オカルト・ホラー・SFを題材にした一話完結の作品です。『DRAGON BALL』や『幽☆遊☆白書』などが連載されていた少年ジャンプ黄金期に在り、「隠れた名作」「隠れファンが多い」と評される事の多い本作。非常に好きな作品なので「隠れなくたっていいじゃないか!」と声を大にして言わせて頂きたく、ここでご紹介を!
ジャンルとしては「世にも奇妙な物語」に似ていますが、特徴的なのは「ハッピーエンドにこだわりたい」という作者様の想いが描かれている所でしょうか。こういったジャンルではバッド・エンドが多いものですが、『アウターゾーン』では最後に救いや希望がある中で締めくくられます。いいですよね、ハッピー・エンド。似た話はあれど他作品とは違う印象を受けるのはそのためかもしれません。
個人的にオススメのエピソードは「幸運の首」(1巻)「魔神の手」(2巻)「禁書」(8巻)など。まずは1巻お試しを!
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匿名 2023年10月09日
世にも奇妙な物語のようで面白かったです。
1話完結なのでどこからでも読みやすい。
昔の漫画だからか、今はこれありないなというところも面白かったです。
印象に残った良い点の話のコメントしたいと思います。
「あの日から」
これはかなり印象的です。
世にも奇妙な物語が好きなのでこういう話は最高です。
人生とは小さな分岐点が一生を左右するもの。
「解放者達」
これも印象的で、人間はこれくらい痛い目をみないとなかなか心を改めれな...続きを読むい生き物。
ブチが自分を捨てた男を見てプイっと去っていくシーンはザマァみろと思いました。
ペットを捨てること、大切な家族なのに捨てる気持ちが全くわからないのですがそれほど大切に思っていないからなのでしょうね。
「三人の訪問者」
257ページのフオオオとUFOが動くシーンは子供の時にかなりゾクっとして怖くて眠れましたけど今でもゾクっとしました。
しおりを捨てた話はありがちのような気もしますがそれもまた面白い話。
あなたの知らない世界という番組が昔ありましたがそんな感じですね。
最後のミザリィのシメがまた何ともいえず定番で安心感があります。
「わしはサンタじゃ」
夢があっていい。
猫がパワーアップしてトナカイという設定も最高でウルっときます。
「顔」
人間の1番美しい部分と醜い部分の両方を比較して見る物語、ハッピーエンドなのでしてやったり感がそうかいです。
「森の妖怪」
こちらも顔と同じ美しい部分と醜い部分の比較で、人間の愚かさが描かれいかに人は見た目に惑わされているかです。
久しぶりに読んで本当に懐かしくて今でも斬新さがあって感動的です。
新刊のリビジテッドも待ち遠しい。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
日常のぞばにあるかもしれない非日常の世界・・・誰しもが夢中になった不思議な話、一つ一つの話が今でもわくわくさてくれる、年代を超えて楽しめます!全15巻
Posted by ブクログ 2009年10月04日
傾向はホラー・オカルト、短編形式で綴られています。
勧善懲悪で後味がとても良い。
案内人ミザリーによって話が進められる展開も分かりやすくて良い。
私的に印象的だったのは「再会」「鏡」など、短いけど深いお話です。