クリミア作品一覧

  • プリンセス2024年6月特大号
    NEW
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    <人気爆発!!「白花繚乱-白き少女と天才軍師-」表紙&巻頭カラー!! & 藤田麻貴、新連載開幕!! > ●田中芳樹×栗美あいで贈る、少女と軍師の戦と恋の物語「白花繚乱-白き少女と天才軍師-」が、表紙&巻頭カラーで登場!! 淮河を渡り北魏への侵攻を開始する韋叡だが…!?  ●そして実力派・藤田麻貴の新連載「彼の世の獣が見る夢は 」が、新連載センターカラー50Pでスタート!! トラブルに遭遇しやすい体質の女子高生・世良についた新たなボディーガードは…!? ●さらに、香の力で運命と恋を切り開く「後宮香妃物語」(伊藤たつき×橘ミズキ)も、華麗なセンターカラーで掲載!! ついに秘宝香の材料となる青い花の沈丁花を手に入れた凛莉たちだけど…!? ●そのほか、小島ビスケが贈る怪異と人の物語「麻切かなみは視えている」は最終回!! 乃々を救うためメフィストの手を取ったかなみは…!? ほか ※この電子書籍は紙の雑誌を編集したものであり、紙の雑誌版の内容・企画で電子書籍版には含まれないものが一部あります。 ※紙の雑誌版で実施するプレゼント、人気投票などへの参加は電子雑誌版からは行えません。 ※次号予告は紙の雑誌版の情報です。
  • 紅霞後宮物語~小玉伝~ 1
    完結
    4.5
    不世出の軍人と謳われる女将軍・関小玉はかつての相棒にして現・大宸国皇帝である文林の懇願を受け、ある日突然、後宮の頂点である皇后となるが……!? 規格外ヒロイン、いざ女の戦場に出陣!! 軍人皇后の型破りシンデレラストーリー、開幕!!!
  • 白花繚乱―白き少女と天才軍師―【電子単行本】【電子特別版】 1
    値引きあり
    4.3
    1~3巻330~704円 (税込)
    時代は中国南北朝時代。大戦が迫る中、人探しをする少女・祝英台。そんな彼女が知り合ったのは、武芸・乗馬はからっきし、だけど戦にはめっぽう強い青年で…!? 田中芳樹×栗美あいの強力タッグで贈る中華戦国恋絵巻、堂々開幕!! ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついている特別版となります。
  • イラストでまなぶ!用兵思想入門 現代編
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■「現代編」となる本書では、第二次世界大戦から現代まで、主要な軍事ドクトリンを解説。「用兵思想」から現代の戦いを 読み解く。 ●ソ連軍の作戦術 第二次世界大戦前のソ連で「戦術」と「戦略」をつなぐ概念として生まれた「作戦術」と、これを活用する「赤軍野外教令」で確立された「縦深作戦」理論とは。 ●エアランド・バトルとマニューバー・ウォーフェア 冷戦最盛期に、アメリカ陸軍が採用した「エアランド・バトル」と、アメリカ海兵隊が採用した「マニューバー・ウォーフェア」。これら機動戦志向のドクトリンとは。 ●ロシアのハイブリッド戦争 2014年のクリミア危機・ウクライナ東部紛争をキッカケに、ロシアの新しい戦争のやり方として注目を集めた「ハイブリッド戦争」。軍事的な手段と非軍事的な手段を、より幅広く、より直接的に組み合わせる戦争のやり方とは。 ●マルチドメイン・オペレーションズ ロシア・中国への対抗も視野に入れて開発された、アメリカ陸軍の「マルチドメイン・オペレーションズ(MOD:複数の領域にまたがる作戦)」ドクトリンとは。
  • 白花繚乱―白き少女と天才軍師―(話売り) #1
    無料あり
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    1~14巻0~165円 (税込)
    「銀河英雄伝説」、「アルスラーン戦記」の田中芳樹と「紅霞後宮物語~小玉伝~」栗美あいで贈る!! 軍師と少女の戦いと恋の物語!! 中国南北朝時代。大戦が迫る中、梁軍で人探しをする少女・祝英台。そんな彼女が知り合ったのは、武芸・乗馬はからっきし、だけど戦にはめっぽう強い青年で…!?
  • エーゲ海を渡る花たち(1)
    完結
    4.1
    全3巻594~649円 (税込)
    15世紀半ばのイタリア・フェラーラにて、世界を旅することを夢見る少女・リーザは、クルム(現クリミア)から来た少女・オリハと出会う。妹を探すため、クレタ島、そしてふるさとのクルムへと戻りたいオリハと、彼女に同行したいリーザ……。ふたりの旅が今始まる! 資料に基づく緻密な作画、食べ物などの文化も知ることができる、思わず人に話したくなるようなトリビアも満載!! 少女たちの中世旅行記!!
  • 第三次世界大戦はもう始まっている
    4.1
    ロシアによるウクライナ侵攻を受けての緊急出版。  戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。 「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている」――西側メディアでは、日々こう語られているが、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だ。  ウクライナは正式にはNATOに加盟していないが、ロシアの侵攻が始まる前の段階で、ウクライナは「NATOの“事実上”の加盟国」になっていた。米英が、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、ウクライナを「武装化」していたからだ。ロシアが看過できなかったのは、この「武装化」がクリミアとドンバス地方(親露派が実効支配するウクライナ東部)の奪還を目指すものだったからだ。 「我々はスターリンの誤りを繰り返してはいけない。手遅れになる前に行動しなければならない」とプーチンは注目すべき発言をしていた。つまり、軍事上、今回のロシアの侵攻の目的は、何よりも日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れになる前に破壊することにあった。  ウクライナ問題は、元来は、国境の修正という「ローカルな問題」だったが、米国の政策によって、ウクライナ問題は「グローバル化=世界戦争化」した。  いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話しているが、むしろ「すでに第三次世界大戦は始まった」。  米国はウクライナ人を“人間の盾”にしてロシアと戦っているのだ。
  • 帝国の復興と啓蒙の未来
    -
    1巻2,750円 (税込)
    読み終わったとき、もっとも危険な世界史が見えてくる。 イスラームの側からしか見えない歴史を 解き明かし未来を予見する。 19世紀は西欧列強による世界の植民地化の時代、20世紀は2度にわたる世界大戦による西欧の破産とその破産管財人である米ソによる残務処理の時代であった。21世紀は、西欧の覇権の下にあった中国文明、ロシア文明、インド文明、イスラーム文明の再興による文明の再編の時代となる。シルクロード経済圏の覇者を目指す中国の一路一帯構想、ロシアのウクライナ内戦、クリミア危機への介入は、「大陸国家」中国とロシアが文明の再編の主役であることを示しているが、実のところ影の主役はイスラーム世界(ダール・イスラーム)である。イスラームは、西欧の世界支配の枠組「領域国民国家システム」自体を揺るがす可能性を秘めているのである。(「あとがき」より) 最新の中東情勢分析に加え、長年のイスラーム研究と著者の思想を凝縮した他の誰にも書けない生きた世界史!!
  • イラストでまなぶ!ロシア連邦軍
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2014年春――電撃的にクリミアを併合し、その軍事力に注目があつまるロシア。 ソ連崩壊後、一時は国力を大きく減じたロシアだったが、プーチン政権下で強大な軍事力を復活させている。 この本では生まれ変わりつつある新生ロシア軍について兵器・戦略・戦史の視点で“可愛く、わかりやすい”イラストとあわせて解説する! ●陸軍:T-72やT-90などバリエーション豊富なロシア戦車を系統的に紹介。さらに発表目前の新型次世代戦車にも迫る! ●海軍:空母アドミラル・クズネツォフや重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーなど既存の大型艦に加え、続々と就役する新型艦艇&潜水艦たち! ●空軍:ステルス機の開発には遅れをとったもののSu-35やMiG-35など“最強の非ステルス機”を揃えるロシア空軍の戦力とは! ●戦略ロケット軍&航空宇宙防衛軍:アメリカと並ぶ核・宇宙大国ロシアの実力と、再拡大する核戦力や宇宙戦略の現状を解説! ●空挺軍:ロシア独自の戦力“空挺軍”について、その組織誕生の背景から現在の役割までを分析! ●特殊部隊:“開戦なき戦争”の時代にあって影の戦力として重要度を増す特殊部隊(スペツナズ)の変化を解説! ウクライナ・グルジア――ロシア軍はどう動いたのか? 大国ロシアの復活とあわせて、2008年のグルジア紛争、2014年のクリミア・ウクライナ危機など近年頻発する近隣国との軍事衝突について、その原因と推移について解説。 ロシアが何を考え、何のために軍事的手段を選択するに至ったのか、多数のイラストや地図を交えてわかりやすく解説します! ※電子版では、紙と内容が一部異なる場合や、掲載のないページ、マスキングされた写真、応募できない懸賞等がございます。あらかじめご了承ください。
  • 池上彰のこれが「世界を動かすパワー」だ!
