あらすじ
友達が一人もいない大学生の≪ぼく≫の唯一の楽しみは、コンビニで見かけた名も知らぬ女子高生を定期的に尾行すること。
いつものようにその娘を尾行していたら突然記憶が飛び、≪ぼく≫はその娘のベッドで寝ていて、≪ぼく≫はその娘になっていた。
その娘は≪麻理≫という名だった――。
『惡の華』『漂流ネットカフェ』で話題の押見修造最新作。「漫画アクション」にて連載中。
1981年、群馬県生まれ。2001年、ちばてつや賞新人賞を「夢の花園」で受賞。
「別冊ヤングマガジン」誌上に掲載された『アバンギャルド夢子』が話題を呼び、その後も、性と恋愛の間で右往左往する人々を描いた「デビルエクスタシー」「ユウタイノヴァ」などで注目を集める。
「漫画アクション」で連載された『漂流ネットカフェ』は連続ドラマ化された。
『別冊少年マガジン』にて連載中の『惡の華』は『このマンガがすごい! 2011』で第10位に選ばれた。
感情タグBEST3
面白い
絵がとても綺麗で読み易い。
押見さんが描く漫画の中では比較的読み易い部類かなと思う。
一般的な入れ替わり漫画と思い読み始めたが、また違いどんどん引き込まれていくものがある。
Posted by ブクログ
グッとくるえろさ、絵の綺麗さ、ストーリー全て最高だった!
グッとくるえろさとはって感じなんだけど、他に伝え方が分からない…
私が男だったらもっと楽しめたと思う
4巻好き
いいですね
読んでみた感想としては、、面白い!主人公とそに好きな子(?)が入れ替わってしまうあらすじです。作り込まれているので皆さんも読んでみてください。
面白い(かな)
自分の意識が分離して麻理の中に入ってかつ自分だと思っていた肉体は独立して活動してるというのが新しい設定ですね。最終的にどうストーリーをまとめるか楽しみです。
やはりしんどい
押見さんの中では比較的しんどくない部類だと思うけど初めての人には充分しんどいです
この作品はただただ綺麗だと感じた
絵もですが展開が綺麗に進みます
起承転結が上手く運べてます、いやそれ普通だろって思うかもしれないけど最近の漫画はそれが出来てないのが多いんですよねー
よくある入れ替わり物だと思ったら一味違うので一度読んでみてほしいです
Posted by ブクログ
誰もが振り向き憧れるような美少女女子高生になってしまった、オナニーとゲームにあけくれる目的のない日々を暮らす童貞大学生…という、萌え要素をかきたてる設定ながら、内面の自分が美少女の中に入ってしまっているのに、当の自分の姿をした人間が、別の自分としてふつうに生活していたり、中身を自分に乗っとられた少女の内面はどこにいったのかわからいといった謎がミステリーとしての興味をひく。さらに、憧れの女性の肉体を手に入れ、嬉しいというよりも、少女をいたわろうと一生懸命になったり、憧れの人の体の側からの視点で、自分や他人を改めて見つめなおすことになるというあたりのテーマはさすが押見修造の真骨頂という感じ。
Posted by ブクログ
ちょっと見るだけ…のつもりが、グイグイ引きこまれてしまった。なんだこのパワーは。間違いなく、ここ最近で読んだ中で一番面白いマンガ。さえない引きこもり男が、憬れの女の子の体になってしまう、、、という、まあありがちな設定だけれど、その後の展開はまったく予想外。こんなにリアルにこのシチュエーションを描写できる手腕に脱帽です。続きが気になって3巻まで一気に読んでしまった。
Posted by ブクログ
実写映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のDVDを見たのがきっかけでかなり遅まきながら本書を手にした。
ラブコメ、ファンタジーの類では無くかなりシリアスな重い内容。描かれるのは青年達の孤立、孤独、苦悩。現代社会に有りがちな闇。或いはカフカの「ザムザ氏の変身」的。
本巻では、依嬢が麻里嬢を問い詰める事に恐ろしさを感じる。まぁフィクションなので作者は承知の上。現実にはこうした疾患?を抱える子に対する接し方を間違うと自殺に追い込むのではと素人ながらに考える。一番苦しんでいるのは麻里嬢及び副人格の功である。どうしてよいのか分からず頼れるのは依嬢だけなのである。後に依嬢の苦悩も明かされるだろう。本作はファンタジーでも転生物でも無く、麻里嬢は「解離性同一性障害」ズバリでは無いにせよそれに近い様に思える。
読んだ後は
あーなんだー
こんなオチかーって
正直なりましたよ
押見作品の中では
軽い
軽すぎや!
