【感想・ネタバレ】正直不動産 13のレビュー

あらすじ

獅子身中の虫(裏切り者)は誰だ!?

鵤社長率いる悪徳不動産屋・ミネルヴァ不動産が
仕掛ける“対登坂”戦争が激化する中、
登坂不動産には、意外なスパイが紛れ込んでいた。

それになかなか気づかない課長代理・永瀬財地。
そして、それは、永瀬が6年の歳月をかけて苦労を重ねた
大規模開発プロジェクトが、やっとのことで成約へと着地しようとする
その最中に鋭い牙を剥くことに…!!

賃貸保証会社、大規模開発、底地投資、事故物件サイト――
遂に社内で内戦が勃発する? 登坂不動産に前代未聞の危機が訪れる。

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不動産業界の裏を垣間見る。

口八丁で稼ぎまくる不動産会社のエリート営業・永瀬は突然、嘘がつけなくなってしまう。上司や顧客に言わなくてもよいことを言わずにはいられずに、営業成績も社内の評価もガタ落ち。それでも不動産の営業を続ける永瀬は、嘘をつけないスタイルで奮闘する。
正直にいくしかない永瀬を通じて、不動産業界の闇を知る!

不動産業界を知る意味でも非常に面白い今作だが、お仕事マンガとしても痛快で面白い!
面倒な取引先や上司と正直な永瀬のやり取りはハラハラしながらも好感が持て、さらには永瀬が教育係として面倒をみる新卒の月下も、新卒らしい真っ直ぐな感じで、こそばゆい感じもありながらも爽やかな気分になれる。

結果、正直に行くしかないという永瀬ではあるが、正直に働くことの良さを面白おかしく感じさせてくれる読後感。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

・過去のローン滞納が賃貸住宅を借りるときに影響したりする

・農地を宅地転用するためには行政へのプレゼンなども必要で手間がかかると言うことがわかった

・底地(そこち)と言うのは初めて知った。
借地(しゃくち)とはまた別の権利。
底地投資と言うものがあるそうだが、これは借地人が何らかのトラブルで非常に安く借地権を底地人に販売し、底打ちと借地を合わせて高値でまた別の人間へ転売しないと元が取れないなどかなりマニアックなもので素人が手を出すようなものでは無いそうだ

・事故物件の投資サイトを使った様々な手法。客寄せ案件で来店した客に実はそれは事故物件なんですよ、代わりに同じような物件をご紹介しますと言って引っ掛ける方法もあるそうだ。

・原野商法について。
田中角栄の時代に大流行したが現在もまた流行りだしているそうだ。
一見、問題ないように見えて土地を提供してくれる人間に調査費や設置費用、固定資産税等を代わりに払ってあげるなどと言ってお金を巻き上げていく業者があるそうで要注意である。

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2022年02月07日

Posted by ブクログ

嘘がつけなくなった不動産営業マンの話。このマンガは始まった当初から、どんどん面白くなってきてるような気がする。やっぱり主人公の人間味とか優しさが出てきたからかな。相変わらず各話毎のテーマも勉強になるし。「賃貸保証会社」「大規模開発」「底地投資」「事故物件サイト」「原野商法」などなど。

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2022年01月31日

Posted by ブクログ

職業に貴賎なし 背に腹は代えられない 清廉潔白な人間ではありません 全ては御為ごかし 労働の奴隷解放宣言 サスペンスドラマなら、そろそろ船越英一郎か片平なぎさが出てきてもおかしくないぞ。 悪事千里を走る 原野商法 それも詐欺師の常套句だろ 殆ど金貸しの考え方をする賃貸保証会社が、生殺与奪権を握っている さんこのれい三顧の礼 基本的に底地投資というのはプロの範疇であり 事故物件というのは主に「心理的瑕疵」と言われる ふげん付言

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2023年06月14日

Posted by ブクログ

保証会社に関してはオーナーからしたらこれほど安心できるものはない。毎月の振込確認や延滞の督促など煩雑な作業から逃れることができるからだ。
これのおかげで管理会社の必要性すら下がるくらいなので一度保証会社にお願いした貸主はそれらを無しにはできないだろう。
大規模開発、底地投資については勉強になった。
機会が巡ってくれば挑戦したい。
大島てるのイタズラの話はよく聞く話だ。
大島てるが不特定多数の人が書き込めるサイトな限りなくならないだろう。
少なくとも、書込みにエビデンスをつけてから掲載してもらいたいのだが、書込める場所を提供しているだけというスタンスをとっている大島てる氏はそれをしないだろう。

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2022年01月01日

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