すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ本作は、6巻まで続いた『バッテリー』の続編である。新田東は横手に勝てたのか? 巧と豪、瑞垣と門脇のその後はどうなったのか? 6巻では明記されなかった試合の行方が気になる人には、ぜひ読んでほしい。
勝敗を先にいうと、新田東は3対1で横手に勝利する。瑞垣の悪魔のような言動を乗り越えた巧と豪の絆はより強く結びつき、かつて瑞垣自身が「姫さん」と揶揄した相手は、二度とその名で呼べないほどの本物の「怪物」へと、皮肉にも彼自身の手によって仕上がっていたのだ。
瑞垣の門脇に対する積年のコンプレックスは、目の前で門脇が泣いても晴れることがなかった。それどころか、それさえも新たなトラウマとなり、夜な夜なうなさ -
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Posted by ブクログ
新訳をAudibleにて。買って持っているのは旧訳だが名作との噂を聞いてもったいなくてまだ読んでいなかった。好きなマープルとポアロをできるだけ後回しにしてマイナーそうな他作品から読み途中で挫折した20数年前の過ちを繰り返してはならない。
日本の震災の話が出てきた辺りとその後の下りで、やり方はともかく犯人は分かった。鉄壁のアリバイは逆に怪しいよね。凝った見立ての理由が合理的なのが嬉しい。ここがよくわからんとなんでそれやったの?となってしまうので。キャラクターもそれぞれ魅力的で面白い。
そして何よりラストが素晴らしい。
いやークリスティー読んで泣くと思わなかった。最後がとても切なくてよい。ミス・マ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『 世紀の善人』
めちゃくちゃ笑った!
すばるに掲載されていた2024年に読んだ時も、2024年に読んだ小説の中で一番好きだったけど、単行本で改めて読んだらやっぱり面白かった。1ページのなかで笑っちゃう文章が沢山出てきて、思わず音読したくなった。
本当に、サンゾウ(職場の昭和的なおじさん達)の気持ち悪さについて、ここまで色々な表現で数十ページにわたって面白く書けるのすごいなーと思う。
職場のおじさんが嫌いな女性達に布教したい。
『私を庇わないで』
デブに「デブ」と直接言わないことで、暗にデブと言っている罪についての話。これも面白い。
直接的に「デブ」と言ってくる人を「正直者」や「挑戦者」と書 -
Posted by ブクログ
芥川の初期の“王朝物”を集めた短編集
収録作品は羅生門、鼻、芋粥、運、袈裟と盛遠、邪宗門、好色、俊寛の8篇。
芥川が教師時代に選書した短編集(英米怪異・幻想譚)が面白かったのでこちらを手に取る。
芋粥と好色が好き。邪宗門も未完ならではの面白さが良き
芥川は教科書で蜘蛛の糸を読んだっきりだったので8作品全て初見。
前半は「教科書に乗りそうな“ザ・文学”って感じだなー。まぁ、芥川賞が純文学だしなー」って思いながら読んでたから、邪宗門で「おや?」となり好色で「これは話が違う(真顔)」ってなったよね(笑)
いやもう、すごいな、癖が笑→
好色読みながら、いや、そういう読み方をする私が汚れているのか…
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