貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」
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貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

1,003円 (税込)
601円 (税込) 12月18日まで

3pt

自己責任ではない!
その貧困は「働けない脳」のせいなのだ。
ベストセラー『最貧困女子』ではあえて書かなかった貧困当事者の真の姿
約束を破る、遅刻する、だらしない――著者が長年取材してきた貧困の当事者には、共通する特徴があった。世間はそれを「サボり」「甘え」と非難する。だが著者は、病気で「高次脳機能障害」になり、どんなに頑張ってもやるべきことが思うようにできないという「生き地獄」を味わう。そして初めて気がついた。彼らもそんな「働けない脳」に苦しみ、貧困に陥っていたのではないかと――。「働けない脳=不自由な脳」の存在に斬り込み、当事者の自責・自罰からの解放と、周囲による支援を訴える。今こそ自己責任論に終止符を!

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貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    子供の頃から苦しんだものの正体が鮮明になった気がした。
    家族や学校、部活、バイト先、職場で怠け者として扱われ罵られてきた。
    家族には「怠け者でーす」という開き直りキャラを演じて、お前は本当にだらしないな!と言われながらも生きてきた。
    この本を読みはじめてすぐ涙が出てきた。そうなんだよ、いくら頑張って

    1
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    岡田斗司夫さんの話を聞いて。「最貧困女子」と「貧困と脳」をセットで読んだ。
    「最貧困女子」の取材対象が抱えていた不自由が、自分に降りかかった体験記。最貧困女子では取材対象に対してリスペクトはしていたものの、「どうしてこんなことができない?」という気持ちがやはり心のどこかには存在していたという。それが

    0
    2025年11月28日

    匿名

    購入済み

    学生の頃から生きづらさを抱えていて
    成人してからも仕事のことや社会のことでうまくいかずに悩んでいました。
    ネットでこの本のことを知り購入。
    タイトルにも惹かれました。
    読んでいるうちに励まされ思わず泣いたところもありましたし、すごくすごく為になるところや勉強になるところもありました。
    まずは日本人す

    #切ない #深い #タメになる

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    面白かった。発達障害だが、感情の消耗や過度の疲れやすさ、不安への過集中の持続など健常の人には存在しないことが驚きだった。そりゃ我々は生きてるだけで疲れるなと思った。発達障害の知人が片付けが苦手でものを溜め込んでしまうのも、だらしないからではなく、不安から身を守るためで、自分の家族が疲れ果てて寝ている

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    衝撃の内容だった。そしてかつてそういう人が職場にいたことに気づいて落ち込んでしまった。やはり知らない事は罪だなぁとも。
    行政で働く人たちは必読と思った。福祉部門に限らず。
    ホワイトカラーの人は他人事ではないよ、との著者の言葉。切実でした。
    はぁー

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    貧困なのは自己責任、という世間の風潮に「NO」とはっきり言っている一冊。閲読するまでは実際に私も『貧困自己責任論』に対して肯定的だったのだが、今では考えを改めた。
    高次脳機能障害になってしまった人の脳の中で何が起きているのか、なぜ貧困に陥ってしまうのか、また、福祉制度との斥力が生じてしまうのはなぜな

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    前半は、かつて筆者自身が取材したケースについて、脳梗塞により後転的に脳が不自由になったという立場から、何が原因で一般的に理解しがたい行動に繋がるのかを再検証した内容。
    後半は、それらのケースを踏まえて支援の側ができること、当事者の自己理解の重要性、行政の関わり方の提言などを行う。

    それほど長い本で

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    自分の悩みの本質に初めて触れてくれた内容でした。誰にも理解されず自分の中だけで消化していたことを綺麗に言語化されていて、読んでいて自分がとても救われたように感じられました。自分を責める事をやめ、自分を愛する事を少しずつ学んでいきたいと思います。

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    貧困と脳の関係を著者自身が健常者から脳障害となって追体験し、データともと付き合わせて詳細にまとめるという稀にみる説得力のある一冊だった。
    あと問題提起も現実的で自分もあるきっかけで脳障害になるリスクもありそれを考えると怖くなった。
    これは社会人に必読としていい本だと思う。

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    「最貧困女子」などのルポを「世代間を連鎖する貧困」という視点などから発表してきた著者が、自身が脳梗塞によって高次脳機能障害となったことにより、脳の機能障害から貧困に陥らざるを得ないという視点から捉え直して、改めて過去の取材を当事者としての観点から再発見し、なぜ「だらしない」「さぼる」ように見えるのか

    0
    2025年06月02日

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