【感想・ネタバレ】イノサン Rougeルージュ 3のレビュー

「漫画は常に進化しているか?」
その答えがここにあります。

作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
今作では、主人公がシャルル=アンリ・サンソンから妹のマリー=ジョセフ・サンソンへと変わり、物語もフランス革命へと加速していきます。

圧倒的かつ繊細な作画、緻密に組立てられた時代描写はそのままに、前作から成長した登場人物たちの人間模様も見所です。

感じてください。これが漫画の革命です。

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2020年12月11日

フランス革命、ルイ16世とマリーアントワネットを巡るストーリーが進んできて、華やかさが出てきました。華やかさの裏にある、暗く、黒い世界とのギャップがえげつない。

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Posted by ブクログ 2016年09月07日

相変わらず濃いー!今回はいろんな意味で特に。過激な絵も多くて目を見張りました。「ぐるぢい」のシーンが強烈すぎ。1789までの大いなる序奏ですね。

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購入済み

ブルボン王朝の滅亡への序曲

2016年08月19日

ルイ15世が天然痘で崩御してルイ16世が即位したフランスでは第3身分の絶対王政への不満が暴発寸前だったわけですが自分の生まれた第一身分、第二身分が絶対揺らぐことは無いと思ってマリーアントワネットを始め彼女のお気に入りの貴族は盛大な舞踏会を開いてそのために国民から搾取した税金を湯水のごとく使っていたの...続きを読むですが本当に何も考えなかったんでしょうかねえ。

余り重要ではないんですがベルサイユの舞踏会会場がすごく明るく描かれていますが当時はローソクを大量に動員しても真っ暗とは言えないまでもかなり暗かったんじゃないかと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年11月14日

ルイ16世の世となり
フェルゼンも登場。
ベルばらの印象が強かったので、このフェルゼンは
あまり応援する気になれない。
ジャンヌの描写も過激。

マリーが舞踏会に人形を連れて行くのもすごいが、
「王妃も立派な人形をお連れですこと」と
皮肉を言い放つところが彼女らしかった。

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購入済み

ベルばらの世界の裏で

2020年12月31日

ベルばらの華麗な世界の裏で、パリの民衆が直面していた貧困や苦労や、死刑執行人という職業や、フランス革命の負と影の部分がよくわかる。

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Posted by ブクログ 2016年12月29日

父が死にルイ16世が世襲。
アントワネットは夫の子を孕みつつも、満たされない。
そこに食い入る、マリー、フェルゼン……!
さらにはイカれた造形のマルキ・ド・サドとジャンヌも登場。
史実、ベルばら、本作品の想像力が、混然一体となり、さらに一歩先に進む。
いわんやビザールな造形においておや。
本当に面白...続きを読むい漫画!!!

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