すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレクリスマス当日に読みました。なんて素敵な短編集。いつもよりほんの少し慈悲深くなれそうな、かつお説教臭くなく読書の楽しみも与えてくれる、クリスマス期間中に読むのにぴったりの作品でした。クリスティ作品は結構読んだけど、これは恥ずかしながら知らなかった。タイトルを『クリスマスの奇跡』的な感じにして、カバーデザインももっと華やかに、かつハードカバーにしたらクリスマスプレゼントとして随分売れるだろうにと思うんですが、どうでしょうね早川さん?
そんなそろばん勘定はともかく、構成も素晴らしい本作品。はじまりのお話は、イエス様を出産されたばかりの若き母・マリア様。そしてマリア様の最期を描いたお話で締める。本 -
Posted by ブクログ
p.156~の内容がとてもためになりました。
教師が子供にできるアプローチが紹介されているが、そういった環境が整っていない現状ではあるため、この書籍に書かれた内容を自分自身が自分自身に適合させることでも対処できるのではないかと感じました。
ASD当事者自身も、私のように比較的軽度ないし軽度であると感じている人達であれば、自分に適した環境整備を周りに求めてばかりではなく、自分で整える努力をすることもある程度必要であるし大切であると感じました。
私は現在大学生ですが、幼稚園の頃から周りに比べて明らかに人への関心が薄かったり、コミュニケーションにどこか周りとは違う言葉にできないぎこちなさがある -
Posted by ブクログ
想像以上に感動した本でした。
自分の中では今年買ってよかった本ナンバーワンです。
というのも、まさに何事もやらない理由をつけて避けてきた人生だったので、(要は損をするのが嫌で)ホリエモンがいう「動かない病」に、この年齢になって気付かされました‥(愕然!)
「完璧主義とは不毛な自己満足であって、100点満点を目指すとバカを見る」も、
私を見て言ってるのかな!?と思ってしまいました‥
タイムリーに、やるかやらないか二の足を踏んでいたのですが、今までの思考回路が間違っていたんだな、と思いました。
この本のお陰で、たとえそれで痛い思いをしたとしても、行動したことで経験を得られたって思える気がして -
Posted by ブクログ
「自分みたいな人が他にもいるんだ」という安堵感が得られるエッセイだった。人並みの健康を維持したいが故に努力をしても人並み以下の労働力しか得られない虚しさに共感しっぱなしだった。私も小動物を一匹飼える程度には元気になりたい。
現代社会において労働しない、できない人間は狂気として見做され矯正される対象になるとフーコーは語っていた。(生活保護受給者へのバッシングなどが最たる例だろう)この社会において並の労働力を持たない人間の生きづらさって半端ない。週5フルタイムでの就労が難しい人間のロールモデルが世の中にほとんど出ていないので、著者にはこれからも虚弱体験談を出してもらいたい。
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Posted by ブクログ
店主の麻野がお客さんの話からなどを解いていく話の第4弾。
5話収録されている中で、わたしが心に残っていることを深堀して行く。
5話目の『私の選ぶ白い道』。
主人公理恵が所属しているイルミナが売却されると聞き、移籍か、部署異動か転職かで今後の生き方を迷っていた。
その時に麻野が「ストレスを感じないという基準で選択する手もある」という提案をする。
そして、以下の言葉が続く。
「どんな仕事でも困難には必ず遭遇するでしょう。
それを乗り越えるときに負担が少なければ、より大きな仕事にも取り組めるはずです。
それはさらなる成長や達成感の獲得に繋がると思います。
それにストレスが減ればプライベートも -
Posted by ブクログ
この作家は性格が悪いと心底感じた。
読んでいて苦しかった。
以前読んだ『正欲』同様に、作者の強い思想を
表すような強い言葉がいくつも出てくるのだが、
今回はそれらが直撃した。他人の立場から
物語を読んでいた前作と違い、今作はテーマが
身近であったため、自分事のように思われて痛かった。
ここまでは中盤の話。
物語はどんどん加速度的にグロくなっていく。
そして終盤、物語のグロさが頂点に達し、
途中無心には読めなくなった頃合いを見計らって、
唐突に銃口がこちら側に向けられる。
自分と身近なテーマであるがゆえに、ガラス越しに
「観察者」として物語を楽しんでいた僕らに
刃を向けてくる。
そんな話。 -
Posted by ブクログ
純粋な若者と時代の背景がそうさせた 、、とだけは簡単に括れない。
若者だった頃、意味もなく世間に逆らったり、親に干渉されたくなかったり。拠り所もないのに偉そうにしたり。そんなだった気持ちを思い出さされる。
ちょうど精神的疾患やら、エロスやら、気になってはいるものの話し合える友達もいなくて、どこか空虚で、それならばおとなしく勉強だけしていればいいのに、手につかず。そんなしょうもない学生時代だった自分に比べれば、最初は給金が目当てだった布美子のほうが、数段、自分の人生にまっすぐで、尊敬できる。雛子と信太朗の関係には驚かされた。いろんな事象をこうやってつなげていくのかとつくづく感歎させられた。
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