あらすじ
1775年、60年ぶりとなる新たな国王誕生に、国民は沸き上がった──。国王ルイ16世となったオーギュストは決意を新たにし、王妃となったアントワネットは権力に酔いしれる…。一方、貧民窟では後のド・ラ・モット夫人、ジャンヌが平民から貴族に成り上がり野心を膨らませる。そして1778年、サンソン家も大きな転機を迎える。「父バチスト」の死…。変容する権力の様相…。歴史の歯車が動き出そうとしていた──!!
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しりあすな描写かと思えば、コミカルな部分も出てきて、今までとは少し毛色の違う巻でした。ルイ16世とシャルル アンリ サンソンは今後どのように心を通わせることが出来るのか…。次が気になる。
Posted by ブクログ
圧倒的な描写もさることながら、手法が素晴らしいです。ツイッターアカウントとか女子会とか。アントワネットがとても身近に感じられます。マリーとダミアンの確執もなんだかすごそうで、これからますます目が離せません。
フランス革命前夜
ベルばらの華麗な世界の裏には、こんな貧しくて汚くて、泥臭い民衆の生活があった。死刑執行人も、当時は洗濯なんてほとんど行われてなかったんだろうから、衣装や家はさぞかし血で汚れて臭かったんだろうな・・・。
ルージュ面白い
シャルルがやっぱりいいです。
どんどん傾いていくフランス。みんなの必死なおもいが伝わって来ます。
でも現代風に書かないで普通にずっと中世のままにしてもらいたかったです。
Posted by ブクログ
SNSや女子会が風刺的に入れられていて
唐突ではあるもののノリがわかりやすく面白い演出。
マリーは好きだが、ダミアンも気になる人物。
二人の戦いはどのような結末を迎えるのだろうか。