あらすじ
時翔のもとに届いた不思議な手紙。大正時代を生きる千代子が書いたものらしい。思いがけず始まった“文通”で距離を縮めるふたりだったが――令和と大正、時を超えた恋の行方は? 「小説を音楽にするユニット」YOASOBIが楽曲化した、「夜遊びコンテストvol.2」大賞受賞作!
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匿名
YOASOBIさんの歌から
この本に出会ったきっかけはYOASOBIさんの大正浪漫からでした。元々YOASOBIさんが好きで色々な曲を聞いていて、好きな曲のうちの1つが大正浪漫でした。ある時ネットで大正浪漫の元になった小説があると知り、購入させて頂きました。曲を知ってることもあり、ある程度の展開は予測できていました。しかし、そんなことが気にならないほどに楽しませてもらいました。まず、時翔と千代子の会いたいけど会えないという気持ちがこちらにもひしひしと伝わってきてとても素晴らしいと思いました。さらに、良かった点として、美月の存在です。SNS上の言葉の難しさはとても共感できる上に考えさせられたシーンでした。この物語の登場人物全員に当てはまりますが、みんなとても行動力があり、自分の中に芯のようなものがあるように感じました。そんな登場人物全員から元気を貰いましたし、自分も信念を持ち過ごしてみようと思えました。
この本の作者、YOASOBIさんにはとても感謝しています。とても面白い本に出会うことができて、とても嬉しかったです。