すべての高評価レビュー
-
-
Posted by ブクログ
消防士として現場で駆け回っていた秋月は、5年前の水害から心に深く傷を負い、今は司令室で勤務している。
現場とは何もかも違っていて戸惑っていた秋月だったが、仲間たちにもそれぞれに悩みはあった。
彼らとともに職を全うする姿を描いた静かな闘いである。
町の再生と共に自らの再生も描いたものだが、トラウマとなった出来事を思い出すたびに心が穏やかではいられなくなる。
それを抑えて仕事に挑むが、苦痛であることには変わりない。
誰かに言うことで消防士としての能力を問われるのでは…という思いで打ち明けることもできずに送る日々は、耐えがたいものであっただろう。
だが、みんななにかを背負っている。
ひとりでは決 -
Posted by ブクログ
日記は成した事を書くが、なんだかいちばん忘れてしまいそうな事を書かなくてはと思った。から始まるこの本は、ずっと自分の頭の中の思考や些細な気づきをこぼれ落ちる前に掬い上げる、実際に思った事を忘れてなかったものにせず「ある」という既成事実を残そうとしている。それらの中には問いがある、問うことは哲学なのか。著者は哲学者ながらも、堅くなく柔和で親近感をもてる人だ、今日の面白かったことをくすりと笑える内容もある。
念入りな散歩をする。私も散歩が好きで何があるわけでもなくモクモクと歩くけれどその時ずっと自分と対話している気がする、何か発見したりもするしふと何故だろうと思い出した事を深めて考えたりもする。
-
Posted by ブクログ
北方太平記の最後に残した一書。これを楽しく読むためにまずは『太平記』全四十巻を読もうと、相当苦労して読んだ(ついでに町田康口訳も読んだ。さらに中公文庫「日本の歴史9」『南北朝の動乱』も読んでいる)結果、佐々木道誉=ずるいオッサンとしか思えなくて、苦労した甲斐がなかった。と思いきや! 『道誉なり』は、北方先生極度に人物説明をしておらず(例えば脇谷義助が新田義貞の弟だとも明示していない)、予習無しで読んでいたなら、さぞかし消化不良を起こしたであろうが、こちとら名前の出てくる武将達が何者か分かっているので、面白いのなんのって。やっぱ予習しておいてよかった! それにしても、『太平記』ではあれだけの叙述
-
Posted by ブクログ
最近、ダンブラウンの著書を
読んでいて
宗教について
特にキリスト教に関して
知らないことが多すぎて
池上さんの本に頼ってみた
とってもわかりやすかった
もともと
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教
すべて神は同じ
イエスキリストが出てきてから
できたのが新訳聖書
そんなことすら
わかっていなかった
時代が変化するにつれて
権力者が変わったり
意見の相違があったりで
変化して今に至るのだけれど
基本的な思いは変わらないのかもしれない
でも、宗教絡みの戦いは
とどまることを知らず
ウクライナへの攻撃
パレスチナ問題
アルカイダの9.11などなど
聖書を前面に出して
なんやかんやと
勢力争いをし -
Posted by ブクログ
従軍慰安婦問題は、1991年に韓国の金学順(キム・ハクスン)さんが実名で名乗り出て社会問題となり、1993年の内閣官房長官の河野談話や1995年の内閣総理大臣の村山談話などで、日本軍の強制性や戦時性奴隷・性暴力に対する事実を認め、日本政府としての公式な謝罪が行われた。以降、朝鮮をはじめ、中国、インドネシア、オランダなどのアジア太平洋全域に渡る国々の女性に対する慰安婦制度と戦時性暴力が明らかとなった。しかし、2000年代以降は歴史修正主義者などによるバックラッシュ(揺り戻し)により、産業慰安婦による自主的な買売春であって、従軍慰安婦(日本軍慰安婦)はなかったとする歴史の改竄(かいざん)が起こっ
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。