海外ミステリーの検索結果
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糧
八月、炎暑の季節――キャレラに、グリムという輸入業者が泣きついてきた。自分の倉庫の火事を放火と証明してほしい、保険金が下りなければ破産してしまう……渋々腰を上げたキャレラだが、グリムの自宅が放火されさらに重要容疑者の男が殺されるに及んで、事件はその様相を一変した! -
死んだ耳の男
刑事部屋の平和を破る一本の電話――「わたしは帰ってきたよ」予告電話を皮切りに次々と舞い込む意味不明の写真。フーヴァー元FBI長官の写真が二枚、つづいてジョージ・ワシントン……奴の狙いは? 奇妙なギャラリーを前に刑事たちも頭を絞る。天才犯罪者デフ・マンと87分署精鋭の死闘! -
警官
分署の刑事部屋に次々と届けられる脅迫状はいたずらではなかった。公園局長が銃弾に倒れ、副市長が殺された。こんなことがやれるのはあいつしかいない――不安は的中した。『電話魔』の事件以来、復讐の鬼と化したあのデフ・マンの仕業だったのだ! 犯人との闘いをスリリングに描く傑作。 -
空白の時
都会の片隅で女が死んでいた。家具付安アパートで何者かに扼殺されて。ところがその被害者には二つの銀行に合せて六万ドル以上もの預金が眠っていたのだ……上記表題作をはじめダイイング・メッセージの名篇「J」と犯人の意外性を秘めた「雪山の殺人」の三篇を収録する初の珠玉中篇集。 -
キングの身代金
野心家のキングは窮地に追いこまれた。彼の息子の誘拐を企てた犯人が、誤って運転手の幼い息子を連れ去ったのだ。身代金の要求は五十万ドル。もし支払えば、キングの一生の夢である会社乗っ取りの賭けがうてなくなる。拒絶すれば、罪のない生命が……! 誘拐事件に真向うから取り組んだ力作 -
通り魔
街は女、秋は死の季節。闇は彼の親友、獲物は女だった――通り魔は夜の闇を身にまとい、女を襲った。「クリフォードはお礼を申します、マダム」これが彼の口ぐせだった。刑事たちの追求もむなしく、ついに殺人事件は起った……大都会の犯罪を追う警察官の悲哀をみごとに浮き彫りにした作品。 -
警官嫌い
夏の夜の大都会――まばゆい灯のかげに街があり、夜空の下でうごめく暗い生活があった……。闇を引き裂く何者かの兇弾が、87分署の刑事たちを次々と倒していった。果して警官嫌いの狂人のなせる業か? 同僚刑事たちの胸は憤激で燃え上った。探偵小説に新生面を開いたシリーズ第一作! -
ふくろうの叫び
四人の男女が織りなす愛憎劇。ロバートは結婚生活に破れ、ペンシルヴァニア州の田舎町に越してくる。唯一の楽しみは隣家のジェニファーの暮らしぶりを覗きみることだったが、相手にさとられてしまう。だが彼女は彼を家の中に招き入れ、親しくなる。ジェニファーは一人暮らしをする銀行勤めの二十三歳の女性で、医薬品セールスマンのグレッグと婚約していた。だがロバートに惹かれてゆき、婚約を破棄するまでになる。収まらないグレッグは怒りと嫉妬にかられ、意地でも彼女を奪い返そうとする。それに手を貸すのがロバートの別れた妻ニッキーだ。売れない画家のニッキーは、ロバート同様のおとなしい男と再婚したが、ロバートへの嫌がらせをやめようとはしない。ニッキーはこれでもかと女のいやな部分を見せつける。 -
ギャンビット
ブラント・テキスタイル社の社長令嬢サリーが、殺人容疑で身柄を拘束されている父の無実を証明してほしいと、ウルフのもとを訪れた。2週間前、地元のチェス・クラブで、名手ポール・ジェリンという若者が、同時に12人の会員と盤面を見ないで指すブラインドフォールド・ゲームを行なった。対局の最中にホット・チョコレートを飲んだポールは気分が悪くなり、医師の応急手当の甲斐もなく死亡した。ジェリンの遺体からは砒素が検出された。チョコレートにさわれる立場にあったのは7人だけだった。難問だらけの案件だったが、ウルフは、死んだポールは単なる捨て駒で、犯人の真の標的は社長だったとの仮説をもとに動きだす。 -
