【感想・ネタバレ】イノサン Rougeルージュ 3のレビュー

あらすじ

世は「絶対王政」の時代、人の生涯は、王を頂点とした「血筋=生まれ」で決定づけられていた──。代々に渡り「死神」と罵られる呪われた一族の始祖「初代サンソン」の冒した“原罪”を知ったサンソン兄妹…。シャルルは遥かな理想を抱き、マリーは業の克服を誓う…!! そして新国王誕生を迎え、王妃アントワネットに色めくベルサイユ宮殿…!! その闇に野心を燃やす存在が!? [イノサン]は革命の嵐を迎える──!!!

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「漫画は常に進化しているか?」
その答えがここにあります。

作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
今作では、主人公がシャルル=アンリ・サンソンから妹のマリー=ジョセフ・サンソンへと変わり、物語もフランス革命へと加速していきます。

圧倒的かつ繊細な作画、緻密に組立てられた時代描写はそのままに、前作から成長した登場人物たちの人間模様も見所です。

感じてください。これが漫画の革命です。

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感情タグBEST3

購入済み

フランス革命、ルイ16世とマリーアントワネットを巡るストーリーが進んできて、華やかさが出てきました。華やかさの裏にある、暗く、黒い世界とのギャップがえげつない。

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2020年12月11日

Posted by ブクログ

相変わらず濃いー!今回はいろんな意味で特に。過激な絵も多くて目を見張りました。「ぐるぢい」のシーンが強烈すぎ。1789までの大いなる序奏ですね。

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2016年09月07日

購入済み

ブルボン王朝の滅亡への序曲

ルイ15世が天然痘で崩御してルイ16世が即位したフランスでは第3身分の絶対王政への不満が暴発寸前だったわけですが自分の生まれた第一身分、第二身分が絶対揺らぐことは無いと思ってマリーアントワネットを始め彼女のお気に入りの貴族は盛大な舞踏会を開いてそのために国民から搾取した税金を湯水のごとく使っていたのですが本当に何も考えなかったんでしょうかねえ。

余り重要ではないんですがベルサイユの舞踏会会場がすごく明るく描かれていますが当時はローソクを大量に動員しても真っ暗とは言えないまでもかなり暗かったんじゃないかと思います。

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2016年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ルイ16世の世となり
フェルゼンも登場。
ベルばらの印象が強かったので、このフェルゼンは
あまり応援する気になれない。
ジャンヌの描写も過激。

マリーが舞踏会に人形を連れて行くのもすごいが、
「王妃も立派な人形をお連れですこと」と
皮肉を言い放つところが彼女らしかった。

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2021年11月14日

購入済み

ベルばらの世界の裏で

ベルばらの華麗な世界の裏で、パリの民衆が直面していた貧困や苦労や、死刑執行人という職業や、フランス革命の負と影の部分がよくわかる。

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2020年12月31日

Posted by ブクログ

父が死にルイ16世が世襲。
アントワネットは夫の子を孕みつつも、満たされない。
そこに食い入る、マリー、フェルゼン……!
さらにはイカれた造形のマルキ・ド・サドとジャンヌも登場。
史実、ベルばら、本作品の想像力が、混然一体となり、さらに一歩先に進む。
いわんやビザールな造形においておや。
本当に面白い漫画!!!

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2016年12月29日

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