    4.0
    1巻1,119円 (税込)
    知らない人は基礎の基礎からよくわかる、知ってる人なら頭の整理に役に立つ「ニュースの教室」決定版。 (目次から) (1)アメリカ  トランプか、ヒラリーか? 世界を揺るがすパワーゲーム 同性婚と「宗教の自由」が対立?/トランプ「イスラム教徒入国禁止!」/サンダース躍進! 党員集会を取材した/悪夢のシナリオ/FRB、ついに金利引き上げ/原油価格下落で金融危機再来? (2)EU “女帝”メルケルはEU崩壊を防げるか? 中東から難民押し寄せ、EUがパニック/「ギリシャ神話」と地政学/サミットはどうなっている?/地球温暖化防止「パリでの約束」なるか/ベルギー連続テロ (3)中東 ISの力を地政学から考える イランの核開発阻止できる?/トルコ内での対立が日本にまで/シリアめぐり世界は混沌/「第五次中東戦争」は起きるのか/アメリカの心変わりにサウジ激怒 (4)ロシア 逆らう者は許さない“皇帝”プーチン クリミア半島はいま/ヤルタ会談の三巨頭銅像のイメージ操作/「おそロシア」になってしまった/メディアの広告収入絶つという発想 (5)中国 習近平は大人の国にできるのか 南シナ海、波高し/中国株はなぜ暴落したのか/人民元引き下げが世界を揺るがす/中国、「二人っ子政策」へ/香港で反中国書店幹部を「拉致」か (6)日本 祖父・岸信介に並びたい? 安部首相の動機 忖度、忖度、そして忖度……/軽減税率と新聞業界/次々と「内閣改造」をする理由/最近の政治家は劣化したのか?/マイナス金利の衝撃/安倍談話のジレンマ/「ポツダム宣言読んでいない」発言/「南京大虐殺」とは何か エマニュエル・トッド、ミシェル・ヴィヴィオルカ両氏との対談も収録。
  • 池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々 ~ロシアに服属するか、敵となるか~
    4.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ロシアとウクライナの情勢を徹底解説! 「ロシアと西側諸国の間に緩衝地帯を設けたい、プーチンの個人的な思いとは?」「クリミア併合時、プーチンがついた嘘とは?」「クリミア併合後、クリミア住民がロシアに対して抱いた意外な感情とは?」「ウクライナの反ロシア感情の原点は、ウクライナであった大飢饉。いったいなぜ起きたのか?」等、ウクライナ情勢を、歴史的な経緯から詳しく解説。ロシアによるウクライナ侵攻の背景がわかります! さらに、「東京都が日本を乗っ取ったようなソ連邦解体」「チェチェン弾圧で大統領になったプーチン」「杉原千畝ゆかりのリトアニアが持つ悩みとは」「世界から孤立し、ロシア頼みのベラルーシ」「民主化したポーランドとハンガリーが右傾化したのはなぜ?」等、旧ソ連の崩壊の歴史や、東欧・旧ソ連諸国の現状まで、幅広く紹介します。 近年、これらの国では大きな事件が発生しています。ウクライナはロシアから戦争をしかけられ、ベラルーシは国家がハイジャック事件を起こしました。カザフスタンなど「スタン」がつく国には独裁者が多くいます。なぜそんな事態になったのかについても、池上彰が徹底解説いたします! (底本 2022年4月発行作品)
  • 板ばさみのロシア人:「プーチン時代」に生きる狡知と悲劇
    -
    ジョージ・オーウェル賞受賞作品 権威主義体制下の「プーチン時代」において、ロシア人は個人の志と国家や社会の要求という、二つの大きな圧力の間で「板ばさみ」に苛まれながらも、何が有利になるのか、「狡知」をはたらかせて生きている。本書は、抑圧下の現代ロシアを舞台に、主に7人の群像が活写される。 「プーチン政治の映像プロデューサー」とされる国営テレビ局の最高責任者から、チェチェン戦争の凄惨な現実を目の当たりにした人権活動家、尊敬を集めた聖職者で、教会を厳しく批判した神父、クリミアで親ロシア派として住民投票し、夢と現実の間で悩む実業家、ソ連強制収容所での流刑を経て、人権団体「メモリアル」の創設に参加した活動家、プーチン政権と歩調を合わせて慈善活動する医師、国家資金横領で自宅軟禁処分を受けた演劇界きっての演出家、開放的で野心もあるが、今ある安定を望む「プーチン世代」の普通の若者たちまで、多種多様なロシア人の軌跡を追い、その集団的な潜在意識を探る。 『ニューヨーカー』モスクワ特派員が、体制派から反体制派まで、各世代、各立場の人々に密着取材、プーチン支配下での葛藤と妥協、したたかな「ずる賢い人間」の心奥に迫る。
  • いま沖縄で起きている大変なこと 中国による「沖縄のクリミア化」が始まる
    3.0
    1巻1,400円 (税込)
    沖縄における反日・反米軍の動きが国際的規模に達している。その背後で中国や韓国が支援しているのだ。そうしたなかで親中派が一定以上の力を持つと、沖縄県民に同調圧力をかけ、住民投票で多数派を形成する。そこで中国が「沖縄の独立支持」を宣言する。クリミアの再現である。日本国民は、いかに尖閣諸島を守るかに汲々としている。しかし中国は、尖閣を含む沖縄県全体を乗っ取る戦略を構想しているのだ。孫子の兵法では「戦わずして勝つ」ことが最善の策とされる。まさにこの「戦わずして勝つ」戦略が、沖縄のクリミア化なのだ。日本はこれまで、中国の強かな戦略に痛い目に遭わされてきた。日中戦争では、中国国民党と日本陸軍が戦わされ、わが国は国際的に孤立させられていった。尖閣問題では、「棚上げ論」に応じることで、中国に軍事力を高める時間を与えてしまった。この「沖縄のクリミア化」を荒唐無稽な戦略と考えるべきではない。

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  • ウクライナ危機の真相 プーチンの思惑 (Wedgeセレクション No.35)
    3.0
    欧米側の情報だけでは見えぬウクライナ問題 ウクライナを巡って世界が駆け引きを続ける。「主役」の一人であるプーチン大統領の本音と今後について、小泉悠、佐々木正明、廣瀬陽子、亀山郁夫、佐藤優ら5人のロシア専門家が論ずる。 ――WEDGEセレクション No.35 ◎プーチンの狙いと盤石でない国内政治基盤 小泉 悠(財団法人未来工学研究所客員研究員) ◎ロシア国民の8割強が「航空機はウクライナ軍が撃墜」 クリミアと東部の現状と実態 佐々木正明(産経新聞社モスクワ支局長) ◎「双子」とも形容される両国の複雑な関係 廣瀬陽子(慶應義塾大学総合政策学部准教授) ◎ロシア人のメンタリティを知る 亀山郁夫(ロシア文学者、名古屋外国語大学学長) ◎親露派の実態と日本の立ち位置 佐藤 優(作家、元外務省主任分析官) ※本作品は月刊『Wedge』2014年9月号の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
  • ウクライナ侵攻と情報戦
    3.0
    ロシアによるウクライナ侵攻では、情報戦という名の「見えない戦い」が繰り広げられている。 クリミア侵攻以来、周到に積み上げられてきた、ロシアによる自他国の世論誘導工作とプロパガンダ戦略は、世界に大きな分断をもたらした。 海外研究機関の各種報告から読み解く、現代の情報戦最前線と民主主義の危機とは? 【一部内容】 陰謀論コミュニティに食い込むロシア ウクライナ侵攻で「日本からは見えない」もの 世界に展開するロシアのプロパガンダツール ロシアのネット世論操作と監視システム 危機を迎えている民主主義
  • ウクライナ侵攻とプーチン大統領の本心
    3.7
