坂木司のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
微妙….….
初めて出会った作家の作品ばかりだった。あっ、一人、知ってる方が居たかも….….コロナ渦や、ロシアのウクライナ侵攻、今の(ちょっと前か?)閉塞感の有る現実が、微妙に反映されていて、面白かったか?と聞かれると、微妙….….と答えると思う。
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ネタバレヤマト
沖田大和。ハチさん便で働くヤンキー上がりの元ホスト。
ジャスミン
ホストクラブ『クラブ・ジャスミン』のオーナー。おかま。
ボス
鬼頭の親父。ハチさん便『ハニービー・エクスプレス』の支店長。心の中でゴリと命名している。
リカさん
刈沢。理科系な風貌と冷静な態度から、そう呼ばれている。
コブちゃん
林。本人は林家こぶ平にちなんだあだ名だと信じているが、実は小太りのコブが正式な由来だという体系の持ち主。
イワさん
岩尾。シルバーエイジ枠でアルバイトに入っているじいさん。
進
母親が元恋人の由希子。
雪夜
ホスト。
ナナ
ホストクラブの常連客。
ミキティ
ハチさん便のアルバイ -
Posted by ブクログ
皆様、ミステリはお好きですか?
今作の主人公は伊藤二葉、十八歳。
人が殺される小説は読めない、極度の怖がり。
しかし、友人山田の誘いで推理小説研究会へ入部することとなる。
そんなある日公園のベンチで本を読もうとしていると、ある男に声を掛けられた。
「こんばんは」「大学生?」「よかったらバイトしない?」そんな怪しい言葉に逃げようと立ち上がった二葉。
そこであることに気がつく。彼は、少年だったのだ。
家庭教師を探しているという少年、瀬川隼人。
勉強も運動もよくできる模範的な生徒の隼人に二葉が教えることはない。そう思い断ろうとするが、前半は自習、後半は二葉のミステリ講義という案に落ち着いた。
そん -
Posted by ブクログ
ネタバレ坂木司さんの「下田にいるか」の適量が
わからない彼の気持ちがすごくわかって
読むうちに自分も行ったことのない下田を
旅している気分になりちょっとしたことへの
感動何かがすごく伝わってきた。
上司からわざわざ口頭で伝えてくれた所は
自分だったら泣いちゃうなwww
松村比呂美さんの「糸島の塩」の話は
なぜ一緒に旅する気になったのかは
私にはまったくわからなかったけど
こういうのも一つの出会いなのかな?
その話出てくる「おにぎり定食」は
是非行って食べてみたいと思いました。
どの話も始めて旅をする感じがすごく伝わる
作品で読むとこちらまで一緒に旅している
感じが読んでてすごく楽しくそして
美味し -
Posted by ブクログ
ひきこもり探偵シリーズ②
野生のチェシャ・キャット
坂木くんの同僚、佐久間さんがいつもと違う。どうした?
銀河鉄道を待ちながら
地下鉄ホームで風船を持ってる少年。一体何してる?
カキの中のサンタクロース
坂木くんが女子高生にイジワルされる。何したの?
前作と同じように坂木司目線で話が進み、
友人のひきこもってる鳥井が日常のミステリーを
解き明かしていく話。
今回はミステリー自体もあんまり好きじゃなかったー。
アレルギーとか、家族に言わないのー!?
そんな昔に発行されてるわけじゃないし、
ちょっと違和感あったなー。
あと、鳥井と坂木くんの友情が歪んでるように感じ、
あんまり好きになれな -
Posted by ブクログ
日常の謎とても好きです。
でもなんだか心を描くシーンが重いというか引いてしまって、アンバランスに思えてしまう。
男性同士の友情って一生モノだったりしそうなのに、薄グラスみたいにちょっとしたことで壊れてもとに戻らなさそうに繊細すぎて不安な気持ちになってしまう。
硬すぎて脆い。
本当はどっちが依存しているのかとかそういう部分は痛いほど刺さる。
鳥井が坂木の優しさを利用しようとするヤツに対して遠慮なく厳しい言葉を投げるのも熱い。
でも、感動の大安売りを見たときのように心の温度が下がるシーンもある。
著者さんに本格的にハマったのが「和菓子のアン」なせいか、優しい甘さとほのぼの感と少しくらいの切な