エッセイ・紀行 - 幻冬舎作品一覧

  • 戦士たちの記録 パレスチナに生きる
    4.0
    2022年5月28日、満期出所。リッダ闘争から50年、77歳になった革命家が、その人生を、出所を前に獄中で振り返る。父、母のこと、革命に目覚めた10代、中東での日々、仲間と語った世界革命の夢、そして、現在混乱下にある全世界に向けた、静かな叫び。 自分の死が前提であったリッダ闘争に、参加を決意したあの日――。 「もう、これが最後の日と頭ではわかっているのに、人間の生き死にに、どうしてあんなに平気で、また冷静でいられたのだろうと、老齢となった半世紀を経て思い返すことがある。 でもそれは「平気」でも「冷静」でもなくて、使命への渇望が、感情、心情を無自覚に抑えつけていたのだろうと今はわかる。」――本文より 本書は、日本赤軍の最高幹部であった著者が、リッダ闘争50年目の今、"彼岸に在る戦士たち"への報告も兼ねて闘争の日々を振り返りまとめておこうと、獄中で綴った"革命への記録"であり、一人の女性として生きた“特異な人生の軌跡"でもある。 疾走したかつての日々へ思いを巡らすとともに、反省を重ね、病や老いとも向き合った、刑務所での22年。無垢な幼少期から闘争に全てを捧げた青春時代まで、変わらぬ情熱もあれば、変化していく思いもある。彼女の思考の軌跡が、赤裸々に書き下ろされている。 さらに、出所間近に起きたロシアのウクライナ侵略に対する思いも、「今回のウクライナの現実は、私が中東に在り、東欧の友人たちと語り合った時代を思い起こさせる。」と、緊急追記。元革命家の彼女に、今の世界はどう見えているのか。
  • KREAM ルールなき世界のルールブック
    5.0
    【電子書籍限定書き下ろしページ付き】 書籍発売から10年の時を経て、ついに電子書籍を発売! 2021年版として、KREVA氏本人書き下ろしの「新しい1ページ」が追加されています。 超人気HIPHOPアーティストKREVAが、初めて綴る! 混沌の中に新しい自分を立ち上げるための99のメッセージ。 「薄っぺらな自己啓発本の類には絶対にしたくなかったけど、 綴った言葉達が誰かを啓発するものにはしたかった。これは、ありそうでなかった本です。」――KREVA KREAM = KREVA Rules Everything Around Me. KREVAが世界を支配する。 フリースタイルや即興を得意とし、若者に絶大な人気を博すKREVAの初著書!本作は、KREVA独特のリリックのセンスを存分に発揮したセンテンス、エッセイ、ショートストーリー、短歌や言葉遊びなど様々な形式で表現したメッセージとアートディレクター・田島照久氏による完全撮り下ろし写真とディレクションが融合したメッセージ集です。胸に突き刺る言葉や、息苦しい現実に新鮮な風を通す独自の思考法は、見るものを勇気づけ奮い立たせる、今までになかった表現の集大成となっています。決まった秩序などないこの世界に、新しい自分を立ち上げるために彼が打ち出すルールとは?自ら殻を突き破り、進化し続けるKREVAの心揺さぶるルールブック! ※こちらの書籍はタブレットやPCなど、大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
  • 無一文「人力」世界一周の旅
    4.5
    「無一文」で「野宿」をしながら世界一周を目指す、無謀な自転車旅。なのに、時には海抜0mから「エベレスト」頂上まで寄り道!? 時には英国で「ゴット・タレント」に出演し、マジックを披露!? こんなクレイジーな日本人、見たことない! 高野秀行氏大絶賛!「本書を読み、私の中の『冒険』の概念が変わってしまった。人間はかくも自由で強いのか。いや、岩崎さんが異常なだけか」 ママチャリ&手漕ぎボートでユーラシア大陸を駆け巡る! ・所持金160円から始まった、新宿ホームレス生活 ・標高5000mのヒマラヤ山脈をママチャリで越える ・インド最南端からエベレスト頂上まで人力のみで登頂 ・手漕ぎボートでガンジス河を海まで川下り ・気温50 度の砂漠地帯を、2200kmもママチャリで疾走 ・手漕ぎボートで世界最大の湖・カスピ海を横断 ・英国人気オーディション番組で日本人初の快挙達成
  • どうしてこうなっちゃったか
    4.3
    これが世界に通用する、謙虚さと自由さと厚かましさだ! いま「世界でもっとも演奏機会が多い」と言われる天才「現代音楽作曲家」の自伝エッセイ。この天衣無縫、融通無碍、唯我独尊、縦横無尽を見よ! どうしてこうなっちゃたか*目次 序章 最初から作曲家だった/第1章 何用あって、ドーヴァーへ!?/第2章 ビジネスはビジネス! /第3章 「指くるくる+5」の罰/第4章 「音楽と、(多分)セックス」の真相/第5章 邪魔な絶対音感、その生涯唯一の恩恵/第6章 Aレベルと、あっけない大学受験/第7章 大学入学と、師ダリルとの出会い/第8章 初日「君はもう来なくていい」と/第9章 ホット・トラックな日々……ダリルの白熱教室/第10章 20歳、国際作曲コンクール優勝のあとさき/第11章 ボーイ・ミーツ・ガール/第12章 善は急げの超スピード婚/第13章 卒業試験はオペラの上演で/第14章 奨学金はゼロいくつで?/第15章 瞑想? 迷走! 冴えない大学院時代/第16章 なにも知らずに邦楽器の曲を手がけた/第17章 どうせ演奏されない曲なんだから/第18章 2003年、僕の東京物語/第19章 一体あなたは誰なんでしょう?/第20章 憧れの人、理想の師、伝説の人/第21章 ブーレーズ魔法の言葉/第22章 寒すぎる10月と、僕の親密な彼女たち/第23章 「情熱大陸」の情熱と、山田和樹君とのシンクロニシティ/第24章 外出禁止令と仕事禁止令/第25章 2人のマイ・グレイト・ヒーローズ/第26章 宙ぶらりんと無収入はオペラより劇的!?/第27章 アルマゲドンの過ごし方/最終章 家 族 樹の小枝/あとがき
  • 破れ星、流れた
    4.0
    1~2巻1,782~1,881円 (税込)
    防空壕の闇の中、家族で讃美歌を唄った。 明日も未来もなかったのに、 人生で一番、倖せな時間だった。 「隕石も 落とさず散った 破れ星」 倉本聰――本名・山谷馨は、昭和10年、東京で生まれた。 クリスチャンでケンカ好き、そして俳句を嗜む“おやじの背中を追いかけて育った幼少期、戦時中の家族バラバラの疎開暮らし、高校2年での父との永訣、2浪の末東大に合格してからの呑んだくれの日々、数多のスターとの破天荒なニッポン放送時代、そして独立して倉本聰へ。 小狡くてナイーヴで、負けん気の強い少年が、切ないまでの家族の愛情を受けて、戦前からの昭和の時代をいかにして逞しく生き抜いてきたか――情感たっぷりに綴る、涙と笑いの自伝エッセイ。"
  • 革命の季節 パレスチナの戦場から
    3.2
    1972年テルアビブ国際空港作戦から40年。奥平剛士・安田安之・山田修・檜森孝雄・丸岡修…彼らと闘ったひたすら未熟な正義の日々は、何かを変えたのか。重信房子が医療刑務所の病床で綴る、リッダ闘争から「アラブの春」まで。
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU
    3.6
    ムンクの言葉で新しい人生が目を覚ます。原田マハの名訳により待望の刊行。 懊悩と官能をつづった画家ムンクの『愛のぬけがら』。 生涯書き続けた創作ノートには、愛と死、人生がむきだしにしたためられていた。 旅先で見つけたこの一冊に震えが止まらなくなった大人気作家が、アートへの愛をこめて翻訳。 臆病なのに、取り返しのつかないことを繰り返してきた人生。道ならぬ恋の果て、相次ぐ家族の死・・・・・。 得体の知れない心の動きをエネルギーにした言葉たちは、読んだ人間の心を突き動かし、新しい人生を呼び込む。 「生きること」への恐怖と不安を、鮮烈な輝きに変化させるメッセージの数々。
  • おしゃれは3色でいい 毎日が今よりもっと楽しくなる50tips
    -
    『VERY』などのファッション誌でモデルとして活躍。 1児のママ・神山まりあのスタイルブック最新刊! ALL私服で、セルフコーディネートによる100体と ファッション・美容・ライフスタイルのこだわりエッセイを大公開 Instagramで見せる飾らない姿や、ハッピーオーラに包まれた底抜けの明るさで多くの女性たちから人気を集めている神山まりあさん。 自他ともに認めるファッションマニアでもあり、その抜群のセンスから、さまざまなブランドとのコラボアイテムオファーが後を絶ちません。 まりあさんのおしゃれの秘訣は? どんなこだわりがあるのか? ファッションだけでなく、美容とライフスタイルまでまるっと全部解説。 読んですぐにマネできる、コツが詰まっています。 CHAPTER.1 FASHION グレース・ケリーになれる法則 旅のお守りは黒ワンピース 上手な肌見せ 大人のデニムスタイル 好きな人の好みにファッションを寄せたら痛い目みた話 ほか CHAPTER.2 BEAUTY さよなら、唇ブスな私 美人見えアイラインの描き方 目の色はあなたの色 香りの持つ力 ほか CHAPTER.3 LIFESTYLE Home Sweet Home やっぱりハワイ旅 ニキビは隠しても、欠点は隠さない 夫婦について ほか
  • 猫屋台日乗
    -
    毎日1日分だけの買い物をし、ハッピーアワーで1杯飲んで帰る。 誰とも会わない、喋らない。そんな女将の胸の内。 コロナの3年間のお上の無能に怒り、吉本家の“独特な味“を懐かしみ、『猫屋台』で大盤振る舞い……。“人外魔境”より届いた、「真っ当な食、真っ当な命」をめぐるエッセイ。 味と思い出は、紐付けられる――。 完全予約制の、知る人ぞ知る『猫屋台』の女将・ハルノがその「日乗」を綴り始めたのはコロナが蔓延り始めた2020年の春。女将は怒っていた。緊急事態宣言、アルコール禁止、同調圧力、自粛警察……コロナが悪いんじゃない、お上が無能なんだ――と。怒りの傍ら綴るのは、吉本家の懐かしい味、父と深夜に食べた初めてのピザ、看板猫・シロミの死、自身の脱腸入院、吉本家の怒涛のお正月、コロナの渦中に独りで逝った古い知人……。美味しさとユーモアと、懐かしさ溢れる、食エッセイ。
  • RE-START 犬と森の中で生活して得た幸せ
    3.0
    水曜どうでしょうのミスターであり、映画監督であり、はたまた会長である鈴井貴之が、 赤平の森の中でともに暮らすのは愛犬たち。 犬たちと都会にはない、様々な困難を乗り越えることは、 人間としての葛藤、コンプレックス、挫折、全てと向き合い、乗り越える道のりだった。 犬との生活とのなかで得た「人は変われる」という確かな想い。 犬がくれた貴重な時間、犬がいなければ見つからなかった自分。 現代社会を迷いながら生きる、すべての人の力になる一冊。
  • じゆうがたび
    4.5
    宇賀なつみ、初エッセイ! お天気アナ、スポーツキャスター、朝の顔……。テレビ朝日時代から完全フリーランスの現在を巡る、55のエッセイ。「自分を幸せにするために、私は今日も旅に出る!」 テレビ朝日の番組で活躍してきたアナウンサーの宇賀なつみ。どんなに忙しくても「旅に出て新しい世界と出会いたい」という彼女が、これまでの道のりを旅の記憶とともに綴った。大嫌いな自分に向き合うきっかけをくれた大泉での出会い、六本木でお天気アナになった日のこと、スポーツキャスターとして意識が変わった沖縄キャンプ、退社を決意したベトナム旅行……。社会人、女性、アナウンサーとして日々揺れ動く心を、旅を通して見つめていく。現在、マネージャー業務や経理業務などすべて1人でこなす「完全フリーランス」をしている理由についても明かす。人生を前向きに生きるヒントがたくさん詰まった1冊。撮りおろし”旅グラビア”も収録。
  • ライムスター宇多丸のお悩み相談室
    3.8
    そいつらがこっちの人生に 責任とってくれるわけじゃなし! ライムスター宇多丸の人生相談本がついに刊行! 長年の片思い、夫の加齢臭問題、飲めない人が宴席を楽しむには、SNSやLINEでの諍い、汚部屋の悩みから、女性差別についてなど、日常的なお悩みから社会問題まで、34のお題に答えています。執拗に、フェアに、時に優しく、時に興奮しながらとことん考えた珍回答&名回答の数々、ぜひお楽しみください!
