作品一覧

  • アクマノクマ 1 出会いから結婚編
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    1~2巻770~880円 (税込)
    成田市で生まれ育った漫画家・日暮えむさんが、夫・クマとの出会いから、結婚、結婚生活までを綴る「波瀾万丈」な自伝的コミックエッセイ。 優しい御曹司の彼と別れ、社内の人気者・クマと付き合うようになったえむ。デートに3時間遅れても平気な、クマ。終業後はパチンコ、麻雀三昧の、クマ。そんなクマに「オレ、お前と結婚したら幸せになる自信がある!」とプロポーズされ、えむは嬉しくなってしまい……。
  • 親父の納棺
    4.3
    1巻1,386円 (税込)
    東工大の教授(メディア論)である著者が、納棺師の女性の勧めで、突然、父親の「おくりびと」になったリアルな体験から、家族の死とどう向き合うのか? というプリミティブな感情を綴る。遺体の着替えをやるなどして考えた「死者へのケア、死者からのケア」についての論考と、「コロナ禍」で向き合う家族の死と「Zoom」の関係も。付章として、養老孟司さんと、「おくりびとアカデミー代表」木村光希さんへのインタビューも収録。 ■「さわる」だったその手に「ふれた」とき、親父が帰ってきた、と思った。 ■5日間、亡くなった家族と過ごした稀有な体験 ■コロナ禍だからこそ遺体が葬儀場に向かわずに家で。 ■父親の「おくりびと」になった貴重な時間の記録 ■納棺師の女性が教えてくれたか「エンゼルケア」 もくじ [プロローグ]親父が死んだ。そして「納棺師(見習い)」になった。 [1章]コロナで会えない--親父の病、ボケ、そして死。 [2章]コロナがもたらした神「Zoom」。お通夜も、葬儀も、お見舞いも。 [3章]私と弟、生まれて初めて親父に下着を履かせる。 [4章]親父との握手。「さわる」から「ふれる」へ。そして世界が変わる。 [5章]弔いである前に、死者のケア、生者のケア。 [6章]『手の倫理』と、居間で戦うウルトラセブン。 [付章1]「おくりびとアカデミー校長」木村光希さんに、聞いてみた。 [付章2] 養老孟司さんに、聞いてみた。 [エピローグ]1年後のストリートビュー。 [解説的あとがき]ケア、ミーム、埋葬、バーチャル化、そして「からだ」
  • ひぐらし日記
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    cakesで話題沸騰のコミックエッセイが、「ひぐらし日記」として待望の書籍化! とある田舎生まれの著者が、日記の記録と記憶をもとにたどる、昭和感あふれるノスタルジックコミックエッセイ。 曾祖母である「としょさん」との想い出は、やさしい日々のかけら。誰しもが持っている、心の中のキラキラとした宝箱のよう。

ユーザーレビュー

  • 親父の納棺

    Posted by ブクログ

    これは、たくさんの人に読んでほしいなと思った。
    結構ハードな話だろうか?と思って読み始めたがそんなことはまったくなく、一気に6章まで読んだ。
    2021年5月21日というたった1日の、たったの2時間足らずがこんなに濃密に書かれている本はないだろうな。
    リハーサルなしで「納棺師」の仕事を手伝うことになった著者兄弟の話と、お父さんが亡くなる前までの話。
    その後、付章1・2、エピローグ、あとがきと続くが、著者が納棺師の経験を通して感じたことを掘り下げている内容で、本の1/4ほどのボリューム。
    6章までと同じくらいの軽やかさで、重要なことがギッシリと詰まっていた。

    思いがけず納棺師の手伝いをしたことは

    0
    2023年08月15日
  • ひぐらし日記

    購入済み

    情景が目に浮かぶみたい

    ほのぼのとしたタッチで、
    今では誰も教えてくれない(知らない)ような
    大昔の慣習や家族の話が描かれていて、
    「あの時代には こんなことがあったのか」と何度も思いました。
    おかげで最後まで楽しく読めた。

    メールすらなく、危ないこともたくさんあった時代を、
    精一杯に、笑顔で生きた登場人物たちが眩しい。
    読み終えたあとに表紙のカラーイラストを見ると、
    楽しそうな声が聞こえてきそうでした。

    0
    2022年10月16日
  • 親父の納棺

    Posted by ブクログ

    著者の父親の納棺についてエンゼルケアという視点で詳しく紹介してある。両親が居る中、身近に感じた。死者を3人称ではなく、2人称に感じられるケアが大事。

    0
    2022年10月15日
  • 親父の納棺

    Posted by ブクログ


    抽象的な「モノ」に感じる三人称から二人称へ。
    「さわる」から「ふれる」へ。

    すずさんのすすめで、納棺するのにお父さんの着替えをする中に気持ちがどんどん変わっていく。
    「手を握っただけで、私の感覚ががらりと変わった」

    死後硬直は筋肉が固まるからではなく、関節が固まるから。関節部分を暖めて、ほぐして、柔らかくしてあげれば、柔らかくなるし、いったん柔らかくなったら、もう固くならないことに驚いた。亡くなった人を家族がケアすることで、家族自身の心のケアができる。そして、お別れができるのだ。

    私は気づいたら、両親、祖父母もお棺の中に入っていたから、気持ちが長い間置いておかれたような感じであった。こ

    0
    2025年08月31日
  • 親父の納棺

    Posted by ブクログ

    「さわる」から「ふれる」へ。
    納棺は死者と生者へのケア。
    人称が変わる。抽象的な三人称、他人から「あなた」へ。

    『ケア学 越境するケアへ』 広井良典。

    0
    2025年02月18日

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