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Posted by ブクログ
ネタバレ『ミーツ・ザ・ワールド』を読んで、世間で「普通じゃない」とされる価値観について考えさせられた。
死にたいと思うこと、生きるために薬を使うこと、自分はすでに消えているような状態が普通だから消えたいと感じること――ライの価値観は、私にとって簡単に理解できるものではなかった。
私は生きたがりの人間で、もし「死にたい」と言う人がいたら止めてしまうと思う。けれどそれは正しさではなく、私自身の価値観にすぎないのだと気づいた。私や主人公、そしてライの考え方は、育った環境によって作られたものかもしれないし、生まれ持った性質(ギフト)なのかもしれない。
人はそれぞれ違う世界を生きていて、どれだけ愛していても -
Posted by ブクログ
いわゆる「炎上」と言われるSNS上での誹謗中傷を
扱った作品です。
過去には自殺者まで出して、刑事事件に発展した
ものもありますが、きっとそれは稀なケースだと
思います。
大なり小なり、今日も誰かを標的に罵詈雑言を
浴びせる輩が後を立たないのが現実です。
そんな輩に対して復讐を始めた男がいました。
復讐の方法は、単純に炎上を煽った輩の
プライバシーを全てSNSに挙げることでした。
新たなSNS上での生贄を仕立て上げることにより、
目的を果たしたと思える男ではありますが、
物語はここから始まります。
逆に復讐された輩達の一人から訴えられた男は、
裁判で「動機」を語ります。その内容が本書 -
Posted by ブクログ
絞殺や扼殺の際に被害者が抵抗し自分の爪で首の皮膚に傷をつけた防御創である吉川線、それに着目し名付けた吉川澄一さんと警視庁写真室勤務で警視総監直々の命令を受けて戦時下の東京の撮影をしていた石川光陽さん
どちらも実在の人物が戦時中に1944年12月から起きた連続した若い女性の死について捜査する、という内容。
表紙やタイトルからは想像していなかった戦時下、特に終戦まで1年もない時期の生活の厳しさが丁寧に描かれていてそっちに胸が苦しくなった。
全然エレガンスじゃない現実に対して、エレガンスに生きることで闘う。自分たちが持っている感覚を守る。それは平和になっても、どの時代でも大切な覚悟だ。
324ページ -
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Posted by ブクログ
ドラッカー名著集 10
産業人の未来
著:ピーター・F・ドラッカー
訳:上田 惇生
出版社:ダイヤモンド社
まさに、大恐慌のさなか、かたや、ドイツでは、ヒットラーが首相となり、ファシズム全体主義の道を歩み始める
一方、アメリカでは、ルーズベルトが、ニューディール政策を推し進めている
この絶望の中で、ドラッカーは我々に問う
われわれに残された道は2つしかない
社会として機能する産業社会を構築するか
それとも、自由そのものが無秩序や圧制のうちに消え去るを座視するか
いずれかである、と
邦訳 「産業人の未来」 は、原著 「The Future of Industrial Man」 である
い
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