  • 性と芸術
    3.8
    日本の現代美術史上、最大の問題作、 「犬」は、なぜ描かれたのか? 作者自らによる全解説。これは「ほぼ遺書」である。 「もちろん分かっている――美術作品の解説なんて作者本人はしない方がいいことは。だからこんな悪趣味は一生にこれ一度きりとする。本来無言の佇まいが良しとされる美術作品に言葉を喋らせたら――いったんそれを許可してしまったら――たった一作でもこれくらい饒舌になるという、最悪のサンプルをお見せしよう。ついてこれる人だけついてきてくれればいい。」(本文より) 日本を代表する現代美術家会田誠の23歳の作品「犬」は、2012年の森美術館展覧会での撤去抗議はじめ、これまでさまざまに波紋を呼んできた。その存在の理由を自らの言葉で率直に綴る。人間と表現をめぐる真摯な問い。 (目次) I 芸術 『犬』全解説 II 性 「色ざんげ」が書けなくて
  • ふたり。
    -
    チャンネル登録者数400万人超! YouTuberになりたかったんじゃない。 ずっとふたりでいたくてYouTuberになったんだ。 (たぶん)日本一マジメなYouTuberコンビ、待望の初エッセイ! ガキ大将のトミーと、気にしいのカンタ。 それぞれの幼少期から、二人が出会った大学での生活、毎日投稿6年間の舞台裏、 そしてトミーの活動休止中のことまで。 動画では見せられなかったふたりの姿がここに。 第1部 水溜りボンドの「み」も存在しなかった頃。 第2部 水溜りボンドになる。 第3部 毎日投稿の裏側。 第4部 転機と危機。 第5部 相方と見た景色。 付録 特別インタビュー (マネージャー、UUUM/COO梅景氏、ニッポン放送プロデューサー冨山氏、いっせい&ひっしー) ※電子版には初版限定特典はつきませんのでご注意ください
  • 「リング」に立つための基本作法
    5.0
    プロレスラーには限界から 先の姿を見せていく使命がある——。 もうダメ限界! と諦めた、そこから先が人生を分けていく。 マインドを鍛えるスクワット法から、 SNS との付き合い方、後輩体質のコミュニケーション力、 そしてスーツや日記の効用など、 老若男女、誰もが自らの「リング」に立つためにヒントとなる、 オカダ流人生の極意の数々。 愛車フェラーリも登場。撮り下ろし写真 44 頁! ●目次より 【内面についての改造計画】 自分の商品価値は自分で管理/揺らぎそうなときは退路を断て/失恋から己を知る/重圧がかかる場面ならではのチャンス/女性が女性らしくいられるように最大限の努力をする/SNS との距離/人生を豊かにする日記の効用 ほか 【外見についての改造計画】 スーツで心を整える/フェラーリに乗る理由/あえてブランド品を持つ/ピンクのカルバン・クラインのパンツをはく理由 ほか 【特別コラム1】アントニオ猪木さんについて思うこと 【特別コラム2】天龍源一郎さんから学んだこと ほか。
  • 小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常
    4.1
    まともに思えることだけやればいい。 荻窪の本屋店主が考えた、よりよく働き、よく生きること。 効率、拡大、利便性……いまだ高速回転する世界に響く日常エッセイ。 荻窪に本屋を構えて5年。本を並べ、客の手に渡るまでを見届ける日々から見えること。 「いまわたしの手元には、『終わりと始まり』という一冊の詩集がある。どこかの書店でこの本が並んでいる姿を目にすると、わたしはそこに、その店の良心を感じずにはいられない」 「Titleに並んでいる本は声が小さく、ほかの本の存在をかき消すことはないが、近くによってみるとそれぞれ何ごとかつぶやいているようにも思える」 「『あの本の棚は光って見えるよね』。書店員同士であれば、そのような会話も自然と通じるものだ」……。 本を媒介とし、私たちがよりよい世界に向かうには、その可能性とは———。 ●写真:齋藤陽道
  • 47の素敵な日本酒
    -
    日本酒好きアイドル大西桃香が、日本全国の日本酒を味わい尽くす! 奈良市観光大使を務める活動の中で日本酒に出逢い、大好きになったという大西桃香さん。そんな彼女が47都道府県それぞれの日本酒を1本ずつ紹介するエッセイです。 エッセイに加えて、幻冬舎plusでの連載時の写真のアザーカットや、書籍用に浅草で撮りおろした写真を収録。撮りおろし写真では大西さんと飲み歩きデートをしているかのような、自然な表情も収められています。 各都道府県の代表メンバーを集めた「チーム8」に所属していた大西さんならではの47都道府県への視点も面白く、また、全国津々浦々のお酒を紹介しているので日本酒データベースとしても活用できる1冊となりました。 〈大西桃香さんコメント〉 2021年から始まった大西桃香日本酒エッセイ「NiHonShu47 47の素敵な日本酒」、なんと書籍化が決まりました! 自分自身が綴ってきたものが本になるなんて思ってもいなかったので驚きですし、感謝の気持ちでいっぱいです。約2年間で皆様にお届けしてきたものを形にして、沢山の方に手にとって頂けたら嬉しいです。何卒、よろしくお願い致します!
  • 仕事の辞め方
    4.0
    マンネリを捨てることで、人生を取り戻す 32年間やった放送作家を辞めます。 ○40代からソフト老害 ○ビジネスセックスレスは辞めるサイン ○あなたにも代わりはいる ○手放すからこそ入ってくる ワクワクしない仕事をダラダラ続けるほど、人生は長くない! 「仕事を辞める」と想像することで、働く意味、人生の目的、幸せのカタチが見えてくる。 人生100年時代に、毎日をキラキラ生き続けるための方法 【目次】 はじめに 第一章 なぜ仕事を辞めるのか この本を書いた理由   なぜ辞めるのか? 自分の人生を「俯瞰で見る」   仕事を辞めることを想像してみる 40代からソフト老害 僕も老害になっていた 必要悪とソフト老害の違い 努力を努力と思わない異常性 男性の更年期障害 第二章 あなたにも代わりはいる 出世は寂しい あなたが抜けたほうがいいかもしれない 「代わりはいる」ことに気づいた日 誰かが抜けたら誰かが出てくる マツコ・デラックスが売れた理由 大事な人がいなくなるとチームは強くなる 割り切ることも大切 第三章 ワクワクしなくなったら仕事を辞める ビジネスセックスレス 経験値の円の中にいませんか 楽しかったことは一度もない 緊張があることこそ最高の経験 惰性をやめる 必要とされる場所でこそ輝ける 縁が円になる ワクワクしているかをチェックする   第四章 なぜ40代はしんどいか~世代別の仕事論~ 40代はしんどい 20代は運を手に入れるために動く 嫉妬を応援にする 30代はプラス1の「根性」で結果を出す 40代は耐え忍ぶ 40代は「縁の円」を増やす 40代は「語らないこと」 腐らず努力を続けることが大切 鈴木おさむの20代 とにかく量をこなす イタいやつでいい 伸びた鼻を折られる 実力を作って「本物の自信」を掴む 「出口を知ってる顔」をする 作り手としての形が見つかる 自分の限界を知る 代わりがいることに気づく しんどいからこそ縁を円に 価値観の変化を口にする 第五章 どのように仕事を辞めるか 自分に合っている仕事の見つけ方 自分に合っている仕事は自分では気づかない 周りの方が長所をわかってくれている 信頼出来る仲間に相談する 会社を辞めてうまくいってる人、いってない人 辞めるまでのストーリーが大事 こんな人がいたら仕事を辞めよう 苦手な人 ミスを押し付ける人 追い詰める人 悪口が好きな人 10点を超えたらストレス過多 辞めるまでの準備 明るくライトに辞めると言う 付箋を貼っておく 辞めることを話す順番 妻からしか見えてない自分 夢を笑わない友達と一緒にいよう 迷惑をかける順に話す 自分が辞めることで人生が変わる人もいる 辞めることを頑張りすぎない 第六章 辞める前にしておくこと 50代は費用対効果が悪い 30代後半から種まきを 「好奇心力」を鍛えよう お金について思うこと 不動産で手に入れられる信用 お金のことを考えた先に ライフチェックで無駄を見つける 占いについて 10月12日に発表した理由 第七章 手放すからこそ入ってくる 手放すということ 29歳の時の手放した経験 手放すことリスト 辞めると発表してから思い出すこと 「天職」との出会い方 「思いつき」が天職のサイン 放送作家というお仕事 記してきた自信 第一線でやり続けられた理由 主観と客観のスイッチング 幸せとは何か? 人生の「枯れ方」ではなく「生き方」 人はいつ死ぬかわからない 拾って生きる おわりに
  • シニカケ日記
    4.0
    更年期だと思って不調をほったらかしてたら死にかけた! 今のあなたは元気なのではなく、ただ、今は死んでないだけかもしれない。 「シモの毛は剃っておいたほうがいい」 「気になる不調は胡麻麦茶では誤魔化せない」 「四十代は正真正銘、中年です」 「夫の携帯番号はもしもの時には覚えていないもの」 「パンティーライナーの在処を男は知らない」 「悪意は健康な人の心に宿る」 「もう会いたくない人には会わなくてもいい」 「綺麗になるなら病気だって儲けもの」ーーなど 五十路になって初めて極楽浄土の扉を叩きかけた観音さんが病気後綺麗に生まれ変わって悟った「今気づいておいてよかったこと」
  • ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病
    -
    「糖尿病」に始まり、61歳にして「肝硬変」の宣告。 くわえて「食道がん」「胃がん」を発症。 襲いかかる病を、いかにして強力な生命力にしたか。初書き下ろし自伝小説。 糖尿病からアルコール性肝炎。医師の禁酒勧告もなんのその、毎日四合六合と酒を飲み続けた道太郎。80以下が正常値のγ-GTP検査の数値、4000台をたたき出す。それから1年、61歳にして「肝硬変」を宣告される。くわえて「食道がん」「胃がん」が身体を襲う。取り囲む献身的な妻、親思いの娘。美しき女友だち、犬…。そんな闘病中、自身の身体が起こす奇跡も知る。重なる病にたじろぎながらも、病をエネルギーに生命を燃やす自伝的小説。
