あらすじ
国民を置き去りにフランス脱出を図るルイ16世一家。フェルゼンの手引きでチュイリュリー宮殿を脱出するが、その旅支度は逃亡に似つかわしくない非常に豪華なものだった――。馬足が上がらぬ中、逃亡に気づいたマリーがルイ16世一家が乗る馬車に迫る――!! マリーを迎え撃つフェルゼンだが――!?
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マリー ジョセフ サンソンの独壇場です。自由を求めたマリー、現実で繰り広げられていた恐怖政治は、マリーの求める自由だったのか?ゼロと共に何を考えていたのか…。本音がまだ見えてこない。
また続き?
11巻で完結すると思ってたのが12巻で完結ですか。マリーがアントワネットにセーヌ川の水を飲めば助けると選択を迫るところは中々印象的です。描かれた通りパリが近代的なインフラが整備され始めるのは第三共和政が始まってからで当時のパリは異臭の立ち込める町だったわけでセーヌ川の水を飲めというのは死刑執行に近い事だったはずです。で、その直後にアントワネットが現代日本の女子高生ライフを送る幻想を見るというのはあの水を飲んだのかな。どっちかと言えばこのパートの代わりにギロチンの刑執行までいっても良かったんじゃないかと思う。
現代版の模写は。。。
これは現代版をいれて少し明るくしたり、違う気分で盛り上げたいということなのかな?
あと一冊どうなるんでしょうか。
シャルルもっと出してもらいたいです。
Posted by ブクログ
すごい絵面の数々!アントワネット最終章の始まりですね。マリーは相変わらずかっこいいな。逃避行の様子が詳しく描写されてて、実によく分かりました。女子高生に変わったところ、意味がつかみきれず、、。
逃亡
ルイ逃亡。でもこんなにのんびり移動してれば、そりゃー失敗するよね・・・。フェルゼンの関わりとか、どこまで史実なんだろう?国民にしてみれば、自分たちを見捨てて逃げた王様への愛や信頼はそりゃーなくなるよなぁ。