すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
脂肪肝は見た目が細くてもなる可能性がある。
肥満になると脂肪肝になる可能性はさらに高くなる。
脂肪肝を放っておくと肝炎、肝硬変、肝臓癌になることも。
今までアルコール摂取する人がなる病気だろうと思っていたが、アルコールを飲まなくても糖質を多く取ってる人が患うこともあり、日本では誰でもなり得る病なので予防が大事。
血液検査の項目のなかで、肝機能の指標となるのは、ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTPの3つ。健診の時にみたい。
緑茶に含まれるカテキンで脂肪肝の予防できる。
が、私は貧血気味なので、量には注意しようと思う。
プチ糖質制限をするのがいい。糖質ゼロはむしろ、体に糖質を蓄えよ -
Posted by ブクログ
面白かった。
エセックス篇は1800年代のイギリスの陰鬱な雰囲気満点(小説好きが求めるイギリスはコレだろ、って感じ)、カリフォルニア篇はアメリカらしい躍動感あるサスペンス。
どちらもきっちり終わる。
そして、本の作りが凝ってる割に(というか、この作りだからこそ)シンプルな物語に仕上がっている。
謎解きを楽しむというより、文章からにおい立つ雰囲気を味わう小説。なので、ミステリー苦手な人におすすめ。
どちらから読んでも良いとされているけど、カリフォルニア篇読むとネタバレ?食らうので、エセックス篇から読んだ方が素直に楽しめると思う。
翻訳も読みやすく、雰囲気満点で良かった。
この訳者さんが訳したシ -
Posted by ブクログ
虐待されていた主人公聡里が本来の自分を取り戻し自立するまでを描いた成長物語。
とても温かく、しみじみと「あー良い本に出会えたなあ」と思えた一冊でした!
身近な大人からの酷い仕打ちに聡里の心は死にかけていたが、救出してくれた祖母に愛情たっぷりに見守られ、やがて獣医師を目指す。また大学でも信頼できる先輩や友達に出会い、少しずつ心の殻を破っていく。聡里の成長っぷりが読んでいて清々しかった。
獣医師になるには動物が好きなだけではやっていけない面などもきちんと描かれている。そのために聡里は苦悩するが、挫折しそうな聡里と先輩の会話で、ヤマメとサクラマスの話が印象に残った。
生まれた場所で弱くても、 -
Posted by ブクログ
ネタバレあの…また天才を発見してしまいました…
読み始めからずっと面白いのすごい…(語彙力なし)
小説って壮大な物語でもだいたい登場人物が固定されていて主人公目線で語られていく感じだけどそれがないの。
全ての登場人物がどこかで交わって人生の物語が交差していく過程であの時のあの瞬間や何気ない選択が底支えとなって進んでいくので、小説って言うより映画やドラマみたい。と思ったら太田さんって脚本家なんだと納得。
通り魔で犠牲になった印刷工場のおじさんの奥さんのくだりとかなぜかちょっと泣いちゃったんだけど、本当に何気ない日常と事件の描きかたが天才すぎる。
あと「にんじん」のくだりで「アァァァァァァァァッ!」 -
Posted by ブクログ
ネタバレラストの場面からエピローグに飛ぶというトリック。
読んでて手が止まらなかった。
ドキドキしながら一気読みした。
主人公・立花涼にはもともと殺人願望があり幾度と貸さなく殺人を繰り返していた。が、あくまで前半ではそれは傍観者として描かれており、後半では当事者目線として描かれている。
読みながらてっきり羽島が起こした事件なのかと錯覚した。
涼が出所するまでは妻の真由が女手1人で涼介を真っ当に育てようとしたが…公園で蝉を潰す遊びをするシーン、ゾッとした。カエルの子はカエルすぎる。
真由目線だと息子の涼介を責任を持って育てる、いい大学に行かせることができたと誇っているものの涼介自身は勉強も好きでは無 -
Posted by ブクログ
阪神の選手としての横田さんのお名前、ご病気のことはうっすら知っていたのですがやっと本を手に取ることができました。
ひたむきに努力することができることも含めた才能に溢れる選手が病気で選手生命を絶たれる…なんて残酷なんだろう。
でもそれを一生懸命に受け入れて前に進んでいく横田さんが真っ直ぐすぎて涙が止まりませんでした。
もっと色々な言葉を横田さんから聞いてみたかった、本作の若さが溢れる文だけでなく、もう少し歳を取られた横田さんが紡ぐ言葉を読んでみたかったと思います。
私自身は他球団ファンですが、今どこかで今年の阪神の活躍を眺めながら喜んでいてくれたらいいのにな、と思いを馳せました。
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