すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読書会の人に勧められて読んだ一冊。
私にすごく刺さる話だった。
ただ、チグハグ感はあった。両親への思い、カサマシマサカとの出会い、離婚した元夫や結婚生活の思い出。きっとつながっているのだろう。まさかさんとのアレコレと苦しかった結婚生活にはつながりを感じるが、長く割いた両親についての話は何につながっていたのだろう。
前半はなんの面白みもなくルーティンを繰り返すだけの日常。アクティブな母と、冷え切った仲なのに絶対離婚しない父。恋人がいるが離婚してもらえないので再婚できない母。自分に関心も愛も抱かなかった父への思い。そんなことが無気力なタッチで描かれている感じ。
後半はそんな生活の中で出会った破 -
Posted by ブクログ
結婚を間近に控えた望月さくらのもとにある日兄を名乗る年下の男の子が現れる。まったく覚えのない(しかも年下の)兄にさくらは戸惑うもいつのまにかこの「お兄さん」のペースに巻き込まれて自然と心を許していく……と同時に過去のトラウマが顔を出す……。
再読。何回読んでもお兄さんの自由な振る舞いが可愛くて癒やされる。
瀬尾まいこの作品に出てくる男性って良い意味で現実味がなくて好き。生臭さがなくて掴みどころがなくてどこかおとぼけてて。こんな人がいたら絶対に仲良くなりたい!実際に見ず知らずの男から意味不明な理由で付きまとわれたら恐怖以外の何物でもないけど、さくらがお兄さんに心を許してしまうのもわかる。
引き -
Posted by ブクログ
漫画などのサブカルチャーの枠を超え、現代の日本小説が英米で「正統な文芸作品」として確固たる評価を獲得している現在地を解き明かす一冊。
特筆すべきは、その人気の理由を歴史的・社会的背景と接続させた分析の鋭さ。9.11以降の不安やブレグジット等に揺れる社会の閉塞感。そこに、日本の女性作家たちが描く多様な価値観や、猫・ヒーリングをテーマとした中編小説が、現代人の精神的渇望を満たすものとして合致しているという見事な構造的理解。
また、このムーブメントの裏にある「翻訳者」の存在への着目。文化的文脈や解釈を深く理解し、言語の壁を越えて共感を再構築する彼らの媒介なしに、いまの熱狂は語れないという確信。 -
匿名
購入済み久々にハマりました!
転生ものはあまり読んだ事なく、異世界物のイメージが付いていました。が、これは現代で親しみやすくギャルマインドがめっちゃポジティブで大好きです!気になりすぎて課金しちゃいました!笑
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Posted by ブクログ
出会って僅か4か月。儒学者で経世家の海保青陵の死は、
16歳の末弟子・堺屋弥兵衛に、大いなる悲しみを与えた。
そして師の訃を伝えるために兄弟子の暁鐘成と共に
師の足跡を辿る旅に出る。
・序
第一章 賢弟 第二章 うそ八
第三章 大地球頭第一花
第四章 鰻の蒲焼 第五章 末弟子
・終
主要参考文献、論文一覧有り。
「死んだら火葬し骨を粉にして空に撒いて欲しい」
師の訃と望みを伝える相手には、青陵への想いが胸に在る。
江戸で会うのは、尾張徳川家に仕える青陵の弟・瑞陽。
彼が抱えるのは、共に過ごした兄への羨望と憤り、そして思慕。
絵師・司馬江漢。難儀な人「うそ八」の、
「辞世ノ語」に至る、青陵と -
Posted by ブクログ
ネタバレ難しい哲学の歴史が、私にもザックリですが理解できました!哲学ってこんなに面白かったのですね。
印象的だったお話を下記にまとめます。
↓ ↓ ↓
1.倫理の教科書の太字を覚えて、それを安易に現実にあてはめるような思考はよくない。
例えば…生活のなかで起こった出来事について、「それは弁証法的だ」とか「それは脱構築だ」とか、そういうことを言ってる自分ってカッコいいみたいに思ってしまうこと。それは概念をあてはめてさえいなくて、ただ言葉を貼り付けているだけである。
2. 哲学マウンティングにならないためには、哲学的にものを考え、自分の日常で起きたことやそこで感じたこと、考えたことと哲学をつなげる -
Posted by ブクログ
ミニマックス戦略。囚人のジレンマ→しっぺ返しプログラム(勝たないが損失を最小化)が最強。キューバ危機をルール変更により打破。同時に意思決定を出すのでなく、先に出してしまい、交互ゲーム化してしまい、相手の選択肢を限定した。輸出依存業者は円安だと嬉しいが、輸入依存業者は円高が良い。結局均衡点から動きたがらないゼロサムゲームになる。特許トリック知らなかった怖い…知れば知るほど戦略として知っておかないと損をさせられてしまう世の中に見えて辛い。少し前に読んだ落合陽一氏や、実父が言ってた何も産まない産業をやってる人たちはこういうことに腐心してるのかーとも思った。
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ネタバレ 購入済み
甘くて切ない・・・きゅんです
正直絵はそれほど好みではなかったのですが(ゴメンナサイ)、試し読みで気になって購入。
そんな事は気にならなくなる位どんどん引き込まれちゃって、とにかく素敵なストーリーでした! 大人なBLです。
遥みたいな、察する事が苦手で感情が顔に出なさ過ぎるタイプーーここまで極端じゃないにしても本当にいそうだし、
お互い気を遣い過ぎ・考え過ぎですれ違っちゃうのって悲しい。
同性カップルでも異性カップルでも、お互い気持ちを素直に伝えるって大切な事なんだなあ・・・と強く感じました。
2人の同僚たちも皆良い人達だったし、ラストも素敵なハピエンなので良かったです。 えちシーンは標準ですかね。
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