ミステリー in the コッツウォルズ 「華やかな三ツ星の陰に」
世界でもっとも美しい田園とも称されるイギリスのコッツウォルズ地方を舞台にした小説です。平和そのものの田舎村に住む日本人カップル夏希とノブが、次々に起こる事件に偶然巻き込まれていきます。それが「ミステリー in the コッツウォルズ」シリーズです。 ミステリーと名が付いていますが、イギリスとヨーロッパの生活の紹介に重きを置いて物語が進められています。コッツウォルズに在住する著者の毎日の暮らしからプロットのヒントを得て、日本人の目からだけでなくヨーロッパ人の視点も含めて書かれています。 シリーズの第2作目にあたる「華やかな三ツ星の陰に」は、ミシュラン三ツ星レストランとバカンスに出かけた南フランスのコートダジュールが舞台になっています。 -
モーリス・ルヴェル作品集 合本版
【モーリス・ルヴェル】日本の多くの作家に影響を与えた。フランスのポオと呼ばれた鬼才。恐怖と残酷の短編集。一度読んだら病みつきになること請け合い。容赦ない結末に驚愕。「或る精神異常者」「幻想」「犬小屋」「孤独」「誰?」「麻酔剤」「闇と寂寞」「生さぬ児」「碧眼」「麦畑」「乞食」「青蝿」「フェリシテ」「ふみたば」「暗中の接吻」「ペルゴレーズ街の殺人事件」「老嬢と猫」「小さきもの」「情状酌量」「集金掛」「父」「十時五十分の急行」「ピストルの蠱惑」「二人の母親」「蕩児ミロン」「自責」「誤診」「見開いた眼」「無駄骨」「空家」「ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海」の31本を収録。値段もお得な合本版。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
もう探偵はごめん
トムとディックとは無二の親友だった。同じ大学を出、同じアパートで暮らし、いっしょに美人の尻を追いかけ、いっしょに女から逃げ、ひとつの背広を着あう仲だった。ところが、ある夜、トムに幸福と不幸がいちどに訪れる。トムとマーシャの結婚祝賀パーティが、ホテルでひらかれた夜である。宴たけなわに、その夜社交界にデビューしたばかりの、うら若いマーシャの妹が変死をとげた。死因は誤って親指に突き刺さったバラの棘に毒が塗られていたためで、そのバラというのが、トムが婚約者に贈った花束の一輪だった! 警察の嫌疑はトムに向けられ、ディックは親友にかけられた見当違いな濡衣を晴らすため、素人探偵を買ってでた。この表題作の他、サスペンス派の巨匠アイリッシュの好短編6編を収録。 -
水中襲撃ドローン〈ピラニア〉を追え!
外見は老朽化した貨物船だが、じつはハイテク装備の秘密工作船オレゴン号。長年の世界的な活躍が噂を呼び、その存在に疑いをいだくものが現われた。国際的に孤立するベネズエラ海軍だ。彼らはこの船が偽装であるのを確信し、ひそかに魔の手をのばそうとしていた。一方、オレゴン号船長のカブリーヨは、CIAから新たな依頼を受けていた。くだんのベネズエラ海軍が、北朝鮮へ武器を密輸しているというのだ。その証拠をつかみ、密輸経路を断つべく、カブリーヨと乗組員は隠密裏に動きだす――。 -
掏りかえられた顔
デラとともに船のデッキに立ち、ハワイの灯影に名残りを惜しんでいたメイスンのまえに、思わぬ依頼人が現れる。夫のカール、娘のベルの三人でハワイの休日を楽しんで帰国するところだったニューベリ夫人である。夫人は、突然大金を手に入れたらしい夫を調べてほしいという。帳簿係の職を急にやめ、逃げるように引越し、その後は身分不相応なハワイ旅行。どうやってその金を手に入れたか、夫はけっしてしゃべろうとしないというのである。そのうち、夫人の耳に、夫がやめた会社で使いこみがあり、追及がはじまっているという噂がはいってきた。しかもその朝、荷物のなかに入っていたベルの写真が、彼女そっくりの女優の写真にすりかえられていた。船内の誰かが、一家の身元を調べている疑いがあった。興味を持ったメイスンは、調査の準備にとりかかった。だがその矢先、嵐の晩に、複雑怪奇な殺人事件が突発した……。シリーズ初期の名作。 -
