平山夢明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
職場の机上にポンと出しておいたら、隣席の大先輩に「それはちゃんとした本?」と尋ねられ、「ちゃんとしてるかしてないかはさて置き、三島とは関係ありませぬ」とお答え申し上げた所、先輩「三島は面白いよねえ」と満足げにされていたので、返答としてはまずまずだった模様。
先輩、それは『不道徳教育講座』っす。
とは云え、過酷な現代社会を強かに生き延びる術を慇懃無礼に綴った本書、大変に面白うございました。
愛情でも業績でも何でも、頑張って安定供給していると、供給される側はそれを「あたりまえ」に感じてしまう。そこから生まれる悲劇を回避するためにも、賢く立ち回りましょうね。っていう。
会社の歯車として全力で仕 -
Posted by ブクログ
―――凄絶な死の瞬間、破裂する電球、捻曲がる銀食器…。
“顕現”と名付けたそれを蒐集するため、男は女たちを惨殺し続ける。
愛娘を手に掛けたときに現れた、究極の顕現とは?(「枷」)。
オンナをさらっては殺して埋めていた俺とシゲ。ある日、証拠回収のため掘り出した死体には、とんでもない罠が死掛けられていた (表題作)。
魂を鷲掴みにされる、史上最凶の七編を収録。
衝動買いした一冊
描写がそりゃあもう露骨にグロいので耐性のない人は読まないように
でも、そのグロさに時々挿入される比喩表現が
ブラックユーモアをつけたしてるから
グロくても別に平気、って人はぜひ読んでほしい
解説 -
Posted by ブクログ
―――深夜、見知らぬ男から、携帯に殺害予告を受けた女性の恐怖を描く表題作。ストーカーに部屋に侵入された元AV女優が、身の毛もよだつ責め苦を受ける「自作ビデオ」。あなたのすぐ隣にある狂気を描く、伝説の実話短編シリーズから、著者が最恐の31編を自選。新たに書下ろし3編を加えた豪華完全版。
鬼畜系作家、平山夢明の短編集
え、なにこれ…『実話短編シリーズ』ってマジで?
妖怪やら幽霊やらは一切排して、日常から半歩“ずれた”世界に潜む狂気をショート・ショート31編でどうぞ
特に「自作ビデオ」がキツい。
毎度のことやけど、グロ耐性に自信のない人は決して、フリではなく、決して読んではいけませ -
Posted by ブクログ
公共の場でいきなり読む場合は、注意が必要です。
きをつけてくだちい。
主人公は宇宙飛行士のナガトモ。犯罪者の彼が宇宙で出会ったのは岸本。それをきっかけに、ナガトモはガンツに巻き込まれてしまうのです・・・。
スピンオフということですが、自分は漫画のGANTZも読んでいます。細かい設定は失念していましたが、こちらのEXAでもオリジナルの設定はもちろん踏襲しているわけで。原作を知っているほうが愉しいかと思います。というか、そうじゃないと読まないだろ。
ストーリーはなかなかスピーディーに展開します。
かなり、さらりと読めました。
ちょっと物足りないくらいかな。ぽんぽん進み過ぎて、もう少し丁寧に描写し
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