  • 好きしかいらない! 最速でなりたい私を手に入れる方法
    4.7
    いかにして彼女は日本一になったのか――。1日で売り上げ2億! 北新地のNO.1キャバクラで圧倒的ナンバーワンを誇った天才キャバ嬢・みゆうが新たなステージへ。初めて明かす、人気絶頂での引退理由 北新地の超人気キャバクラ店『CLUB A』のナンバーワンだったみゆう。1日最大2億円を売り上げる傍ら、YouTubeを中心にインフルエンサーとしても活躍。しかし、2022年12月、夜の世界を卒業。本書で初めて、引退を選んだ理由について明かす。また、今だから言える、トップの孤独、女のバトル、今後の挑戦についても。つねに「好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。一度好きになったものは、とことん好きになってとことん極める!」がモットー。それを原動力に「なりたい自分」を手に入れてきたみゆうの生き様は、迷いやすい人、本当に欲しいものがわからない人、必見! 世界的カメラマン・新田桂一氏によるグラビアページも。
  • 三流シェフ
    4.2
    雑用こそ人生の突破口だ。 誰より苦労しても、その苦労を見ている人は1%にも満たない。 それでも“世界のミクニ”は必死に鍋を磨き続けた。 何者かになろうとして、懸命にもがく人たちへ――。 料理界のカリスマ・三國シェフ、感涙の自伝。 37年続いた「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉じ、ぼくは70歳で新たな夢を実現する 北海道・増毛(ましけ)での極貧の幼少期、漁師の父と出掛けた海、“料理の神様”に近づきたくて生やした口髭、地獄の厨房とヨーロッパ修行、30歳での開業とバッシング、ミシュランとの決別――。時代の寵児と言われながら、がむしゃらに突っ走ってきたぼくが、一大決心をして「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉店する理由と、ぼくが戦ってきた人生のすべて。 どんな一皿よりもエモーショナル! 世界に冠たる“ミクニ”の料理は、彼の苦悶の日々とパワフルで情熱的な生き様から作られる。 生きるための営みと企み、そして熱狂とは――。人生の本質が凝縮された1冊。
  • [メンタルモンスター]になる。
    3.7
    ロシアW杯ベルギー戦での衝撃的な敗北から4年、日本史上初めて、4大会連続W杯出場を目指す著者が激動のサッカー人生を振り返る、集大成! 日本サッカー史上初めて4大会連続ワールドカップ出場を目指す、長友佑都。2010年南アフリカ、2014年ブラジル、2018年ロシア、そして2022年カタールと12年間にわたり、日本代表のレギュラーとして戦い続けてきた著者だからこそ語れる、予選・本戦を含めた苦闘の歴史と舞台裏。さらに、35歳でトップレベルを維持し続けている秘訣、批判を肥やしにしてエネルギーに変える、著者ならではのメンタルコントロール術など、激動のサッカー人生を振り返る、集大成の一冊!
  • 敵は我が心にあり
    -
    「前に進む人生。後ろを振り返らない人生」 “墨の魔術師”“書道界の鬼才”金田石城による、人生哲学。 映画「天と地と」「蒼き狼」のタイトルで知られ、81歳にしてなお旺盛に作品を作り続ける書家・金田石城、初めてのエッセイ集。ダイナミックな作品の創作の源を明かす。
  • りんごの木の下であなたを産もうと決めた
    3.4
    英雄か、テロリストか?日本赤軍最高幹部の母から、わが娘へ。警視庁留置場で自ら書き下ろした感動の手記。本書は著者の実娘の日本国籍取得のための上申書です。
  • 無いならメイクで描けばいい
    5.0
    脱毛症も隠さない。“荒れ地の魔女からハウルになる"動画で話題の美容クリエイター・GYUTAEが語る「メイクの力」。 ないものは描けばいい、メイクだから 美容系YouTuberであり、メイクアップアーティスト、インフルエンサーとして幅広く活躍するGYUTAE(ギュテ)の初書籍! 「どうして眉毛がないの?」 メイクを見て欲しいのに…YouTubeにはこんなコメントが多く寄せられました。 勇気を振り絞り、動画で自身の病気、いじめ、鬱の経験を告白した結果、同じ悩みを抱えた多くの人たちから大反響。どんな状況でも、自分を大切にする、そして“好きなもの"で輝く! 人と比べ、普通に飲み込まれがちな私たちに刺さる、GYUTAEとメイクの物語。
  • ムスコ物語
    4.2
    国籍?いじめ?血の繋がり?受験?将来?は?なんだそりゃ。 「生きる自由を謳歌せよ! 」 『ヴィオラ母さん』で規格外の母親の一代記を書いた著者が、母になり、海外を渡り歩きながら息子と暮らした日々を描くヤマザキマリ流子育て放浪記。 ●いじめっ子のところに押し掛ける●エリート学校こっちからお断り●一緒に遊ぶ。むしろ自分の方が遊ぶ●宿題で寝られないような学校はやめちまえ! …… 『ヴィオラ母さん』で規格外の母親の一代記を書いた著者が、母になり、海外を渡り歩きながら息子と暮らした日々を描くヤマザキマリ流子育て放浪記。 ムスコによる「ハハ物語」も収録 「息子にとってこの世で誰よりも理不尽でありながらも、お人好しなほど優しい人間である母ヤマザキマリ。そんな母のおかげで国境のない生き方を身につけられた私は、おかげさまでこれから先も、たったひとりきりになったとしても、世界の何処であろうと生きていけるだろう。」――山崎デルス(ムスコ)
  • 絵本作家の森のいえ便り
    3.7
    どの季節が、好き? ――ぜんぶ。 自然いっぱいの毎日は、楽しいことであふれてる。 「まるで、お話の世界! 」な日々をつづった、人気作家の初エッセイ。 くまのaccototoさんちの絵本コーナーつき 森の木々がいっせいに芽吹く春、 雨が降るごとに緑が濃くなる初夏、 庭のツリーハウスから見上げる夏の夜空、 紅葉が絨毯のように積もる秋のテラス、 銀世界に小さな訪問者の足跡が残る冬。 ――都会から引っ越して10年。森のいえに暮らす絵本作家の日々は、四季の変化、動物たちとの交流、育っていく子どもたちのおかげで、彩り豊かで目まぐるしい。 四季を感じる暮らし/雨が作る芸術/自然の落とし物/ツリーハウスを作る/梅仕事/秋の実りと訪問者/ハロウィンかぼちゃ/初雪はマズい!/ある年の大雪の楽しみ/薪ストーブ/星空/マジックアワー など
  • ポジティブの魔法
    -
    大丈夫、きっとうまくいく。 こんなに便利で面白い時代に、悩んでばかりじゃもったいない! 変えるなら、今が絶好のチャンス。 人間関係、恋愛、夢、仕事、お金、健康…… 初めて語るエピソード満載の自己啓発的エッセイ。 読めば読むほど、心が軽くなる本。 「この本を手に取ってくれたあなたに、 『ポジティブの魔法』がかかりますように」 ——マオ 【内容】 ポジティブの魔法1 人間関係のこと ・バンドは究極の人間関係の塊 ・人間関係の悩みに、素の自分で立ち向かわないで! ・究極の社交術「世間話」は難しい ・ライバルなんていらない ・無駄な人間関係のスルースキルと解消法 ・結局のところ、人間関係なんかで悩まなくていい …ほか ポジティブの魔法2 恋愛のこと ・告白しなきゃ始まらない! ・恋愛は自由だけど、自重すべき恋もある ・縁もゆかりもない先輩に突然告白した話 ・中学生時代、博多・天神デートの思い出 ・男から謝る、それが鉄の掟 ・僕は常にみんなの一番の座を狙います …ほか ポジティブの魔法3 夢実現のために ・「夢を持ちなさい」と言われて焦らないで ・自分の人生だから、判断基準は自分 ・本気を出せば、欲しいものが手に入る確率は上がる ・作詞を一度は諦めた ・本嫌いだった僕がいっぱしの読書家になるまで ・夢を追い続けるために、今日いちばんの結果を出し続ける …ほか ポジティブの魔法4 仕事のこと ・好きなことを仕事にするのは難しい? ・嫌な仕事を〝ちゃんと〟やり続けている人は要注意! ・「お金がない」を口癖にしている人は ・「働きたくない」を目標にする ・後悔しない人生なんてない ・相手を変えることができないなら、自分が変わる …ほか ポジティブの魔法5 お金と価値観 ・とにかく貧乏でした ・夢や目標に近づくお金の使い方 ・その価値は、誰のためのもの? ・いい借金と悪い借金 ・ミュージシャン流の経費の使い方 ・「人生、お金じゃない」と言うには早い …ほか ポジティブの魔法6 心と体を整える ・母譲りのポジティブ思考 ・ルーティンを決めて〝自分との戦い〟の時間をなくす ・神頼みは、お願いしっぱなしじゃダメ ・コンプレックスの悪循環 ・オリジナルの武器を開発しよう ・マオ流アンチエイジング。若さの秘訣とは? …ほか
  • 平熱のまま、この世界に熱狂したい 「弱さ」を受け入れる日常革命
    4.2
    アルコール依存症、離婚を経て取り組んだ断酒。そして、手に入れた平熱の生活。 退屈な日常は、いつでも刺激的な場へと変えられるのだ。 等身大の言葉で世界を鮮やかに描く、注目の書き手、登場! ! 目の前の生活を見つめなおす。自分の弱さを無視し、無理に自分以外の「何者か」になろうとするよりも、すでにあるものを感じ取るほうが人生を豊かにできると確信したからだ。 深夜のコンビニで店員に親切にし、朝顔を育てながら磨く想像力。ヤブイヌに魅了されて駆け込む動物園。蓄膿症の手術を受けて食べ物の味がわかるようになり、トルストイとフィッシュマンズに打ちのめされる日々。そこに潜む途方もない楽しさと喜び――。 私たちは、もっと幸せに気づくことができる!