埋められた時計
第二次大戦に戦傷を負って帰還した青年ハーリーは、恋人アデールの運転するクーペに揺られて、南カリフォルニア山中にある彼女の別荘へと赴いた。明るい太陽と澄んだ山の空気は、なまなましい戦闘の記憶に暗くなりがちのハーリーの心に、元気と希望を与えてくれた。が、ふと別荘ちかくの落葉の中に身を横たえた彼は、あたりの静寂を破って音高くひびく時計の音にびっくりする。ブリキの箱に入った目覚し時計が、地中に埋められていたのである……。銀行の金を使いこみ、なお多額の金を持ち去った親戚の男の死に絡んで、カリフォルニア山中に展開される不気味な殺人事件。メイスン、デラ、私立探偵ポール・ドレイクのトリオが活躍する、スピーディな傑作ミステリ。 -
悪魔に奪われた骨
発見された三体の背骨の喪われた死体。FBIが恐るべき事件の真相に迫る!ウィスコンシン州ミルウォーキーで、背骨を抜き取られた女性の惨殺死体が発見された。地元FBIの要請で現場にかけつけた検死官ジェシカ・コランは、手慣れた刃物の使い方をひと目見て、初めての犯行ではないと確信する。現地の特別捜査官ダーウィン・レイノルズは過去に二件、同様の殺人事件があったことを告げ、同一犯説を主張するが、それを容易に証明することは難しい。ジェシカは、レイノルズとともに事件を精査するうち、しだいに事件にのめり込む彼の言動に疑問を抱くようになる……。 -
フィフティ・シェイズ・ダーカー
※本作品は2015年7月まで販売しておりました単行本電子版(上下巻)の文庫電子版(上中下巻)となります。 本編内容は単行本電子版と同じですが、巻割が変更となっております。 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』続篇――激動のラブストーリー、第二部! グレイの暗い秘密にたじろいだアナは、彼を心から愛しながらも別れを告げることに。念願の出版社に就職し、グレイのいない人生を築こうとはするものの、毎晩涙にくれ、考えられるのは彼のことだけ。そんなときグレイに「ルール」抜きの新たな関係を築こうと提案されるのだが……。世界的ベストセラー三部作第二弾、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の待望の続篇登場! -
剣の八
幽霊屋敷に宿泊中の主教が奇行を繰り返すという訴えがあった。主教は手摺りを滑り下りたり、メイドの髪を引っ掴んだり…さらに彼はとてつもない犯罪がこれから起こると言っているらしい。警察はその言葉を信じていなかったが、主教の言葉を裏付けるように隣家の鍵のかかった部屋で射殺体が発見される。そして死体の側には一枚の不吉なタロットカードが!続出する不可解な謎にギデオン・フェル博士が挑む。新訳決定版。 -
偽証するオウム
その日の新聞は、億万長者セイビン殺害事件の記事で埋まっていた。物とりではなかった。札のつまった紙入れも宝石類も奪われていず、死体のかたわらには、彼がいつも身辺から離したことのない愛玩用のオウムが、すさまじい叫びをあげて人を呼んでいたという……。メイスンは、セイビンの息子チャールズの訪問を受ける。セイビンの莫大な遺産をめぐって、義母のヘレンと連れ子のスティーヴが何か策謀をめぐらしている。事件の真相を調査するとともに、二人の狙いを探りだして自分の権利を守ってほしいという。メイスンに、チャールズは二つの事実を打ち明けた。そのうちの一つは、死体のそばにいたオウムが、セイビンのかわいがっていたのとはちがうオウムであることだった……シリーズ初期の傑作。 -
わたしはサムじゃない
