坂木司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回の坂木さんのお話は、
父大和さんと子進が軸になっていますが
父の元職場のホスト仲間たちの
面々、
それに今の職場「ハチさん便」の
仲間たちの温かく
そして
にぎやかな日常をドラマを見ているような感覚であっという間に読み切ってしまいました。
シリーズだったとは知らずに
読んでしまいましたが、全然オッケーあっという間に
お話になじみ、すっかりはまってしまいました。
父のヤンチャだけど温かいふるまいや、
主婦のように気配りができる息子のやりとりが、
なんともいえずいい具合で居心地が良かったです。
本当にドラマ化したらいいのになんて思いながら楽しく読めました。
なんというか平和で温かい
そんなお話でした。
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Posted by ブクログ
「銀座百点」に連載された、各種おやつに関するエッセイ+α
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日常の娯楽、おやつの時間。銀座の名店から量販店のお菓子まで、甘いのもしょっぱいのも分け隔てなく食べ尽くします。かりかりサクサク、こってりあっさり。読んだらすぐに買いに行きたくなる。ページをめくるたびに、楽しいおやつの世界がひろがります。単行本未収録のエッセイも多めに入っています。さあ、召し上がれ!
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「和菓子のアン」で有名な著者による、主に銀座で買えるおやつのエッセイ
どのおやつも美味しそうで食べたくなってしまう
ただ、途中からは文章の新鮮味が減る
同系統の食感のものは同じような印象を受け、それぞれの違いが伝わってこない
食レポである以上、どうしても似た表現が繰り返されるのは仕方がないのでしょうけどね
しかも、おやつという狭い範囲だしね
後半は池波正太郎への憧れからの聖地巡礼のように同じ体験をするところのミーハーっぷりが面白い
作家さんと言えど、ファンはファンですねぇ
あと、序盤は和菓子がほとんど登場しないので不思議に思った
「和菓子のアン」を書くくらいなのだから和菓子好きなのかと思ってたけど
和菓子の魅力はそのオファーの後で気付いたとの事
それであそこまでの物語を書くのが凄いと思う
覆面作家という事で性別も非公開となっているし
ジェンダー的な偏見は良くないなぁと思いつつ
女性としか思えない口調のところがある
他にも、ご飯の前の満腹度を考慮するあたりも女性っぽく感じる
でもまぁ、これもジェンダー的な偏見なのかねぇ?
男でも少食の人もいるしなぁ
私自身は、自分で買う分には普通にスーパーやドラッグストアで売っている個包装のお菓子くらい
ちゃんとした菓子専門店では買わない
でも、たまに家にお客さんを招いたときや、会社のお土産等でいただくお菓子は普段のものより美味しく感じるものもある
でもまぁ、普段自分で買って食べる分にはいつもので十分と思ってしまう -
Posted by ブクログ
「初めまして、お父さん」って急に言われたらびっくりするよね。元ヤンでホストの目の前に急にしっかり者の小学生が現れるとは。
大和は知性も教養もないけれど、心根は真っ直ぐでそこはやっぱり人間性なんだよなあって思った。
大和は不器用だけど、自分の息子を可愛がろうとする気持ちもあって。また息子の進が最後に「帰りたくない」と泣くシーン。普段はとってもしっかりしているけどやっぱりまだまだ子どもなんだなあと思うとともに、少し安心した。
不器用でも、宅配の仕事をしながら家に荷物を運んであげるとか、自分はびしょ濡れになっても荷物だけは守るとか、そういう些細な気遣いがとても大事なんだよなあと。私もよく宅配を利用するから、宅配人の人に改めて感謝しようと思ったよ。
例えば思い出ってさ、どこに行ったとか、大きい買い物をしたとか色々あると思うんだけど、何気ない日常を一緒に過ごしたことが案外心の中に大きく残ってたりして、ね。続編も買いたいな。 -
Posted by ブクログ
クリスマスにお正月、バレンタインからホワイトデーまで!
もう少し待って冬に読めば良かったかな、と後悔するくらい冬のイベントが盛り沢山。
でも続けて読みたかったので…
ワーキングホリデーの続編である今作でも大和の豪速球っぷりは健在。
進の目には見えない成長もなんだか切ない。
おせちやチョコレートなどナマモノの取り扱いを見ていると、配達業務されている方に尊敬の念を抱く。いつもありがとう。
運ぶのは"モノ"だけれど、"気持ち"も一緒に届けてくれることがよく分かる。
ジャスミンの言葉は変わらず私の心に響いてくれる。
今回は大和の後輩たちや進のともだち・コウタも加わってパワーアップしていた。
それからラストにかけてのナナとコブちゃん、いいね〜 -
Posted by ブクログ
元ヤンでホストをしていたヤマトのもとに、息子だと名乗る小学生が現れた。
ーー「初めまして、お父さん」
ホストを辞め、宅配便のドライバーとなったヤマトもとい沖田大和の生活は一変。
早寝早起き、栄養バランスのとれた食事、飲酒制限など小姑のような息子・進との夏休み限定の生活が始まる。
大和よ、なぜそんなに簡単に受け入れられる…とは思うがそこはフィクションを楽しもう!
サービス業、接客業をしていると毎日本当にいろいろな人と出会う。
大和も配達先でのトラブルにしっかりと巻き込まれていく。
大和の子供らしさも好きだが、坂木さんの小説では上司や先輩の人柄に惹かれがちな私。
今回もオーナーであるジャスミン、先輩ホストの雪夜の温かさ、愛情が沁みた。
相手を思って叱るという行為がどれほど有難いことか…
そして大和のように素直に聞き入れることも大事。
シリーズ続けて読みます!