平山夢明のレビュー一覧
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ネタバレ角川ホラー文庫ベストセレクションの第二弾。今回も8名の作家の8作品だった。特に印象に残ったのは以下の3作品。
「骨」小松左京
なにかに突き動かされるように庭を掘り続ける主人公の姿が最後に悲しみを誘った。何かを思い出しかけているという描写がよかった。
「或るはぐれ者の死」平山夢明
こんなにも悲しい話だとは思わなかった。自分だけでも死者を埋葬しようとしたその清らかな心は悪意に踏み躙られる。
「人獣細工」小林泰三
この作品が最も衝撃だった。自分と父の秘密を探らずにはいられない、そのはやる気持ちが痛いほど伝わってくる。凄まじいラストだった。 -
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ネタバレ【収録作品】
「刑事(デカ)の食レポ」誉田 哲也
「あなたは知る由もありませんが」辻堂 ゆめ
「Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳」矢樹純
「沼の底、さらに底」川瀬七緒
「神通力」秋吉理香子
「いじめの子を殺しに」平山夢明
「刑事の食レポ」は、姫川玲子シリーズ。といっても、魚住久江が過去に関わった事件の話。
「あなたは知る由も……」は、だから何? と思ってしまった。
「黒きつぶらな君の瞳」は、この中では最もミステリらしい話だと思った。
「沼の底……」は、どっちもどっち。不愉快でしかない。
「神通力」は、イヤミスではなく温かい結末。
「いじめの子を……」は、テーマはともかく -
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平山夢明は短編の名手である。と、かつて別の短編集の感想で書いた記憶があるのだけど、本作に関しては少し評価が難しい。
この方の作品には初見の読者が思わず目を逸らしてしまうような、絶望的な設定やグロ描写なんかが至るところにあるんだけど、一方でそのような描写の中にある種の真理が含まれていることもまた確かで、それが明らかになった瞬間に通常の読書ではまず味わえない読後感に浸れるのがオリジナリティだと思う。
ただ本作に関していうと、設定が特殊すぎて何だかよく分からないうちに終わってしまった印象しか残らなかった作品がいくつかあり、たぶん読み手である私の読解力不足によるところが大きいのだろうけど、もう少しわか -
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全八編の短編集。
『無垢の祈り』
学校では虐められ、担任からは見て見ぬふり、宗教狂いの母親からは邪魔者扱い、義父からは暴力を受ける女の子ふみ。
彼女が救いを求めたのは犯罪者だった。
痛々しい描写がふみの苦痛な心情をより深く表している。
義父の性的虐待の場面では、行動の残忍さに思わず顔を顰めた。
『怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男』
強迫性障害を持ち拷問を職務とする男の前に現れた一人の女、彼女がそこに現れたのはロマンスの為だと告げる。
この短編集の中でこちらの話が一番好き。
拷問シーンが非常にグロテスク。
語り手の独特な世界観やラストの場面がよく分からなかった。 -
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殺し屋だけが利用する会員制のレストラン(食堂)で働く女性の話。
本書において残酷的な描写が優れているのは言うまでもないが、特に登場人物達の悲惨な過去や異常性に目が惹かれた。
サスペンスというより、アクションの要素が強いと感じる。殺し屋同士の銃撃シーンや爆弾等を使った派手でダイナミックな戦闘描写が際立つのも、著者の独特な暴力シーンの表現方法に他ならない。
作中に出てくる料理の数々に食欲をそそられないように注意。
主人公の女性の合理性に欠ける無計画な行動にいまいち入り込めなかった。
どんな窮地に陥っても五体満足で生き延びる為スリルを感じずらく、また様々な人間から関心を向けられ助けられているがこの -
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家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
“物件怪談小説集”
人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編
土地や建物に関わるホラーが好きなのです
と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします
「妹の部屋」神永学
死んだ妹の賃貸の部屋
片付けて解約するも 元に戻っている
事故物件小説ではなかったけれど
ありそで怖い
「笛を吹く家」澤村伊智
息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
両親の望む息子の行末
この2編が、私のBestかな
「倒福」大島てる
事故物件系かなと思っていたけれど
反発もある情報提供をしているから
こんな経験もあるのかな
いろんな摩擦があるのでし
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