すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作で提示された人の原罪について、理解が深まった。
存在そのものの罪は前作で言う陽子のように、親の不義・犯罪行為によって生じるもので、たいていの人には生じないものであると考えていたが、今作を読んで、あらゆる人に生じるものだと理解することができた。
生きているだけで、意図せず、しかも自分が認識していないところで他人を傷つける可能性がある。
例えば、誰かを愛し、愛されることは、また誰かを深く傷つけることになる。陽子が自分を愛してくれた徹を意図せず深く傷つけたように。
世界は無数の因果関係で結ばれている。自分の存在・言動が自分の糸や認識範囲を超えて、他人を傷つける可能性は常に存在している。であれば、 -
Posted by ブクログ
息子へ)
最近かかさず聞いているPODCAST「バイリンガルニュース」のMAMIが読んだり、言ったりしているのを聞いて、
本書を手にした。
今のお父さんの悩みに、ぴったりフィット。
いろいろ考えすぎて、考えたくもないのに、考えすぎて、、、考えてるのに、何か解決する訳でもなく、、、ひとと話しているときも別のことを考えてしまうせいで、ひとの話を聞き逃してしまったり、、、
本書でいっているように、まさに「思考という病」。
少し前から、これの解決策として、「瞑想」を生活に取り入れている。結構、効果あり。でも、まだまだ。
「思考という病」を、お坊さんである
筆者、小池龍之介が治してくれる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ運が劇的に変わる場がある。
でもアンテナを立てないとわからない。
アンテナは上機嫌の時に感度が最大になる。
運はいい悪いではなく、使う貯める。
運は後払い。何もしてないのに使えない。
自分にとって何がプラスでマイナスかわからない。
どんなことが起こっても自分にとって必要だった大切な経験に変えていくだけ。
長い目で見て報われない努力はない。
あまりにも短い期間の努力で結果が出ることを期待しているだけ。
プラス思考は誰よりも運を貯める生き方をする。貯めた運を半分使うくらいの生き方をする。それでも誰よりも得るものは多い。
最後は少し泣きました。 -
Posted by ブクログ
人が犯してしまう様々な勘違いの原因を認知バイアスという概念で説明しており、人は何と愚かな生き物かと思わされる。同時に心理学者の行うイジワルな実験を除けば、認知バイアスは大方の状況で適切な判断ができるように最適化されたもので、大方の状況に適切に対処できていると言う。であれば8章までの議論は何なんだったのかと思わずにはいられないが、このような仕組みがあると知っているのと知らないのとでは同じ失敗をしても状況の理解がまるで違うのだから、やはり大きな意味がある研究成果と言えるだろう。
第6章で言語に関するバイアスに関して状況モデルの構築と言う概念が紹介されるが、座学で第2言語を習得するのが何故難しいの -
Posted by ブクログ
選手、コーチ、監督、フロントと35年間ずっと西武ライオンズにいた渡辺さんの回顧録。
特にコーチ以降の話は私がリアルタイムで観ていることもあって色んな話がたくさんで面白かったです。
残念ながらプロでは活躍できなかった選手についても今はどこで何をしている等触れられていて、長くやってきたからこその自分の子どもを見るような暖かい文章がとても読みやすく、またライオンズの一ファンとしての愛が伝わってきました。
私は千葉ロッテマリーンズのファンですが、やはり西武が強くないとパ・リーグは面白くない。豪快なホームラン、けれども緻密な野球が西武の印象。
強い西武の復活を待っています。
ロッテもがんばれ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとてもとても感動した。清々しい読後感。
本当は中盤あたりまでは、話が長くつまらないと思ってしまっていたが、佑都さん登場あたりからページをめくる手が止まらなくなった。
ヨシノさん登場シーンは鳥肌がたった。ただでさえ、窮地に追い込まれつつ、それでも奮闘する力の描写に、勝手な親心を抱いて「四万十の時からめっちゃ成長してる。。」と涙していた。それに加えて救世主が現れ相当安堵していたのに、それがまさかヨシノさんとは。
個人的にはヨシノさん登場3作目だけど、ヨシノさんの生い立ちもとても気になります。もう描かれているのか?娘としてのヨシノさんや母としてのヨシノさんも見てみたい。
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ネタバレ 購入済み
いろいろと切ない
はじまりはかなりハードモード、見るには苦しいシーンが続きますが、2話からは穏やかに。
やっと出会えた運命の相手だというのにたった(長くて)百年、独り残される方が長いのかと、セレストさん側に同調すると辛くなります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ働き過ぎで双極性障害を負った著者だからこそ、それまで自分が描いていた「ビジネスパーソン」たるものの像から、それは偶々がもたらした像だったと気づくまでの軌跡。実感がこもっており、共感した。
結論として、(1)人生とは偶有性に翻弄されて続ける中で生きること。であるならば、自分の理想と現実が合わなくても、それをまずは引き受けるしかない。あがらうのではなく、偶々そういう役回りが自分に振られた と淡々と受け止める。(2)そうであっても、口惜しさは残る。なんで自分なんだ。そのプロセスを、一瞬一瞬を生きる。
と書かれていて、竹田青嗣の解釈によるニーチェの永劫回帰思想。「もしこれが永遠に繰り返されても、私 -
Posted by ブクログ
映画の方は観ていないのだが、タイトルが気になったのと、このご家族が地元の方だと知って手に取った。表紙を一見しただけで、重い内容であることは予想できるのだが、タイトルで著者が読者に投げかける問いには、きっと何かしら自分も考えさせられるものがあるのだろうと思いながら読み始めた。
なんともやりきれない話だった。「どうすればよかったか?」という問いは姉に対してではなく、両親に対してのものだった。なぜ姉を受診させるまでに25年もかかってしまったのか。
両親ともに医師で、姉も医学部に入学。教育虐待のみならず、姉が統合失調症を発症した後、受診をすすめても世間体を気にして病気であることを認めようとせず、「あな
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