結婚して八年たったいまもパトリックとサムは深く愛しあっている。ところがある日の真夜中、パトリックはサムの泣き声で目を覚ます。なぜかサムの心は五、六歳児並みの幼い少女になってしまっていて「わたしはサムじゃない、リリーよ、あなたなんか知らない」と言い張るのだ。パトリックはなんとかしてサムを取り戻そうと決意するが…。不条理な試練にさらされる夫婦の姿を描く新境地の連作二篇に加え、ケッチャム節炸裂の衝撃作「イカレ頭のシャーリー」を併録。これが鬼才の現在進行形だ! -
騎乗
17歳の障害騎手ベンが突然厩舎を解雇されたのは、父親ジョージの策略だった。ジョージは下院議員選に勝利するため、唯一の家族であるベンを必要としていたのだ。激しい反発を覚えながらも、やがて父親に説得されたベンは選挙活動への協力を誓う。しかし、選挙区では、ジョージに対するスキャンダル攻撃と暗殺工作が待ちかまえていた!十代の少年を主人公に据え、生きることの厳しさと真の男の勇気を描くシリーズ第36作。 -
森で昼寝する猫
〔トラ猫ミセス・マーフィ〕ゴシップが恋愛話くらいなんて平和すぎるわ! 退屈していたトラ猫ミセス・マーフィの前に運良く(?)事件が。コンピュータ・ウイルスの侵入に紛れて銀行のデータから大金が消えたのだ。さらにミセス・マーフィが不審な血の付いたバイクを発見した直後、近くの森で死体が見つかる。猫探偵の無敵の活躍、第3弾 -
試走
〔競馬シリーズ〕「おれは死ぬ……アリョシャだ……モスクワ……」英国王子の義弟と同性愛の噂のある騎手が、謎の言葉をのこして急死した。王室をまきこむスキャンダルか? 調査の依頼をうけた元騎手のランドル・ドルーは、オリンピックを目前にひかえたモスクワへ単身乗り込む。が、そこには巨大な陰謀が!/掲出の書影は底本のものです -
障害
〔競馬シリーズ〕明かりがまったくない。力のあるエンジン音、軋む音。ここは一体どこだ? 余暇をアマチュア騎手として過ごす公認会計士ブリトンにとってその日は晴れやかな一日だった。出場した障害レースで優勝したのだ。ところがレース直後に何者かに誘拐されてしまった。ブリトンは脱出を決意したが……。/掲出の書影は底本のものです -
追込
〔競馬シリーズ〕若い妻は血だらけになって床の上に死んでいた――画家トッドは従兄が襲われた突然の凶事に言葉もなかった。その後に起こった放火事件とこの強奪事件には共通項があった。共にオーストラリアから買ってきた馬の名画が関わっていたのだ。事件の謎を追うトッドはオーストラリアへ!/掲出の書影は底本のものです -
暴走
〔競馬シリーズ〕英国ジョッキイ・クラブ調査員デイヴィッドがノルウェーにやってきたのは、招待騎手ボブの起した売上金横領事件を調べるためだった。が、到着早々、何者かに命をねらわれ、その後も度重なる妨害を受ける。調査を阻むのはいったい誰なのか? 冬の北欧を舞台に繰り広げられる強烈なサスペンス!/掲出の書影は底本のものです -
骨折
〔競馬シリーズ〕黒ずくめの誘拐者がニューマーケットでも有数の厩舎に押入った。何故……この疑惑は一味の首領が現われたとき重苦しい不安に変った。ダービイの本命馬に一味の指定する騎手を乗せろというのだ。果して、その真の目的とは? ダービイを控え、本格的仕上げ調整に入った厩舎を襲う妄執の影!/掲出の書影は底本のものです -
鋼
「おれを殺したりはしないよな?」「だめか?」「やめてくれ。永久にムショ暮らしだぞ!」「おれはまだそれほど歳じゃない。何年か無駄にしたっていいさ」殺人罪で11年の刑務所暮らしを終えた元私立探偵のクルツは、すぐにファリーノ・ファミリーのドンの邸宅を訪れる。高齢のドンが負傷して以来、弱体化してしまったファミリーのトラブルを解決してやろうというのだ。1カ月前、ファミリーの内情を熟知している会計士が失踪した。時を同じくして、ファミリーの生命線である密輸事業に妨害が頻発する。荷物を運ぶトラックが次々とハイジャックされるのだ。対立組織の差し金か、FBIの介入か、あるいはファミリー内部の裏切りか。背に腹はかえられないのか、ドンはクルツのオファーを受け入れる。だが、調査に着手したクルツの背後に、早くも殺し屋の影が…。正義か?悪か?鋼鉄のハートと腕っぷしで街の暗部を叩き切る、非情の男ジョー・クルツ。SF&ホラーの鬼才が挑む、ハード・アクションの会心作。/掲出の書影は底本のものです -
