是川夕のレビュー一覧

  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    肌感覚からとても近いので私には説得力ある。ベトナムとアメリカ以外の国のことはともかく、いろいろの問題もともかく、感じていたことをうまく説明してくれる。多分かなり言っていることは当たってそうな気がする。

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    2026年02月26日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    日本における移民や外国人労働者の現実について、データを元に分析する本。

    本書の大きな特徴は、国際的な水準との比較を重視していることだ。
    「かわいそうだよね」「良くないよね」といった感情的な議論に流されず、一貫して客観的な視点を貫こうとする姿勢が印象に残った。

    正直な所、自分は移民や外国人労働者に対する基礎知識が欠けていたため、読み進めるのには苦労した。
    (調べつつ、AIに質問しつつ、何とか読み通せました……)

    しかし、苦労して読んだ甲斐はあったと思う。
    自分がいかに無知だったのかを痛感させられた。


    本書では、ネットやメディアの多くの言説を、データを元に否定している。
    外国人に保険にタ

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    2026年02月12日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    日本の移民政策は国際的に見てもユニークで、人口減少が続くこれからの日本社会に適合的なものになりうる。その基盤の一つを図らずも用意したのは、在日の権利保障をめぐる在留資格についての工夫であった。入管行政の問題点に関する指摘が控えめに過ぎる気もするが、正規で在留する外国人をいかに日本社会の活力につなげていくか、という視点でもって、この課題について明るい展望を持たせてくれる。

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    2026年02月04日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    ここ最近読んだ本の中で一番面白かった。国立社会保障・人口問題研究所の中にいる著者による、冷静な日本・世界における移民の分析は「なるほど!」と目から鱗の情報がたくさんあった。
    先の参議院選挙から、急速にいわゆる「外国人」政策が全面に出てきた。以前から火の粉は燻っていたが、多くの政党・政治家が自身の票のために煽ったことで燃え盛ってしまった形だ。
    著者があとがきの追記で述べているように、かつてのように外国人の「管理と排除」を全面に押し出した移民政策不在の体制に回帰することなく、冷静に議論しなければならない。
    とはいえ、多くのSNSや偽情報分析の研究が示しているように、感情は理性よりも先んじるため、こ

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    2026年01月27日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    世間一般で言われている日本は今後外国人から選ばれなくなるという認識は誤りで特にアジアの人にとっては日本の移住が希望国の上位に来ている。

    社会保障の搾取も制度上難しく人口減を抱える日本で移民受け入れは重要なテーマ。排外主義は自国の成長を阻害する。

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    2026年03月10日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    ネタバレ

    世界的な排外主義の波や米国の動向を受け、日本の移民議論は感情論に傾きがちだ。しかし本書は、膨大なファクトを基にその「通説」を鮮やかに覆していく。
    最大の白眉は、欧米の移民政策が持つ「植民地主義の精算」という歴史的背景と、日本の立ち位置を明確に切り分けた点にある。日本は欧米のような歴史的負債を持たない一方で、実は国際的に見て極めてリベラルで開放的な労働移民政策を展開しているという指摘は重要。
    人権や人道という言葉だけで欧米を模倣するのではなく、日本独自の開放性のあり方を直視すべきだ。イメージや先入観を排し、データに基づく冷静な議論の土台を築くために、今こそ必読の書だと思った。

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    2026年02月23日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    2025年の日本社会×移民問題の現在地について、押さえておくべき基本。新書1冊でここまで網羅的に押さえておけるのは有り難いです。必読。

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    2025年12月30日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    基本的には中立的な立場から「移民」について書かれていた。本書からは学ぶべきことが多いため、一度読んだだけでは不十分であったため、時間を置いてまた読み返したい。
    今回読み通して特に印象に残ったのは、人はなぜ国境を越えて移動するのかという移民理論の紹介であった。私のこれまでのイメージでは、相対的に貧しい国から豊かな国へ「出稼ぎ」に行くためと思っていたが、これはプッシュ・プルモデルと呼ばれ、直観的にも理解しやすく、古くからある考えであるようである。しかし、この考え方では、近年、日本とアジア諸国の経済格差が縮小しているにも関わらず、ますます多くの外国人が日本にやってきている状況を説明できていない。結論

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    2025年10月17日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    ネタバレ

    友人と入った本屋で友人がカゴに入れてて私もカゴに入れた(=ノリで買った)
    無知すぎる私にちょうどよかったかも!
    「日本にやってくる移民の大半は、学校に行けないような教育環境の悪い若者が家族を養うために出稼ぎに来ている」くらいはイメージとして持ってたけど、他にもいろいろ世間で言われているらしい偏見や課題が語られていて初めて知ることが多くあった。労働移民は主に高卒、大卒の人が日本にやってきており、人気が高いということは全くイメージを覆された。給料も職業にもよるんだろうが全体的に見てそんな安月給なわけでもなさそう。良い学びになりました。
    「移民が増えると、文化の違いから日本の環境が悪くなるのではない

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    2026年01月29日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    移民政策をめぐる従来の議論に一石を投じる刺激的な著書。世の中の定説を疑い、善悪や感情論でなく、客観的なデータや国際比較の視点から自分の頭で考える、ということが大切。

    ・移民政策の不在という言説は間違った解釈であり、日本はリベラルで開放的な労働移民政策をとっている

    ・欧米の移民は旧植民地由来が多い一方、日本は人口減に対応した労働需要が近年の外国人流入の背景にあるため、職の奪い合いなどの議論に直結しにくい

    ・日本がもはや選ばれない国と言う見解は印象論で、アジア諸国の経済成長によって移民流入は拡大する

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    2026年01月19日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    移民について抱いているイメージ、日本の移民政策はしっかりしたものがない、
    経済が停滞し、円安の日本に来たいと思う移民はいない、、
    これをどちらも打ち消す内容になっている。
    移民政策はそれなりにあると、説明。
    さらに、人気がない、ということに対しては、移民したいという要素は、
    経済的なものだけではなく、環境的要素もあり、日本は東南アジアから人気がある、
    と教えてくれている。
    ぴんと来ないが、確かにこの円安でも働く外人はたくさんいるのは事実。

    排外主義は移民じゃなくて観光客に対していうべきなんだよな。
    若い人が集まる東京ではピンとこないが、地方は外国人なしには
    成り立たないという。
    観光客も落と

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    2025年12月15日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    「日本は国力や人口がどんどん減少しており外国人から魅力的な国とは思われていないのではないか?」「極右的な思想が台頭している中で移住先として各国の現在地はどうなっているのか?」などなど、素朴な疑問に対して多くのエビデンスをもとに解説してくれている。

    因みに移民の流入はこの先も増えていくことが予測されており、将来的な日本の外国人人口の規模は1000万人前後になると考えられている。

    日本中で移民との共存が当たり前になるのは時間の問題なのだろう。

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    2025年11月17日
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか

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    人生初新書✨移民について深く知っている訳ではなく、「新書=難しい」というイメージがあったので少し緊張して読み始めたが、実際は驚くほどわかりやすく読みやすい内容だった。専門的な知識を前提とせず、初学者にも理解できるよう丁寧に説明されており、初めての新書としてとても良い一冊だったと思う。

    内容として印象的だったのは、移民問題を悲観的に捉える一般的なイメージに対し、最新の事実をもとに冷静な視点を提示している点。昔話題になった『ファクトフルネス』ぽさがあった。「多くの人が誤解していることを、データと実例で正す」というスタイルで驚かされることが多く、読んでいて楽しかった。

    またこれまで「日本は移民に

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    2025年11月02日