    欧米や日本の報道ではわからない、私たちが知るべき、ロシア・ウクライナ問題の核心。 【緊急守護霊インタビュー ※侵攻が開始された2022年2月24日当日に収録】 なぜ世界から一斉に非難を浴びても、ロシアは侵攻を決行したのか プーチンの決断とバイデンの無明、そして習近平の思惑……。 ロシアは、中国とはちがう。国際政治を見る眼を持つために世界が共有すべき重要な一書。 ロシアの安全保障上、絶対に認められないウクライナのNATO加入 〇歴史的・地政学的に見たウクライナの重要性 ●弱者連合EUと東方拡大するNATOへの不満 〇いまだ冷戦時代の対立構造を引きずる欧米  アメリカがトランプ大統領を選んでいたらウクライナの戦火はなかった ●ロシアを仮想敵国にするバイデン大統領の挑発 〇この混乱に乗じて、中国も台湾に軍事侵攻か!? ●中ロが軍事同盟を組むと世界の分断は加速 中国が仕掛けたコロナ戦争に続いてバイデンが喫した、二つ目の敗北 〇北京五輪の際に、習近平から頼まれたこととは ●コロナで百万人近くも自国民が犠牲に――なぜ、アメリカは中国に反撃しないのか? 【特別収録】イワン雷帝の霊言 ■■ ウラジーミル・プーチンの人物紹介 ■■ 1952年~。ロシアの政治家。レニングラード大学法学部を卒業後、旧ソ連のソ連国家保安委員会(KGB)等を経験。 エリツィン政権の末期に首相となった後、「強いロシア」を掲げて大統領を二期(2000~2008年)務める。 いったん首相に戻ったが、2012年3月、18年3月の大統領選に共に勝利し、通算四期目の大統領に就任。 親日派であり、柔道家としても知られる。 ■■ イワン雷帝の人物紹介 ■■ 1530~1584年。モスクワ大公。イワン三世の孫。3歳で即位し、16歳で自らをツァーリと称して皇帝となる。 カザン、アストラハンを併合し、シベリアにも侵入。イギリスとの通商関係を確立した。 一方で、クリミア攻撃およびリヴォニア戦争に失敗し、黒海とバルト海への進出は阻まれた。 内政面では、農奴制を強化し、移動の自由を制限。残忍ではあったが、強大な政治的能力の持ち主で、 ロシア文化と商業面の発展に多大な貢献をした。貴族に対する恐怖政治を行ったため、雷帝と呼ばれる。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • ウクライナ人だから気づいた 日本の危機
    4.5
    倉山満氏推薦!「日本よ――第二のウクライナになる前に覚醒せよ!」 「北方領土をどうしたら取り戻せるか」はウクライナに学べ! 著者の祖国ウクライナは2014年にロシアに侵略された。彼は日本に来て、国民の平和ボケと危機への無関心ぶりに驚き警鐘を鳴らしてくれた。(倉山氏) 国際社会というのは厳しいもので、おとなしい平和国家であっても、凶暴な他国から攻撃されることがあります。ここまで似た状況にあるウクライナと日本は、同じ結末にたどり着く危険性が十分にあると思います。 ウクライナに対して用いられたロシアの共産主義的手法は、今、中国によって日本に対して用いられています。その最も顕著な例が沖縄と尖閣諸島です。沖縄は第二のクリミアになりかねません。(「はじめに」より) 【目次】 <第1章 ロシアにダマされっぱなしの日本> ロシアの「結婚サギ」にダマされている日本/日本はロシアとの戦いの歴史を忘れたのか/ロシアの最大の被害国・ウクライナの悲劇 <第2章 ウクライナ侵略に成功したロシアのハイブリッド戦争> クリミア半島は誰のものか/ウクライナとロシアの戦争はどのようにして起こったのか <第3章 国家を死に至らしめる14の「政治的な病」> [歴史認識]ウクライナで行なわれたソ連式歴史教育 [反国家勢力]売国奴を野放しにしてはいけない [国防]世界第三位の核兵器保有国の地位をなぜ放棄したのか/NATOに加盟できなかったウクライナを襲った悲劇 [プロパガンダ]明らかなウソなのになぜダマされてしまうのか [政治・外交]侵略国家は歯向う気のない弱い国を狙っている/売国政権を誕生させるのは国民の「平和ボケ」 <第4章 ウクライナはこうして共産主義を排除した> レーニン記念碑撤去運動/共産主義プロパガンダ禁止法/ロシアからの宗教的独立にも成功/2019年大統領選挙が示す不安 <第5章 ウクライナ人に日本の諸問題はどう映るか> 歴史認識/憲法改正/国防/拉致問題/少子高齢化/観光/政治 <終章 日本こそ次の世界のリーダーになるべき>
  • ウクライナ動乱 ――ソ連解体から露ウ戦争まで
    4.4
    冷戦終了後、ユーラシア世界はいったん安定したというイメージは誤りだ。ソ連末期以来の社会変動が続いてきた結果としていまのウクライナ情勢がある。世界的に有名なウクライナ研究者が、命がけの現地調査と100人を超える政治家・活動家へのインタビューに基づき、ウクライナ、クリミア、ドンバスの現代史を深層分析。ユーロマイダン革命、ロシアのクリミア併合、ドンバスの分離政権と戦争、ロシアの対ウクライナ開戦準備など、その知られざる実態を内側から徹底解明する。
  • ウクライナのサイバー戦争(新潮新書)
    3.9
    ウクライナは、国内で人気のSNSがロシアのサーバーにホストされているほど「サイバー意識低い系」だったが、二〇一四年にクリミアを奪取され、その後もロシアによる攻撃が止まない現実を前に徐々に覚醒していった。政府データのクラウド化など防御策と、米軍や大手IT企業との連携、IT軍の創設などの攻撃策を組み合わせ、ロシアと互角以上に戦っている。サイバー専門家によるリアルタイムの戦況分析。
  • オリバー・ストーン オン プーチン
    4.4
    NHK「BS 世界のドキュメンタリー」で放送予定(2018年3月1日、2日二夜連続) 全世界で話題のドキュメンタリーを完全書籍化。 映画『スノーデン』を撮り終わったオリバー・ストーンは、 スノーデンが亡命したロシアに密かに渡り、 プーチン大統領のインタビュー・ドキュメンタリーを撮り始める。 クレムリンの大講堂で、アイスホッケー場で、ソチの避暑地で。 チェチェンの独立運動を潰し、 ウクライナからクリミアを強引に併合、 政権に楯突くものは次々に不可解な死を遂げる。 西側の報道によるそうしたイメージはストーンのインタビューによって揺らぎ始める。 【目次】 1 5度の暗殺未遂にもかかわらず悪夢は見ない 2 万能感に浸る国家は必ず間違う 3 ロシアがスノーデンを引き渡さない理由を話そう 4 アメリカはロシアという外敵を必要としている 5 平和を支持するのは楽な立場だ 6 同盟国と国民を追い込むシステム 7 トルコはIS支配地域の石油の密輸先になっている 8 クリントン大統領はロシアのNATO加盟を「いいじゃないか」と一度は言った 9 米国との対立は二〇〇四年から二〇〇七年に始まった 10 ウクライナで起きたのはアメリカに支援されたクーデターだ 11 ソ連は何年もかけて人材を評価したが、結局崩壊した 12 ロシアはアメリカ大統領選挙に介入したか? 訳者あとがき 解説 北方領土交渉の実体験から本書を読み解く 鈴木宗男(新党大地代表)
  • 外交の大問題(小学館新書)
    4.5
    鈴木宗男が激白、外交の秘話と舞台裏! 北海道足寄町に生まれ、政治家にあこがれた少年は、後に代議士となり、北方領土問題に力を注いでいく。歴代首相らの努力もあり、少なくとも二島の返還は目前のところまで来るが…。国策捜査で議員辞職するまで、唯一の「外交族」と呼ばれた外交政策通、鈴木宗男が明かす、外交問題の秘話と舞台裏! 北方領土問題をはじめ、イスラム国の邦人人質問題、安倍首相の地球儀外交、クリミア問題、尖閣問題などについても持論を激白する! さらに 盟友・佐藤優氏との対談も収録。イスラム国からはじまる核の脅威、ドイツを疑う米国、中国の空母保有問題、韓国の何が危険か、など目からうろこが落ちる、国際情勢のウラ話を語り尽くす! (本書の構成) 第一章 イスラム国の事件とキルギスの事件 第二章 政治家になるまで 第三章 空飛ぶ政治家 第四章 北方領土問題 第五章 鈴木宗男事件とこれからの外交 特別対談 佐藤優×鈴木宗男 「いまの世界をどう読むか」
  • 銀の瞳の令嬢と海を越えて
    4.0
    トリスタンは公爵の次男として生まれながら、14歳のときにすべてを失った。それ以来、海に生き船長にまでなった彼は、もはや自分のことを貴族だとは思っていなかった。ある日、トリスタンのもとを伯爵令嬢アンが訪れ、4年前にクリミアへ出征した婚約者に会いに行くために船を出してほしいと頼む。一度見たら決して忘れられないアンの銀の瞳にトリスタンは心を奪われる。それは悲劇を見てきた瞳だった。トリスタンは船賃はいらないと断るが、船を出すのにひとつだけ条件を出す。それは、航海の途中でただ一度だけキスをさせるというもの。急がない、ゆったりした長いキスを……。憤慨したものの、結局その条件を受け入れたアン。ふたりの旅路の果てに待つものは――