水底の骨
スケルトン探偵シリーズ最新作。異様な骨の正体とは? 十年前、ハワイで大牧場を経営するマグナスが失踪を遂げた。その遺骨が海の中から発見され、遺族の証言では当時のマグナスは殺し屋に命を狙われていたという。彼は逃亡の末にかわりはてた姿になったのか? 現地を訪れていた人類学教授ギデオンは調査を開始。当初、それはごく普通の骨に思えた。だが、やがてその骨の異常さが明らかになり、遺族の隠されていた秘密が露わに…… /掲出の書影は底本のものです -
樽
埠頭で荷揚げ中に落下事故が起こり、珍しい形状の異様に重い樽が破損した。樽はパリ発ロンドン行き、中身は「彫像」とある。こぼれたおが屑に交じって金貨が数枚見つかったので割れ目を広げたところ、とんでもないものが入っていた。荷の受取人と海運会社間の駆け引きを経て樽はスコットランドヤードの手に渡り、中から若い女性の絞殺死体が……。次々に判明する事実は謎に満ち、事件はめまぐるしい展開を見せつつ混迷の度を増していく。真相究明の担い手もまた英仏警察官から弁護士、私立探偵に移り緊迫の終局へ向かう。クロフツ渾身の処女作にして探偵小説史にその名を刻んだ大傑作。 -
フォックス家の殺人
中国で華々しい戦果をあげライツヴィルに凱旋したデイヴィー・フォックスは悩んでいた。妻を殺したいという病的な意識が心を支配していたのだ。それもすべて12年前の殺人事件が原因だった。デイヴィーの心の傷を癒やすため、エラリイはその推理力を武器に過去に起こった殺人の謎に挑んでゆく! -
十日間の不思議
エラリイ三たびライツヴィルに赴く! ひとつには依頼者のハワードへの友情から ひとつにはライツヴィル懐かしさから――しかし、エラリイが着くのも待たず、不吉な事件の幕はあいていた。『災厄の町』 『フォックス家の殺人』についで、ライツヴィルで起こった怪事件の真相は果たしてどこにひそんでいるのか……? -
古い骨
レジスタンスの英雄だった老富豪が、北フランスの館に親族を呼び寄せた矢先に事故死した。数日後、館では第二次大戦中のものと思われる人骨が発見され、さらに親族の一人が毒で……。骨を手がかりに謎を解くスケルトン探偵ギデオン・オリヴァーの本格的推理を描く、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作 -
暗い森
ワシントン州の国立公園の大森林で人骨の一部が発見された。遭難したハイカーの遺骸なのか?だが、ギデオン・オリヴァー教授の鑑定の結果、骨は六年前に殺された男性のものと判明する。そのうえ、殺人の兇器は1万年前に絶滅したはずの種族が使っていた槍だった!森の奥深くに住むという伝説の猿人が本当にあたりを徘徊しているのか…一片の骨から縦横無尽の推理を繰り出すスケルトン探偵が真骨頂を示す初期代表作。 -
モルグ街の殺人事件
ある日、パリのモルグ街で猟奇殺人事件が起きた――。 犠牲者の母娘は残酷きわまる殺され方をされており、しかも事件現場は密室だった。密室から聞こえていた犯人と思われる人物の声を複数の者が聞いていたが、証言者はこぞって自分の母国語以外の言語を喋っていたと言う。この殺人事件の解明に探偵C・オーギュスト・デュパンが挑むこととなる。 エドガー・アラン・ポーによる本作は、推理小説というジャンルを築く作品であり、密室殺人を扱った最初の作品とも言われています。後世の作家たちにも多大な影響を与えた作品であることは間違いありません。時代を超えて愛される名作を是非、味わいましょう。 【目次】 モルグ街の殺人事件 -
悪の起源