  • サイン
    5.0
    歌は、僕の祈りだ。 僕の心の傷みと、未来への希望。 誰にも言えなかった、そのすべてを、 ここに打ち明けよう。 EXILEデビュー20周年を控え、 40歳を迎えた孤高のボーカリスト、EXILE ATSUSHI。 初の著書『天音。』から7年半ぶり、待望の最新エッセイ!
  • 涙の温度
    4.7
    あの日、あの時、溢れた涙を、僕らはずっと忘れない――。 変化し続けるロックバンドSID(シド)の、 結成から15年間の軌跡と、未来へ続く物語。 メンバーそれぞれが、これまで決して語らなかった「秘密」を 全てありのままに綴った、待望の初エッセイ! 【構成】 第一章 息吹(ゆうや) シドはメジャーデビューしなければいけなかった。四人にとって「最後のバンド」であるべきだったからだ。僕らはそのぐらいシドに賭けていた。 第二章 焦燥(Shinji) 東京ドームでライブをやるバンドの、アラサーのギタリストが、街のギター教室でレッスンを受けているなんて、いったい誰が想像できるだろう。 第三章 夜明け(マオ) 神様か何か知らないけど、なんでこんなに俺をいじめるんだろう。 第四章 絆(明希) 出口のない苦しみから抜け出すために、僕は無我夢中で戦っていた。自分自身と。そして、あろうことか、大切な仲間たちとも
  • 笑う老人生活
    5.0
    「どうせまたくだらない事、書いているだろうと思ったら、意外に面白かった」――高嶋ちさ子 89歳にして、今がいちばん幸せ みんなが自分のことを好きだと、感謝して思い込む 愛されるじいさんになる! 長年の連れ合いを亡くされた方、いつまでもくよくよするのはやめましょう。 遅かれ早かれ、再会できるものと信じましょう。 再会できるその日まで、「笑う老人生活」を送りましょう! 【目次抜粋】 はじめに 第一章 「愛されるじいさん」になる? 85歳からのテレビデビュー ●ワタシ、80歳過ぎてから初体験ばかり みんなが自分のことを好きだと思いこむ ●ワタシ、超ポジティブです 第二章 体を鍛え、身なりを整えれば、20歳は若くいられる 糖尿病ですが、何か? ●ワタシ、長年、血糖値コントロール生活です 自動車免許を返納したのは、5万円儲かる計算だったから ●ワタシ、バスに乗りまくってます 第三章 みっちゃんとの生活 長女・未知子が教えてくれたこと ●ワタシ、長女が61歳になりました 還暦の未知子とのコレカラ~これからの3年計画 ●ワタシ、3年計画があるんです 未知子と弘之のおまけのトークタイム 第四章 会いたくても、会えない人 妻との別れ ●ワタシ、愛妻家だったんです 叶わなかった、親友との卒寿の会 ●ワタシ、幼稚園からのマブダチがいたんです 第五章 仕事って楽しいものです タブーを逆手に ●ワタシ、意外と策士です 空気を読んで、相手との距離感を見極める ●ワタシ、空気読みまくりです 最終章 老人こそレット・イット・ビーで 俺は死なない ●ワタシ、100まで生きそうです 人生は不可解 ●ワタシ、悟りの境地に達せられないです 番外編 ビートルズと僕 ビートルズ・カットの裏話 ビートルズの日本語タイトルは、タカシマ流 おわりに
  • Very LiLy
    4.0
    あなたは自分が好きですか? すぐにイエスと言えないなら、脚本に少し赤字を入れて。 人生が自分主演の映画なら、監督になるのだ。 モラルよりも大切にすべきは、「どんな自分が好き」か。 さあ、自分にどの道、歩かせようか? そう考えると、人生って退屈知らず。 p.s.なにも、毎日毎日ハッピーじゃなくったっていいんだよ。そんな映画、つまらなくない? (「印象美こそ、魅力の極み」より)
  • 家政婦 金さんのドラマみたいな体験日記
    3.3
    57歳で家を飛び出し、家政婦に!ドアの向こうは、見たことのない日常。 現在、87歳の著者が綴るドラマみたいな全て本当のお話です。 「うちにゴミ箱はないのよ。ぜんぶ持って帰って」 「あのお医者さん、夜中に部屋に来るらしいよ」「毎日、朝5時にあの宗教の朝会に行ってください」「お前さん、金を少し貸してくれないか?」と親分に言われて……。
  • カニカマ人生論
    4.2
    地球はやんわり悲しみに満ちている。 だから人は明るく生きようとするのです。 飛騨高山で生まれた気の小さい少女は、大小様々な出会いや経験を積み重ねて、“国民の叔母"清水ミチコとなり、武道館に立つまでになる――。主婦にして稀代のエンターテイナー、初めての自伝エッセイ。 すぐに「気負け」して泣いてしまう、気の小さい子供だった飛騨高山時代の、家族や友人との懐かしくも笑えて切ない色々なエピソード。上京して、自分の弱さやセコさにぶちあたりながらも、永六輔さんタモリさん南伸坊さんはじめたくさんの人たちと出会い、清水ミチコとして芸を披露するようになり、武道館でライブをおこなうまでの様々な経験。 「世の中はむしろ、うまくいかないようにできていることを知ってた方がいいですよ」 尊敬している年長の女性からの言葉を心に刻んで生きてきた半生を、カラッと笑えてしみじみ沁みる筆致で綴る、自伝エッセイの名作誕生!
  • 親父の納棺
    4.5
    東工大の教授(メディア論)である著者が、納棺師の女性の勧めで、突然、父親の「おくりびと」になったリアルな体験から、家族の死とどう向き合うのか? というプリミティブな感情を綴る。遺体の着替えをやるなどして考えた「死者へのケア、死者からのケア」についての論考と、「コロナ禍」で向き合う家族の死と「Zoom」の関係も。付章として、養老孟司さんと、「おくりびとアカデミー代表」木村光希さんへのインタビューも収録。 ■「さわる」だったその手に「ふれた」とき、親父が帰ってきた、と思った。 ■5日間、亡くなった家族と過ごした稀有な体験 ■コロナ禍だからこそ遺体が葬儀場に向かわずに家で。 ■父親の「おくりびと」になった貴重な時間の記録 ■納棺師の女性が教えてくれたか「エンゼルケア」 もくじ [プロローグ]親父が死んだ。そして「納棺師(見習い)」になった。 [1章]コロナで会えない--親父の病、ボケ、そして死。 [2章]コロナがもたらした神「Zoom」。お通夜も、葬儀も、お見舞いも。 [3章]私と弟、生まれて初めて親父に下着を履かせる。 [4章]親父との握手。「さわる」から「ふれる」へ。そして世界が変わる。 [5章]弔いである前に、死者のケア、生者のケア。 [6章]『手の倫理』と、居間で戦うウルトラセブン。 [付章1]「おくりびとアカデミー校長」木村光希さんに、聞いてみた。 [付章2] 養老孟司さんに、聞いてみた。 [エピローグ]1年後のストリートビュー。 [解説的あとがき]ケア、ミーム、埋葬、バーチャル化、そして「からだ」
  • 武器としてのヒップホップ
    4.8
    ヒップホップは逆転現象だ。病、貧困、劣等感……。パワーの絶対値だけを力に変える! 自らも脳梗塞、余命5年の宣告をヒップホップによって救われた、博学の現役ラッパーが鮮やかに紐解く、その哲学、使い道。 DJのように過去と現在をつなげ、MCのように混沌を乗りこなせ、 スクラッチは自分だけが世界に刻む新しい音だ! 1973年のアメリカの手作りパーティから始まったヒップホップは、今、世界でもっとも聞かれる音楽ジャンルだ。ヒップホップは、常に前提を問う。お前は誰だ? お前は今どこにいるんだ? どこから来たのか? どこへ行くのか? 繰り返されるこれらの問いが世界の流れを知覚させる。 「The MC」「Break 」「 Beat」「Loop」……28のヒップホップ用語を軸に、逆境の乗り越え方、隙間をつく思考法、日常の目の付け所など、ヒップホップの精神とともに、閉じ行く社会のなかで、瓦礫を搔い潜る生き方を伝授する。 構造の外に出ろ! それしか選択肢がないと思うから構造が続く。 ならば別の選択肢を思い付け。 「言葉を演奏する」という途方もない選択肢に気付いたヒップホップは「外の選択肢」を示し続ける。 まさに社会のハッキング。 現役ラッパーがアジテートする! ――宮台真司(社会学者) 混乱こそ当たり前の世の中で「お前は誰だ?」に答えるために"新しい動き"を身につける。 ――植本一子(写真家) あるものを使い倒せ。 楽器がないなら武器を取れ。進歩と踊る足を止めない為に。 イズムの<差異>より、同じ世界の<裏表>を繋ぐリズムを感じろ。 ――荘子it (Dos Monos) この本を読み、全ては表裏一体だと気付いた私は向かう"確かな未知へ"。 ――なみちえ(ラッパー) ヒップホップの教科書はいっぱいある。 でもヒップホップ精神(スピリット)の教科書はこの一冊でいい。 ――都築響一(編集者)
  • 上には上がいる。中には自分しかいない。
    3.0
    ふがいない自分を支えてくれたのは、「言葉」と「筋トレ」だった。 破れない殻。失敗におびえる自分を乗り越えるために――。 再ブレイクの裏側、知られざる出来事を赤裸々に綴る。 デビュー後すぐに大ブレイクするも、次の一歩が踏みせず、次第に長いトンネルに入った武田真治。事務所からは「売り時は終わった」と言われ、別の仕事を探すべきなのか悩んだという。そんな時でも続けたのは、自分を奮いおこす言葉を壁に貼り、筋トレを続けることだった。 「夜の空想家ではなく、昼の実行家でいる。」「鏡の中で小さくまとまらない。」「見せかけの筋肉なんてない。自信をもって鍛えていい。筋肉は実力だ。」etc…。地道な努力はいつしかNHK「みんなで筋肉体操」へとつながり、再ブレイクとなった。「臆病者の時間が長すぎた」と自らの反省を込めて届ける、生きているうちに生まれ変わるためのリアルなメッセージ。
  • 贔屓贔屓
    3.8
    「好き」とか「美しい」くらい、自由にさせて。 大好きなアフリカ人を追いかけていたら、 フォトグラファーになっていた。 そんなヨシダナギの偏愛エッセイ。 「好き」という衝動は自分を、世の中を動かす。 少数民族から、うぶ毛・つむじ、サヨリの尻尾まで。 独特の鮮やかな世界観と生き方が注目を集める、ヨシダナギの“美”忘録。 幼少期からアフリカの少数民族の美しさに心惹かれ、23歳のとき単独で初めてエチオピアに渡り、被写体と同じ恰好をして写真を撮り続けた結果、フォトグラファーとなったヨシダナギ氏。 そんな彼女の生き方と作品は、若者に支持され注目を集め続けている。 本書では、著者が純粋に愛するものを、独特な観点や一風変わったエピソードを交えて紹介。 何気ない日常が愛おしくなったり、新しいアイデアが湧いたり……頭の中が自由になる1冊。