  • 栗美あい短編集 1 クリームソーダ
    完結
    -
    栗美あいが贈る初期短編集、第1弾!! 中華後宮物の旗手・栗美あいが、プチプリンセスに描き下ろしていたトキメキ恋物語、全5篇と新規描き下ろしコメンタリを収録!! ◆私と彼ともうひとり ◆BitterなカレとSweetsビジネス ◆FakeFlowers ◆1dayアイドル ◆プライベート・ルージュ
  • クリミアの次は尖閣 中露の暴走を止めよ オバマの敗北、プーチンの勝利 【Voice S】
    -
    1巻100円 (税込)
    かつてウィルソン米大統領(ノーベル平和賞受賞)は理想主義を掲げ、国際連盟と平和原則を提唱した。だが、その行く末はヨーロッパのさらなる混乱と第二次世界大戦だった。いま、同じくノーベル平和賞を受賞した理想主義者オバマが、クリミア占領というプーチンの独走を許すことになった。守護者なき世界は、やがて中国の軍事侵攻を招く――米露の「力の原則」の大変化と、日本に否応なく降りかかる災厄。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年5月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 黒海に消えた金塊を奪取せよ(上)
    4.0
    冒険小説の王者カッスラーのダーク・ピット・シリーズの最新刊! 沈没した「死の船」の積荷は濃縮ウラン? NUMA(国立海中海洋機関)が黒海に潜む陰謀に立ち向かう! 黒海のボスポラス海峡から20キロの地点で貨物船クリミアンスター号が何者かの襲撃を受け、ひとりを残して乗組員全員が殺される。近くを運行していた沈船の調査船マケドニア号は、遭難信号を受信し救助に向かうが、調査中に船尾で爆発が起きてクリミアンスター号は沈没してしまう。 マケドニア号に乗っていたNUMA長官のダーク・ピットは、ユーロポールの特別捜査官アナ・ベロヴァから船の積荷が高濃縮ウランだったとの情報を得て、彼女と協力して調査に乗り出すのだが……。 大人気シリーズが新たな冒険に挑む! Clive Cussler クライブ・カッスラー テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピット・シリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している。
  • 合理的避戦論
    -
    軍国主義華やかなりし昭和初頭、「空気」に抗って反戦平和を唱えた言論人たちがいた。斎藤隆夫、桐生悠々、水野広徳、北一輝、石橋湛山、石原莞爾、清沢洌。彼らの生涯を精緻に辿りながら、戦後の興味深い三島由紀夫・野中広務の対比も含め、通底する“合理的”避戦思想を再評価する。さらに特別対談として、クリミアから見た新冷戦構造、衝突寸前の日中関係、安倍総理の靖国参拝で揺らぐ日米関係、集団的自衛権問題などを、外務省欧亜局長、オランダ大使などを歴任した東郷和彦氏とともに緊急分析!
  • 小学館版 学習まんが人物館 ナイチンゲール
    4.5
    “戦場の天使”とよばれたイギリスの看護婦。 近代看護の生みの親と呼ばれたナイチンゲールの業績と献身的な生き方を描く感動ドラマ。 ナイチンゲールは家族の猛反対を押しきって看護婦の道へ。そしてクリミアの戦場へと向かった。夜毎6kmも病院内を見まわりクリミアの天使とよばれた彼女は現代の病院と看護婦のあるべき姿をたった一人で作りあげた。 <シリーズ説明>政治家、武将、科学者、まんが家など、知っておきたい日本と世界の人物をまんがと解説で紹介。貴重な資料をもとに、綿密な時代考証で裏うちし、それぞれの輝かしい生涯をシナリオライターとまんが家の共同作業で忠実に再現しています。 この作品の容量は、60.6MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】  ※本書電子版には、底本の資料編は掲載されていません。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 「世界大波乱」でも日本の優位は続く
    -
    1巻1,400円 (税込)
    「いまや、世界は総崩れだ」と著者は言う。イギリスのEU離脱によってEUの理想は崩れた。移民・難民問題ばかりでなく、銀行問題もヨーロッパ全体を苦しめている。日本の周辺を見渡すと、北朝鮮は暴走状態で、それを抑える役割の中国も内部から完全に崩れつつある。行き詰まった中国は国際ルールを無視した海洋進出をし、裁判の判決にも従わない。ロシアもクリミアで平然と国際ルールを破った。その経済制裁もあり、国内は非常に苦しい状態で、年金生活者は困窮状態だという。アメリカは内向き傾向が強まり、世界の安全に関与しなくなってきた。国内では、移民排除を唱える大統領候補が出てきて、国民は分裂状態にある。なぜ世界は、そのように変質したのか。日本は安泰なのか。だとすれば、それはなぜなのか。各国の歴史的背景を踏まえながら、日本が世界をリードする時代になっていくことを多角的な視点から分析し、論じる。

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  • 世界のニュースがわかる! 図解地政学入門
    1.0
    1巻1,320円 (税込)
    なぜ、中国は 太平洋への野心をあらわにしているのか なぜ、ロシアは クリミア半島にこだわるのか なぜ、アメリカは 世界の警察官になり、やめていったのか なぜ、ヨーロッパは EUとしてまとまることになったのか よりよい、 より広い土地を巡る歴史 =「地政学」を見れば、 過去・現在・未来の各国の野心と 日本の立ち回り方がわかる! 「地政学」 つまり“地理的な条件が一国の政治や軍事、経済に与える影響を考えること”である。 これをひと言で定義すると「世界で起こってきた戦争の歴史を知る」になる。 地理的な条件とは、領土やその周辺地域のこと。 領土といえば国同士が争い奪い合ってきたもの、つまり戦争がつきものだ。 だから、地政学とは戦争の歴史を学ぶこと、といえる。 そして、近代以降は「陸」から「海」へとその覇権争いの舞台が移された――。 ■目次 ●プロローグ よりよい、より広い土地を巡る「戦争の歴史」――地政学 ●第1章 とにかく「広い海」がほしい中国の地政学 ●第2章 昔も今も「南」へ向かいたいロシアの地政学 ●第4章 かつての「世界の警察官」アメリカの地政学 ●エピローグ 日本の現在と今後を考える ■著者 高橋洋一
  • 世界の未来は日本次第 「B to B」、そして「B to G」へ
    -
    世界は大きな変革期を迎えている。2014年に発生したクリミア問題、いわゆるイスラム国(自称)問題、ギリシャ問題で再び表面化した欧州の対立、原油価格下落をめぐる鬩ぎ合い、中韓の断末魔……。「ワンワールド化」するかと思えた世界は、再び対立と調和の世界へと変化を始めたのではないか。また現在、リーマン・ショック後の混乱により、世界は「金融主導型社会」から「実体経済主導型社会」へと変化しようとしている。この「実体経済」を支えるうえで肝になるのが、モノをつくる技術、人材、文化だろう。その点、日本は世界を主導できる立場にある。実際、本書において両著者は、多様な知見と分析により「グローバル経済は日本なしでは動かない」と断言する。本書は、「難しいだけで役に立たない経済学」の本ではない。超円高を乗り切った日本と日本企業が進むべき道、これからの世界と日本の見方、各問題に対する解決法など、「生きた知恵」が満載。

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  • 迫りくる沖縄危機
    3.0
    1巻599円 (税込)
    もし沖縄が日本から独立したらどうなるのか。ロシアが武力行使せずに粛々とクリミアを併合したように、中国からは人民解放軍が押し寄せ、沖縄は独立国にさせられ、中国の支配下に置かれる。さらに、中東から日本への石油輸送ルートである東シナ海をふさがれたら、すぐさま日本国内はパニックに陥る。沖縄での中国の異常な行動のすべてを、ジャーナリスト・惠隆之介があぶり出す!