でももしかしたら
何回も読んだり
何年か経ってから読んだりすると
全然違う話だと思いそう
そんな感覚が残った読後でした。
漫画らしいっちゃ漫画らしかったかも。
人の心の内面をえぐる。
この作者の作品は、人に見せたくない.人に隠したい心の内面をあからさまにしてしまうものが多いが、この作品もその典型的な一例。
絵が比較的可愛く描かれているだけに、ストーリー展開の生々しさがより一層際立ってしまう。
Posted by ブクログ
この人はエロスを追求し続ける方だなあと思う。自分がもし両性だとすると、片方の性しか生きていない様な感覚があるから、もう一方の女性の体・心になって人生を生きてみたいという発想は凄い。麻理ははたしてどこへ行ってしまったのか。その点も今後予想しつつ読んでいきたい。
作者のファンにお勧め
男女入れ替わりという、使い古された設定で作者の力量が問われる話ですが、キチンと話の流れが上手く作られてます。流石です。
ただし、女性の心を美化しすぎ。自分の内面の汚さから目を背けて、自分可愛いと思ってるのが、女ですよ。
Posted by ブクログ
女の子たちがキャッキャするだけのアニメとか、男の娘とか、もしかするとモテたいんじゃなくて、女の子になりたいという願望があるんじゃないの?と思ってた。やっぱりそうなのか〜。
でもリアル女子のグループに混じったら、神経をすり減らす女同士の面倒臭さに絶望するに違いない。全く楽しくないということはないけど、見栄と妬みのない美しいだけの女の友情なんてありえない。
男目線でどこまで女の生態を描けるのか、期待してます。
Posted by ブクログ
「大学に入学したものの、友達がひとりも出来ずに3年たってしまった僕。だんだん学校へ行かなくなり、ひたすら家でゲームと自慰の日々を送っていた。そんな僕の生き甲斐は、コンビニで見かけた名も知らぬ女子高生を定期的に尾行することだった。そしてある朝、僕は彼女……麻理のなかにいた。僕は、クラスの人気者・麻理として生活を送ることになった……。」
以上、背表紙より。
男子なら一度は考えたことがあろう入れ替わり物語。
この題材、『惡の華』の押見修造は、いかに魅せてくれるでしょうか。
Posted by ブクログ
テーマ自体はよくある人格入れ替わりだが、表現、演出が秀逸で引き込まれた。画力がかなり向上している。主人公がとても可愛いし、またエロスを感じる。次巻も楽しみ
引きこもりの男子大学生が、いつもコンビニに買い物に行くと見かけて
密かに憧れていた女子高生「麻里」と体が入れ替わってしまったけど
「麻里」が中に入っている主人公の体はどこに行ったのか気になる
試し読み出購入です。
買ってから知った、ドラマ化作品。よくある同級生的な取り替え状態ではなく、中に入っちゃっんですね。でも異性の中にはあったゃうのはやっぱりドキドキします。
惡の華や漂流ネットカフェが面白かったので購入してみました。
よくある入れ替わり系ですが、麻里の中身がどこにいったのかがまだ分からないというのが新しいと思いました。
Posted by ブクログ
朝起きたら、
小森功は吉崎麻理の体の中に入ってた?!
小森功はニート。
よくいくコンビニに通う女子高生の吉崎麻理の半分ストーカー。
で、
朝起きたら小森功は吉崎麻理になっていた?!
ありがちな入れ替えものですね。
初めての家族、
初めてのJKライフにドキドキ。
そんな中で功は自分の身体に会いに行くが彼は彼だった?
吉崎麻理はどこに行ったの?
入れ替えものではない!
学校で柿口依に見破られる!
2人で吉崎麻理を探すことになって2巻へ続く!
Posted by ブクログ
引きこもりの男が、朝目覚めると突然、コンビニで見かける憧れの女子高生になっていた。
と、そこまではよくあるマンガ。
ここからどうなるか気になる。
押見さん特有のエグさと一筋縄ではいかない感じの予感がする。期待に応えてくれるのか、わくわく。
Posted by ブクログ
この人の描く身体はほんとにエロい。
デフォルメがなくてリアルな女子の身体。
押見さんが言っている、"女として世界を見てみたい"。
この感覚はとてもよくわかるし、わたしにも同じことが言える。
例えば、この漫画を"完全な男脳"で読んでみたい、とかね。
Posted by ブクログ
たとえば「悪の華」のような“心臓をわしづかみにするほどのぬるぬるとした触手的魅力”はこの作品にはないのだけど、その代わりにあるのがじっとりとした生理痛みたいな感覚だ(なんだそれ)。とにかく時間の流れがゆっくりでそこが非常にリアル。ブラジャーを選ぶところとか、トイレに入るところとか友達に触られて興奮しちゃうところとか、リアルをねっとりと描いているのはさすが。個人的には携帯を見ているシーンを推したくて、麻理の世界と功の世界と絶対交わらないはずの二者が交わってしまったことを功が儚んでいるように感じられて、とてもとてもすきです。あととにかく麻理さんの描き方が丁寧で、作者の業を感じる。押見さんの描く女の子は生だよねえ。