出てきたので調べたりしたら、目でも楽しめるお菓子も多いんだなと思った。
それにしても、人の体型についての表記が多いが、ほんとに今の時代ならありえないなと思った。
太ってる太ってないは、人に決められるものじゃないと言ってあげたいと思った -
Posted by ブクログ
和菓子は知識があればより楽しめるお菓子なのだと勉強になり、実際に食べたくなった。百貨店で売っているような贈呈用は別として、日頃食べるどら焼きや羊羹、大福といった和菓子は、洋菓子と比べるとどこか地味で味も似たり寄ったりだと思っていた。それでも和菓子が長く愛されてきたのは、見立てや言葉遊びに満ちているからなのかなと。大人になってその面白さに気づくと、こうして文化が受け継がれてきた理由がよく分かる。(もちろん、味も美味しいと思っている)
ぽっちゃり体型ゆえに心無い言葉をかけられる主人公の姿には、自分自身の経験も重なりとても共感した。周囲の言葉を気にしない強さや、異なる見方を受け入れる柔軟性を持つ彼 -
Posted by ブクログ
「和菓子のあん」の坂木さんの本。登場人物の軽快な口調で物語が進んでいくので、読みやすいし、早く読める。
コージーコーナーのショートケーキにまつわる話が5話。登場人物が続いていく方法を何ていうのかな。
1話目は、子供の頃に両親が離婚した二十歳になる2人の女の子の話。失われたホールケーキの会というネーミングが何とも楽しい。お父さんとの話で、終わり方がとても温かい。
2話目はそのケーキを売ったコージーコーナーのバイトの男の子の話。家族の青春が終わったって言い方になんか納得してしまった。お姉さんに対する家族の温かさが嬉しい。
3話目はそのコージーコーナーの店員の話。2話目の男の子の様子をを外側の視点で