  • そこが知りたい! ロシア・ウクライナ危機 プーチンは世界と日露関係をどう変えたのか
    3.5
    1巻1,485円 (税込)
    ジャーナリスト・池上彰が実際にロシア現地取材を敢行。 ロシア・ウクライナ両国間の歴史を紐解き、侵略戦争の実態に迫る、最もわかりやすい徹底解説の書。 これからの国際社会はどう変わるのか? そして、日本はロシアにとって攻撃対象となるのか!? ロシアおよび西側陣営による情報戦争が続き、実態が見えづらくなっているウクライナ戦争。 その背景を正しく理解するには、両国のこれまでの関係を知ることが必須だ。 実際にロシアを訪れ、現地を歩き取材をした池上氏が、その歴史の実態を丁寧に紐解いていく。 ◎2014年のウクライナを巡る内戦、 ◎クリミア半島という火種、 ◎反プーチンを掲げたジャーナリストらの不審死、 ◎それ以前の旧ソビエト時代の両国間の軋み…… 実態理解のためのベースとなる知識から、日露関係の将来的展望まで、報道だけではわからない実情がこれ一冊で理解できる。 池上氏による初のロシア研究の好著『そこが知りたい!ロシア』にウクライナ問題に端を発する最新情報&分析を加えた増補改訂版。 <目次> 第1章 ロシア、ウクライナ侵攻! コロナ禍が影響した?/ミンスク合意が守られず/ナチスと協力した過去が/クリミアは買収された?…他 第2章 遠のいた北方領土交渉 異なる終戦記念日が北方領土問題を生んだ/北方領土はラストリゾート/北方領土問題とエネルギー共同開発の行方…他 第3章 ”スパイ国家”ロシアの闇 政権批判のジャーナリストが消される/プーチンVSスノーデンなぜロシアは暗殺国家へ逆行するのか…他 第4章 ロシアが仕掛ける「新・冷戦時代」 ロシアの戦略核ドクトリンとは?/ロシア国民が生活苦に耐えられるわけ…他 第5章 「東西冷戦」はいかに始まったか? 冷戦は独裁者の恐怖心から始まった/日本も南北で分断されていたかも…他 第6章 ソ連はなぜ崩壊したか? スターリン批判を認めない中国/ゴルバチョフのペレストロイカ/ウォッカ禁止で人気急落…他 第7章 ”プーチン帝国”の野望 チェチェン戦争で国民の英雄に/大統領就任時期と符合するエネルギー価格の上昇…他 第8章 ロシア周辺諸国が紛争地帯に 故郷を奪われたチェチェン人がマフィアに/旧ソ連国はNATOに入らせない…他 第9章 ”資源大国”ロシアはアジアを目指す エネルギーで脱ロシアを図るEU/21世紀は北極圏で至言戦争が起こる…他
  • 知識ゼロからの戦争史入門
    3.5
    第1章古代地中海世界とアジアの戦争 ●図解聖書と世界史 ●ローマ帝国の戦争なぜ、すべての道はローマに通ずるのカ ●ユダヤ戦争こうしてユダヤ人は世界に広がったほか 第2章中世ヨーロッパとイスラーム世界の戦争 ●トゥール・ポワティエ間の戦いイスラームの侵略がヨーロッパを誕生させた ●図解ヨーロッパの誕生と1200年後のEU ●百年戦争ヨーロッパ世界を大きく変えるきっかけとなったほか 第3章主権国家の成立とヨーロッパの戦争 ●三十年戦争「主権国家同士は対等である」はここから始まった ●ウィーン包囲【第2次】クロワッサンとベーグルとカプチーノをもたらした ●コラムカリブ海でコーヒー栽培!ほか 第4章近代世界の革命と国際戦争 ●アメリカ独立戦争紅茶かコーヒーか!運命の分かれ目 ●図解王妃マリ・アントワネットの最期 ●日清戦争中華の消滅と朝鮮近代改革の失敗ほか 第5章戦争の世紀と二つの世界大戦 ●第一次世界大戦世界は女性の社会進出を見た ●図解世界大戦を招いた一発の銃弾サライエヴォ事件 ●独ソ戦争ソ連が戦後「鉄のカーテン」をつくることになったほか 第6章戦後世界の戦争 ●図解カウンター・カルチャー若者たちの叛乱 ●アフガニスタン紛争 21世紀はテロとの戦争 ●クリミア危機クリミア半島はロシア固有の領土かほか
  • 築地ファントムホテル
    -
    明治5年に焼失した日本初の西洋式ホテル「築地ホテル」。その焼け跡から宿泊客の刺殺体が発見された。謎を追うのは、クリミア戦争、アロー号事件など、歴史的報道写真を多数残した英国人写真家、フェリックス・ベアト。日本人助手とともに捜査を始めた彼は、二重三重に張られた罠の先に、驚愕の真相を見た!
  • NATOの教訓 世界最強の軍事同盟と日本が手を結んだら
    4.6
    陰謀論より現実の敵、中国とロシアを直視せよ! NATO(北大西洋条約機構)には、世界で他に例のない実績がある。加盟国の本土が70年間、武力攻撃を受けたことがないという点だ。世界史において、複数の国が加盟する同盟の全構成国が70年も平和でいられた、というのは奇跡に近い。本書は冷戦から現代まで「世界最強の軍事同盟」をめぐる実例を紹介し、日本が学ぶべき国防の努力について考察する。現在、アメリカが率いる自由・民主主義陣営と、中国・ロシアが率いる独裁主義陣営の「新冷戦」が鮮明になりつつある。著者の祖国ウクライナは2014年、掛け替えのない領土クリミアをプーチンによって奪われてしまった。ロシアと同様、中国の習近平もいま尖閣諸島という日本の領土を狙っている。独裁主義国家による侵略を防ぐには、軍事力の強化と併せて堅固な同盟関係を構築しなければならない。日本を愛するウクライナ人の国際政治学者が記す覚醒のメッセージ。
  • 偽情報と独裁者 SNS時代の危機に立ち向かう
    5.0
    ノーベル平和賞のジャーナリストがついに語る、闘いの記録! SNS時代の情報戦争にいかに立ち向かうか? フェイクや憎悪から世界を救うための熱き提言! 序文:アマル・クルーニー。 「私の国で起きていることは、いずれ世界のほかの国でも起きる」 ノーベル賞ジャーナリストの警告!! ●本文より 「ノーベル賞授賞式から三か月も経たないうちに、ロシアがウクライナを侵略した。二〇一四年にクリミア半島に侵攻し、ウクライナからこれを奪って併合し、傀儡政府をねじ込んで以来、オンラインでばらまいてきたメタナラティブを利用して。その戦術とは? 情報を隠蔽して、噓と交換する。(中略)ロシアは、架空のネットアカウントを作り、ボット軍団を展開し、ソーシャルメディア・プラットフォームの脆弱性につけ込んで生身の人間を欺いた。世界のあらたな情報の門番(ゲートキーパー)となった、アメリカ人が所有するプラットフォームにとって、こうした活動はさらに多くのエンゲージメントを作り出し、さらに多くの金をもたらした。門番と偽情報工作員の目標が合致した。  このときはじめて、私たちは情報戦争の戦術に気づいた。その戦術はすぐに世界中で展開されるようになる。フィリピンのドゥテルテ、イギリスのEU離脱、カタルーニャ州の独立運動、「選挙泥棒を止めろ(ストップ・ザ・スティール)」。八年後の二〇二二年二月二四日、クリミアを併合したときと同じ手口、同じメタナラティブを使って、ウラジーミル・プーチンはウクライナそのものを侵略した。このように偽情報は、ボトムアップとトップダウンで、まったくあたらしい現実を製造できる」 ●各界著名人・各紙誌絶賛! 「私の個人的なヒーロー」 ――ヒラリー・クリントン 「じつに卓越していて、変革をもたらしてくれる」 ――ショシャナ・ズボフ(ハーバード・ビジネススクール名誉教授、『監視資本主義』著者) 「レッサは私たちすべての支えを必要としている」 ――英国『ガーディアン』紙 「彼女には未来が見えていた」 ――英国『オブザーバー』紙 ●原題 How to Stand Up to a Dictator: The Fight for Our Future(2022年刊)
  • 日本の戦闘者 - 現代のサムライは決してグローバリズムに屈せず -
    NEW
    -
