また続き?
11巻で完結すると思ってたのが12巻で完結ですか。マリーがアントワネットにセーヌ川の水を飲めば助けると選択を迫るところは中々印象的です。描かれた通りパリが近代的なインフラが整備され始めるのは第三共和政が始まってからで当時のパリは異臭の立ち込める町だったわけでセーヌ川の水を飲めというのは死刑執行に近い事だったはずです。で、その直後にアントワネットが現代日本の女子高生ライフを送る幻想を見るというのはあの水を飲んだのかな。どっちかと言えばこのパートの代わりにギロチンの刑執行までいっても良かったんじゃないかと思う。