猫屋台日乗

猫屋台日乗

1,672円 (税込)

8pt

3.5

毎日1日分だけの買い物をし、ハッピーアワーで1杯飲んで帰る。
誰とも会わない、喋らない。そんな女将の胸の内。

コロナの3年間のお上の無能に怒り、吉本家の“独特な味“を懐かしみ、『猫屋台』で大盤振る舞い……。“人外魔境”より届いた、「真っ当な食、真っ当な命」をめぐるエッセイ。


味と思い出は、紐付けられる――。

完全予約制の、知る人ぞ知る『猫屋台』の女将・ハルノがその「日乗」を綴り始めたのはコロナが蔓延り始めた2020年の春。女将は怒っていた。緊急事態宣言、アルコール禁止、同調圧力、自粛警察……コロナが悪いんじゃない、お上が無能なんだ――と。怒りの傍ら綴るのは、吉本家の懐かしい味、父と深夜に食べた初めてのピザ、看板猫・シロミの死、自身の脱腸入院、吉本家の怒涛のお正月、コロナの渦中に独りで逝った古い知人……。美味しさとユーモアと、懐かしさ溢れる、食エッセイ。

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猫屋台日乗 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつも通り、すごく緻密な絵から受ける印象とは真逆の、いろいろツッコミどころの多いエッセイ。
    ご本人は自覚がなさそうだけど、東京の都心で育ったお嬢様だな~と改めて(毎回思うことを)思う。
    ・・・と言うと、下町だしお金持ちでもないしとか何とかそういう反論がご本人からきそうだけど、東京の山手線沿線に小さい

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    つい先日読んだ山田詠美姉さんを思い出した
    やっぱりテキトーを装ってすごいちゃんとしてる
    この本はまるまるコロナ期と被っていて
    料理レシピと父の隆明先生や家族のエピソードを織り込みつつ、お上のコロナ対策に怒る気持ちを爆発させているハルノさん
    本当に、死ななくてもいい人がどれだけ殺されたのか…
    初めての

    0
    2024年10月24日

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