    陸上自衛隊の特殊部隊、特殊作戦群の創設者にして初代群長を務めた著者による、「日本人であること、戦うこと」についての魂のエッセイ&論考集。 「ストライク・アンド・タクティクス・マガジン」の5年間にわたる連載コラムに加筆修正を施して、戦後レジームが崩壊し続ける今、世に問う。 その構成は、 「前半は、俺の生き様を通じて体現してきた俺の考えを書いた。 後半は、今何が起きているのか。何故そうなったのか。 そして、どうすれば先祖がつくり上げ守り抜いた大切な日本を自分の力で保全し再生できるのか。 そうしたことに関しての俺の見方と、これから俺が何をしようとしているのかについて書いてある」(「はじめに」より)。 グローバリズムが幅を利かせ、歴史的文化集団である日本人であることまでを自ら否定しつつあるこの国の現状に警鐘を鳴らし、未来への道標を提示する1冊。 ジェイソン・モーガン氏(麗澤大学准教授)激賞! 【目次】 1 日本の戦闘者 2 サムライ 3 大丈夫こそ救世主 4 楠公 5 「死」の捉え方 6 国井善弥の生き様 7 戦闘の指揮を執るということ 8 「サムライ」たちの居場所 9 特殊部隊創設へ 10 グリーンベレー留学 11 特殊部隊の訓練 12 特殊作戦群の精神基盤 13 隊員選考 14 桁外れに凄い部隊 15 依願退職 16 明治神宮至誠館 17 武道精神を通じての国際交流 18 拉致被害者救出作戦 19 憲法を起草する会 20 「熊野飛鳥むすびの里」の理念 21 「熊野飛鳥むすびの里」始動 22 日本のほんとうの敵 23 ロシア―ウクライナ紛争の真実 24 戦略 25 今、ここが戦場だ 26 先人たちの偉業 27 国際特殊作戦部隊会議 28 自ら考える 29 クリミア・モスクワ訪問① 30 クリミア・モスクワ訪問② 31 クリミア・モスクワ訪問③ 【著者プロフィール】 荒谷卓(あらや・たかし) 元特殊作戦群群長。 昭和34(1959)年、秋田県生まれ。東京理科大学卒業後、陸上自衛隊に入隊。 第19普通科連隊、調査学校、第1空挺団、弘前第39普通科連隊勤務後、ドイツ連邦軍指揮大学留学。 陸幕防衛部、防衛局防衛政策課戦略研究室勤務を経て、米国特殊作戦学校留学。 帰国後、特殊作戦群編成準備隊長を経て特殊作戦群群長。平成20(2008)年退官。 明治神宮武道場「至誠館」館長を経て、平成30年、国際共生創成協会「熊野飛鳥むすびの里」を開設。 著書に、『戦う者たちへ』(並木書房)、『自分を強くする動じない力』(三笠書房)、共著に『日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官』(小社刊)などがある。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • 富国と強兵―地政経済学序説
    4.7
    1巻3,960円 (税込)
    衰退著しい覇権国アメリカ、混乱する中東、クリミアを強引に奪取するロシア、東シナ海、南シナ海で挑発行為をやめない中国。 パワーバランスが大変動する今、「地政学」という、古めかしく、禍々しいニュアンスすら伴った言葉が現代に蘇ってきている。 一方でこれまでの地政学的思考だけで、世界を分析し、生き抜くことは非常に困難だ。 経済が地政学的環境にどのような影響を与えるのか、またその逆についても考察を及ばさなければならない。そうしなければ国際政治経済のダイナミズムを理解できず、戦略を立案することもできない。そこで、地政学と経済学を総合した「地政経済学」とも呼ぶべき新たな思考様式が必要となる。 本書では、「地政経済学」とは、「富国」と「強兵」、すなわち経済力と政治力・軍事力との間の密接不可分な関係を解明しようとする社会科学であることを示し、地政学なくして経済を理解することはできず、経済なくして地政学を理解することはできないことを明らかにする。 『TPP亡国論』で日米関係のゆがみを鋭い洞察力でえぐり出した著者が、資本主義終焉論と地政学が復活する今と未来を読み解く渾身の書き下ろし大著。 ポスト・グローバル化へ向かう政治、経済、軍事を縦横無尽に読み解く気宇壮大な21世紀の社会科学がここにある!
  • プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機
    4.3
    このままでは北方領土は返ってこない! 安倍晋三首相はいま、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を重ねて関係を深めている。経済協力を通じた友好関係を深めた先に、念願の北方領土の返還が実現するのではないか、との期待がある。しかし現在の外交手法では、北方領土が返ってくることはないだろう。日本人の大多数はロシアの正体や、プーチンという人物の本性を知らない。ロシアと国境を接するウクライナ出身の著者は、ロシアは「約束を破るために約束をする」国だという。領土クリミアを奪われた経験から日本人に警鐘を鳴らし、世にはびこる「プーチン幻想」を解消する。倉山満氏推薦! 「かつてウクライナは、世界三位の核保有国だった。しかし『非核三原則』を掲げ、あげくはクリミアをロシアに奪われた。日本在住のウクライナ人が、平和ボケ日本人に贈る警告の書。プーチンに騙されるな!」 ●目次:第1章 日本人が知らないプーチンの本性 ●第2章 ロシアは「約束を破るために約束をする」 ●第3章 ウクライナの教訓~平和ボケと友好国への盲信が悲劇を招く
  • プーチンとG8の終焉
    4.0
    クリミア編入後に,約二〇年関与してきた「G8」の枠組みと決別したロシア.経済的苦境に直面し,ナショナリズムと軍事力に訴える大国の動向は,混迷する中東情勢にも関わり,国際秩序の動揺を加速しかねない.著者自身の長期取材をもとに,ウクライナ危機の推移を追うことで,プーチン大統領が展開する政策の本質に迫る.

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  • プーチンとロシア人
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    クリミア、シリア、北朝鮮―― 世界激動のキーマンは、戦争をどう捉えているのか。 「勝利をもたらす小さな戦争」の愛好者であり、その戦術使用の名人でもある プーチンの闘争哲学を、ロシア研究の第一人者が人間学的アプローチで読み解く。 交渉は闘争、交渉は戦争、交渉は武器 ロシア人の国境観、領土観、戦争観は日本人とまったく異なる。 彼らには「固有の領土」という概念はない。 防衛的膨張主義――防衛の名目のもとに、結果においてはれっきとした膨張に終わる ――に代表されるロシア人の本質を知らなければプーチンは解けない。 この3月の大統領選挙で今後6年、トータル24年もの間、ロシアのトップに君臨する男は、 どんなトリックで自国を実力以上に見せているのか! 経済がどん底であるにもかかわらず、なぜ世界に影響力を持ちうるのか! 【主な内容】 第1章 背景――日本とは対照的な地勢的環境 第2章 性格――自由を求め、かつ混沌を嫌う二面性 第3章 政治――「力は正義なり」が中央集権化を生む 第4章 外交――強い国にも強気、弱い国にも強気 第5章 軍事――不安ゆえの「過剰防衛」癖 第6章 交渉――交渉は闘争の手段 第7章 連続――体制変化で「新しい人間」は必ずしも生まれず 第8章 労働――資源依存症で働くことは大嫌い 第9章 技術――外国からの拝借思想の限界 第10章 社会――奇妙な結託、プーチンと国民は共犯者
  • プーチンの戦争
    3.0
    瓦礫の山となった我が故郷ハリコフ(ハルキウ)の惨状。それを見て、プーチンの侵略と戦争犯罪から祖国の独立と自由を守るために、銃が持てないならペンをもって闘うことを決意した、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリーさんの渾身の手記を緊急出版! ウクライナの悲劇は、対岸の火災ではない。明日の台湾、明日の日本も体験するかもしれない。「日本よ、悲劇のウクライナと同じ轍を踏むな」 (著者からのメッセージ)→プーチンの何よりも恐ろしいのは、嘘を平気で重ねることだ。本物の殺人を擁護するために使われるのは、小学生でさえ疑うような幼稚な陰謀論でしかない。日本国内でも一部の識者から執拗に主張された「早期降伏のすすめ」。だが、それはウクライナ人に「奴隷の平和」を選べというようなものだ。ウクライナ戦争でロシアが勝利すれば、武力による現状変更が許される世界になってしまい、日本にも戦火が広がる危険性がある。 「ロシアンスキー(ロシア好き?)」は別にして、心ある日本人に訴えたい。お願いだ、ロシアへの制裁とウクライナへの支援を! (本書の主な内容) ・国際世論を操ろうとしたロシアは惨敗した ・ウクライナ大虐殺の衝撃 ・ウクライナ有事は日本有事。ロシアと中国は同根 ・軍事力なき「外交努力」は無益だ ・プーチンがウクライナに固執する四つの理由 ・このままでは、クリミアと北方領土は永遠に戻ってこない ・台湾、日本を第二のウクライナにするな ・外国人参政権「容認」の武蔵野市から日本の崩壊が始まる ・LGBT利権に群がる活動家に屈してはならない ・万世一系の皇統が「非核・日本」の抑止力…… 著者について 1995年、ウクライナ東部のハルキウ(ハリコフ)市生まれ。ハルキウ・ラヂオ・エンジニアリング高等専門学校の「コンピューター・システムとネットワーク・メンテナンス学部」で準学士学位取得。2013年11月~14年2月、首都キーウ(キエフ)と出身地のハルキウ市で、親欧米側学生集団による国民運動に参加。2014年3~7月、家族とともにウクライナ軍をサポートするためのボランティア活動に参加。同年8月に来日。日本語学校を経て、大学で経営学を学び、現在は政治評論家・外交評論家として活躍中。ウクライナ語、ロシア語のほか英語と日本語にも堪能。著書『自由を守る戦い』(明正社)。 「ロシアに早く降伏したほうがいい」と主張する 日本国内の自称「平和主義者」に言いたい! それは「奴隷の平和」を選べというのと同じだ!
