ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    「黒男がものすごくイケメンでセクシー」とちまたで噂を聞きつけ読んでみました!これは大変!性的な魅力あふれるブラックジャックが美し過ぎてヤバイ!

    伏し目がちな睫毛バサバサの目、ふっくらしたプルプルの唇、均整のとれた肉感的なボディライン!そんな黒男がスタイリッシュ脱衣で「手術だ!」と白衣着るんですよ!?もう!原作知らない若い女性にも是非とも読んでほしい!

    お話自体はかなり原作寄りで戦争のヘヴィな部分などを描いており、当然、手術シーンもあるので苦手な人はご注意を。
    「え!?これがキリコ?ええええ!?」と原作を知ってる人はさらに面白さアップ!ブラックジャック以外の手塚作品から、毎回誰か作中に出てきてそれを探すのも楽しいです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    第1巻冒頭から主人公の死刑執行のシーン。彼は「横浜線彫刻家連続殺人事件」容疑者として冤罪を訴えるも、死刑は執行されてしまう。そこから主人公が事件の前までタイムスリップして「未来」を変える。

    そんな「よくあるクライム・サスペンス」に思える本作だが、他の作品と大きく異なる点は、主人公が過去の自分と共存すること。つまり未来からタイムスリップしてきた主人公が自らドッペルゲンガーとなって未来を変える。これはあらすじだけで既に面白い。

    実際の都市伝説として、「自分のドッペルゲンガーを見ると死ぬ」という有名な通説もあり、そんな通説を応用したクライマックスとなるのか、見事真犯人を見つけ未来を変えるのか、そうなるとドッペルゲンガーとしての自分はどうなってしまうのか、今後の展開に要注目。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    イケメンでお金持ちで勉強もできる完璧ボーイの柳。そんな彼がどうしても勝てない相手―それは、見た目も地味で貧乏な女の子・九条。「九条に気持ちを自覚させられたらオレの勝ち」柳の宣戦布告で、2人の関係が動き出す!

    どう見たって相思相愛なのに、なかなか進展しない関係にキュンキュンやきもきしっぱなし。
    ぶっちゃけ前半は、一人で右往左往して大騒ぎしているのは基本的には柳。九条はマイペースに落ち着いて(ボーっとして?)います。
    でもやっぱり柳が他の女の子と楽しそうにしているのをみて胸がざわざわしたり、「柳に会いたい」って無意識に思ったり
    少しずつだけど九条の中で変化は起きてる!読みながらいつの間にか「その調子だ柳!相手にじわじわ効いてるぞ!」と心の中でエールを送っていました(笑)
    最後に勝つのは柳?九条?ぜひ一緒に見届けてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『進撃の巨人』、『彼岸島』、『寄生獣』…。ご多分に漏れず『東京喰種』も「人喰い」マンガなのだが、人肉無しには生きられない喰種(グール)を、現代社会のマイノリティに重ねて描いている点では、他の「人喰い」マンガとは一線を画すように感じる。
    ある事件をきっかけに、人間と喰種の両性質を持つこととなった、主人公の金木をはじめとして、彼が働く“あんていく”と呼ばれる喫茶店の従業員たちも、人間と喰種の共存を願っており、マイノリティであることの葛藤と、やり場の無い気持ちを抱えて生きている。金木にとっての英良、董香にとっての依子、西尾にとっての貴未、リョーコにとっての雛実など、親友や恋人、家族など、かけがえのない存在の為に闘う彼等の強さ、美しさを目の前に、心を動かされること必至だ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ついに巨匠・楳図かずお先生の作品が一挙配信!ホラー、サスペンス、SF、コメディまでどの作品も秀逸ですが、中でもおすすめなのが本作。今人気の『ハカイジュウ』『エデンの檻』などの原点のような作品で、サバイバルホラー好きな方には絶対におすすめです!

    異常な状況下、未来に小学校の校舎ごとタイムスリップした人々。絶望の地とかした未来で想像を絶する出来事が待ち受けています。教師たちの錯乱、殺戮、グロテスクな怪物による襲撃、飢餓、病気等々。そんな中、必死に生きようとする子どもたち。そして明らかになる驚愕の真実とは…!?

    映画化やドラマ化もされましたが、それはあくまで本作の一部分のみ。原作はメディア化作品を上回る壮大で重厚な大長編となっています。グロテスクな世界観の中に切なさあり、人間ドラマあり、まさに楳図かずお先生の最高傑作です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ぼのぼの読者なら、ぼのぼの独特のページを開いた瞬間のわくわく感はたまらないと思います!
    動物たちが繰り広げる、一見無害で平和な日常描写の中に、心に突き刺さるような哲学的な名言がかくれている。そのかわいさと奥深さに圧倒されます。この4コママンガの世界観は日本のワビザビに由来するものに違いない。日本人に生まれて良かったなとしみじみ思います。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    本作は、渋谷統一を目指すギャング達の抗争物語。主人公は2人。1人は体格が良く、組織には属さないアツい男。そしてもう1人は最強のギャンググループを束ねるカリスマ。