  • 料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた。
    4.0
    36歳、うつ発症。 料理ができなくなった 食文化のジャーナリストが 発見した22のこと。 家庭料理とは何か。 食べるとは何かを見つめた 実体験ノンフィクション。
  • きんげんだもの
    5.0
    「みんな違ってみんなどこかしらはキモいね」 鬼才・水野しずより、イラストとことばの“ご利益”!? 奇才からこぼれ落ちる ありがたいかどうか微妙なおことば集 あなたがここをハワイと思えばハワイ グアムと思えばグアム 練馬と思えば練馬 「きもちの問題」だからと言うが、きもちの問題が一番どうにもならない 押してダメな場合、引いてもダメなことに 早めの段階で気がついた方がいい 結局ないものねだりなんだなあ あるものねだるわけないだろ 仏の顔も三度までと言うが、我々は人間なので二度目はないぞ どっちでもいいならやらない方がいい ない方がマシな物は捨てた方がいいよ 元気があっても何もできない ほか
  • ダチョウはアホだが役に立つ
    4.4
    新型コロナと闘うダチョウ抗体で 経済効果700億円!? ハーバード大学やアメリカ陸軍も注目、 鳥を愛しすぎる博士のドタバタ研究記 著者TV出演で話題沸騰! 「情熱大陸」「ガイアの夜明け」「激レアさんを連れてきた。」出演で大反響を巻き起こした「ダチョウ博士」こと塚本康浩氏。 新型コロナウイルスを不活性化する「ダチョウ抗体マスク」開発者だ。 だが子ども時代は鳥の飼育と動物の解剖に熱中し、 吃音にも悩まされて小学校高学年まで不登校だった。 おかげでひらがなの「え」もあやしい始末……。 そんな鳥好き少年はいかにして世界を驚かす研究をする 「ダチョウ博士」となったのか? ダチョウ抗体の開発から最新研究のこと、ダチョウの生態、 ダチョウ博士の生態まで楽しくわかる科学エッセイ! ●世界に先駆けて新型コロナ抗体精製に成功 ●アメリカ陸軍もダチョウパワーに驚いた ●普通のマスクではできない「予防」ができるわけ ●キック力を甘く見ると大人でも泣かされる ●小4でひらがなが怪しかった塚本少年 ●花粉症、歯周病、iPS細胞……抗体利用法は無限大 ●恐竜からあまり進化していない面白さ ●ダチョウってどんな鳥? そのすごさとアホさ ●絶品の目ン玉を舐めてみてほしい ●研究の前に立ちはだかるダチョウの凶暴さ ●アトピー性皮膚炎の症状がなぜ緩和するのか ●薄毛に悩む方は早めにお試しを ●歓楽街で「夜の獣医」に ●新型コロナウイルスに立ち向かうダチョウパワー
  • ずる賢く幸せになる 元ゲイ風俗ボーイの人たらし哲学
    3.7
    人を愛し人から愛されるには、何が必要なのか。 ゲイだとバレて単身上京、大学に通いながらゲイ風俗で働く。 個性豊かな仲間たちから学んだ、強かで温かな生き抜き方。 書き下ろし漫画、イラストを多数掲載! ツイッターフォロワー58万人越え! ! ゲイ風俗やゲイバーでの体験を描いたエッセイで注目を集め、今では小説や対談など様々な場所で大活躍中のもちぎさんが綴る、自分を大事にできる生き方とは──。 いつも人との競争にさらされる今の社会。 羨ましかったり、妬ましかったりするけれど、人と一緒に過ごしたい。 本当は自分も相手も認めたい。 生きづらさを抱えるわたしたちが、自分を曲げることなく幸せになる知恵が詰まっています。 【※本作品は過去別作品として同内容のものが配信されておりました。重複購入にご注意ください】
  • 女ひとり温泉をサイコーにする53の方法
    4.7
    訪れた温泉は500湯。 ヒマさえあれば女ひとりで温泉を巡りまくっている 「温泉オタクOL」による 温泉偏愛エッセイ! ・一年間で一番温泉に適しているのは五月下旬 ・「観光協会」「旅館組合」のサイトこそちゃんと見るべき ・温泉を優先するのであれば、十部屋未満の小さな宿へ ・温泉が空いている時間帯は「夕食直前」「深夜」「チェックアウト直前」 ・一生に一度は浸かりたい、足元から湧いてくる温泉 ・山梨の温泉はマジでヤバい。東京から温泉行くなら山梨 ・やっぱり別府がナンバーワンかもしれない ・ビジホ×温泉銭湯という選択肢
  • お見合い35回にうんざりしてアメリカに家出して僧侶になって帰ってきました。
    4.5
    「あなたの唯一の取り柄は若さです。若さがあるうちに結婚しなさい」という親の一言から始まったお見合い地獄。「自分の居場所は、ここではない」と、30代を目前に全てを捨ててサンフランシスコへ家出。10年近く住み、もう日本には帰らないつもりだったのに、友人の猫のお葬式がきっかけで仏教の魅力に惹きこまれ……いつのまにやら京都で住職になっていました! どんな人生でも、きっと居場所が見つかります。笑えて泣ける奮闘人生エッセイ。
  • 空がおしえてくれること
    3.5
    晴れなら予報が外れても、誰にも怒られない“能天気キャスター”!? 突然の雨に降られても、ビニール傘の買えない苦労……。雨にも負けず、風にも負けず、宮根さんのイジリにも負けぬ!! お天気お兄さんとしての面白みと苦労、空への視点をコミカルにつづった1冊。
  • 耐心力 重圧をコントロールする術がある
    4.7
    苦しい時に耐え、信念を貫くことで、風は吹く! 「耐える」という言葉は時代に逆行しているかもしれない。 でも「心の体力」が必要な場面は人生で多々訪れる。 様々な重圧を乗り越え、欧州で戦い続ける男が提唱する、道を拓く極意。 ロシアワールドカップで、初戦、2戦目とあまりいいパフォーマンスが 見せられなかった川島選手だったが、 第3戦目では持ち直し、素晴らしいパフォーマンスを見せた。 帰国後のインタビューで、ロシアW杯を振り返った時、川島は唇を噛み、涙を流した。 それは、ストイックに戦い続ける男の心を蝕んでいた重圧が解放された瞬間だった。 チームが決まらない浪人生活を経験、欧州生活ではクルマがパンクさせられ、 試合中にはサポーターに前GKの名前を連呼された。 W杯では批判の対象になった。それでも、耐えて、耐えて、切り替えた。 そしてその先には必ず光が射し込んだ。 ロシアワールドカップに関しても詳細に明記し、 ひとつの史実としても、貴重な資料となる書籍である。 【目次】 第一章 ロシアW杯備忘録―苦しんだ先につかんだ、日本サッカーの目指す道― 第二章 心を養う、18の人生訓―1日1%成長論― 第三章 ひたすら耐え忍んだ、浪人時代 第四章 日本人、そして日本人GKという高いハードル 第五章 夢や希望を繋げていきたい
  • ウィスコンシン渾身日記
    5.0
    青子ちゃんは若い人には珍しく『自分の文体』を持っています。これはけっこうすごいことです。どうして、若くして自分の文体を手に入れたのか。実は僕にもよくわからないんです。でも、すごい。――内田樹 齢31にして英語の海に飛び込んだ! 異文化と出会い、かけがえのない経験をした2年間の記録。 内田樹さんとの往復書簡付き 私はひょんなことから、この誰も知らないアメリカのウィスコンシン州マディソンで旦那さんと二人、暮らすことになった。2015年から2017年の2年間、アメリカがオバマ政権からトランプ政権へと変わり、アメリカそのものが歴史的な変貌を遂げようとしている、ちょうどそんな頃のアメリカ滞在だった。  (「はじめに」より)
  • エレガンスというエネルギー
    -
    一杯のコントレックスから始まる朝、一日の終わりに慈しんで磨くバッグや小物……。一生をかけて愛せる物を選び抜いてきた著者が、宝物との出会いと哲学を初めてつづったフォトエッセイ。
  • 長谷川三千子の思想相談室
    -
    学歴や容姿で人を判断してはいけないか? 「戦争で死にたくない」と思うのは間違っているか? 平凡な日常のささやかな疑問から人生の深淵に斬りこむ哲学指南。「正しく考える方法」が身につく一冊。
  • 戦場観光~シリアで最も有名な日本人
    -
    職業、トラック運転手。 趣味、戦争の最前線を旅する。 イスラム国の戦闘員と誤報された経験あり。 現在、アサド支持派から殺害予告を受けている。 戦場に魅せられ、戦地に友人を作り、激戦地を観光し続ける??その姿をAFP通信から配信され「世界のフジモト」となった男の熱き記録。 ***************************************************** 2011年末、数人集まれば秘密警察が飛んでくるシリアで数万人規模の民主化デモが発生。そのデモを見たい! そう考えた俺は、反政府運動の聖地ホムスに出かけたが、大規模デモを見物している最中に銃撃されてしまう。その反動なのか、民主化要求のステージ上で「エブリバディ・トゥゲザー・ゲット・フリーダム!」と叫び、群衆を煽ってしまった。その映像がシリア国営放送で全土に流れたことから、俺の人生が激変していく。今や俺のことをワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、アル=ジャジーラ、アールアラビアをはじめ多くのメディアが取り上げてくれるが、なかなかシリアに入ることができないジレンマが……。 ***************************************************** 「戦争の現実を見に戦場へ行こう。周到な準備さえあれば旅行者だってかまわないのだ」 ――安田純平(ジャーナリスト)
  • 大恐慌時代
    4.3
    衆院選における自民党の歴史的大敗、その原因は本書に登場する4人の元首相にある! 何が起こっているのか? これからどうなるのか? 100年に一度の激動の時代を爆笑問題が斬りまくる!!
