感情タグBEST3
マリーアントワネットの処刑からロベスピエール、ダントン、サンジェストの処刑までにページを使い過ぎたと感じた。アンリがイギリスから舞い戻ったデュバリーを処刑する所も含めて欲しかった。もう一つ、ナポレオンが福岡弁なのは田舎者だと強調したかったのかな。
「最悪」この言葉の果てに見える世界はどんなものなのか。狂った世界の果てに見えるものは何なのか。サンソン一家の苦しみを世界は理解できたのか。正義とは何か。考えさせられる物語であった。
Posted by ブクログ 2020年04月13日
父バチストから始まった長いストーリー完結しました。11巻ラストの女子高生ストーリー、今巻で納得。なるほどなあ、と思いました。アントワネットの最期、沁みましたねえ。本当に、生まれるのが早すぎました。マリーがやられるシーン、あまりにすごい。フランスが歴史的にいかに野蛮で暴力的だったかを思い知りました。ジ...続きを読むャン・ルイにも驚きました。まさかお会いできるとは。シャルルとマリーが抱き合う場面に感無量。よかったです。世界史で習う項目ばかりですが、このように読むとそこで起きたことや人の息遣いが伝わります。シャルルとマリーの願いが叶って本当に良かった。彼らの命の上に今の私たちの世界かあります。どうか、今の世界をお守りください。
Posted by ブクログ 2020年04月07日
取り敢えずジャン・ルイの変貌ぶりが一番の驚きですよねー…(笑)。出てきた時誰かと思いましたが「マリーしゃん」で気付き思わず変な声が出ました(笑)。
いやー…元は良かったんだね…
マリーが酷い目に合わされるシーンはえげつないのでちょっと覚悟がいる感じです。痛すぎる。
『第3のギデオン』のサン・ジュス...続きを読むトは愛せる感じだったんですけど『イノサン』のサン・ジュストはダメだわー
Rougeになってからは、ちょっと読むのが辛い時期もあったのだけど、最終巻まできて、気持ちが一気解き放たれた気分。
何度も読み返してます。
こういう終わり方なのですね!
史実があるので。
とは思いましたがこうなるとは。
でも、マリーは格好いいマリーでした。
本当に存在したのではと勘違い混乱しています。
そのくらいリアルです。
マリー崇拝者は満足するかな?!
200年近く前のフランスで起きた出来事ーフランス革命。
その結末を処刑人として生きるサンソン家の人々の視点から描いたイノサンとイノサンRougesが完結した本作品。
国が違えど時代画違えど、政治にしろ文化にしろ『変わり目』が激動であるのはフランス革命でも幕末でも一緒。
そして人間の...続きを読む本質は貴賤にこそ違いがあれど、貴族でも平民でも同じで、他人を蔑み、引きずり下ろすことをよしとする醜さがある。
そんな醜さに立ち向かった兄妹の物語なのだと、美しい描写のページを読み進め、閉じて感じ取りました。
本作は史実に基づいたフィクションであるけれども、時代の激流に飲まれずもがいて生きた人の戦いから読み手に強さをもたらす良作だと思っています。
Posted by ブクログ 2020年05月21日
ゼロの性別結局不明
ジャン・ルイの変身ぶり
フェルセンの最期も意外とひどい
マリーよく生きてたな
あの細密な美しい絵で7年連載って恐ろしい。お疲れ様でした。
あとサン・ジュストの髪型が90年代ビジュアル系みたい。
ついにフランス革命&マリーアントワネットの処刑。アントワネット、美化されすぎなような気がするけど。それにしてもフランスって本当に野蛮で恐ろしい国だったのね。
この作品かなり高評価されていますが自分はのめり込めませんでした。この作家の作品は電子書籍には向いていないかも。見開きコマが頻発しますがその度にiPadを傾けなければならずそのことで集中が途切れてしまう。ミュージカル、SNSなどの多彩な表現も却って鼻白んでしまった。この辺りは好き嫌いなのかな。素晴らし...続きを読むいと評価の高い画力ですが、ヨーロッパの昔の女性が持つ肉体のふくよかな官能美があまり感じられなかったのは残念。むしろ日本のグラビアアイドル系のように胸はふくよかでも他は痩せすぎで足腰まわりがなんだか貧相に見えた。これは日本人の美意識なのでしょうか?