    「これって、池袋ウエストゲートパーク!?」と思ったあなた!そんなことはありません。むしろこの物語、マンガ『キングダム』のようなアツい男たちの「信」と「義」に溢れた物語なんです。

    本作に登場する若者たちは、それぞれが不完全でありながらも、自分の信念を曲げることやチームを見捨てることを良しとしません。例えば、友人が悪しき道へと歩むのを決死の覚悟で止める者がいれば、先代から譲り受けたチームの看板をボロボロになりながらも守る者だっています。

    マイルドヤンキーなんて言葉も流行っている世の中だからこそ、男たちが信念のために闘う姿には、心打たれます。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    有名な作品なので、あらすじよりも「人間は生き物を殺して食べることについて深く考えずに生きている」という点に注目したい。
    寄生生物たちは生まれてすぐどう生きるべきか指令がくる。「この種を食い殺せ」と。野生動物も誰に習うでもなく獲物を捕まえ食べる。
    人間だけが飽食の時代が続き、本能が鈍ってる。「天敵から食べられるかもしれない恐怖」を知らず、寄生獣の出現によって初めてその恐怖を味わうことで、動物の命を奪って食べることについて考える。
    「牛や豚をさんざんミンチにして食ってきたくせにいまさら何を驚く?」―寄生生物のセリフのとおり人間がミンチにされて食べられる側になるのを想像した後で、「このハンバーガーまずい!」と食べかけを捨てた若者が極悪人に思える。命を奪って食うとはいったい…?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『ホットマン』のきたがわ翔が描く遺品整理・特殊清掃の世界。自殺、孤独死、殺人…。不本意な状況で亡くなった人々の部屋を清掃する清掃員たちの姿を描く。
    物語はそんな特殊清掃の世界に、兄の死をきっかけに飛び込んだ主人公・裕行の視点で進んでいく。
    次々と目の当たりにする想像を絶する過酷な現場。昨今、核家族化が進み、多くの人々が身近に死と直面する場面が少なくなってきている。ましてや朽ちた死体を見ることなんて無いに等しい状況である。
    しかし日々どこかで必ず死の現場は存在し、それを何事も無かったように淡々と元どおりにする仕事に裕行は葛藤していく。
    きたがわ翔の美しい絵が物悲しさとともに、普段目にすることのない世界をドラマチックに描いている。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    主人公のフルットは、人間に餌付けされつつ自称「野良」の半端な猫である。エサをくれる一応の飼い主は鯨井先輩。安アパートに居を構え、ギャンブルに興じるちょっぴり残念な大人の女性だ。
    フルットの自由気ままで時々シビアな野良猫生活と、鯨井先輩のやっぱりちょっぴり残念な人間生活が、独特の画風と視点で描かれる。

    私のおすすめは、1巻で野良仲間と釣りをする話。川底に釣り針が引っかかり、「おれは地球を釣ってしまったということか!?」と妄想。釣り上げると地球が太陽に飲み込まれるし、離すと下に落っこちるし…と、恐怖に震える姿が愛らしい。
    釣りの最中に針が川底に引っかかるなんてよくある話だが、それがフルットの視点を通すとこんな物語が広がっていくのかと驚かされる。さらにわずが2ページでオチをつける構成力にも脱帽。読み終わる頃には誰もが、普段の日常の中に潜む想像力の種を、探したくなってくるはず。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「シグルイ」とは、武士道を体現した「葉隠」に記された一節“武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの”に由来している。
    同作品を単なる時代劇マンガと思って読んだら、思わぬショックを受けてしまうほど衝撃的でエキセントリックな作品。「虎眼流」という流派を中心に、二人の主人公「藤木源之助」と「伊良子清玄」の戦いと生きざまを描いている。

    登場人物は皆、個性的で剣の道を一心不に追求する姿は非常にストイック。ページをめくるたびに何とも言えない狂気が漂い、セリフの独特な言い回しや画面構成は、板垣恵介の『バキ』を想起させる。そして、命をかけた真剣勝負のシーンは圧巻の迫力!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    世界一の交渉成功率を誇る交渉人(ネゴシエイター)「別府勇午」(べっぷゆうご)。日本のビジネスマンが反政府ゲリラ集団に誘拐され、多額の身代金が要求される事件から物語は始まります。巻数を重ねるごとに、アジア地域を中心とした世界各国のテロリストたちとの交渉に挑む勇午。本作品を読むと、人命を第一優先とする交渉の難しさがよく分かります。

    中東のテロリスト集団による邦人人質事件で、日本もまさにテロの脅威にさらされています。マンガの中の世界が現実のものとなってきた今、思わず勇午のような交渉人がいることを切に願ってしまいます。
    「ゴルゴ13」など国際情勢や紛争が舞台の作品が好きな方にもおすすめのシリーズです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「この川で暇をつぶすだけの青春があってもええんちゃうんか」―。イケメン眼鏡・内海くんとちょっと残念系男子・瀬戸くん。タイプの違う二人の男子高校生が放課後の河原でひたすらだべるだけの日常マンガ。

    このマンガの何がすごいかって、大きなドラマが何一つないことだ。女子へのメールの文面や、ネクタイの結び方、ムカつく先輩への愚痴などなどをテーマに語り合うだけで、彼らの時間は過ぎてゆく。まさに「リアル」!
    特に部活に打ち込んだ思い出もなければ、恋愛に熱をあげた覚えもない私の中高生時代でも、日常を彩っていたのは、友達との会話や、ほの淡い恋慕だけだった。(卒業前にどうしても欲しくて、大好きだった生物の先生の白衣をもらいに実験室を訪れたこと、皆覚えてくれているだろうか?)