  • ヨーロッパ物語紀行
    -
    『ロミオとジュリエット』の舞台・北イタリアの古都ヴェローナ、『カルメン』の舞台・スペインはアンダルシアの華セビーリャなど、ヨーロッパの名作9つの舞台を旅して、作家の家を訪ねた文学紀行集。現地で撮影した写真や地図による解説付き。
  • 今宵も、夢追い酒場にて
    -
    やさぐれ女芸人、初の著書は「芸人×お酒」の笑いに満ちた酔いどれエッセイ! 酒好きはもちろん、下戸でも愉快に。おつまみ気分で楽しめる1冊、ぜひお召し上がりを。 大酒飲み、ヘビースモーカーなやさぐれキャラとして大注目の、 お笑い男女コンビ『納言』のみゆき。味のある文章を書くこと でも話題をよび、このたび満を持して初の著書を上梓! 本書は、 みゆきの日常に欠かせない「芸人×お酒」の2つを合わせた酔い どれエピソードを収録。オズワルド、インディアンス、ジェラードン、 空気階段といった同じ第7世代との酒場交流。さらに、カズレーザー、 尼神インター渚、バイク川崎バイク、トレンディエンジェルたかしら 愛すべき先輩芸人との抱腹絶倒飲みトークも。一方で、かつて挫折した 役者の夢、今は会えないあの人への想い、普段は口にしない相方への 思いなど、酔いにまかせた意外な本音も綴っている。
  • みんな、本当はおひとりさま
    4.0
    独身でも、既婚者でも、子供がいてもいなくても、人生を切り拓けるのは自分だけ! ひとりのベテランが贈る、明るく生きる82のヒント。“未婚のプロ”ジェーン・スー、“大人婚の先輩”高橋ひとみとの対談つき。 時には仕事仲間、時には家族や親しい男友達や女友達に支えられたからこそ、今の私があります。人はひとりでは絶対に生きていけない。周りの人たちのおかげで生かされています。だから、他人を大切にしたり、誠実でいたりすることをずっと忘れないように生きてきました。(本文より) 1章 ひとり暮らしの「自由と責任」/2章 ひとり身には「恋愛=希望」/3章 ひとりだから「仕事に全力投球」/4章 ひとりにしみる「家族のありがたみ」/5章 ひとりゆえに「友情は宝」/6章 ひとりで生き抜く「心の作り方」
  • 優雅な肉体が最高の復讐である。
    3.3
    鍛え上げた肉体は人生を変える! 武田真治がはじめて明かす、コスト0円でつくった美しい肉体の秘密。 「肉体は人生の名刺である」 華奢な身体とフェミニンな雰囲気で絶大な人気を誇った10代から20代前半。しかし、いつしか身についた傲慢さと、不健康な生活が身体も仕事も蝕んでいく――。25歳の時、顎関節症を発症し、はじめて自らの身体を意識。そこから始めた、東京体育館でのベンチプレスを中心とした肉体改造。 42歳のいま、見事な胸筋と割れた腹筋を服の下に隠し持つ。 ○トレーニングは精神安定剤にもなり得る ○トレーニングをすれば今日の失敗が絶望で終わらない ○フォルムは性能を表す ○肉体は名刺になる ○美しい肉体があれば、他人の無礼を引き出さなくなる ○他人との絶妙な距離感が取れるようになる ○切り替えの効くメンタリティを強くする ○縄跳びから始めてみる ○イライラしないでヘラヘラする ○他者への宣言は不要 ○辛い記憶にしない ○ただ静かに一人で始める ○最初の一歩が一番辛い ○音楽の力を借りる ○やめる理由を探さない ○緩んだ身体は、ほどけた靴ひも ○自分の感覚を前向きに疑ってみる ○ベンチプレスを始めてみる ○楽な姿勢だから習慣づく ○無邪気に成長のドラマを楽しむ ○日常をポジティブな秘密で満たす ○時には恐怖心を原動力にしてみる ○「辛い 苦しい 痛いの向こう側」に自らの成長がある ○我慢じゃなくて努力す ○やり過ぎ注意! ……身体はいつまでも進化し続けることを教えてくれる、武田真治の肉体ヒストリー。
  • 妻のパンチライン
    3.3
    オムツ替えて、荷物の再確認して、靴を履かせて…… 「なんで5分で出発できると思ってんの!?」 それ、私の言いたかったこと! と全国の妻、共感の嵐! SNSで話題沸騰。 一人では受け止めきれなかった夫が思わずシェアした、切れ味鋭く、愛情深い言葉たち。 「毎日の家事・子育てのなかで、妻が息するように吐き出すパンチラインをつぶやきます。」 そんなbioを掲げて始まったTwitterアカウント「妻のパンチライン」。 厳選したツイートに、妻による解説を書き下ろしました。 また、Twitterでも人気の「妻パン相談室」も掲載します。 「夫の最もかけがえのない仕事は、妻に寄り添い、妻の話を聞くこと」 「結婚はたとえるなら毎日が文化祭前日」 「ポンコツな夫は、ただ未熟なだけ」 「家事・育児に参加しない夫は、幽霊部員みたいなもん」 「"いる″と″コミット″は違うで」 「夫婦は最小であり、最強のチーム」 「完璧な妻ってね、特殊技能を持った天才なの」 伝え方ひとつで、あなたの夫婦関係も変わる!
  • 上を向いて生きる
    4.0
    自殺未遂や引きこもり、突然のがん体験……。常に不条理と闘いながら、演出家として「生きる」とは何かを問い続けてきた。新型コロナで多くの人が生きづらさを感じるいま、読めば心が軽くなる、至高のメッセージ。 ・人生は悲劇にも喜劇にもなる ・心の蓋をひらく ・大変な時こそ笑顔で ・衰え?それは日々新しい進化 ・不安と恐怖から抜け出すには ・今この瞬間を無駄にしない ・同じ景色は二度とない ・想像力を使って楽になる ・ドーナツ そのものを見るか、穴を見るか ・自分を褒める言葉を傍におく ・「生きる」ことそれ自体を深く見つめる ・幸福の時こそ謙虚に ・最善を尽くす生き方
  • 子供がずっと欲しかった 事実婚妻が体験した妊娠・出産のこと、全部。
    4.4
    ブロガーの妻、AV男優の夫(子持ち・離婚歴あり)。事実婚のまま、家族を作るのだ――。 周囲の反対、数々の葛藤を乗り越えて見えた、人生の優先順位。 SNSでは見えない、本当の気持ち。 2018年、現役AV男優のしみけん氏と事実婚を発表。2020年に第一子誕生。AV男優の彼を好きになって変えた価値観、妊活をリアルタイムで発信することの難しさ、待ち望んだ陽性反応への戸惑い、妊娠後、どんどん少なくなる仕事への不安……。それでも、他人の目を気にするより、自分の人生は自分で進めるしかない。「人生全部コンテンツ」をモットーに掲げ、実践する、その新しい生きざまを赤裸々に綴る。
  • パンツははいておけ 中卒フリーターが大学進学した話
    4.4
    笑いたきゃ笑え。 不器用すぎる「居場所探し」の記録。 #毒親 #不登校 #自殺未遂 #抗うつ剤 #ツイッター廃人 #精神科病棟 #援助交際 #高卒認定試験 #高校中退 #失恋 #自己否定スパイラル #人間音痴 #受験ノイローゼ パンツは売れども、心は錦。 高偏差値の中高一貫校に通っていたのに、鬱になり中退! 自殺を試みるも失敗し、気がついたら中卒フリーターに。 精神科に入院するなど苦しんだ挙句、「とりあえず大学進学」を目標に決めた著者は、資金を貯めるためにバイトに奔走。 だが、そこでも人間関係をこじらせてしまう。 私の居場所ってどこにあるの? 何をすれば「自分の人生を生きている」と思えるの? 異常なまでに干渉してくる母親に「分身」として育てられた著者は、 警察を呼ばれるほど激しい母娘喧嘩を繰り広げたり、自暴自棄になってパンツを売ってみたり、 果てには援助交際までやってみたりしたが……。
  • 旅の途中
    4.4
    「バンドがやりたい!」熱い思いだけを胸に上京した草野マサムネ、田村明浩、三輪テツヤ、崎山龍男。何かに導かれるように出会った4人。彼らが結成したスピッツは、やがて日本を代表するバンドになっていく…。抱いてきた想いが赤裸々に綴られた歴史的決定版!
  • 死にゆく人のかたわらで ガンの夫を家で看取った二年二カ月
    5.0
    よく生きることと、よく死ぬことは、同じこと。 在宅介護、延命治療、夫婦の絆……。 夫との最後の日々が教えてくれた、人生の真実。 「ガンの夫を家で看取った。夫はわたしの腕の中で息をひきとった。それだけがこの本を書き始めるきっかけである。それは静かな最期であり、わたしに残ったのは感謝と明るさだけだった」――末期ガンを宣告された著者の夫は、積極的な治療は受けず、最後の日々を自宅で過ごすことを望む。本書はその2年間の看取りの記録である。医師との関係、痛み、お金など、多くの人がぶつかる在宅介護の問題をどうクリアしたのか? 出産のあり方を研究してきた著者が人の死に向き合ったとき、見えてきたものは何か? 誰もが直面する介護・終末期医療の問題の実践的教科書であるとともに、逝く者と看取る者がともに満たされて過ごす、豊かな死と生を描く感動の書。
  • ピリオド
    4.0
    母と兄の急逝、五輪での敗北、大胸筋腱断裂。おれが何をしたっていうんだ。この世に神様なんて、絶対いない──。柔道全日本男子監督を務める希代の柔道家が、現役時代の知られざる苦悩の日々を明かした自伝的エッセイ。
  • わたしに拍手!
    5.0
    50歳なんて出発点。喜びも悲しみも、本物を味わえるのはこれから――。 山本寛斎、デヴィッド・ボウイらのショーを手がけた70年代から、65歳を超えて今なお日本のトップスタイリストとして活躍する著者。50代で経験した離婚、養父の在宅介護……。それでも通いつめる映画に芝居、イベントへの飽くなき欲望と熱狂。また、スタイリストとして感じた、ハリソン・フォード、イギー・ポップ、山崎努らとの一期一会の仕事の魅力。おしゃれで胸はずむ珠玉のエッセイ集!
  • 綺麗塾
    3.0
    あなたのキレイは間違っている?! キレイでなくて綺麗になるための提案。最新コスメもあるし、流行のチェックもしているのに、どうしていつもどこか冴えないの? それはあなたのキレイが間違っているから。「綺麗塾」には、キレイを捨てて綺麗になる具体的な方法が満載。読んだ人から綺麗になれます。
  • 恋愛格闘家
    4.0
    オタクとキャリアの恋愛を描いた傑作『59番目のプロポーズ』の原点となる一冊。身勝手な男たちとの、血を流すリアルな恋愛はまさに格闘技。
  • 男だけど、
    3.0
    「カワイイ」が大好きで、何が悪い! パフェ、星占い、出雲大社、猫、アジアン雑貨……。 ぼくの中の「女の子」を満たす旅に出た。 男だけど、スイーツが好き。 男だけど、パワースポット依存症。 男だけど、カワイイ雑貨や文房具が好き。 男だけど、道端で猫を見かけると追いかけてしまう。 ――といった、男だけど、女性が好みそうなカワイイもの・ことが好きな著者が、 自分の内面にいる“女の子ちゃん”と一緒に、 国内外のパワースポット、占い、雑貨などの、カワイイを巡る旅について記した、共感を呼ぶ抱腹絶倒の旅エッセイ。
  • 笑顔という、たったひとつのルール
    -
    “Smile!!” 泣きたいときも、苦しいときも、微笑むことで乗り越えてきた―― 二代目襲名三十年にして初めて明かす、日本美容界トップの軌跡 「ジェーン、山野愛子を継ぎなさい。二代目の山野愛子になるんだ」 ある日突然、祖父から言い渡された、二代目・山野愛子という運命。 「コンニチハ」「アリガトウ」しか話せなかった二代目の出発点は、 ただひたすら笑顔を作ることだった──。 国内最大の美容複合企業であるヤマノグループのアイコン・二代目山野愛子ジェーン。 21万人の卒業生を送り出した山野美容専門学校をはじめとする各教育機関のトップであり、山野流着装の宗家でもある彼女が、初めて自身の半生を綴ったエッセイ。
  • ブラジルの我が家 Familia no Brasil!
