あらすじ
ジャックによる「国王暗殺」の危機を回避する中、サンソン兄妹はそれぞれの“理想”に芽生え始める。一方、強欲のド・ラ・モット夫人が王妃アントワネットの名を騙り、国家予算級の首飾りを詐取! 歴史的スキャンダル「首飾り事件」へと発展する!! だが逮捕された毒婦ド・ラ・モットに下された刑罰は、死に至ることのない「焼鏝刑」…。国家と家督を守る為、死刑執行人の職務を越え、シャルルは初めて“殺したい”気持ちに…!? マリーとの“兄妹共闘”の処刑が始まる――!!!
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Posted by ブクログ
いやはや、、、。ドラマチックなイントロからフルオブ血液のラストまで、なんとも濃いです。この処刑で民衆のスイッチが入ったんでしょう。大きなうねりが起きそうな次巻。今から楽しみです。マリー、やったな。シックスパックに惚れ惚れしました。
Posted by ブクログ
革命前後のフランスの重苦しい空気感がなんとも言えない。そして死刑執行シーンが相変わらずエグい。
マリーは何を考えているのかわからないな…
民の叫びがどんどん共鳴して、割れんばかりのモノになっていく描写は圧巻!そして、そこに現れる血まみれの赤ん坊??やっぱり、あの人の赤ん坊ー!?どうして、子を成そうと思ったのか、真意が理解しかねてます…
Posted by ブクログ
首飾り事件自体の描写はさらっと流され、ド・ラ・モット夫人への刑に纏わる描写が多いのもイノサンだからこそなのだろうと思う。
あれほど人を殺したくないと願っていたシャルルが初めて殺したいと願い、
殺意を常々隠そうともしなかったマリーの存在を心強く感じ
共闘に向かおうとするところは圧巻だ。
革命の象徴ではあるが、オリビエが色々な意味で気の毒で仕方ない。
マリーの独特な自由の求め方に、共感できないことも多いのについ引き込まれてしまう。
首飾り事件
べるばらもきちんと読んでないので、首飾り事件が何だったのかよくわかってないのですが。とにかく野心の固まりな女がなんだか上手くやったことは分かった。
先が楽しみ
それぞれの個性がハッキリ別れて
人間関係のドラドロした部分と残酷な処刑シーンとの絡みでより一層リアル感が増します。
この物語の最後は、どうなるのかと
新刊がでるのが待ちどうしいです。