坂木司のレビュー一覧
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日々やけどちょいとズレたらスリリング/掌編集十八編/それぞれ一人称で軽く語られる、日常に忍び寄るなんとなく怖いもの、というよりスリリングという感じ話/多くの作品で、読み進めているとある瞬間、不意に裏返る。その瞬間がおそろしい/すれっからしな読者のための本なのかも。
■メモ
でも、それってきっと本当の話だからだよ。現実には、オチなんてつかない話の方が多いからね。(p.22)
けれど既存の単語について「なぜ」から考えることは、けっこう新鮮だと日々感じている。(p.30)
娘という、一冊の辞書。(p.30)
もしかすると鍵をぶら下げるということは、所有物を見せびらかすための行為なのだろうか -
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【要約】ヤマトは元ホストで、現在は配送業に従事している。ある日、かつての交際相手との間に生まれた息子・進が休暇中に訪ねてくる。ヤマトは進との交流を通して、親としての愛情や責任を感じ始める。日々の配送業務を通じて、人々が物に託した思いや感情に触れることで、自らのこれまでの生き方を見つめ直し、成長していく物語である。。
【感想】この作品を読み終えた後、シリーズの2作目であることを知る。ホスト時代のオーナー・ジャスミンの言葉、「どこまでも近づくだけの人間関係なんて存在しないのよ」「お手軽は馬鹿を作る近道」が非常に深く印象に残る。物語は元彼女との関係がハッピーエンド風に締めくくられるが、その結末がや -
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大好きなホリデーシリーズのサイドストーリー。
実はシリーズ本編の「ワーキング・ホリデー」は、私がお仕事小説の面白さに目覚めた思い出深い作品。
主人公の大和のキャラがかなり好き。元ヤンで元ホスト、バカだけど情にもろくて真っ直ぐなバカなのが愛しい。
本編につながる登場人物のエピソードを知れて嬉しい。
楽しくなったり、ちょっと切なかったり、しんみりしたり…。いろいろあるけど、どれも温もりのある余韻がいい感じ。
個人的に特に良かったのはジャスミンの短編でした。
坂木さんの作品は、読んでいて心が弾むような楽しさを感じる。
他作品「ショートケーキ」とか本当に読んでいて楽しくてめちゃくちゃ好き。
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常に悪い想像をしてしまうクセのせいで極度の怖がりである伊藤二葉。それゆえにミステリすら読めないが、断れない性格のせいで、推理小説研究会に所属することになってしまう。
うなだれている二葉の前に現れたのは、頭脳明晰でイケメンな中学生、瀬川隼人。親を納得させるために必要のない家庭教師を探している隼人は二葉に目を付けて声をかけたのであった。
二葉は半ば押し切られるように家庭教師となり、先生として勉強を見る傍ら、生徒として、ミステリについて隼人に教えてもらうこととなった。
なんの変哲もない日常を過ごす中で、隼人は持ち前の観察眼と好奇心で、ちょっとした謎を発見し、首を突っ込んでいく。二葉の特技 -
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誰かと一緒に楽しく暮らしたいのに
何か上手くいかない、アンソロジー8編
各部屋間取り付きでイメージが湧きますね
「それでは二人組を作ってください」朝井リョウ
これは「何様」に収録されていた短編ですね
ぞわり、隠しきりたい心情をえぐるタイプの
大好きなやつ。何者→何様で読んでいただけたら幸いです
「女子的生活」坂本司
これは、もしかしたら、昔NHKドラマ10で志尊淳が、めちゃかわ女装男子を演じていた原作ですかな?
意味深なストーリーへの入りも良い
吹っ切れた、女の子になって女の子と付き合いたい、今はまだ女装男子の切れ味良い攻め気味の会話がそそる
「十八階のよく飛ぶ神様」似鳥鶏
悪い神様と良 -
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家庭教師の生徒である隼人くんは、大のミステリー好き。僕にミステリーを教えてくれる先生でもある。
この可愛いコンビが日常生活の謎を解き明かしていく、平和でライトなミステリー連作集。
ホラーやグロ要素が全く無いので、そういうのが苦手な人にもおすすめできる一冊。
この隼人くん、中学生ながらにして自分で自分の魅せ方を分かっていて、登場人物みんな、そんなチャーミングな隼人くんのトリコになっている。
私もそのうちの一人なのだ。
作中で、毎回隼人くんが僕にミステリー小説をおすすめするのだけれども、それを読んでみたらこの小説の理解がよりいっそう深まるんだろうなぁ。