    -
    臨月のお腹を抱え、8歳下のドイツ人の夫と4人の子供と、スーツケース12個でブラジル・サンパウロに移住! モデル日登美が日本の真裏で奮闘した1年を綴る、笑いと涙のエッセイ。
  • 日本の12か月を食べる、遊ぶ、暮らす。
    3.0
    季節の声を聴いて、シンプルに生きる。 体も心も元気になる“本当に上質”な生活とは――。 あなたは、四季の恵みに感謝して、365日を大切に、丁寧に生きていますか? ずっと伝えていきたい日本の風景・日本の知恵を、東京近郊で田舎暮らしをしているおばあちゃんが、5年かけてイラスト歳時記に! 「年中行事はきちんと」「花や虫や動物を観察」「自分で採った野菜を料理」で、365日が毎日違って、毎日楽しい! 私たちの日々が、本当は豊かであることに気づかされる一冊。
  • 日本文学者変態論
    3.0
    日本の文豪たっぷり24人分! 偉大な彼らの人生と作品を調べてみたら、みんな変態で破綻者ばっかりだった。そんな人達が今はなぜ“文豪”なのか。その秘密を太田光が漫才形式で読み解く!!
  • Gift 買いものはいつも贈りもの
    3.0
    『Gift 買いものはいつも贈りもの』菊池京子 大切な人に、愛する人に、人生のすべてを一緒に乗り越えてきた「私」という特別な人に。 「贈りもの」をコンセプトに大人気スタイリストが選ぶ56の逸品。 誰にでもどんなシーンにも似合うセーター、あたたかな気持ちをそのまま渡せるマフラー、自分へのご褒美にこそふさわしいジュエリー、見た目にもかわいいハッピーなおもたせ……。すべて撮り下ろしの美しい写真に、菊池京子のものを選ぶ視点、実際の使い心地、私的なエピソードなどをつづった書き下ろしのエッセイを添え、そのものが持つ本当の美しさや豊かな物語を伝える。 菊池京子の著書、初の電子書籍化!
  • 86歳ブロガーの毎日がハッピー毎日が宝物
    3.0
    パソコンが新しい世界を教えてくれた。82歳で始めたブログは、瑞々しい文章と好奇心溢れる内容で大評判に。大人気ブロガーが綴る、おひとりさまの日常、デジタルライフ、昭和の思い出。
  • 銀色夏生の視点
    3.8
    これまで外界との交流を一切遮断して創作を続けてきた銀色夏生が初めて外にでた。インタビュー、サイン会、読者との対話、Q&Aなど、著者の新しい側面、創作への想いが伺える貴重な1冊。
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか
    4.3
    三十路直前、女盛りのわたしを襲ったまさかの乳ガン。髪は抜けるし彼氏は浮気、職場で腫れ物あつかい、キャンサー仲間に敵視されて。ガンだからって人生は手加減してくれない。爆笑・号泣の女の格闘記。
  • 猫と人と古民家と
    3.5
    築200年、敷地777坪、間取り10LDK、海まで徒歩1分! 「いつか広々とした家を手にいれて、猫と人がのびのび暮らせる家を作りたい」と挑んだ古民家再生。これでもかと襲う試練と、失われていくお金、労力……。深い海のように沈む後悔と、山脈のように連なる反省を乗り越えて、ついにこだわりの家を実現! 暗くて狭い玄関を、床暖房付きの広~い土間に! 築200年の家を支える、天井裏の大黒柱と梁は再生の主役。お風呂は桜色のほうろう製、これは絶対ゆずれない! 手間もお金も2倍以上……。それでもやっぱり古民家が好き。古民家の不動産購入から、猫ものびのび暮らせるこだわりの大改造までをユーモアたっぷりに描く、古民家再生(ときどき、猫)エッセイ!
  • 転んでも海外! 心から満足して帰国するための旅極意60
    4.0
    期待のワクワクも不安のドキドキもある。 失敗することだってある。 それでも、旅はやめられない! <極上の愉しみ+最高の思い出作り=海外旅行>を、めいっぱい楽しむコツがこの本に満載!!! 「週末海外」「世界一周」ブームの火付け役が、数え切れない失敗から得た教訓を赤裸々に告白しちゃいました。
  • 98歳まで生きてわかった、「超ポジティブ思考」がいちばん!
    3.7
    「幸せな思い込み」は、その通りになる。 死ぬ瞬間まで「愉しいことだけ」を考えて暮らす方法 大正・昭和・平成にかけて活躍した宇野千代は、大正生まれながら、尾崎士郎や梶井基次郎、東郷青児や北原武夫など、多くの著名人との恋愛で知られ、4度の結婚と離婚を経験。自由奔放な生き方を貫きながら、世界一ポジティブな思考をもち、幸せな人生を送った作家だといっても過言ではない。 98年間の生涯において、普通の人が体験しきれないことを経験し、それらから学んだことを1冊にまとめたのが本書。 「迷ったときは〈行動する〉ほうを選ぶ」「一人でいるときも〈陰気な顔つき〉をしない」「何に対しても否定的に言わない」「どんなに悔しくても、その場では感情をおさえる」「4回の離婚で気づいたこと」「長く続く夫婦は、いい具合に〈相手を気にしない〉」「いやなことは大急ぎで忘れる」「95歳には95歳の美しさがある」など、ポジティブに愉しく生きるための考え方が詰まった一冊。
  • 生きるために、捨ててみた。
    4.0
    40歳で、乳がん発覚。絶望を吹っ切るために片づけてみたら、本当にいるもの、いらないものが見えてきた――。 45歳で奇跡の妊娠! 話題の女芸人が贈る、5年間にわたるモノ、コト、人の片づけ記録。 未来を良くしたいのは、「私だけ」ではないはず。 片づけたら、未来が見えてきた――。 思い出の写真だって、捨てていい/「再利用しよう」ほど、無駄なことはないかもしれない/冷蔵庫の片づけは、自分のからだも家族も喜ぶ/"せっかく来たんだからテンション"でモノを買わない/がんになって「地球ってテーマパーク」と気づいた! /「死んでもいいからやってみたい」不妊治療へのチャレンジ
  • 勝つプロ野球監督論
    4.0
    名将から取り入れる、最高の結果を残すチームづくりの方法。 野村克也は書かせることで考えさせた/落合博満は核心を語らず見つけさせた/原辰徳は主力にこそ自己犠牲を求めた/工藤公康は世代交代を容赦なく進めた 監督・長嶋茂雄はどんなリーダーだったのか/なぜ工藤公康は短期決戦で勝てるのか/藤田元司と仰木彬はなぜ名将たり得たのか/落合博満は全てをなぜ語らなかったのか/原辰徳は巨人をどう復活させたのか/カリスマ指導者に共通する資質とは/野村克也はなぜ阪神で勝てなかったのか/原辰徳と高橋由伸のかつての失敗とは/リーダーという存在はそもそも必要なのか/ナンバー2のヘッドコーチはどんな人間が適任なのか/どんな選手を控えに選ぶべきか/どうしてソフトバンクはここまで強いのか――侍ジャパン、悲願達成の道筋も見えてくる!
  • 結婚は「だから、好き」より「だけど、好き」。
    3.0
    月間600万PV! 大人気ブロガーによる、婚活&夫婦円満トレーニング! 穴埋め、謎かけ、あいうえお作文…… 幸せになりたいあなたの結婚偏差値を上げる、69の問題 仕事を頑張り、自分磨きを怠らず、婚活アプリでの出会いを繰り返す毎日… 幸せな未来を求めて何ごとも頑張り過ぎ、婚活の勘所を間違ていませんか? 本書は、そんな頑張り屋さんの悩みを、クイズ形式で解決していきます。 問題を解いていくうちに、婚活中の方は結婚に向けて準備が整うように、結婚している方はより良い夫婦関係が築けるようになるでしょう! <問題例> 結婚偏差値57〈初級編〉 ○に当てはまる言葉を入れて正しい文章にしてください。 「結婚は○○○レスになったらもうおしまい」 ⇒正解はLESSON 01にて 結婚偏差値60〈中級編〉 「呪いのビデオ」と掛けまして、「リモートワーク中の夫」と解きます。 さて、その心は? ⇒正解はLESSON 02にて 結婚偏差値70〈上級編〉 浮気する男の「ま・み・む・め・も」。○に当てはまる文字はなんでしょう。 「ま」マメな男、「み」見栄っ張りな男、「む」無駄に友達が多い男、「め」目立ちたがり屋な男、「も」○○○男。 ⇒正解はLESSON 03にて
  • がんばらない練習
    3.6
    □会話がわからない □服がわからない □すぐに帰りたくなる □早く着きすぎてしまう □居酒屋が怖い □不意打ちが怖い □ときどき頭の中がワーッとなる □決められない □荷物を減らせない  □からあげばかり食べてしまう □検札が怖い □つがいになれない □やる気がわかない □同じことを続けられない ……他 ダメな自分を受け入れるところから始めよう 京大卒・元ニートが実践する、自分らしく生きる方法
  • ぎんちゃんとわたし
    4.0
    家に帰ると、迎えにくる。ソファに寝そべると、乗ってくる。お風呂に入ると、湯舟の蓋に乗る。ベッドに入ると、もぐってくる。よしよしすると、べろべろ舐める。掃除機かけると、シャーって言う。朝帰りすると、怒る。 「ぎんちゃん、今日も大好きだよ」 小さな家の中で織りなされる、猫のぎんちゃんと一人の女性との、確かな幸せな日々を綴る、コミックエッセイ。
  • 人生は理不尽
    3.5
    会社のためにがんばったのに、なぜ報われないのか? なぜ自分や家族がこんな目に遭わねばならないのか? 苦悩の中で、私は物事を楽観的に見るコツを身につけました。それが「期待するのをやめる」ことです。孤独や不安を小さくするには、過剰な期待を持たないに限るのです――(「はじめに」より) <内容抜粋> ・あなたは自分が思うよりも幸せになれる ・人間関係は情や愛で考えない ・義理は積極的に欠いていい ・私は「尊厳死」を選ぶことにした ・『7つの習慣』から学んだ「自己愛」の大切さ ・「ドケチ」は最高の褒め言葉 ・「少しだけ病気」くらいでちょうどいい ・モノを捨てられない人は教養のない人 等…
  • 昭和歌謡は終わらない
    -
    昭和歌謡ブームの理由とは?社会派ジャーナリストが改めて問う「時代と歌」。ピンク・レディー、ジュリー、ちあきなおみ、松田聖子、美空ひばり、テレサ・テン、吉田拓郎、五木ひろし・・・。名曲160曲超の魅力を徹底解説 1 男と女の起承転結…… 2 ザ・昭和の愛人ソング 3 今に生きる女の強さ 昔に生きる男の弱さ 4 二人のカリスマ なかにし礼&阿久悠 5 追想「別れの一本杉」 6 汽車の別れ コラム 「なごり雪」と「ふれあい」 7 政治の季節― ラブ&ピース 8 吉田拓郎とフォーク歌謡 9 歌う大スターひばり、裕次郎、そして健さん コラム この人のカラオケ 10 逢いたいなあ ちあきなおみ、 サブちゃん いつまでも 11 歌も「東京」一極 12 百恵―聖子―明菜 13 ジュリーがいた! 14 昭和歌謡と歌詞の力 コラム 8年でこんなに変わる「22歳」 15 阿久悠とAI 16 「人生いろいろ」―歌謡曲と島倉千代子 コラム 雨と昭和歌謡 17 星空の歌 坂本九、荒木一郎 18 詞とテレサ・テン、桑田圭祐、五木ひろし
  • 僕がカンボジア人になった理由
    5.0
    芸人史上初のオリンピック出場!“カンボジア人”猫ひろしが歩んだ、5年間の軌跡! 2012年に、一度はロンドン五輪マラソン・カンボジア代表に内定しながら、新規定により出場が消滅。この時、35歳――。しかし、猫ひろしは諦めなかった。4年後のリオ五輪出場を目指して、トレーニングを再開すると、今度は見事にカンボジア代表としての出場権を獲得。芸人初の五輪選手として出場したリオ五輪本番では、15名が途中棄権する中、139位、2時間45分55秒で見事に完走した。ときには批判に耐え、悩みながらも、ひたすら愚直に走り続けた芸人・猫ひろしの知られざる本音が詰まった、笑いと感動の一冊!