    『セトウツミ』で描かれる夕暮れの風景はモノクロなのに、目に痛いくらい鮮やかだ。放課後の河原に心が飛んでゆく。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    人気ライトノベル『転生したらスライムだった件』のスピンオフコミック!
    魔物の国に訪れた兎人族の少女フラメアは、ユニークスキルを買われて「魔物の国のガイドブック」を作成することに。最初はびくびくとしていたフラメアだが、好奇心には勝てずに魔物の国を満喫。
    「転スラ」本編でおなじみのキャラも多く登場し、原作ファンなら楽しめること間違いなし!
    美味しそうなものも多く登場して、今すぐ魔物の国に行きたくなっちゃう!?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    “カインコンプレックス”という言葉をご存知でしょうか。聖書に基づく言葉で、兄弟間の葛藤・劣等感とのことを指す用語です。
    主人公・誠は役者として大成を目指すものの、死んでしまった兄で偉大な役者だった御幸の影に隠れたまま。まさに“カインコンプレックス”を抱えていたところ、「兄ではなく自分が死んでいる世界」へと飛ばされてしまって……!
    兄弟をお持ちの方、似たような気持ちになったことはないでしょうか。ただでさえ優秀な人間を見るとコンプレックスを抱えがちなのに、それが家族だったら……。
    「死んでしまった人は超えられない」というジレンマが、ある日「自分の死」という形で取り払われたら?本当に何も持たない誠による、兄への反逆が始まる…!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    皆さん、ファッションショーを見たことはあるでしょうか?
    タイトルにもなっている“ランウェイ”は、ファッションショーでモデルが歩く道のこと。その名の通り、このマンガはファッション界を舞台にした作品。
    高校生・千雪の目標はパリコレモデル。身長158cmというハンデから、周囲には「諦めろ」と言われるものの、折れずに目標として持っている。しかし、千雪はある日クラスメイトの育人に対し、デザイナーの夢を「諦めろ」と言ってしまって……?
    どんなに困難だろうと、人から反対されようと目指したい夢。そういったものを追いかけている人は、私にはキラキラとして見えます。いつだって、それに向かって努力する姿は、自分も頑張ろう!と思えて素敵ですよね。
    キラキラとして見えるファッション業界に挑む二人の姿、追いかけてみませんか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    あまりの面白さに、読みながら思わず顔がにやけちゃう!屋外での読書はNGです。
    坂本くんのキャーキャー言われるモテっぷりと予想だにしない思考に笑いが止まらない、センスが光る秀逸なギャグマンガです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ここでしか読めない、10代の特等捜査官・有馬貴将が堪能できます。
    すでにずば抜けた能力を持ち合わせながら、今では想像もつかないおしゃべりな有馬!?
    『東京喰種トーキョーグール』ファン必見!有馬貴将が主人公のスピンオフマンガです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    色っぽい絵柄に興味を惹かれて試し読みをしてみたら、内容の面白さに惹き込まれて思わず購入。
    レトロな時代背景が魅力的で、表紙のイメージ通りに色っぽく艶やかなストーリーもあります。
    一話完結の話もあり、話の短さでは比較的読みやすいですが、江戸川乱歩ファンをも裏切らない推理ものとしての高いクオリティも必見です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    今年も春がやってきた。
    桜の花が咲き誇り、暖かな春風が身体を柔らかく包みこむ。
    そして、新生活、出会い、別れなどを経験し、喜びや悲しみなど色々な感情が入り混じる。

    ・・・と書くと、学園青春ドラマか月9ドラマにありがちな内容だが、
    春と言えば、その実大体「悶々としている」だけの季節のような気がしてしまうのは私だけだろうか。
    実際、そこまで出会いも涙も多くもなく、ただ悶々としている時間だけが多い。
    気が付いたら、悶々としている。
    まあ、とにかく悶々としている。
    悶々としている。

    上記の私ような症状を抱える方にオススメなのが本作。
    お色気4コマの金字塔で、ある程度の年齢の方なら一度は目にしたことがあるはず。
    とんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」でも取り上げられるなど、お色気4コマでは聖典(性典?)とも呼べる作品の30周年記念総集編。
    是非読んで頂き、悶々を解消するも良し!もっと悶々を深めても良し!

    2022年07月20日