  • プーチンの「独裁」は続くか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016)
    -
    ロシアのプーチン大統領は2014年、ウクライナのクリミア半島を一方的に併合、第2次世界大戦後、世界に例のない規模の領土拡張を断行した。ロシアは主要8カ国(G8)から追放され、国際社会で孤立を深めている。国際的なエネルギー価格の低迷と欧米からの制裁で経済も失速。しかし、プーチン氏の支持率は8割を超え、脅かす存在は皆無だ。盤石に見えるプーチン体制が揺らぐことはあるのだろうか。 『朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016』(2015年11月6日発売)所収
  • 変見自在 ロシアとアメリカ、どちらが本当の悪か(新潮文庫)
    4.0
    黒海の要衝クリミアがロシアに併合された。米国はここぞとばかりにロシアを盗っ人呼ばわり。だがテキサスやハワイを暴力で強奪し、各地で略奪強姦を繰り返す世界一のワル・米国に比べれば、“帝国”なんぞまだまだか――。邦人虐殺写真を731部隊の仕業とでっち上げる中国。ベトナム人大殺戮は知らん顔の韓国軍。ウソが蔓延る世の真実を明かす人気コラム。『プーチンよ、悪(ワル)は米国に学べ』改題。(解説・屋山太郎)
  • 未承認国家と覇権なき世界
    3.6
    1巻1,155円 (税込)
    戦争は、ここから、生まれる ポスト冷戦、テロとの戦いの次にやってくるのは、どんな時代なのか。ウクライナ紛争はどこへ向かうのか。ロシアはなぜクリミアを編入できたのか。次に戦争が起きるのは、ウクライナか、アフリカか、アジアなのか。無秩序な世界の狭間で、大国の論理に翻弄される国家にあらざる国、未承認国家。未承認国家を起点に、不安定化した世界を読み解き、破綻した主権国家システムの行方を占い、歴史の転換点をときほぐす。 [目次] 第1章 戦後世界を概観する 第2章 未承認国家という現実 第3章 コソヴォというパンドラの箱 第4章 帝国の遺産 終章 未承認国家の向こう側

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  • 魔法医師の診療記録
    -
    今はもう忘れられた、魔法医師の物語――。 太古の昔、医術と魔術とは、同一のものであった。 今や人類は、かつて魔術と医術とが一つであったことをすっかりと忘れてしまっていた。しかし、この世には未だ医術のみで癒せぬ病が存在する。 それは、伝承の中で、吸血鬼、狼男、食人鬼などと語られる化け物の類い、魔術を用いねば癒せぬ病――すなわち〈妖病〉が。故に古代の知恵、魔術と医術とが一体となった知恵を、未だ脈々と伝え続ける者たちがいる。 すなわち――〈魔法医師〉が。 魔法医師の少女・クリミアは自身が幼い頃に行った魔法医術の影響で、重大な妖病を患った幼なじみのヴィクターを治療するため、共に旅を続けていた。その目的は、ヴィクターの病を治せるだけの力をもった霊石《ガマエ》を集めること。 その旅の中で、二人は数多の病人を治療していく。 ときに魔法医師を異端と迫害する教会と戦いながら。 ときに病人を魔物と称する人々と戦いながら。 そして、病そのものと、戦いながら――。 『王子降臨』『楽園追放 mission.0』などで活躍中の手代木正太郎が奇妙で流麗な筆致を踊らせた最新作(2015年8月発表作品)。 イラストは、気鋭のイラストレーター・ニリツ!! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 魔法医師の診療記録(イラスト簡略版)
    -
    今はもう忘れられた、魔法医師の物語――。 太古の昔、医術と魔術とは、同一のものであった。 今や人類は、かつて魔術と医術とが一つであったことをすっかりと忘れてしまっていた。しかし、この世には未だ医術のみで癒せぬ病が存在する。 それは、伝承の中で、吸血鬼、狼男、食人鬼などと語られる化け物の類い、魔術を用いねば癒せぬ病――すなわち〈妖病〉が。故に古代の知恵、魔術と医術とが一体となった知恵を、未だ脈々と伝え続ける者たちがいる。 すなわち――〈魔法医師〉が。 魔法医師の少女・クリミアは自身が幼い頃に行った魔法医術の影響で、重大な妖病を患った幼なじみのヴィクターを治療するため、共に旅を続けていた。その目的は、ヴィクターの病を治せるだけの力をもった霊石《ガマエ》を集めること。 その旅の中で、二人は数多の病人を治療していく。 ときに魔法医師を異端と迫害する教会と戦いながら。 ときに病人を魔物と称する人々と戦いながら。 そして、病そのものと、戦いながら――。 『王子降臨』『楽園追放 mission.0』などで活躍中の手代木正太郎が奇妙で流麗な筆致を踊らせた最新作(2015年8月発表作品)。 ※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。

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  • 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く
    4.5
    「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。 今、ロシアはどうなっているのか。高校卒業後、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国立ゴーリキー文学大学を卒業した筆者が、テロ・貧富・宗教により分断が進み、状況が激変していくロシアのリアルを活写する。 私は無力だった。(中略)目の前で起きていく犯罪や民族間の争いに対して、(中略)いま思い返してもなにもかもすべてに対して「なにもできなかった」という無念な思いに押しつぶされそうになる。(中略)けれども私が無力でなかった唯一の時間がある。彼らとともに歌をうたい詩を読み、小説の引用や文体模倣をして、笑ったり泣いたりしていたその瞬間──それは文学を学ぶことなしには得られなかった心の交流であり、魂の出会いだった。教科書に書かれるような大きな話題に対していかに無力でも、それぞれの瞬間に私たちをつなぐちいさな言葉はいつも文学のなかに溢れていた。(本文より) 【目次】 1 未知なる恍惚 2 バイオリン弾きの故郷 3 合言葉は「バイシュンフ!」 4 レーニン像とディスコ 5 お城の学校、言葉の魔法 6 殺人事件と神様 7 インガの大事な因果の話 8 サーカスの少年は星を掴みたい 9 見えるのに変えられない未来 10 法秩序を担えば法は犯せる 11 六十七歩の縮めかた 12 巨匠と…… 13 マルガリータ 14 酔いどれ先生の文学研究入門 15 ひとときの平穏 16 豪邸のニャーニャ 17 種明かしと新たな謎 18 オーリャの探した真実 19 恋心の育ちかた 20 ギリャイおじさんのモスクワ 21 権威と抵抗と復活と…… 22 愚かな心よ、高鳴るな 23 ゲルツェンの鐘が鳴る 24 文学大学恋愛事件 25 レナータか、ニーナか 26 生きよ、愛せよ 27 言葉と断絶 28 クリミアと創生主 29 灰色にもさまざまな色がある 30 大切な内緒話 関連地図 本書に登場する書籍一覧
  • 陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析 - 日本の未来のために必要なこと -
    4.0
