あらすじ
永瀬の夢が―――ついに、かなう…!?
永瀬の憧れのタワマン「タワーオブ青山」。
都心の利便性と快適な居住空間を兼ね備えた
まさに、キング・オブ・タワマン――
その最上階ペントハウスが、ついに売り出された。
価格は優に10億越えのビリオン物件。
賃貸でも家賃・月350万じゃ足りないほどの
超高級物件だ。
そして、ひょんなことから、そのキング・オブ・タワマンに
永瀬が住める千載一遇のチャンスが訪れる。
だが、そこには永瀬の矜恃を強く揺さぶる過酷な条件があるのだった。
他人物売買、賃料減額請求、督促手数料、ビリオン物件―――
正直なる不動産営業・永瀬財地の決断の時が迫る…!!
不動産業界の裏を垣間見る。
口八丁で稼ぎまくる不動産会社のエリート営業・永瀬は突然、嘘がつけなくなってしまう。上司や顧客に言わなくてもよいことを言わずにはいられずに、営業成績も社内の評価もガタ落ち。それでも不動産の営業を続ける永瀬は、嘘をつけないスタイルで奮闘する。
正直にいくしかない永瀬を通じて、不動産業界の闇を知る!
不動産業界を知る意味でも非常に面白い今作だが、お仕事マンガとしても痛快で面白い!
面倒な取引先や上司と正直な永瀬のやり取りはハラハラしながらも好感が持て、さらには永瀬が教育係として面倒をみる新卒の月下も、新卒らしい真っ直ぐな感じで、こそばゆい感じもありながらも爽やかな気分になれる。
結果、正直に行くしかないという永瀬ではあるが、正直に働くことの良さを面白おかしく感じさせてくれる読後感。
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