あらすじ
弱点を逆手に、永瀬が逆襲開始!!!
嘘が上手くつけないなら、それを想定して営業すればいい!?
制御できない風に吹かれながら、永瀬はタワマン復帰と課長昇進を目指す。
欠陥マンション、地面師、なんでも来いの永瀬が正直営業で突き進む…!!
痛快!不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!!
不動産業界の裏を垣間見る。
口八丁で稼ぎまくる不動産会社のエリート営業・永瀬は突然、嘘がつけなくなってしまう。上司や顧客に言わなくてもよいことを言わずにはいられずに、営業成績も社内の評価もガタ落ち。それでも不動産の営業を続ける永瀬は、嘘をつけないスタイルで奮闘する。
正直にいくしかない永瀬を通じて、不動産業界の闇を知る!
不動産業界を知る意味でも非常に面白い今作だが、お仕事マンガとしても痛快で面白い!
面倒な取引先や上司と正直な永瀬のやり取りはハラハラしながらも好感が持て、さらには永瀬が教育係として面倒をみる新卒の月下も、新卒らしい真っ直ぐな感じで、こそばゆい感じもありながらも爽やかな気分になれる。
結果、正直に行くしかないという永瀬ではあるが、正直に働くことの良さを面白おかしく感じさせてくれる読後感。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
借地権、地面師、リバースモーゲージ、色々勉強になりました。特に、リバースモーゲージのリスクについて、後書き部分も含めて詳細に知れたのがよかった。
積水ハウスがやられた地面師の事件、Wikipediaによると、2017年なので、もう4年も前の話なんですね。時事問題も取り上げているところも良いですね。
交渉の駆け引きが面白い
登坂社長と桐山のシーンはビジネスマンならではのカッコいいシーンでした。
買値の20倍をふっかけられた登坂社長は、即座に10倍でなら買うと返すのは、交渉慣れしているなと感じます。桐山の「売りたい」という感情を上手く使い、間の10倍で着地させるのはあの強気な態度あってこそですね。
Posted by ブクログ
自分を利用しようとしてきたメガバンクの女.永瀬は顧客のために正直に話をし,結果として契約を奪い取ることに.
新しく藤原課長が引き抜いてきたのは黒須.タワマン在住,高そうな車に乗ってる.給与体系が完全歩合制で,固定給+歩合で契約している他の社員と異なる.自分が売りたい物件を契約していくタイプ.
全く同じ条件の物件(マンションかアパート)を片方は仲介手数料あり,片方は仲介手数料なしで契約した問題が発生.黒須はシレッと誤魔化そうとするが,永瀬が待ったをかける.次の巻が気になる.
匿名
内容は面白いけどしっかり読もうとすると頭使うのでちょっと疲れる。
不動産業に勤めているので分かるなぁってことと嫌だなぁってことと色々出てくる。
オーナーは基本金持ちなのはケチだからなのはよく分かる…。
Posted by ブクログ
嫉妬、焦燥…様々な想いが縺れ合った リノベーションって、本来はプラスαの新たな機能を加えて、価値を向上させる意味合いがあるからな。 海外では、売り主とインスペクター(既存住宅状況調査技術者)との癒着が横行した為 税金逃れの為のペーパーカンパニーだった フルコミッション。完全歩合制のことだぞ。 地面師に騙されないポイントは多方面からの所有者確認 リバースモゲージという名の”命を担保にしている借金“