    ■緊急出版「チャンネルくらら」神番組を完全書籍化 この戦争はこう読む! 日本人必読の書 安全保障の考え方、国際法の理解の仕方、軍隊の動かし方、戦争に対する備え方 ■テレビでは絶対やらない、やれない!世界一客観的な軍事分析 ・なぜロシア軍はウクライナの制空権を奪えなかったのか? ・ロシア軍が黒海の制海権を握っている ・ロシア軍の動きは「ドクトリン」で読み解かないとわからない ・サイバー戦の“失敗”を地上戦で取り返す? ・ウクライナ軍はなぜ善戦できたのか? ・北方領土の東部軍がウクライナに投入された理由 ・プーチンは核を使うのか? ・画期的だった防弾チョッキとヘルメットの供与 ・ロシア軍はキエフとハリコフを落としてはいけない? ・ロシア軍の将官クラスの戦死者が増えているのはなぜ? ・ロシアは“言ってること”と“やってること”が全然ちがう ・「ウクライナも悪い」論はナンセンス ・明日は我が身? 日本にも迫る「合理的じゃない戦争」の危機 ・マリウポリを見捨てるべきか、死守すべきか ・クリミア侵攻後に“大化け”したウクライナ軍 ・新しい国際機関がロシアとウクライナの“妥協点”? ・ロシア軍は化学兵器を使用するのか? ・ロシアはすでに極東に対する計画を作っている ・もしロシアが北海道に侵攻してきたら ウクライナ侵攻が開始されてから約3週間後の3月17日、YouTubeに1本の動画がアップされました。 本書のもとになった「陸・海・空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」シリーズの第1回です。 投稿者は、憲政史家・倉山満氏が主宰するインターネット番組「チャンネルくらら」。 番組の内容は、防衛問題研究家・桜林美佐氏による司会進行のもと、小川清史元西部方面総監(陸上自衛隊)、伊藤俊幸元呉地方総監(海上自衛隊)、小野田治元航空教育集団司令官(航空自衛隊)という、陸・海・空の軍事のプロ中のプロが、ロシアのウクライナ侵攻を最新情報に基づいて分析・考察するというものです。 この手の専門的(マニアック)な番組は、一般的にあまり再生回数が伸びません。 しかし、同番組に関しては、動画がアップされるや再生数が瞬く間に急上昇し(2022年6月末時点で67万回以上再生)、コメント欄には感謝と賞賛の声があふれていきました。 【著者プロフィール】 小野田治 (おのだ・おさむ) 昭和29年生まれ。神奈川県横浜市出身。 主要職歴(自衛隊):航空幕僚監部防衛課長、第3補給処長、第7航空団司令兼百里基地司令、航空幕僚監部人事教育部長、西部航空方面隊司令官、航空教育集団司令官(最終補職)。 退職時の階級は「空将」。 ハーバード大学シニア・フェロー。東芝インフラシステムズ顧問。日本安全保障戦略研究所上席研究員。平和・安全保障研究所理事。コールサイン「Axe」。 伊藤俊幸 (いとう・としゆき) 昭和33年生まれ。愛知県名古屋市出身。 主要職歴(自衛隊):潜水艦はやしお艦長、在米国防衛駐在官、海幕情報課長、情報本部情報官、海幕指揮通信情報部長、第二術科学校長、統合幕僚学校長を経て、海上自衛隊呉地方総監(最終補職)。 退職時の階級は「海将」。 金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)教授(専門:リスクマネジメント、リーダーシップ・フォロワーシップ)。日本戦略研究フォーラム政策提言委員、日本安全保障・危機管理学会理事、全国防衛協会連合会常任理事。 小川清史 (おがわ・きよし) 昭和35年生まれ。徳島県出身。 主要職歴(自衛隊):第8普通科連隊長兼米子駐屯地司令、自衛隊東京地方協力本部長、陸上幕僚監部装備部長、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長、西部方面総監(最終補職)。 退職時の階級は「陸将」。 現在、日本安全保障戦略研究所上席研究員。 桜林美佐 (さくらばやし・みさ) 昭和45年生まれ。東京都出身。 防衛・安全保障問題を研究・執筆。 防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。防衛整備基盤協会評議員。 著書に、「日本に自衛隊がいてよかった - 自衛隊の東日本大震災」(産経新聞出版)、「自衛隊と防衛産業」(並木書房)など多数。
  • れいわ民間防衛
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    謀略戦、心理戦、SNSを使ったプロパガンダと情報戦――〈進化した戦争〉に備えよ! 「我々は常に知識をアップデートし、見えない領域で迫りくる脅威に対抗していかなければならない。私の耳元では軍靴の音どころか、大砲の爆音が鳴り響いている! 」(上念司) 序章 やつらは繋がっていた。そして我々は何も知らない。 ・不条理劇が現実になる日 ・ウイグル、チベット、南モンゴル、香港のリアル ・オーストラリアで実際に進行していた〝侵略〟 第1章 自由の敵は笑顔でやってくる ・一見正しい平和・人権のイデオロギー。その目的は? ・ソ連崩壊後はじめて明かされた工作活動 ・左翼少年のあこがれた理想の国 ・日本にも訪れていた革命前夜の危機 第2章 戦争でない戦争、戦場でない戦場 ・殺戮から戦争へ~戦いのルールを決めたウェストファリア条約 ・ホットウォーからコールドウォーへ、代理戦争から下請け戦争へ ・新しい戦争のかたち「超限戦」 第3章 戦争のドメイン(領域) ・新たな領域で繰り広げられる「進化した戦争」の姿 ・ロシアによるクリミア併合は超限戦の成功例 ・国民が死なない戦争と戦争の外注化 ・クリミアの事例に学び台湾を狙う中国 第4章 武力使わない「乗っ取り戦争」の実態 ・国家を乗っ取るまでの起承転結プロセス ・意図的に憲法解釈をゆがめる東大憲法学 ・日本の学術界に浸透している影響力工作 ・問題を提起し“解決させないこと”を目指す運動の闇 ・日本人の民度が試される超限戦での戦い 終章 見えない侵略に備え、私たちにできること ・敗戦革命から国を救うのは経済成長と伝統の尊重 ・知識をアップデートして見えない侵略に備えよ
  • ロシアのウクライナ侵略で問われる日本の覚悟
    4.0
    なぜウクライナは降伏せずロシアと戦うのか? ◎苛烈な旧ソ連支配の暗黒史 ◎プーチンの野望と侵略のシナリオ ◎国民を覚醒させたクリミア侵攻 ◎祖国を守るために戦う国民の覚悟 気鋭のウクライナ人国際政治学者が説く! ロシアの西の隣国ウクライナの覚悟と東の隣国・日本への警告! ※本書は2019年6月に発行した『ウクライナ人だから気づいた日本の危機』(育鵬社)を改題し、2022年2月に起こったロシアによるウクライナへの全面侵略を踏まえて大幅に加筆・再編集したものです。 【目次】 第1章 ロシアのクリミア半島・ウクライナ東部占領の真実(2014~15) 1 ロシアの最大の被害国・ウクライナの悲劇 2 クリミア半島は誰のものか 3 ウクライナとロシアの戦争はどのようにして起こったのか 第2章 ウクライナはこうして共産主義を排除した(2013~22) 1 レーニン記念碑撤去運動 2 共産主義プロパガンダ禁止法 3 ロシアからの宗教的独立にも成功 4 ゼレンスキー大統領の登場 第3章 ロシアのウクライナへの全面侵略(2021~) 1 ロシア軍のウクライナ国境付近への集結 2 ロシアのウクライナへの全面侵略 3 ロシアの目的はウクライナ国土の完全併合 4 ウクライナと西側諸国はロシアを止められるか 5 西側諸国の「甘やかし」がロシアの暴走を招いた 第4章 ロシアの侵略を招いたウクライナの「政治的な病」 1 ウクライナの14の政治的な病 2 [歴史認識]ウクライナで行われたソ連式歴史教育 3 [反国家勢力]沖縄はクリミアの二の舞になりかねない 4 [国防1]自分の国を自分で守る気概が国際社会を動かす 5 [国防2]NATOに加盟できなかったウクライナを襲った悲劇 6 [プロパガンダ]明らかなウソになぜダマされてしまうのか 7[政治・外交]侵略国家は歯向かう気のない弱い国を狙う 第5章 日本も「ロシア幻想」から目覚めよ 1 ロシアの「結婚サギ」にダマされてきた日本 2 中国抑止にロシアが協力することはない 3 ロシアによる反日プロパガンダを警戒せよ 4 北方領土はどうすれば取り戻せるか 第6章 独裁国家に囲まれた日本が侵略されないために おわりに――狂暴な独裁国家の隣国の民主主義国家の宿命
  • ナイチンゲール7世
    6/13入荷
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    1,540円 (税込)
    痛快!天才看護師、ダメな日本の医療をぶった斬る 人気コミック『おたんこナース』の原案者が送る、常識破りなメディカル・ノベル 看護師の橘高朱理(ナイチン)は、″クリミアの天使″ことフローレンス・ナイチンゲールの子孫だった。「看護統計学の始祖」だった先祖の血を受け継ぎ、ハーバード大学医学大学院で最先端の医学と統計を学び首席卒業。比類なき能力で医者たちを大幅に凌駕し、日本の医療の闇に斬り込んでいく。ユニークな仲間たちとともに天才ナースが繰り広げるドラマの連続に目がはなせない痛快メディカル・ノベル 【目次】 第1話 認知症者が失踪する街 第2話 多剤併用・残薬問題に効く薬 第3話 介護老人保健施設の抗争 第4話 パンダがつなぐ信頼区間 第5話 刺客のマラソンランナー

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