玄関先に送りつけられた犬の死体と脅迫状が宝石商のヒルを殺した?そして共同経営者のプライアムにも意味不明の脅迫が続く。二人を死ぬほどおびえさせるものは何か?プライアムが頑として語ろうとしない二人の過去とは……?題名を『種の起源』になぞらえ、ハリウッドを舞台に展開する本格推理大作。 -
シャーロック・ホームズの事件簿
端正な容貌の陰に悪魔のような狡猾さを秘めた犯罪貴族グルナー男爵と、名探偵ホームズの息詰まる対決を描く「高名の依頼人」をはじめ、中世の伝説にまつわる怪奇な事件を解決する「サセックスの吸血鬼」ほか「ソア・ブリッジ」「三人のガリデブ氏」等、円熟の筆致で描く12篇を収録する最後の短篇集。 -
泥棒は詩を口ずさむ
古本屋の主人におさまった私のもとにやってきた古書蒐集家は、私が泥棒だということを知っている様子だった。なにしろ世界に一冊しかない稀覯本を何が何でも手に入れろというのだから。ところが、盗んだばかりの本を奪われ、殺人事件にまで巻き込まれてしまった。ネロ・ウルフ賞受賞作。 -
泥棒は選べない
どんな錠前でもあける自信はあった。だが、家捜しを始めたとたん警官に踏み込まれ、その上寝室から死体が転がり出て、殺人犯と間違えられるはめに…… 泥棒として再び仕事をするためには自分で事件を解決しなれければならない。マンハッタンの泥棒探偵バーニイ・ローデンバー初登場 -
エジプト十字架の秘密
田舎町に発生した凶悪な殺人事件はT字で彩られていた。T字路に立つT字型の道標に磔にされたT字型の首なし死体、そしてドアに描かれたTの血文字。古代宗教や中部ヨーロッパの迷信等を背景に起る第二第三の殺人にエラリイの推理も翻弄される。有名な読者への挑戦状を付した国名シリーズ中傑作の誉れ高い作品。 -
フランス白粉の秘密
喧騒を極めるニューヨークの五番街、その一角を占めるフレンチ百貨店では、新型家具の展示が行われていた。群衆を前に係が壁収納ベッドのボタンを押すと・・・・・・中から飛び出したのはなんとフレンチ社長夫人の射殺死体だった。大百貨店を醜聞の中に叩き込んだ事件の謎をエラリイはどう解くか?国名シリーズ第2作。 -
シャーロック・ホームズの回想
大レースの本命馬の奇怪な失踪とその調教師の惨殺事件を扱う「シルヴァー・ブレイズ号事件」をはじめ、ホームズが探偵業を始める動機となった「グロリア・スコット号事件」、兄マイクロフト初登場の「ギリシャ語通訳」事件、ホームズの衝撃的な失踪を描く「最後の事件」等12篇を収める決定版。 -
Zの悲劇
悪名高い上院議員が殺された。遺品の中からは、いわくありげな小箱と、ある囚人からの復讐をにおわす脅迫状が発見された。しかもその男は、最近出所したばかりだったのだ……現代的な女探偵の先駆ペイシェンス・サムと老探偵ドルリイ・レーンの見事なコンビぶりを描く型破りの本格探偵小説。新訳決定版! -
ルパン、最後の恋
父親のルルヌ大公が突然自殺し、一人娘のコラは悲しみに沈んでいた。そんなコラを助けるのは、大公から後見を託された4人の男たち。大公は遺書の中で、じつはこの4人の中に正体を隠したアルセーヌ・ルパンがいる。ルパンは信頼に足る人物なので、それが誰かを見つけ出して頼りにするようにと記していた。やがて思いがけない事実が明らかになる。大公はコラの本当の父親ではなく、コラの母親がイギリスのハリントン卿との間にもうけた子だったのだ。高貴な血をひくコラは、にわかに国際的陰謀に巻き込まれ、そんなコラを救うべく、ルパンは動きだすが……永遠のヒーロー、ルパンと姿なき敵との死闘が幕を開ける! アルセーヌ・ルパン・シリーズの第1作「アルセーヌ・ルパンの逮捕〔初出版〕」も収録。従来の邦訳は、フランスで雑誌に初掲載後ルブランが加筆した単行本収録バージョンでしたが、ここでは雑誌掲載時そのままのテキストを採用。正真正銘の初登場版は、本邦単行本初収録となります。
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