あらすじ
時翔のもとに届いた不思議な手紙。大正時代を生きる千代子が書いたものらしい。思いがけず始まった“文通”で距離を縮めるふたりだったが――令和と大正、時を超えた恋の行方は? 「小説を音楽にするユニット」YOASOBIが楽曲化した、「夜遊びコンテストvol.2」大賞受賞作!
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匿名
YOASOBIさんの歌から
この本に出会ったきっかけはYOASOBIさんの大正浪漫からでした。元々YOASOBIさんが好きで色々な曲を聞いていて、好きな曲のうちの1つが大正浪漫でした。ある時ネットで大正浪漫の元になった小説があると知り、購入させて頂きました。曲を知ってることもあり、ある程度の展開は予測できていました。しかし、そんなことが気にならないほどに楽しませてもらいました。まず、時翔と千代子の会いたいけど会えないという気持ちがこちらにもひしひしと伝わってきてとても素晴らしいと思いました。さらに、良かった点として、美月の存在です。SNS上の言葉の難しさはとても共感できる上に考えさせられたシーンでした。この物語の登場人物全員に当てはまりますが、みんなとても行動力があり、自分の中に芯のようなものがあるように感じました。そんな登場人物全員から元気を貰いましたし、自分も信念を持ち過ごしてみようと思えました。
この本の作者、YOASOBIさんにはとても感謝しています。とても面白い本に出会うことができて、とても嬉しかったです。
Posted by ブクログ
この作品が気になってて、まだ読んでない人はこの夏急いで読んだ方がいいです。2023年9月迄に。
とびっきり切なくて、SFファンタジーな要素もあって、YOASOBIの大正浪漫を何回も聴いてはいたのですが、カラオケで歌詞と向き合った時に初めて、物語がスーッと心の中に入ってきて
「不意に思い出したのは、君が生きる時代の明日」
ここから、涙が止まらなくなり、原作読みたい!
作品の世界観に浸りたい!
音楽から小説への誘導が起きました。
たっぷり浸れます。
Posted by ブクログ
令和と大正の時を超えた恋。
会いたいけど会えない
声が聞きたいけど携帯なんて存在しない時代
唯一の頼りは文通のみ
何故、時を超えて手紙が届いたのか
そして2人の恋の行方は、どうなるのか
1日で読み終わってしまった笑笑
200ページなので、すぐに読めました☺️
Posted by ブクログ
基本的に恋愛がメインの小説ってのはあまり得意ではない。ストーリーの中で一つの要素として、おまけとして加える分にはすごく好きなのだが、そこを売りにされるとどうも敬遠してしまう。
この本はまず曲が好きだったから、小説があると知って読みたくなった。
そしてこれは恋愛を売りにしている小説ではなかった。
ものすごくサクサクと読める。
そしてボリュームもそこまでない。
展開はどんどん進む
手紙のやり取りがストーリーのメイン。
ここが本当に微笑ましくて、心が洗われるような、忘れてしまった爽やかな青春の気持ち、顔もわからないけど文章で惹かれ合う二人。
素敵だなって本当に思う。
多分リアルな冷めた思考で書くとしたら、作り上げた理想がより可愛い素敵な相手にしてしまうと思う。でもこれは仕方ない。こんなお互いが初々しい手紙をしてたらこんなん絶対恋する。
そしてこの話は唯一、リアルじゃないところがあって、それが手紙の空間転移。それが醍醐味であって否定は一切しない。むしろ一番好きまである。
どっちかというとリアル路線が好きな自分としては、こういうリアルな中に一つの非現実があって成立する話とかもすごく好き
そして最後が本当に良かったなぁ…って主人公の親友目線になって読んでた。
こういうハッピーエンドも大好物
後味悪くて時間無駄にしたなぁってなるよかこれで良い。
時間を超えて手紙で恋する
良いなぁ笑
Posted by ブクログ
すっごく綺麗なお話でした。
今の時代、手紙で想いを伝える事はほとんど無いとは思いますが、手紙だからこそ届く気持ちってあると思います!
勇気を出して伝えた想いを読んだ時は、言い表せない程気持ちがぐちゃぐちゃになりました。
最後の恋文が届いて本当に本当に良かった。
何気ない言葉が、相手にどう影響するか分からないですよね。
「ありのままでいい」と言ってくれる人は、本当に貴重だと思います。
繰り返し、登場人物の全員が綺麗な心情を抱いていて、真っ直ぐで、素敵なお話でした!
Posted by ブクログ
YOASOBIの音楽の原作小説第2段!
前作は短編集なのに対して本作は長編小説!
現代の男子中学生と大正時代の少女が100年の時を経て手紙で繋がる!?
令和と大正で全く価値観の異なる時代に生きる二人は手紙のやりとりを経る事でお互いに惹かれあっていくのだが・・・
せつないけれども良い物語です。
YOASOBIの『大正浪漫』を聴きながら読む事をお勧めします!
Posted by ブクログ
読み終わった後、
yoasobiの歌詞を再確認
なるほどー
名前が隠れてたんだー
小説では3部構成なんだー
など、発見がいっぱいでした
ページ数も少なく、すぐに読み終わりますので
皆さん是非
Posted by ブクログ
曲の歌詞を知り、原作はどんな感じ?と興味で読みました。曲のそのままで分かりやすい内容。
二人の心情描写、時代背景などが絡まっていて新鮮だった。
Posted by ブクログ
安心して読める。小中学生でも読める。
だからこそ物足りなさを感じた。
文章に初々しさというか、歯痒さ、くすぐったさを感じた。
曲が大好きなほどに、原作を好きにはなれなかった。
Posted by ブクログ
YOASOBIさんの曲が好きすぎて読んだ。
毎度毎度のことながらYOASOBIすごいって思う。
アニメにしても小説にしても、
歌から入ることがほとんどだけど、小説やアニメをみたあとで聴くと歌詞の重みがすごい伝わってくる。
個人的には映画は原作超えること少ないけど、YOASOBIさんに関しては原作より曲のほうが好きだったりする。
また意味を分かった上で曲を聴くとやはり解釈、感じ方が変わる、、そこも含めて新しい発見があって飽きなくて楽しい。
大正浪漫の曲からなんとなく意味はわかっていたものの改めて読むと綺麗な話だなーと思った。
曲のなかでの”あの日”が何を指すのかが気になっていたが小説を読んでそういうことか、、と納得した。
話自体すっごく面白かった!とまではいかないが
この世界のどこかにこんな話が本当にあったらいいなと思った☺️
Posted by ブクログ
展開が早く、サクサクと読める。
こういう時空を超える恋愛はいいなぁ。
切ないけれど、そこがまたいい。
ひとつ、失敗したことがある。
YOASOBIの『大正浪漫』という曲を聴いたことがなかったので読む前に聴いてみたら、まさかのネタバレをしてしまった、、笑
結末はわかってしまったけれどそれでも楽しめるお話でした^ ^