作品一覧

  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか
    3.3
    1巻935円 (税込)
    少子高齢化による労働力不足や、流動的な世界情勢を受け、近年日本に多くの外国人がやってくるようになった。2070年には、人口の約10%に達するとも言われる。それに対し、治安や社会保障に関する不安の声は多く、排外主義も台頭している。移民は日本にとって救世主なのかリスクなのか? 日本は欧米のように分断されるのか? 移民なしではこの国はもたないのか? 第一人者が、エビデンスを基に、移民政策の歴史と未来について考察。移民をめぐる議論に一石を投じる。
  • 日本の移住労働者――OECD労働移民政策レビュー:日本
    -
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本特有の状況における労働移民政策の役割はどうあるべきか。高齢化が労働力人口に及ぼす影響に対応するため、ここ数年で海外からの人材採用のガバナンスに大きな政策変更を導入した日本の労働移民政策とその有効性を検証し、今後の方向性を明らかにする。

ユーザーレビュー

  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

    Posted by ブクログ

    基本的には中立的な立場から「移民」について書かれていた。本書からは学ぶべきことが多いため、一度読んだだけでは不十分であったため、時間を置いてまた読み返したい。
    今回読み通して特に印象に残ったのは、人はなぜ国境を越えて移動するのかという移民理論の紹介であった。私のこれまでのイメージでは、相対的に貧しい国から豊かな国へ「出稼ぎ」に行くためと思っていたが、これはプッシュ・プルモデルと呼ばれ、直観的にも理解しやすく、古くからある考えであるようである。しかし、この考え方では、近年、日本とアジア諸国の経済格差が縮小しているにも関わらず、ますます多くの外国人が日本にやってきている状況を説明できていない。結論

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    2025年10月17日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

    Posted by ブクログ

    「日本は国力や人口がどんどん減少しており外国人から魅力的な国とは思われていないのではないか?」「極右的な思想が台頭している中で移住先として各国の現在地はどうなっているのか?」などなど、素朴な疑問に対して多くのエビデンスをもとに解説してくれている。

    因みに移民の流入はこの先も増えていくことが予測されており、将来的な日本の外国人人口の規模は1000万人前後になると考えられている。

    日本中で移民との共存が当たり前になるのは時間の問題なのだろう。

    0
    2025年11月17日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

    Posted by ブクログ

    人生初新書✨移民について深く知っている訳ではなく、「新書=難しい」というイメージがあったので少し緊張して読み始めたが、実際は驚くほどわかりやすく読みやすい内容だった。専門的な知識を前提とせず、初学者にも理解できるよう丁寧に説明されており、初めての新書としてとても良い一冊だったと思う。

    内容として印象的だったのは、移民問題を悲観的に捉える一般的なイメージに対し、最新の事実をもとに冷静な視点を提示している点。昔話題になった『ファクトフルネス』ぽさがあった。「多くの人が誤解していることを、データと実例で正す」というスタイルで驚かされることが多く、読んでいて楽しかった。

    またこれまで「日本は移民に

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    2025年11月02日

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