  • ママを殺した
    3.5
    最愛のママが、二〇一六年十一月七日、肝硬変、腎機能障害による多臓器不全で亡くなった。 亡くなったと言うよりは、死んでしまった。 死んでしまったと言うより、死なせてしまった。 いや、死なせてしまったと言うよりは……… 私が殺した。 (「はじめに」より) 画面から消えていた11年間。女優・藤真利子の壮絶な記録。
  • 晩酌パラダイス 今宵も酔いし、美味し、楽し
    4.3
    キスの天婦羅、鮒寿司の茶漬け、スダチ蕎麦…、酒呑み垂涎の酒肴のレシピ、銘酒情報が満載!仕事なんて終わり終わり!はい晩酌~っと。ああ、この一杯のために生きてるっ!今すぐ呑みたくなる究極の晩酌エッセイ。
  • 神社めぐりをしていたらエルサレムに立っていた
    5.0
    物語が、 海を超えて つながった――! 「古事記」をたどる旅が、いつしか世界古代史ミステリーツアーに!神々の道のりを辿った、旅エッセイ。 伊勢、諏訪、剣山、沖縄――と、 “日本の神々の物語”を辿っていると、 ふしぎふしぎ。 「エルサレム」という言葉にたびたび出会う。 さらに、 行く先々で出合う、偶然すぎる偶然。 つながっていく意外な縁。 少しずつ開いていく、謎の扉。 ついに、世界の“聖なる秘密”に触れてしまったかも……!? これはもう、イスラエルに旅立たなくては! 大陸の東《神々の国、日本》から、 大陸の西《「聖書」が生まれた国》へ。 日本の国生み物語と「聖書」が、なぜかリンク!? ふしぎな ふしぎな 聖地めぐり。
  • 82歳。明日は今日より幸せ
    -
    パスポートを奪われ、31年間母国に戻れず。 異国の地で学生結婚、在学中の子育て。 テレビでの本音発言で、コメンテーターを首に。 大変なこと、辛(つら)いこと。 すべてはやがて 生きる喜びのタネになる。 白髪のショートヘアとおしゃれなストールがトレードマーク、歯に衣着せぬ発言が痛快な著者。日本統治下の台湾に生まれ、留学先の日本で台湾独立運動に関わったことで帰国できなくなり、母国の独立を目指す日本での闘いを続けます。政治運動だけに明け暮れることなく、家庭を築いて一男一女を育てあげ、通訳、英語講師、日本語学校校長、そしてテレビ出演や評論活動など、仕事でも大活躍。それだけでなく、食べること・人にごちそうすることが大好き、おしゃれ大好き、コンサートやお芝居も大好きで、人生を楽しむことも忘れません。本書では、そんな波瀾万丈の半生を振り返りつつ、人生の幸福について語ります。 「台湾人であること」「女性であること」「結婚し子どもがいること」「高齢者であること」という4枚のマイナスのカードをプラスに変えてきました――という著者。何歳になっても、いつも前向きでブレることなく、日々をハッピーに生きる秘訣をお教えします! (目次) 第一章 「台北一の不良娘」が台湾独立運動へ 第二章 思いもかけず結婚し、想定外で母になり 第三章 働いて稼いで、ハッピーに使う 第四章 小さな楽しみを重ねる、毎日の贅沢 第五章 日本って本当に素敵な国 終 章 明日は今日より幸せに
  • ノンママという生き方 子のない女はダメですか?
    3.5
    ときどき悔やむ。ときどき寂しい。 でも大丈夫。これが私の選んだ道。私の幸せのかたち。 さまざまな理由で、生涯子どもを持たない・持てない女性が全女性の3割とも言われています。 「女は子どもを産み育てて一人前」「女の本当の幸せは子どもを持つこと」という伝統的価値観はまだまだ強く、さらに最近は、少子化対策が国をあげての課題となり、子育ても仕事も頑張る「ワーキングマザー」が礼賛されます。 そんななか、子どもを持たない人生を選んだ「ノンママ」は、何を思い、どんなふうに生きているのでしょうか? 子どもを持たなかったそれぞれの事情、悩みと葛藤、後輩ワーキングマザーとの軋轢、介護と自分の老後の不安等々。「ノンママ」のリアルな胸のうちを、自身もノンママである精神科医の香山リカ氏が、ときに切なく、ときに明るく描きます。 ママもノンママも、シングルも既婚も、すべての女性を応援!!
  • 女は見た目が100パーセント
    4.0
    「いい人」なだけじゃ、幸せになれない! 初対面のとき、人は見た目で女を判断する。それを逆手に取り、したたかに成功と幸せを掴む43のヒント。
  • 私の運命が動き出す、30秒マナー
    -
    もっと素直になりたい。もっと輝きたい。もっと成長したい。30歳からの〈私〉が素敵な大人の女性になるために、今すぐできることがあります。毎日をうれしく変えていく、49のヒント集。
  • 輝く女、その秘密
    5.0
    自分を愛している人は、いつも輝いています。颯爽と歩くマダムたちも、時に傷つき挫折しながら自分を高めてきました。エレガンスを目指す全ての女性へ贈る、自分を愛する44のヒント集!
  • 女はみんな同じ教科書を読んでいる。
    3.0
    前の彼女も、前の前の彼女も、今の彼女もなんでみんな同じことを言うのか? それは、この世に男の知らない“女教科書”が存在するからだ! その仮説のもとに女たちに共通する理不尽のナゾを暴く!
  • 中身
    3.0
    人生はきれいごとばかりじゃない。だから、くだらないやりとりを絶やさずに暮らしたい――。家族、仕事、旅、恋、結婚……。ときにほろ苦く、ときにせつなく綴った女優の生活。共感度100%。
  • 第二の人生
    3.0
    弱い心を認めて、自分にダメ出し。 失敗するからこそ、学べることがある。 “強面”キャラを捨て、素の自分になれた。 ―――ゼロから再出発するための、58の心得。 「あの事件」から今日までの思いを、正直に告白したエッセイ。 「もといた場所から再出発」 “あの事件”から今日までのこと、そして、“強面”キャラを演じなければ続けられなかった、プロサッカー選手時代のことを正面から綴ったエッセイ。 『酔っ払って暴力事件を起こすなんて本当に最低ですし、カッコ悪いことです。「マイアミの奇跡」は知らないけれど、「前園の事件」は知っている。そういう世代にも、僕の失敗体験と、復帰して今に至るまでの経験や考えてきたことから、何かを学んでもらえたらと思います。 』「はじめに」より 第1章 自分にダメ出しする 第2章 弱い心を認める 第3章 強い気持ちだけがミラクルを起こす 第4章 終わったことは受け入れる 第5章 ポジティブに自己否定する 第6章 キャラ設定が時には必要 第7章 アウェイで平常心を発揮する
  • 運命は、きっと変えられるよ
    -
    今つらくても、苦しくても、大丈夫。 あなたの内に潜む能力を、いつでも信じていて。 希望の光が差し込んでくる癒しの言葉 強くやさしく生きるための、94のメッセージ 人知れず涙を流す夜や、不安で起き上がれない朝は、どんな人にも訪れるもの。生きている限り悩みは尽きないけれど、時代や国を超えて語り継がれてきた「名言」が胸にあれば、くじけそうなときも立ち直れる──そんな、“心の杖”となる言葉と、考え方のヒントを綴った癒しのエッセイ集。 「涙があるから、心は前に向く」 悲しいとき、あなたは人前で泣くことができますか? 涙は、こらえるものではなく、流したほうがずっといいものなのです。 インドの指導者であるガンジーは、こんな言葉を残しています。 『束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。逆境があるからこそ、私は走れるのだ。涙があるからこそ、私は前に進めるのだ』 泣くのは、心が弱いからではありません。みっともないことでもありません。それは前に進むために必要な“心のリセット”なのです。
  • 結婚はつらいよ!
    -
    生老病死まで書かれた深淵な本でありながら、 男の生態がここまでわかる本は、今までなかったです。 衝撃を受けました。                ──辛酸なめ子 仏文学者・平野威馬雄を祖父に、料理愛好家・平野レミを伯母に持つ著者の 波瀾万丈な日常を綴った赤裸々エッセイ。 ひと組の布団で腕枕をして眠る元舅・姑、こじらせ女子だった友人が成し遂げた“やっちゃった婚”、連れ合いをなくし短歌を詠みまくる祖母、夫婦ゲンカの果て過呼吸を起こす母、イボ痔の写真を撮ってと懇願する夫……。「ウンコをする男の人とは絶対に結婚できない」と悩み、「真っ白でバラの香りがする人とならできるかも」と真剣に考えていた思春期から20年余り、夫のお尻に素手で坐薬を入れられるまでに成長した“元・お嬢さん”の、結婚生活悲喜こもごも。 ●もくじ  離婚原因の小さな一つ  舅の宣戦布告  離婚届  I澤さんのやっちゃった婚  私とY子の自由と孤独  お願い、シスター  こじらせ女の結婚  不妊女性につらい街・自由が丘  Tさんのおば様、人生大どんでん返し  祖母の「思ひ出日記」  父のお酌  好きで好きでたまらない気持ち  祖母は元深川の不良  お化けとUFOと女の勘  嫁はなんでも知っている  お姫様生まれる  夫、墓穴を掘る  位牌の立ち位置  嫁の正月は異文化交流  イボ痔写真を撮る  老後の下の世話は任せておけ  夫の精子、日の目を見る  心療内科の待合室  生ゴミになった私  最愛の伯父・ちんちん  夫の浮気

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